Stord

Last-modified: 2024-12-03 (火) 21:43:08

HNoMS ストルド (元S級駆逐艦 HMS Success G26)

Stord.jpg

性能諸元

性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能

Tier5種別ツリー艦艇
艦種駆逐艦派生元Muavenet
国家ヨーロッパ派生先Grom
生存性継戦能力(A) 11,600
(B) 12,500
装甲全体 6-16mm
・艦首・船尾 0-1mm
・上部構造 0-1mm
・砲郭 0-1mm
・主砲 0-1mm
・重要区画 0-1mm
対水雷防御ダメージ低減(A-B) 0%
機動性機関出力40,000馬力[hp]
最大速力39.0ノット[kt]
旋回半径590m
転舵所要時間(A) 4.2秒
(B) 3.0秒


隠蔽性 通常主砲発砲時火災発生時煙幕内からの主砲発砲時
海面発見距離6.5km9.5km8.5km2.3km
航空発見距離3.2km5.6km6.2km-


射撃管制装置艦体モジュール主砲射程最大散布界
A-Bmod.19.5km0m
mod.210.4km0m


主砲艦体口径基数×門数最大ダメージ(火災)装填180度旋回
A-B120mm/45 QF CPXXII4基×1門HE弾 1,900(9%)5.0秒18.0秒
120mm/45 QF CPXXI(後期)4.5秒15.0秒


魚雷船体口径基数×門数(片舷)最大ダメージ装填射程雷速発見
A-B533mm Torped M1924 mod 22基×4門(8門)7,533(119%)75秒7.5km72kt1.6km


対空砲艦体口径基数×門数秒間平均ダメージ射程
A20mm Oerlikon Mk.ⅡA4基×1門142.0km
40mm/56 OQF Mk.V1基×2門123.5km
B20mm Oerlikon Mk.V4基×2門242.0km
40mm/56 OQF Mk.V1基×2門123.5km



・アップグレード

スロット0スロット1スロット2スロット3スロット4
搭載可能アップグレード
1Main Battery Modification 2-min.png主砲改良2+20%:主砲旋回速度
Aiming Systems Modification 1-min.png照準システム改良1-7%:主砲弾の最大散布界
+20%:魚雷発射管旋回速度
+5%:副砲最大射程
-5%:副砲弾の最大散布界
AirDefense 2_0.jpg対空砲改良2+20%:対空砲座の最大射程
2Damage Control System Modification 2-min.pngダメージコントロールシステム改良2-15%:消火時間
-15%:浸水復旧時間
Steering Gears Modification 2-min.png操舵装置改良2-20%:転舵所要時間
Propulsion Modification 2-min.png推力改良2-50%:最大出力への到達時間

・開発ツリー

開発ツリー
軍艦名
(必要経験値/購入クレジット)
モジュールスロット
(必要経験値)
当艦モジュールスロット1
(-)
モジュールスロット2
(-)
モジュールスロット3
(-)
次の軍艦1
(-/-)


船体
Hull-min.pngStord 船体B480,000
主砲
Main Battery-min.png120mm/45 QF CPXVIII60,000
射撃管制装置(照準装置)
Gun Fire Control System-min.png照準装置 Mk5 mod.260,000

・消耗品

搭載可能 消耗品

搭載可能 消耗品

十字キー左
応急工作班I.png応急工作班無制限消耗品の動作時間:5 秒
消耗品の準備時間:40 秒
十字キー上
発煙装置I.png発煙装置2 回消耗品の動作時間:20 秒
煙幕の持続時間:81 秒
消耗品の準備時間:240 秒
十字キー右
エンジンブーストI.pngエンジンブースト2 回最大速度:+5%
消耗品の動作時間:100 秒
消耗品の準備時間:160 秒
対空防御砲火.jpg対空防御放火2 回平均対空ダメージ:+300%
消耗品の動作時間:30 秒
消耗品の準備時間:180 秒

詳細は消耗品を参照

ゲーム内説明

第二次世界大戦の勃発に伴い、イギリスは駆逐艦の大量建造を8隻単位で開始しました。それぞれが4門の4~4.7インチ(102~120 mm)砲と1基または2基の魚雷発射管を搭載することになつていました。そのうちの2隻がノルウェー海軍に貸与され、それぞれストルドとSvenner(スヴェンナー)と命名されました。ストルドは1943年9月に就役し、北大西洋における作戦と北極船団の護衛に参加しました。そして北岬海戦においてはドイツ戦艦 Scharnhorst (シャルンホルスト)の撃沈に寄与しています。ストルドは、1944年にノルマンディー上陸作戦の援護にも参加しており、終戦後、ノルウェー海軍の旗艦になりました。 
就役1943
同型艦数:8

解説

  • 概要
    ヨーロッパ第2ツリーティア5駆逐艦。
    元はイギリスの第5次戦時急造艦隊にて建造されたS級駆逐艦8隻のうち、ノルウェー亡命政府に貸与された2隻のうちの1隻である。
  • 主砲
    120 mm/45 QF Mk Ⅸ (45口径 12cm単装砲 4基4門)
    Muavenet/Icarusと同じ砲だが、装填速度が4.5秒の同格2位タイに短縮されている。HEのDPMは101,333に向上し同格5位*1であり高い発火率も相まって相手を火達磨にできる。
    が、後述する抗堪性の低さから裸踊りで撃ちあっても普通に撃ち負けるため、自身に有利なポジション取りは常に意識すべきである。また1番/4番砲塔は艦を43度まで傾けないと後方/前方に撃てず、全門斉射すると横っ腹を晒しがちになるので魚雷と同様注意が必要。ここからTier6巡洋艦ともマッチすることになるので、不貫通になる艦が増えることも頭に入れておくべきである*2。AP弾は持っていない。
     
  • 魚雷
    533mm Torped M1924 mod 2 (533mm 4連装魚雷発射管 2基8門)
    前級から装填時間と被発見距離は据え置き、距離と威力が微増・・どころか発射管が2基に倍増しており、雷撃力は2倍以上になった。2基に増えたことで雷撃力向上だけでなく、フェイントや即応魚雷として活用など戦術の幅が広がったといえる。
    ただ魚雷の射角が狭く、特に前方に向けて射出する場合かなり横っ腹を見せないといけない。発射準備中に被発見を受けると(大体腹をさらしているせいで)手痛い一撃を貰うことになるだろう。幸い隠蔽魚雷のマージンは最良2.2kmと余裕あるので、相手の動向に注意を払いつつ倍増した魚雷を打ち込んでやろう。
     
  • 対空
    本級より中距離対空が搭載されるがパッとしない。大人しく巡洋艦の防空網に頼ったほうが良い。
    3.5kmから対空砲火が発動するようになるので、対空のON/OFFは忘れずに。
     
  • 抗堪性
    低い。A船体に至っては前級のB船体に届かず、B船体にしてようやく同じ耐久になる。
    高いDPMを過信して不用意に発砲するとあっというまに消し飛ぶ。
    本級に限らず英駆は似たようなHPだが、あちらは使用回数の多い煙幕でカバーできるので、砲撃戦の難易度はこちらの方が高い。
     
  • 機動性
    前級より旋回半径が悪化しているが舵の効きは良く、速度も向上したことで総じて取り回しは良い。
     
  • 隠蔽
    最良隠蔽5.14kmと良い部類ではあるが、駆逐戦では先手を取られることが多い。
    CAP戦での対面がこちらより悪隠蔽のFarragutや仏・ソ連駆逐艦が多いのはせめてもの救いか。
     
  • 消耗品
    前級と変わらず通常煙幕と、回転率が高いエンジンブーストを所持している。
     
  • 総評
    砲火力、雷撃力ともに前級よりも大きく向上した艦といえる。ただ抗堪性はほぼ据え置きなため、雑な運用をするとすぐに消し炭にされる。英駆のような高サイクル煙幕運用はやりづらいので、駆逐の仕事を行いつつ如何に相手に撃たせずにこちらが撃つかが重要になる艦である。

史実

艦歴

小ネタ

S級駆逐艦

 第2次世界大戦勃発により、イギリス海軍では戦時緊急予算に基づく「戦時急造艦」として駆逐艦を建造する計画を立案。第1弾として「O級」第2弾として「P級」の発注を行った。これらの艦は新しい艦級こそ割り振られているものの実際の要目は既存の「I級」と「J級」の中間的なものであり、急造に伴う設計の変更・改良は行われていなかった。
 これに対して新しい戦時要求を反映させたり急造に伴う設計の変更・改良を行ったものが第3弾の「Q級」と第4弾の「R級」であった。「S級」駆逐艦はQ級およびR級の準同型艦という扱いであり、一部の装備品の配置を変更したり艤装が簡略化されているものの、基本的な設計はQ級およびR級とほぼ同等である。S級駆逐艦は計8隻が建造されたが、うち2隻はノルウェー海軍に貸与され、戦後に3隻がオランダ海軍に売却されている。

余談:56口径40mm連装機銃の話

 史実においてS級駆逐艦が搭載していた56口径40mm連装機銃にはユニークなエピソードがあるので余談になってしまうがここで紹介しよう。元々S級駆逐艦の搭載機銃には39口径40mm4連装機銃(通称ポンポン砲)が予定されていた。ところがこのポンポン砲は現場の兵士からの評判が大変悪く、イギリス海軍としてもその能力に疑念を抱いていた。
 そこに渡りに船とばかりにより優秀な対空砲を持った船がやってきた…それがドイツのオランダ侵攻から逃れてきたオランダ海軍の機雷敷設艦「ウィレム・ファン・デル・ザーン」である。イギリス海軍はこの艦に搭載されていた56口径40mm連装機銃(ヘイズメイヤー社製の射撃管制装置と連動している)をいたく気に入り、その設計をコピーさせて貰いポンポン砲の替わりとして搭載した。この縁が後にS級駆逐艦をオランダ海軍が買い取る事になった要因となったのかもしれない。

コメント欄

  • 加減速が優秀だから曲がれないことと魚雷射程が7kmしかないことを除けば完璧だと思う。まさに雷駆としても使える砲駆って感じ -- 2024-09-13 (金) 09:36:49
  • 射程短いとはいえ魚雷8本撒けるし、砲も取り回しやすいので使いやすいとおもう -- 2024-09-19 (木) 02:29:49
    • 魚雷8本が面制圧や大型艦に当てるのにも良き。主砲もソコソコで、駆逐乗れる人なら、普通に強いレベル -- 2024-10-17 (木) 12:57:28

*1 これより上は米駆と仏駆だけ
*2 ゲーム仕様上120mmHEは20mm以上の装甲を貫通できないが、Tier6巡洋艦から艦首艦尾の装甲が25mmに増圧される艦が多い