トレント級重巡洋艦
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 5 | 種別 | ツリー艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 巡洋艦 | 派生元 | Montecuccoli |
国家 | イタリア | 派生先 | Zara |
生存性 | 継戦能力 | (A) 29,700 (B) 0,000 | |
装甲 | 13-100mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 10% | |
機動性 | 機関出力 | 150,000馬力[hp] | |
最大速力 | 35.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 630m | ||
転舵所要時間 | (A) 13.3秒 (B) 9.5秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 10.6km | 0.0km | 12.6km | 5.8km | |
航空発見距離 | 6.3km | 0.0km | 9.3km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
A-B | mod.1 | 13.2km | 0m | |
mod.2 | 14.5km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | (前期)203mm/50 Ansaldo 1924 | 4基×2門 | HE弾 2500(14%) AP弾 4800 | 15.0秒 | 25.7秒 | |
(後期)203mm/50 Ansaldo 1924 | 4基×2門 | HE弾 2800(14%) AP弾 5100 | 15.0秒 | 25.7秒 | ||
モジュール改良 | 203mm/50 Ansaldo 1924 | 4基×2門 | SAP弾 5000(0%) AP弾 5100 | 16.5秒 | 25.7秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
A-B | 100mm/47 OTO 1928 | 6基×2門 | HE弾 1500(6%) | 6.0秒 | 4.5km |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | 533mm tubo lanciasiluri DAAN-Whitehead | 2基×2門(2門) | 12667 | 47秒 | 12.0km | 51kt | 1.0km | |
B | 533mm Si 270 M | 2基×3門(3門) | 12667(220%) | 71秒 | 12.0km | 51kt | 1.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
A | 13.2mm/76 Breda 1931 | 4基×2門 | 16 | 1.2km | |
37mm/54 Breda 1932 | 4基×2門 | 34 | 2.0km | ||
100mm/47 OTO 1928 | 6基×2門 | 40 | 4.0km | ||
B | 13.2mm/76 Breda 1931 | 4基×2門 | 16 | 1.2km | |
20mm/65 Breda 1935 | 10基×2門 | 34 | 2.0km | ||
37mm/54 Breda 1932 | 4基×2門 | 46 | 3.5km | ||
100mm/47 OTO 1928 | 6基×2門 | 40 | 4.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 |
・開発ツリー
軍艦名 (必要経験値/購入クレジット) | モジュールスロット (必要経験値) |
当艦 | ━ | モジュールスロット1 (28,600) | ━ | モジュールスロット2 (57,200) | ━ | モジュールスロット3 (71,500) | ━ | Zara (143,000/-) |
船体 | ||
---|---|---|
Trento 船体B | 480,000 | |
主砲 | ||
艦砲 203mm/50 Ansaldo 1929 | 60,000 | |
射撃管制装置(照準装置) | ||
照準装置 Type5 mod.2 | 60,000 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:5 秒 消耗品の準備時間:60 秒 | |
十字キー上 | |||
廃棄発煙装置 | 2 回 | 消耗品の動作時間:17 秒 煙幕の持続時間:27 秒 消耗品の準備時間:240 秒 | |
十字キー右 | |||
水上戦闘機 | 3 回 | 消耗品の動作時間:360 秒 消耗品の準備時間:180 秒 HP:x 秒間平均ダメージ:25 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
トレント級重巡洋艦は、イタリアがワシントン海軍軍縮条約による制限下で建造した巡洋艦としては最初の艦級でした。本級は203mm砲を搭載し、他国の重巡洋艦よりも高速で、装甲防御力でも僅かながら上回っていました。
就役:1929
同型艦数:2
解説
- 概要
イタリアTier35巡洋艦。ここから重巡洋艦になる。
- 主砲
前TierのMontecuccoliではなく他国同様の203mm砲であるが、装填時間は15秒と大幅に短縮している。
しかし他国のT5巡洋艦はいずれも極めて強力な火力を獲得しているため、依然見劣りする。
しかし、射程は14.5kmと短いので気になるようなら艦長スキルで強化してみるといいだろう。
アップデートでSAP弾が使用可能になった。貫通できる装甲は55mmまで。
- 魚雷
伊巡定番の鈍足魚雷。
47秒という短い装填時間は据え置きで射程が12kmに。威力も向上している。
片舷2門しかないが、同格より評価できる数少ない点である。
しかし船体を更新すると、片舷3門、装填71秒になり、回転数は下がる。
なぜ魚雷モジュールの更新ではないのだろう?
- 対空
船体を更新すると、T5巡洋艦としては割と強い方である
...のだが、対空防御砲火を積むことができないので特筆するほどではない。
- 抗堪性
HPは同格巡洋艦で一番多い。
しかしとんでもない大きさのバイタルが水面上に高々と飛び出している。
一応重巡洋艦だが、正面装甲以外は全く頼りにならない。
敵にとって経験値BOXであり、破壊的一撃をもらっても落ち込む必要はない。
戦艦砲、重巡砲(ペンサコーラ、グラーフシュペー等が極めて危険)は勿論、ドイツ空母のAP爆弾が本艦にとって脅威である。射撃を中止してでもAP爆弾搭載機には回避しなければ5000程一瞬にして消し飛ぶ。
当たらない事を意識しなければ例えHPが最大値でも容易に継戦能力が消滅する。前に出ていい艦では無いが射程の短さが足を引っ張る。排気煙幕などで撃たられないことを常に最優先にしよう。
- 機動性
Aobaと同じ35ノットの快速。ツリー伊巡の例に漏れず、旋回半径は優秀だが舵が重め。
高速かつ旋回半径が小さいため、舵が全力に達すればクルクル回る。遠距離戦では偏差を狂わすのに有用。
ただし初動は遅いので撃たれてから慌てて舵を切ったのでは間に合わない。
敵の発砲タイミングを見極める必要がある。
- 隠蔽
何にしていない状態で10.6km、最良隠蔽9.6kmという数字は非常に優秀。
一部の軽巡にも迫る高隠蔽なのでこれを生かして戦うといいだろう。
- 総評
走は最低限を確保し、残りは攻のうち砲火力に全てのパラメーターを振り切って、防は投げ捨てたかのような艦である。これは最初期の条約型重巡にありがちな、制限枠一杯の船体サイズを使って高性能な砲を搭載したら、その他の性能は犠牲になっちゃいました的な設計に起因しており、ある意味やむを得ない(先輩格である日本の古鷹型においても設計の無理が後日判明しており、世界的に試行錯誤を重ねている段階)。このため、後のティアの艦のような絶妙なバランスの良さは望むべくもない。過渡期の艦である以上、乗り手の腕や経験の深さがダイレクトに戦果に反映され易く、万人向けの艦とはとても言い得ないだろう。しかし、巡洋艦という艦種に必要な「火力」については既に十分と言えるだけの素地を持っており、乗り手が正しく扱えば期待以上の働きを見せてくれる筈だ。
史実
コンドッティエリ型軽巡洋艦を次々に建造し、その成功に気を良くしていたイタリア海軍。しかしフランス海軍が高速かつ重武装の重巡洋艦デュケーヌ級を建造すると聞くとこちらも負けじと速度と火力を追求した重巡洋艦を建造することにした。時はおりしもワシントン海軍軍縮条約における制限下であり、排水量は10000トン、主砲口径は8インチ(20.3cm)という上限はあったものの、例によって制限枠一杯を使い切る形で設計を開始した(とはいえ、最終的に排水量10000トンをオーバーしてしまう所も他国と同じであった)。その要目は速度を重視すべく細長い船体に、国内生産の8インチ砲を連装で4基搭載、機関はヤーロー式重油専用燃焼缶とパーソンズ式ギヤードタービンの組み合わせである。
1番艦の「トレント」は1925年2月に起工、2年後の1927年10月に進水し、1929年4月に竣工(就役)。主砲はコンドッティエリ型よりも口径が大きくなったが、コンドッティエリ型と同様の形式で2つの砲を1つの砲架に載せて砲塔を小型化するという方式を採用して居る。また、対空砲としてシュコダ社がオーストリア=ハンガリー帝国向けに生産した10cm砲(鹵獲品)をコピーして搭載、対空機銃はヴィッカーズ社のポンポン砲を採用した。同型艦は2番艦「トリエステ」のみで、それ以外の同型艦は建造されなかった(後に準同型艦は造られるのだがそれはまた別の機会に)。
「トレント」は第二次世界大戦において、連合国軍によるヴィガラス作戦(マルタ島への補給作戦)に対する妨害を実施中、1942年6月15日にマルタ島からの航空機の空襲で被雷、その後の同日中に英国潜水艦「アンブラ」が発射した魚雷が命中しイオニア海の海底に沈んだ。その際に乗組員の半数以上が死亡したが、その原因は友軍の投じた爆雷が原因であるとされている。(ウィキペディアより主要項目を抜粋)
コメント欄
- 消耗品 応急工作班Ⅰ✕∞ 発煙装置Ⅰ✕2 水上戦闘機Ⅰ✕3 -- 2020-09-05 (土) 18:56:37
- PC版でも不評だったけどこっちでもビミョーだなぁ -- 2021-04-26 (月) 23:17:27
- と思ったけど、攻撃面は意外と使いやすい、腹見せてる巡洋艦ならそこそこ抜けるし、魚雷も速度は遅くても長い射程のおかげで流しやすい(当たるかどうかは別) -- 2021-04-27 (火) 17:11:17
- 地味にPC版よりもAP弾のダメージが強化されていてAP弾の最大ダメージはこの先のザラ、アマルフィよりも高い4950にまで上がる(そもそも初期状態でザラと同等の最大ダメージ) -- 2021-04-27 (火) 23:07:17
- よくハカイチ取られてるの見かけるけど自分が使ってた時は結構弾いてくれる印象。弱いか強いかは乗り手によるって感じかな -- 2022-04-23 (土) 14:41:06
- sapが使えるようになってからこいつt5のopになった気がする -- 2023-04-05 (水) 09:56:32
- 確かに強くなったがOPではないだろ。OPってのは修正しろよ的な意味合いが強いぞ -- 2023-04-05 (水) 16:24:13
- バイタル装甲のおかげで406mm砲も弾ける -- 2023-04-07 (金) 11:44:43