Black

フレッチャー級駆逐艦 DD-666 ブラック

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
･基本性能

･アップグレード

搭載可能アップグレード

1		主砲改良2	+15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間
		照準システム改良1	-7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界
		対空砲改良2	+20%:対空砲座の最大射程
2		ダメージコントロールシステム改良2	-15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間
		操舵装置改良2	-20%:転舵所要時間
		推力改良2	-50%:最大出力への到達時間
3		隠蔽システム改良1	-10%:被発見距離
		操舵装置改良3	-40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間
		目標捕捉装置改良1	+20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離
4		主砲改良3	-12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度
		魚雷発射管改良3	-15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷（機能停止）の発生率
		射撃管制装置改良2	+5%:主砲最大射程
		対空砲改良3	+25%:平均対空ダメージ

･消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
	応急工作班	無制限	消耗品動作時間：5 秒 準備時間：40 秒
十字キー上
	発煙装置	2 回	消耗品動作時間：28 秒 煙幕の持続時間：124 秒 準備時間：240 秒
十字キー右(いずれか選択)
	エンジンブースト	2 回	最大速度：+8 % 消耗品動作時間：120 秒 準備時間：180 秒
	警戒レーダー	3 回	艦艇の発見：7.5 km 消耗品動作時間：19 秒 準備時間：150 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

駆逐艦ブラックは、多数建造された傑作艦級であるフレッチャー級駆逐艦の 1 隻であり、充分な速力、強力な両用砲、有効性の高い対空砲、恐るべき雷装を備えていました。
就役：1943
同型艦数：175

解説

• 概要
  アメリカティア7プレミアム駆逐艦。
  2022年6月20日から始まる*1「ラッキー・シックス」キャンペーンの報酬艦艇である。*2
  もともとPC版ではティア9だったが一部の艦艇同様にティアが2段階引き下げられティア7艦艇扱になっている。レーダーと砲の装填時間が若干ナーフされただけでその他の性能は概ねPC版順序である。
  史実では175隻とされるフレッチャー級駆逐艦の1隻である。

• 抗堪性
  FletcherのB船体と同値。

• 主砲
  Fletcherと比べると装填時間が0.6秒低下、砲弾の威力もAP、HEともに100ずつ減少している*3。それでもHE弾のDPMは同格５位*4であり、決して火力不足ではない。これは洛陽(7位)よりも高い。

• 魚雷
  533mm Mk11 (533mm 5連装魚雷発射管 Mk11 2基10門)
  長射程、鈍足魚雷という面白い性能の魚雷を持つ。
  　
  射程13.7kmはFletcherの後期魚雷よりも長く、発見距離が深度魚雷並に短い0.9km。
  日駆の魚雷並に高い威力と、Fletcherよりも短い再装填時間で非常に優秀な魚雷である。*5
  　
  …が、欠点も幾つか存在する。
  まず、雷速がたったの43kt(ノット)しかないため、本艦に背を向けて航行する優速艦相手には当てづらい事。
  次に、被発見距離は短いが雷速が遅いため被雷するまで8.05秒かかる。
  (これはFletcher魚雷の7.69秒と大差なかったりする)
  　
  幸い、威力は日駆の酸素魚雷並に高い。
  相手が回避しづらい細道や本隊の進路上に妨害する形で"置く"ように魚雷を使いこなそう。

• 対空
  Fletcherと比較すると近距離20mmエリコンが2門多いが中距離40mmボフォースが4門少なくなっている。その差は継続的ダメージにのみ反映されている。

• 機動力
  Fletcherよりも遅い35.0ktで、陽炎に並ばれる程である。さらに、レーダーと競合するため事実上エンジンブーストを使えない。のティア帯では優速艦が増えるため、敵との距離感を見誤ると命取りになる。
  しかし旋回半径が極めて小さく、加速減速の性能はTier帯最高値を誇る。

• 隠蔽性
  Fletcherと全く同じ。最良で5.0km~5.4km*6。砲駆としては悪くない。

• 消耗品
  本艦は駆逐艦でありながら警戒レーダーを選択可能。しかも、咸陽とは異なりエンジンブーストとトレードオフになっており、煙幕と同時に搭載できる。咸陽のレーダーと性能を比べると、使用回数が本艦の方が１回多く、CTも30秒短いものの動作時間が2秒短くなっている。そのため、味方の支援がない限りは１回のレーダーで敵駆逐を仕留めきることは困難である*7。使用回数とCTはそのままに、レーダーの動作時間が19秒へ強化されたことで、性能は咸陽の上位互換となった。動作時間は伸びたものの、同じアップデートでレーダーの仕様が変更され、レーダーを使用してから味方艦へ敵艦が見えるようになるまで、5秒のディレイが発生するようになった。味方からの援護が遅れることを計算に入れたうえで、仕掛けるかどうかを判断しなければならない。
  とはいえそれを考慮に入れても煙幕と警戒レーダーを同時に搭載出来るのは強みであり、制圧戦時の対駆逐性能は非常に高い。

• 総評
  発煙装置と警戒レーダーを独立枠でそれぞれ搭載する事が出来るため、駆逐艦乗りなら誰もが夢見る理想的な駆逐艦である。
  cap争いでは無類の強さを誇る艦と言える。
  　
  本艦と相対した場合、以下の点に気を付けよう。
  Blackの魚雷は基本的に流す目的に使われるので、島と島の細い間を警戒するように気を付けるようにする。
  発煙装置と警戒レーダーを駆使しても、Black単独では敵駆逐艦を仕留めきれない。
  そのため、分隊を組んで砲火力のある駆逐艦と同伴して行動している事が多い。
  駆逐艦で相対した場合は、すぐさま退避出来るよう常に退路を意識し、煙幕内(又は予想される進路方向上に)に魚雷を流そう。

史実

175隻が建造されたフレッチャー級駆逐艦の1隻。1943年5月就役。艦名はウィックス級駆逐艦「ジェイコブ・ジョーンズ (DD-130)」の艦長だったヒュー・デイビッド・ブラック (Hugh David Black) 少佐に由来する*8。

就役後はサイパン・グアム・レイテ島などの主要な海戦に参加し、大きな被害を受けることもなく任務をこなした。太平洋戦争後の1946年8月5日に一旦退役し、1951年7月18日に朝鮮戦争のために再就役。1969年9月に再度退役して1971年にスクラップにされた。

小ネタ

「ブラック」に割り当てられた記号は、欧米で不吉な数字とされる「DD-666」であった。ゲーム内では付属の無期限迷彩にこの数字を見ることができる。ただ、2度の就役期間中に特別に不幸な出来事に見舞われることはなかった。

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