ネウストラシムイ級駆逐艦 ネウストラシムイ(41型駆逐艦)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 8 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Udaloi |
国家 | ソ連 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | (A) 18,600 (B) 20,500 | |
装甲 | 10-20mm ・艦首・船尾 0-1mm ・上部構造 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・主砲 0-1mm ・重要区画 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 0% | |
機動性 | 機関出力 | 64,200馬力[hp] | |
最大速力 | 36.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 700m | ||
転舵所要時間 | (A) 5.8秒 (B) 4.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 7.6km | 11.1km | 9.6km | 2.9km | |
航空発見距離 | 3.8km | 6.4km | 6.8km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 10.1km | 0m | |
mod.2 | 11.1km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 130mm/58 SM-2-1 | 2基×2門 | HE弾 1,800(8%) AP弾 2,600 | 4.0秒 | 10.0秒 |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 533mm PTA53-51 | 2基×5門(10門) | 17,467(302%) | 140秒 | 10.0km | 62kt | 1.3km | |
533mm PTA53-51 mod.2 | 17,933(302%) | 125秒 | 65kt |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 25mm 4M-120 | 2基×4門 | 17 | 3.1km | |
45mm SM-16 | 4基×2門 | 45 | 3.5km | ||
130mm/58 SM-2-1 | 2基×2門 | 35 | 5.2km | ||
B | 0.0mm | 基×門 | 0 | 0.0km | |
0.0mm | 基×門 | 0 | 0.0km | ||
0.0mm | 基×門 | 0 | 0.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 隠蔽システム改良1 | -10%:被発見距離:敵弾の散布界+5% | |
操舵装置改良3 | -40%:転舵所要時間 -80%:操舵装置修理時間 | ||
目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | ||
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
射撃管制装置改良2 | +5%:主砲最大射程:主砲の散布界-3% | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (-) | ━ | モジュールスロット2 (-) | ━ | モジュールスロット3 (-) | ━ | 次の軍艦1 (-/-) | ━ |
船体 | ||
---|---|---|
モジュール名 | 購入クレジット | |
魚雷 | ||
モジュール名 | 購入クレジット | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
モジュール名 | 購入クレジット |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:10 秒 消耗品の準備時間:40 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 2 回 | 消耗品の動作時間:20 秒 消耗品の準備時間:120 秒 回復:1.5% HP/秒 | |
十字キー右 | |||
エンジンブースト | 2 回 | 最大速度:+8% 消耗品の動作時間:120 秒 消耗品の準備時間:180 秒 | |
十字キー下 | |||
発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:20 秒 煙幕の持続時間:93 秒 消耗品の準備時間:240 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ネウストラシムイは、ソ連海軍において第二次大戦後に設計・建造された初めての駆逐艦 (プロイェークト 41) でした。本艦の設計には革新的なソリューションが多数導入されており、当時最先端の魚雷発射管と主砲と対空砲の両方としてきのうする最新型の両用主砲塔を備えていました。
就役:1955
同型艦数:1
解説
- 概要
ソ連Tier8駆逐艦。PC版ではプレミアム扱いだが、レジェンズにてソ連駆逐第2ツリー終着点に変更。
掲示板等で呼ばれる際は単に"ネウストラシムイ"か名前が長いので"シムイ"と呼ばれる。アメリカの駆逐艦の事ではない。
- 主砲
射程12.7kmの装填4.0秒と良好な性能で射界も前後共に30度を確保しておまけに全周砲塔と会敵姿勢の自由度は高い。
しかし主砲が2連装2基の合計4門しか無い事によってDPSとDPM共にワーストクラスでBenhamと良い勝負、ソ連駆逐艦としてはTier6のMinsk並と言う低さなのでこれを補うためにはAP弾とHE弾を適宜使い分けて効率良くダメージを稼いで行く必要がある。
砲撃関連のスキル取得をすれば快適な砲撃ができるがそれでもFletcherの基礎DPMを上回る程度でFrieslandやKitakazeの様な砲駆には到底敵わないので過信しないように。
使用する砲弾はソ駆お馴染みの高速かつ低伸するお陰で長距離であっても偏差は取りやすい。
- AP弾
威力と貫通力が高く12kmで73mmの装甲を貫通*1し艦長スキルで延長した場合でも15kmで58mmの貫通力を持つ。
艦上構造物と艦首艦尾を狙いつつ、レーダーが怖いが並の軽巡洋艦であれば格上のレジェンダリーであっても最良隠蔽ギリギリの距離(概ね6.0km未満)まで接近するとVPを貫く貫通力があるのでチャンスが来れば是非試してみよう。いのちだいじに
- HE弾
Tashkent等と比べてダメージが僅かに低いが火災発生率8%は装填時間を加味すると良い方。一見すると雷駆に相応しく、瀕死の敵を沈めたりモク撃ち等でしか使えなさそうな砲戦能力だが後述する抗堪性と修理班にカラクリがある。
- 魚雷
ソ連の駆逐艦らしからぬ高性能な魚雷を5連装2基合わせて10門装備している。
Tier7ツリー艦のUdaloiと比較して射程こそ10kmと同等ではあるが隠蔽の差から余裕を持った隠蔽雷撃が可能で1発あたりのダメージは17,933とTier8駆逐艦の中央に位置し、これより上は日米等の駆逐が並ぶ。
被発見距離は1.3kmと誤差程度に悪いが65ktsに増速され浸水発生率も250%から302%と強化されているのも嬉しいポイント。以上の事から総じてソ駆としては間違いなく最高峰の魚雷と言える。
但し代償として装填時間が125秒とやや長いそれでもUdaloiより短いけど装填に特化することで95.6秒に短縮できる。重要なダメージ源なので牽制として使うかは良く考えたい。
- 対空火力
UdaloiとTashkentの中間と言った感じの性能。
ないよりマシ程度だが3.1kmから近距離対空も稼働するので消耗品の対空防御砲火と合わせて反復攻撃に対しては抵抗できる。
爆発数も2しか無い為艦隊防空には不向き。
- 抗堪性
HPは20,500と高い・・・のは当時の話で今はよりタフなFelix SchultzやAdriatico等が同格に存在している、それでも多い方ではある。
貧弱な砲火力の本艦で敵と対等に交戦するにはHPを払い出しながら戦う必要がある。
- 機動性
足回りをウリとしているソ駆と思えないほど遅く旋回半径も700mと悪いグループである。転舵所要時間の4.6秒は正直良くはないがソ連比で言えば舵の利きはマシな方。
速力36.0ktsは本艦にとって顕著な弱点と言え初動の位置取りの他プッシュしてくる敵から逃げるのも一苦労、足を生かして立ち回ってくる同国ツリー艦や伊仏の駆逐は非常に怖い。後レーダー持ってる欧駆。
エンジンブーストで38.9kts更に速度旗を付ければ40.8ktsと中々の値に。
あまり速度に頼るよりは対面の敵がなにかをよく観察して味方から離れすぎない位置で冷静に対応した方が良いか。
- 隠蔽性
被発見距離は6.9kmで特化することで最良隠蔽は5.6kmとかなりの高隠蔽で実はソ連艦ではないのでは?上回ってくるのはKagero等の6.6kmの日駆や6.8km組の英駆Cossack等々極僅か。
これによって通常のソ駆では難しい隠蔽を駆使した強気のCAP争いやスポット、戦闘の選択ができるようになる。
但し周りを見渡すと同じ隠蔽のShimakazeや0.1km差でJutlandが居るのでくれぐれも慢心せずに余裕を持った立ち回りをしよう。
- 消耗品
本艦をTier8駆逐艦として成立させるための鍵と言っても良い、これまたGrozovoi?を彷彿とさせるような資本主義者共同志達の涙ぐましい努力によって豊富なラインナップとなっている。回数が1回少ないのもご愛嬌「管理」はとても欲しい。
煙幕はGrozovoi?と同一でUdaloi比4秒だけ長い。足の遅さを補う通常仕様のエンジンブースト、そして良いとは言えない対空火力を補う対空防御砲火に加えて特殊修理班となる。特筆する所としてこの修理班はイギリスの戦艦や巡洋艦等が持つ物から回復量が40%→30%へ低下しVPの回復プールが存在しない事を除き同じ性能を持つ。回復量を+20%してくれる修理旗との相性はとても良い。
例えばこちらがせっせと5,000削る間に相手は7500でも10,000でも素早く削らなければこちらは修理班ある限り大きく回復できるので敵は押し切られてしまうのだ。爆沈しなければ。回復プールの管理は戦艦や巡洋艦であれば特別意識しなくても出来ている事がほとんどな艦長も多いと思われるが、駆逐艦で特殊修理班を持つ本艦においては継戦能力を維持する為にとても重要な要素となる。
[How it Works 修理班]
UI等はやや古いが公式のHow it Worksが詳しい。[回復プールと修理班によるHP回復]
当Wikiより引用・AP弾の過貫通と火災、浸水そして衝突によるダメージ
100%回復可能。・砲弾と魚雷の貫通ダメージ
50%回復可能・強制貫通される口径のAP弾の貫通ダメージ
33%回復可能(コメント欄より引用、筆者も初耳で調べたもののソースを確認できなかったので詳しい方の情報求む)
以上の事から基本的には避けるのが理想だが過貫通狙いで側面でAP弾を受けたり、他艦種同様火災が起きても1箇所程度であれば直ぐに挽回可能なのであえて消さずに応急工作班を不意のモジュール機能停止にウェイトを割いたほうが良いかも知れない。 - 総評
Blackと並び戦況を打破するような爆発力を持った艦ではなく、生存に関わる要素に特化してCAP争奪や敵艦のスポットひいては味方へ支援を提供する事と言うなんかすごい地味な艦縁の下の力持ちである。
砲撃は砲駆に及ばず雷撃は雷駆と言うにはやや物足りない、良く言えばバランス型悪く言えば器用貧乏な火力とソ駆と思えない異端な性能が艦長達の不安を誘う。だが消耗品の件でも述べたが修理班を含めた潜在的なHPは僅かな交戦時間しかない駆逐同士の戦闘で削り切るのは如何に砲駆と言えども容易ではない。でも巡洋艦とか副砲戦艦が居たら大人しく帰ろう
対面する相手との絶対的な差を埋めるには砲と魚雷の両方をしっかり吐き出しつつ、抗堪性を盾に肉を切らせて骨を断つというおよそ駆逐艦とは思えない攻撃的な立ち回りが必要になってくる。
1度2度で無理に決めようとせずに、何度も攻撃と優れた隠蔽のオンオフを繰り返してじわじわと相手を追い詰めていこう。
手傷を負わせて姿が消えたと思えばHPを大幅に回復させて幾度となく現れるのは敵からすればかなり面倒で厄介なのだ。
砲か魚雷かそれ以外か、足りない所を補う為に何を強化するか悩ましくビルドも人それぞれで幅広い。いや全部くれ総括すると一瞬の隙を拾って戦線を一気に押し上げるような力は本艦には無く、志を同じくする者達への依存が強い艦である事は否定できない。
しかし"恐れ知らず"の名に恥じないあえて険しい選択を"無理のない範囲で"選び続けた先がこの艦の真価を発揮する時だろう。
史実
ネウストラシムイ(41型計画艦)は、1950年代初頭に建造された駆逐艦である。
Khabarovskの史実欄の最後に書かれているとおり、この駆逐艦はソ連海軍が模索し続けた「装甲嚮導駆逐艦」の成れの果てといった存在である。装甲嚮導駆逐艦といったコンセプトが消え去った後も、怨念のように残り続けた47号計画艦の砲塔2基案を改良し実際に建造されたのが本艦である。もともとは大量の同型艦が作られる予定であったようだが*2、スターリンおじさんに82型はめちゃくちゃデカくしたクセに過大すぎると判断され建造は1隻で終了。「改41型」として小型化された56型計画艦(NATOコード:コトリン級)として27隻が量産された。*3
ネウストラシムイは1951年1月に進水、1952年1月に就役。バルト海艦隊に所属し、1974年2月に退役している。
また、NATOコード名を与えられた初のソヴィエト艦艇であり、NATOコードでは「タリン級駆逐艦」と呼ばれている。ドイツから買った某重巡は関係ない。
41型の設計は中国に売却されており、41型を元に56型を参考にした「旅大(ルダ)型駆逐艦」を開発・建造している。
最近パンアジア国籍で本艦に似たような艦がT10でテストされているとかなんとか。
小ネタ
艦名の由来はロシア語で「恐れ知らず、大胆不敵」の形容詞で、英語で言うなら「ドレットノート」に当たる。
コメント欄
- 作成ありがとう。艦橋がツィーテン並みにそそり立っててダサい -- 2023-05-17 (水) 10:39:24
- どういたしまして。元々本家では縁の下持ちのプレ艦だったよう。 -- 2023-05-17 (水) 17:25:20
- 好みの問題ではあるが自分はこのビルみたいな艦橋は現代艦みたいで好きだわ -- 2023-05-17 (水) 17:34:47
- ウダロイの強化バージョン、とは言い難く戦い方が全く異なる。駆逐でなく巡洋艦として動いて、味方のために敵のヘイト集める運用が良いのかな? -- 2023-05-20 (土) 07:20:50
- 修理が高性能なおかげで異様にタフだなコレ -- 2023-05-25 (木) 19:21:06
- 主砲4門でティア8はキツくね?と思ってたけど、修理班が優遇されてるのか。一気に方を着けないといけない感じかな。 -- 2023-05-25 (木) 20:48:53
- 微妙な艦が多いT8の中でも、こいつが一番微妙。100戦乗る人がいたら相当変態レベル。 -- 2023-12-12 (火) 12:41:43