Almirante Cervera

Last-modified: 2025-10-04 (土) 01:20:39

プリンシぺ・アルフォンソ級軽巡洋艦 2番艦 アルミランテ・セルベラ

Almirante Cervera.jpg

装甲厚の詳細

Almirante Cervera000.jpg

モダニズムの遺産迷彩

Almirante Cervera001.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier3種別ツリー艦艇
艦種巡洋艦派生元Navarra
国家スペイン派生先Galicia
生存性継戦能力(A) 23,300
(B) 26,500
装甲全体 10-100mm
・艦首・船尾 13-16mm
・上部構造 10-100mm
・主砲 13-16mm
・重要区画 16-76mm
対水雷防御ダメージ低減(A-B) 0%
耐火性能火災発生低減率(A) 7%
(B) 10%
機動性機関出力80,000馬力[hp]
最大速力33.0ノット[kt]
旋回半径680m
転舵所要時間(A) 10.9秒
(B) 7.7秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離9.8km13.1km11.8km4.3km
航空発見距離5.9km8.9km8.9km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界(垂直/水平)主砲安定性
A-Bmod.111.9km69.1m/115.1m2.15
mod.213.1km74m/123.3m0


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B(前期)152 mm/50 Vickers-Carraca2基×1門
3基×2門
HE弾 1,750(8%)
AP弾 2,500
11.5秒15.0秒
(後期)152 mm/50 Vickers-Carraca10.5秒


副砲船体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填射程
A-B105 mm/45 SK C/32nS4基×1門HE弾 1,200(5%)4.0秒4.0km


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A-B533mm Mk Ⅶ ES4基×3門(6門)11,136(196%)90秒6.0km59kt1.2km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A20mm/65 C/384基×1門422.2km
105mm/45 SKC/32nS4基×1門255.0km
B20mm/65 SKC/384基×1門392.2km
37mm/83 SKC/304基×2門223.9km
105mm/45 SKC/32nS4基×1門255.0km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+20%:主砲旋回速度
+20%:魚雷発射管旋回速度
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
Secondary Battery Modification 2-min.png副砲改良2+20%:副砲最大射程
-20%:副砲弾の最大散布界

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(4,800)
モジュールスロット2
(9,600)
モジュールスロット3
(12,000)
Galicia
(24,000/500,000)


船体
Hull-min.pngAlmirante Cervera 船体 B17,000
主砲
Main Battery-min.png152 mm/50 Vickers-Carraca Mk.U/Mk.T2,120
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.pngMk Ⅳ Mod. 22,120

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:60 秒
十字キー上
水中聴音I.png水中聴音2 回消耗品の動作時間:100 秒
消耗品の準備時間:180 秒
魚雷発見:-3.0 km
敵艦発見:-4.0 km

ゲーム内説明

1922年、スペインは巡洋艦をイギリスのアームストロング社の協力を得て、E級巡洋艦に基づく新しい巡洋艦の建造を開始しました。このスペインの巡洋艦は、 推進機関の配置が原型となった艦級と異なっている点が大きな特徴でした。 スペイン内戦が始まると、政府軍側がこの艦艇、Almirante Cervera(アルミランテ・セルベラ) を出航させようとした際に艦上で戦闘が発生し、政府軍側が敗北して本艦はフランコ派の手に渡りました。 本艦は沿岸の封鎖に参加し、 艦砲射撃で地上部隊の進撃を支援し、 船団を護衛し、パロス岬沖海戦に参加しました。
就役: 1927
同型艦数: 3

解説

  • 抗堪性
    素のHPは26,000台と他国同格と比較してやや体力に劣って居る。速度こそ向上したものの船体の脆さはそのままなので、本艦で何も考えずに単独突出すると敵の一群に鎧袖一触にされてしまう危険性をはらんでいる。
  • 主砲
    152mm砲を単装で2基、連装で3基というやや変わった構成で搭載。砲配置は艦前部に単装と連装、艦後部に同様の構成、そして艦中央やや後方に連装砲塔を置くというもの。基本的には前級の重武装方針をそのままに扱いづらかった部分に手を入れた形となっている。その結果として本艦の射角は非常に優秀で、ほんの少し艦を傾けてやるだけで全ての砲を指向可能*1。その上で艦中央やや後方に置かれた第3砲が全周するようになった。砲の特性としては前級でも強力であったAP弾の単発火力に更に磨きがかかり、ダメージが向上。十分な砲数と相まって軽装甲艦相手に大きなダメージを見込める。しかし素の砲塔旋回速度が8度/秒と十分とは言えず、混戦の多いこのティア帯においては後れを取ってしまう事もあるので注意。
  • 魚雷
    533mmクラスを3連装で片舷辺り2基、計6射線搭載。魚雷発射管の位置は艦後方寄りの甲板の上だが、露天形式ではなく簡易的な屋根の下にある事から時代を先取りしている。魚雷の性能面では砲火力重視のツリーらしく、単発火力は控えめ。とはいえそれでも片舷6射線もあるので対面した際には十分な脅威と言える*2。牽制魚雷やトラップ魚雷としても扱い易い。
  • 対空
  • 機動性
    素の最高速は32ノット台。重武装の艦としてはまずまずであり、消耗品や装備品の搭載等で更に向上させる事も可能。加速力については素で15秒台を要するが、こちらについては諦めて欲しい。舵の反応や効きも悪くはないが船体形状故に小回りが効きにくいのでこのティア帯特有の機動戦を考慮するのであれば艦長スキルで舵を補うのも手である。
  • 隠蔽性
    素の被発見距離は9.8kmである。
  • 総評
    そこそこの速度と旋回性能を誇る船体に、目一杯の主砲と魚雷を詰め込んでみました…といった具合の野心的な艦である。例えるなら重雷装が自慢である「ダナイー」の魚雷火力はそのままに、艦の扱い易さや砲火力にもバランスを取ったかのような調整となっており、防御面での脆さに目を瞑るのであれば中々にバランスが取れた艦に仕上がっている。

史実

艦歴

アルミランテ・セルベラ(Almirante Cervera)は、プリンシベ・アルフォンソ級軽巡洋艦の2番艦。イギリス海軍のE級軽巡洋艦をタイプシップとしている。1923年4月14日起工。1925年10月16日進水。1928年9月15日就役。1936年、本艦もスペイン内戦時に反乱軍の手に落ちた。9月、ジブラルタル海峡の封鎖を打ち破るため地中海へ向かい、スパルテル岬沖海戦に参加。海戦では重巡洋艦「カナリアス?」が政府側の駆逐艦「アルミランテ・フェランデス」を沈めた。「アルミランテ・セルベラ」はモロッコ北西岸沖で駆逐艦「グラビーナ」と交戦するが「グラビーナ」は逃走した。だが、海峡は反乱軍側に開かれることとなった。以後、フランスやイギリスの商戦などを拿捕、撃沈した。1938年3月6日、船団護衛中にパロス岬沖海戦が発生。政府軍の駆逐艦と交戦中に僚艦「バレアレス」が撃沈された。「アルミランテ・セルベラ」はその生存者救助にあたった。戦後、プリンシペ・アルフォンソ級3隻の近代化が決定されるが、第二次世界大戦による物資や資金の不足のため「アルミランテ・セルベラ」の改装は実施されなかった。かわいそう1965年に退役。

小ネタ

小ネタ

コメント欄


*1 最も射角が良くない1番と5番の砲のみ角度によっては撃てないケースもあるが、しかしそれでもこの砲は単装になっており影響度合いが小さい。非常に良く考えられた合理的な配置と言えるだろう。
*2 前述の砲火力と組み合わせるコンバインド・アームズとして使って来る艦長の手に掛かると凶悪な性能の武器たり得るので注意が必要。