コンテ・ディ・カブール級戦艦 コンテ・ディ・カブール
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | Dante Alighieri |
国家 | イタリア | 派生先 | Andrea Doria |
生存性 | 継戦能力 | (A) 33,500 (B) 36,300 | |
装甲 | 13-280mm ・艦首・船尾 19-130mm ・対水雷防御 19mm ・上部構造 13-280mm ・砲郭 13-250mm ・主砲 40-280mm ・重要区画 22-80mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | (A) 13% (B) 16% | |
機動性 | 機関出力 | 前期 31,000馬力[hp] 後期 0,000馬力[hp] | |
最大速力 | 前期 19.8ノット[kt] 後期 22.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 620m | ||
転舵所要時間 | (A) 16.8秒 (B) 12.0秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 13.0km | 13.0km | 15.0km | 7.4km | |
航空発見距離 | 10.4km | 16.5km | 13.4km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A | mod.1 | 13.0km | 0m | |
B | mod.2 | 14.3km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
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A-B | 305mm/46 Vickers-Terni Model 1909 305mm/46 Vickers-Terni Model 1909 | 2基×2門 3基×3門 | HE弾 3800(30%) AP弾 7900 | 28.5秒 | 60秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
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A-B | 120mm/50 Vickers 1909 | 18基×1門 | SAP弾 2800(0%) | 3.0秒 | 4.25km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
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A | 40mm/39 | 8基×1門 | 46 | 2.5km | |
76mm/40 | 6基×1門 | 13 | 3.0km | ||
B | 37mm/54 Breda 1939 76mm/40 Ansaldo 1917 | 8基×1門 6基×1門 | 71 13 | 3.5km 3.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (11,000) | ━ | モジュールスロット2 (16,500) | ━ | モジュールスロット3 (27,500) | ━ | Andrea Doria (55,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
Conte di Cavour 船体B | 100,000 | |
主機(エンジン) | ||
推力 130,000馬力 | 12,500 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 Type5 mod.2 | 12,500 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:15 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 4 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.5% HP/秒 | |
十字キー右 | |||
強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
コンテ・ディ・カヴール級戦艦は、イタリアの弩級戦艦として初めて複数が建造された艦級です。20 世紀序盤におけるイタリア海軍の大型艦艇の多くと同様そのシルエットはほぼ左右対称的で、また主砲として合計 13 門の 305 mm 砲を搭載していました。
就役:1915
同型艦艦数:3
解説
- 概要
イタリアティア4戦艦。
Giulio Cesareは本艦の姉妹艦にあたり、こちらは竣工時に近い姿なのに対してあちらは魔改造近代化改装後の姿になっている。
- 抗堪性
HPは同格ワースト2位でTier3戦艦にも追い抜かれるほどに非常に低い。
また舷側を晒した場合の垂直防御も頼りないが、船体中央部の甲板や艦首の広い範囲がそこそこの厚さなのでHE耐性及び防御姿勢時のAP耐性は悪くない。
防御姿勢時のカブールは非常に堅牢であり、持ち前の射角の良さを活かして立ち回り、体力にさえ気をつければかなりの長時間敵の攻撃を引き付けられる。特に格上艦を相手取る際に役に立つ。
改装前の船体でプリエーゼ式水雷防御はまだ採用されていないのを反映してかGiulio Cesareと異なり対水雷ダメージ軽減は16%と同格内でも低い。
- 主砲
前Tierと同じ305mm砲を3連装×3基+2連装×2基で計13門と実装時点での門数は同格トップ。装填時間はやや長めだがそれでも分間投射量は同格2位。
AP弾は前Tierと同じだがTierが上がったため最大ダメージは同格最下位となり、門数の力でDPSは同格トップだが、DPMは同格平均値程度となる。
信管の作動時間も同格他艦が0.033秒のところ本艦は0.010秒と据え置きになっている。
また、三番砲塔が全周砲塔となっており、全砲塔の射角が非常に良く、32度ほど傾ける事で前方へ全門斉射が可能になっている。
このため、防御姿勢での交戦に向いている。というか、防御姿勢じゃないと簡単に削りきられてしまう
- 対空火力
本艦も中距離砲のみだが他艦に比べて前Tierからの伸びが悪く、対空砲らしい対空砲を持つ艦では最下位レベル。
Tier5空母に狙われると1機落とせるかどうかというくらい非常に頼りなく簡単に往復雷撃を許してしまうほど低い。
- 機動性
最大速力22.0ktは同格では遅いグループ、Giulio Cesareより5.0ktも遅い。転舵時間は12.0秒・旋回半径620mはどちらも良好な値。
- 隠蔽性
海面被発見距離は最良値で11.47km、Tier4ツリー戦艦で4位とかなり優秀。
迷彩のみでも12.5kmと良好な数値になっている。
- 総評
Tier3レベルの極端に低い体力と対空をいかに補うかがカギとなるが、正直同格内でも強力な戦艦であるとは言い難い。
主砲13門の斉射火力と防御姿勢時のAP耐性は悪くないので、戦う相手を選びつつ斉射回数を伸ばすことが肝心だと考えられる。
先行実装された姉妹艦がいなければ金剛同様改装後の姿で出られたかもしれないのに...
史実
コンテ・ディ・カヴール級は前級に引き続きオーストリア=ハンガリー二重帝国に対抗するために作られた戦艦である。
カヴール級の主砲塔の配置には特色があり、1番・3番・5番砲塔は3連装に、2番・4番砲塔は連装になっている。全ての砲を3連装にした場合、重心の上昇による凌波性の悪化や左右への主砲斉射時の動揺悪化に繋がるため、このような配置にされたと考えられる。結果として主砲の総数は13門となり、キリスト教では不吉な数になってしまった。これについては、あえて従来の迷信を打ち破ろうという決意であるとも、対戦する敵に不吉なイメージを与える事を意図したとも言われる。また13門という数は、戦艦の主砲の門数としては英国戦艦エジンコートの連装7基14門に次いで第二位である*1。また、この主砲配置は次級のカイオ・ドゥイリオ級戦艦にそっくりそのまま引き継がれている(なおWoWS内ではティアが1つ上がるにあたって2番艦同様に魔改造後の姿となっている。)
就役後、差し迫ったオーストリア=ハンガリーとの戦争に備えタラントに配備され、1915年の第一次大戦勃発時には名前が寿限無のように長いT7のアイツの名前の由来となったルイージ・アメデーオ・ディ・サヴォイア少将の旗艦となった。
第一次大戦中は敵と交戦することはなかった。
戦争後には北アメリカへ宣伝航海をしたり、国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世がイタリア領となったアドリア海沿岸の都市を訪れたりした。また、1925年4月にはムッソリーニがトリポリを訪れるのにも使用された。
...ここまではよかったのだが、フランスがダンケルク級戦艦の建造を発表したことで事態が一変する。
ダンケルク級戦艦の建造によりイタリア・フランス両国の拮抗していた戦力的バランスが崩れたのだ。
これによりイタリアは対抗を迫られる。が、一から設計していてはダンケルクの竣工に間に合わない。
ならどうすればいいのか?
...そう、なんのことはない
既存の艦を改装すればいいのだ。
そんなわけでコンテ・ディ・カブール級2隻を魔改造大規模な近代化改装することでフランスに対抗することとなった。
コンテ・ディ・カブールは1933年10月よりC.R.D.A,社トリエステ造船所にて近代化改装を実施、1937年6月1日に再就役した。(改装の内容はGiulio Cesareを参照)
改装後の姿の2番艦と見比べてみるのも面白いだろう。やっぱりもう別の艦だろ
1940年11月11日のタラント空襲でコンテ・ディ・カブールはイギリス軍機の雷撃により沈没した。1941年終わりに引き揚げられトリエステで修理が開始されたがコンテ・ディ・カブールが復帰することはかなわなかった。
1943年9月10日にドイツに捕獲されたが1945年2月15日のトリエステ爆撃で放棄された。1947年2月27日にスクラップとなった。
小ネタ
魔改造される前に沈んでしまったためあまり有名ではないが、カヴール級には3番艦がいる。カヴール級は3姉妹なのだ。
3番艦の名前はあの有名な画家からとられた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」である。
しかし第一次世界大戦中の1916年8月2日夜、レオナルド・ダ・ヴィンチはターラント港に係留中に陸奥のように火薬庫の爆発を起こして転覆し沈没した。芸術は爆発だ
イタリア当局は、『爆発はオーストリア=ハンガリー帝国による破壊工作だ』と主張したが、実際は不徹底な防火と弾薬類の不安定さに起因するものであった。
その後1919年に砲塔を取り外すなどしてから転覆したまま浮揚され、上下逆さのままドックに入れられた。ドックでの応急処置の後、1921年にレオナルド・ダ・ヴィンチは再びドックをでて海面上で転覆状態を復元する作業が行われた。この作業のために港の一部が浚渫*2され、そこで400トンのバラストと7500トンの船内への注水によって、船体を回転させて転覆状態を解除した。しかしながらレオナルド・ダ・ヴィンチは結局修理されることはなく、1923年5月26日に業者に売却、解体されてしまった。1923年9月22日除籍。
本艦の艦名の由来となっているのは言わずと知れたサルデーニャ王国の首相、卓越した外交手腕によりイタリア統一を成し遂げたコンテ・ディ・カブールである。シチリア王国をサルデーニャ王国に献上したジュゼッペ・ガリバルディや、青年イタリアを結成しイタリアの統一に尽力したマッツィーニらとともに「イタリア統一の三傑」と言われている。また、実はコンテ・ディ・カブールは彼の名前ではない。彼の本名はカミッロ・カブールといい、「コンテ・ディ」は「伯爵」を意味している。
コメント欄
- B船体で見た目が大きく変わればよかったのに… -- 2022-02-09 (水) 23:57:57
- 7kmから13発ぶっ放して2発不貫通のみはさすがにふざけてるだろ。ドイツ戦艦でもこうはならんわ。 -- 2022-02-12 (土) 14:36:33
- 防御姿勢時の耐久力はかなりのものだけど対空が駆逐並みなので空母戦の適正が全く無い(なのに良くあたるジンクス) -- 2022-02-12 (土) 16:45:26
- ジュリオチェザーレと同ティアってのがまず有り得ないと思うんだけど -- 2022-03-18 (金) 18:41:12
- Tier3ならまあ…って感じ あまりに弱い HP設定間違えてませんか? -- 2022-05-13 (金) 17:56:06
- 装填バフが来て格下にはかなり強気に出れるようになった。リットリオがいると巡洋艦をちぎっては投げちぎっては投げが可能 -- 2022-06-22 (水) 19:35:31