デミルヒサル級駆逐艦 TCG ムアヴェネト (元I級駆逐艦 HMS Inconstant H49)

性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
| Tier | 4 | 種別 | ツリー艦艇 |
|---|---|---|---|
| 艦種 | 駆逐艦 | 派生元 | Visby |
| 国家 | ヨーロッパ | 派生先 | Stord |
| 生存性 | 継戦能力 | (A) 9,800 (B) 11,900 | |
| 装甲 | 全体 6-10mm ・艦首・船尾 10mm ・上部構造 10mm ・砲郭 10mm ・主砲 6mm ・重要区画 10mm | ||
| 機動性 | 機関出力 | 34,000馬力[hp] | |
| 最大速力 | 38ノット[kt] | ||
| 旋回半径 | 540m | ||
| 転舵所要時間 | (A) 4.3秒 (B) 3.1秒 | ||
| 隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 海面発見距離 | 5.9km | 8.9km | 7.9km | 2.1km | |
| 航空発見距離 | 3.0km | 5.4km | 6.0km | - |
| 射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
|---|---|---|---|---|
| A-B | mod.1 | 8.9km | 0m | |
| mod.2 | 9.8km | 0m |
| 主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 120mm/45 QF CPXVIII | 4基×1門 | HE弾 1,900(9%) | 6.0秒 | 18.0秒 | |
| 120mm/45 QF CPXVIII(後期) | 5.5秒 | 15.0秒 |
| 魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ(浸水) | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A-B | 533mm Torped M1924 mod 0 | 1基×4門(4門) | 6,200(95%) | 75秒 | 6.0km | 72kt | 1.6km |
| 対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 20mm Oerlikon Mk.ⅡA | 6基×1門 | 22 | 2.0km | |
| B | 20mm Oerlikon Mk.ⅡA | 2基×1門 | 7 | 2.0km |
|~|~| 20mm Oerlikon Mk.V|4基×2門| 24|
・アップグレード
| スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
| ○ |
| 1 | ![]() | 主砲改良2 | +20%:主砲旋回速度 |
![]() | 照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | |
![]() | 対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 |
・開発ツリー
| 軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
| 当艦 | ━ | モジュールスロット1 (-) | ━ | モジュールスロット2 (-) | ━ | モジュールスロット3 (-) | ━ | 次の軍艦1 (-/-) |
| 船体 | ||
|---|---|---|
![]() | Muavenet 船体B | 100,000 |
| 主砲 | ||
![]() | 120mm/45 QF CPXVIII | 12,500 |
| 射撃管制装置(照準装置) | ||
![]() | 照準装置 Mk5 mod.2 | 12,500 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
| 十字キー左 | |||
|---|---|---|---|
![]() | 応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:40 秒 |
| 十字キー上 | |||
![]() | 発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:20 秒 煙幕の持続時間:77 秒 消耗品の準備時間:240 秒 |
| 十字キー右 | |||
![]() | エンジンブースト | 2x 回 | 最大速度:+5% 消耗品の動作時間:100 秒 消耗品の準備時間:160 秒 |
![]() | 対空防御放火 | 2 回 | 平均対空ダメージ:+300% 消耗品の動作時間:30 秒 消耗品の準備時間:180 秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
1938年、トルコはイギリスに|級駆逐艦を4隻発注しました。しかし第二次世界大戦の勃発に伴い、そのうちムアヴェネトを含む 2隻はイギリスによって購入され、Inconstant (インコンスタント)としてイギリス海軍に就役し、本国の艦隊で任務を開始しています。その後、東洋艦隊に移籍し、1942年にマダガスカル周辺での作戦とマルタ島への護送船団に参加しました。さらに、大西洋での船団を護衛や、ノルマンディー上陸作戦での援護も行っています。1946年にトルコに返速され、再びムアヴェネトという艦名が付けられました。この艦名は、第一次世界大戦にイギリス戦艦 Goliath (ゴライアス)を擊沈した駆逐艦に敬意を表したものです。
就役:1942
同型艦数:4
解説
- 主砲
120mm/45 QF Mk.Ⅸ (45口径 12cm単装砲 4基4門)
Icarusと同じ砲を搭載。別に上位Tierの砲を搭載しているというわけではなくAcastaとも同じ砲である。
ただし、欧駆第二ツリーの特徴としてAP弾を搭載していない。したがって砲撃戦はHEのみとなるが、ベースとなった英国艦と同様DPM/発火率は優秀な部類に入る。
英駆特有の低速/高弾道な射撃も引き継いでしまっているが、これまた欧駆の特徴で射程自体が短めなので撃てないそこまで気になる場面は少ないだろう。
- 魚雷
533mm Torped M1924 mod 0 (533mm 4連装魚雷発射管 1基4門)
欧駆らしいTier4最速72ktの高速魚雷を搭載しているが、被発見距離1.6km, ダメージ6200とこれまた同格最低タイである。しかもIcarusから1基発射管を降ろしており、1基4門しかない。
装填時間も75秒とTier帯では真ん中ぐらいであり、当たるかどうかは別にしてDPS/DPMともにVisby以下。なおこの装填時間はTier8まで続く。
さらに欧駆らしい鋭角な散布範囲と相まって前線に対しての面制圧は全く期待できず、ダメージソースとして使うにもあまりに心許ない。
ただし射程6kmとギリギリ隠蔽雷撃可能なので、警戒を怠っている敵艦には積極的に狙っていこう。
- 対空
こちらも欧駆らしく同格より強力だが、短距離対空しかない。
射程も2.0kmなので、対空のON/OFF切り替えは気にしなくて良い。
- 抗堪性
Acastaよりは多いがIcarusよりは少ない。要するに低いほう。
回復班を持っていないので、欧駆第一ツリーのようなHPの払い出しはできない。
- 機動性
Icarusとほぼ同じだが、英駆特有の高加速を本艦は持っていないので乗り味は結構異なる。
- 隠蔽
最良隠蔽で4.8kmと元ネタの英駆よりは誤差程度だがマシ、同格では真ん中あたり。
ただ後述の通り煙幕を持っているので、ヘッドオンしてしまった際の対処はやりやすい。
- 消耗品
欧駆第一ツリーとは異なり、回復班を持たない代わりに煙幕を持っている。
煙幕は通常の駆逐艦が装備しているものと同じ。
また、他国と比較して準備時間/効果時間が90秒になったエンジンブーストを持つ。
- 総評
Icarusの船体/砲性能に欧駆魚雷を積んだ駆逐だが、魚雷の面制圧のなさから前線に圧迫をかけられず苦労する場面は多い。比較的優秀な主砲も使ってダメージを稼いでいくことになるが、回復班は持たず消耗品は通常駆逐とほぼ変わらないため、発砲機会の見極めは慎重に行うべきである。
単独行動よりも味方と連携した行動を取ることが勝利に繋がるだろう。
史実
トルコ海軍は自国の海軍力増強のために1938年にイギリスに対して4隻の駆逐艦の建造を発注。その要目は当時のイギリス海軍における最新の駆逐艦であるI級駆逐艦の船体を使用し、魚雷発射管のみは1世代前の4連装魚雷発射管に変更するというものであった。この要目に従い4隻が起工して間もなく、1939年9月1日にドイツがポーランドに宣戦布告、これをもって英仏もドイツに対して宣戦布告しここに第2次世界大戦が幕を開ける…この戦争が4隻の運命を大きく分ける事になる。
1番艦である「デミルヒサル」2番艦「スルタンヒサル」については1941年に竣工、その後に1942年にトルコ海軍に引き渡された。しかし3番艦「ムアヴェネト」4番艦「ガイレト」は竣工すると英国海軍が「おっ!こんなところにI級駆逐艦があるじゃん」とばかりに目を付け、トルコから強引に購入(という名の戦時徴発)を行い、自国の海軍に組み入れてしまった。大戦を無事に生き延びた「ムアヴェネト」こと「インコンスタント」は戦後の1946年に英国海軍から「そういえばお前ら駆逐艦建造依頼してたよな、これ使っていいぜ」とばかりに返還され、艦名を「ムアヴェネト」に戻した後に1960年まで使用された。
小ネタ
本艦の艦名の由来は同名の駆逐艦から。なお先代の「ムアヴェネティ・ミッリイェ」はドイツの魚雷艇「S165」として1906年に起工、1908年に進水。1909年7月に竣工し、1910年にはオスマン帝国に売却され第1次世界大戦において「チャナッカレの戦い(ガリポリの戦い)」で英国海軍のカノーパス級戦艦「ゴライアス」を撃沈(1915年5月12日)。しかし翌1916年8月に戦没。
本艦は先代の偉業を称えるべく、2代目として名付けられた。
コメント欄
- 魚雷射程短すぎるし4本しかないし色々微妙 -- 2024-09-19 (木) 02:32:03









