ネウストラシムイ級駆逐艦 旅順<リュイシュン>
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 8 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | - |
国家 | パンアジア | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 18,500 | |
装甲 | 全体 6-20mmm ・艦首・船尾 0-1mm ・上部構造 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・主砲 0-1mm ・重要区画 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
機動性 | 機関出力 | 64,200馬力[hp] | |
最大速力 | 36.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 700m | ||
転舵所要時間 | (-) 4.61秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 6.8km | 10.7km | 8.8km | 2.6km | |
航空発見距離 | 3.4km | 5.9km | 6.4km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 10.7km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 130mm/58 Type 76 | 2基×2門 | HE弾 1,300(5%) AP弾 2,000 | 1.7秒 | 10.0秒 |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm PTA-53-68-bis | 2基×5門(10門) | 17,933 | 125秒 | 11.0km | 65kt | 0.8km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 25mm Type 61 | 4基×2門 | 24 | 2.5km | |
57mm Type 66 | 4基×2門 | 71 | 4.0km | ||
130mm/58 Type 76 | 2基×2門 | 34 | 5.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程 -3%:主砲の散布界 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品動作時間:5 秒 準備時間:40 秒 | |
十字キー上 | |||
発煙装置 | 4 回 | 消耗品動作時間:30 秒 煙幕の持続時間:70 秒 準備時間:120 秒 | |
十字キー右 | |||
水中聴音 | 2回 | 消耗品の動作時間:90 秒 消耗品の準備時間:180 秒 魚雷発見:-3.8 km 敵艦発見:-5.4 km | |
十字キー下 | |||
修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:20 秒 消耗品の準備時間:120 秒 回復:1.5% HP/秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
1949年から1956年まで、ソ連と中華人民共和国との間で科学技術支援プログラムが実施されていました。このプログラムの下でソ連はとりわけ、有望な軍艦の設計図を中国と共有しました。特に、中国はプロイエークト41駆逐艦に関する技術文書を受け取りました。中国は本計画を元の形のまま使用して艦艇を建造することはなかったものの、1968年から1987年にかけてプロイエークト41をベースとした05I型(旅大(ルダ)型)ミサイル駆逐艦を15隻建造しました。
設計年:1950
解説
- 概要
パンアジアティア8プレミアム駆逐艦。
2024年4月29日以降から始まる*1「東の水平線」キャンペーンの報酬艦艇である*2。
ティア8へと引き下げられた際に、主砲の性能が若干調整されたこと以外はPC版順序である。
ソ雷駆のNeustrashimyが元ネタのパン亜駆逐だが、魔改造によって砲駆に化けた別物である。
- 主砲
ティア8では最速の1.7秒である。ただしSmalandのHEは1750ダメージ発火率8%に対し、Lushunは1300ダメージ発火率5%と劣っている。しかし元のNeustrashimyと比べると倍のDPMになっている。
この砲弾はGrozovoi?と同じ諸元のため14kmで9.6秒ほどで着弾し、60mmを貫通できる。*3
全門使用可能な角度は前後共に30度と良好。前後主砲は全周砲塔となっている上、180度砲旋回が10秒と全門投射が行いやすい。
- 魚雷
深度魚雷を2基10門搭載している。発見から着弾まで4.73秒はChung Muの後期魚雷と同等で発見してから回避は困難である。
- 対空火力
対空射程は5.2km。対空防御放火も保有しておらずレジェンダリー艦載機に抗える能力は無いので通常時はOFFにしておこう。
- 抗堪性
素のHPは18,500とDaringより若干劣る程度。
本艦の特徴として修理班を保有する。これは1.5%/秒の回復が20秒間持続するものでSmalandと似たものであるがクールタイムが120秒となっている。
- 機動性
素の速度は36ノットとGearingと同一なものの転舵時間4.6秒、旋回半径700mと悪く、更に本艦はエンジンブーストを保有していない。
- 隠蔽性
最良隠蔽はChung Muと同じ5.2km。この主砲性能と高性能ソナーを持ちながらこの隠蔽は破格と言って良い。
- 消耗品
前述の通り修理班とドイツ謹製高性能5.4kmソナーを搭載している。
ただしエンジンブーストはない為咄嗟の逃げができない。
- 総評
ネウストラシムイを強化した、というよりエンジンブーストと魚雷装填ブースターを捨てより生存に特化した深度魚雷仕様のソ連駆逐、と考えたほうがいい。汎用型駆逐艦といえば英駆ことデアリングが覇権を握っているが、本艦もソナーと修理班を活かし終盤まで生き残ることができれば火災浸水コンボにより大型艦への脅威となる。
史実
41型計画艦を中国人民解放軍がソビエト連邦に発注していたらという想像から作られた架空艦艇。
41型の設計自体は中国に売却されており、41型を元に56型を参考にした「旅大(ルダ)型駆逐艦」を開発・建造しているがこの艦艇とは関係ない。
小ネタ
本艦の艦名の由来は中国の遼東半島*4の南端近くに位置する「大連」市の西部地区に相当する「旅順」から。この名は中国大陸から山東半島を経由し小島伝いに遼東半島入りする際の「旅程の順路」に相当する事から、旅順の名が付いたとされる。
また内海に突き出た半島の先端近くに存在するという地の利の良さ、そして旅順の港自体が良港である事から歴史的には早くからその存在は知られており、春秋戦国時代には燕の国の領土であった。また三国時代においては公孫淵が呉と通じて魏から独立、魏の司馬懿に攻め滅ぼされている。その後しばらくは歴史の表舞台から姿を消すが、近代に入って清朝の北洋艦隊の基地として発展。日清戦争で一時日本が租借するも三国干渉により返還…ところが返還を主張した筈のロシアがちゃっかり自分で租借。この強引なやり取りが後に日露戦争の要因の一つとなる。日露戦争においては日本とロシアの両軍における激しい戦いの舞台となった。
ここで日露戦争における旅順総攻撃について軽く触れておこう。ロシアは租借した旅順の戦略地点としての重要性に目を付け、旅順港自体を旅順艦隊の母港として整備。その上で旅順周辺の山に要塞を構築し陸上からも攻め落とせない様に防備を固めていた。ところがこの旅順艦隊と堅固な母港は渤海だけでなく黄海および朝鮮半島周辺まで睨みを利かせる事ができる要地であり、日本軍にとって大きな脅威であった。このため日本軍は陸軍・海軍が協同して旅順艦隊撲滅および旅順港の無力化を目指す事になった。
<第1次旅順総攻撃>
日時:1904(明治37)年8月19~24日
結果:陸軍の乃木第3軍が砲兵による砲撃と歩兵による突撃を繰り返すも、部隊の消耗が予想を上回り総攻撃は中止。
<第2次旅順総攻撃>
日時:1904(明治37)年10月26~31日
結果:陸軍の乃木第3軍が28センチ砲を使用し敵の砲台や要塞の一部を破壊した後に再度の攻撃を行うも、目標の3つの砲台を破壊する事はできずに総攻撃は中止。
<第3次旅順総攻撃>
日時:1904(明治37)年11月26日~1905(明治38)年1月1日
結果:第3軍は攻撃目標を旅順港を一望できる203高地に変更、占領後に観測点を設ける事でようやく旅順港内の艦艇に効果的な砲撃が可能となった。その後に目標の3つの砲台も順次占領に成功、3度目の総攻撃により総攻撃は完了。
上記の陸軍・海軍が協同しての旅順総攻撃に至る前に、日本海軍は旅順港に立てこもって防御を固める旅順艦隊に対して、海軍のみで港を閉塞して艦隊を無力化するという作戦を敢行した。
<第1次旅順港閉塞作戦>
日時:1904(明治37)年2月24日
結果:閉塞船5隻は全て撃沈され作戦は失敗。
<第2次旅順港閉塞作戦>
日時:1904(明治37)年3月27日
結果:閉塞船4隻は全て撃沈され作戦は失敗*5。
<第3次旅順港閉塞作戦>
日時:1904(明治37)年5月3日
結果:閉塞船12隻は全て撃沈され作戦は失敗。
なおネウストラシムイは108,000-- 2024-04-29 (月) 22:15:40