空気銃

Last-modified: 2023-11-06 (月) 22:10:24

air-pistol-500x500.jpg

概要

空気銃(くうきじゅう)とは、圧縮空気又はスプリング、不燃性ガスを用いて弾丸を発射する形式の銃の総称。
エアソフトガンも空気銃の一種であるが、ここでは主に狩猟用、競技用の実銃としての空気銃を説明する。

有効性

空気銃の基本的な構造は、圧縮空気またはスプリング、不燃性のガスの圧力を用いて弾丸を発射する。
エアライフル、エアピストル、ハンドライフルなどの種類があるが
国内では装薬銃(火薬を用いた銃器)同様に銃砲刀剣類所持等取締法によって規制されている。

火薬を用いないため比較的静音性には優れているが、威力は火薬式のものより劣る。
狩猟用としてはウサギや鳥などの小動物狩りには用いられるが、威力が低いため大型動物などには不向きである。
最新のプリチャージ式の一部は装薬式に迫る威力の物もあり鹿や猪の狩猟や罠の止めに使われるケースも増えてきた
よって、対人、対ゾンビ用としては的確に急所を狙う必要がある。

エアソフトガン/Air soft gun

いわゆるエアガン、電動ガンやエアコッキングガン、ガスガン等の種類があるが規制により1Jまでの威力しか認められていない
法改正される前のデジコン等は改造により10Jを越えるような物があったり電動ガンも3Jや5J程度あったりしたようだが現在それらは準空気銃と呼ばれ違法な品となっている
いずれにせよ結局の所オモチャに過ぎず殺傷能力は皆無な為痛覚のないであろうゾンビ相手には何の役にも立たない
人間相手でも厚手の服を着込んだり板切れでも持たれればそれだけで完全に防がれてしまう。威嚇がせいぜいだろう

エアピストル/Air pistol

空気または不燃性のガスにより弾丸を発射する拳銃である。方式や構造はエアライフルに準ずる。
日本では口径4.5mmの競技用で、日本ライフル射撃協会(以下日ラ)が認めた銃のみ使用できる。
所持には日ラの推薦が要求され、日ラに所属し、エアライフルもしくはハンドライフルによる一定の実績と段級を取得することが必要になる。
許可される総枠が500名と定められており、許可の更新は行われず2年ごとに新規に推薦を得て所持許可申請をする必要がある。
この際、所持年数に応じた一定の成績の向上が要求され、その条件を満たしていない場合推薦はなされず、したがって所持許可も下りないことになる。このため500名の枠ではあるが、かなり新陳代謝は激しい。

日本においては200人しか所持できず競技用の物のみとなる(上述と矛盾?要出典)
威力は3.7jしかないので当たると相当痛いが到底怪我をするようなレベルではなく
ゾンビに撃ってもエアーソフトガン同様全く意味がないと思われる

ハンドライフル/Hand rifle

拳銃の所持が難しい日本でエアピストルが取得できない人の練習の為に作られた、日本独特のカテゴリの銃でエアピストルを改造して作られる銃種である。
基本的にはエアピストルに、エアライフルとしての寸法の基準を満たすよう、グリップ部にライフル様の簡易なストックを装着し、銃身にはスリーブをかぶせて延長したものである。
これにより法律上はエアライフルと同じ扱いとなり、所持が容易となる。
ストックはあくまで寸法を満たすだけのものであり、片手により据銃し、拳銃と同様に射撃を行うものである。

ちなみに練習になるどころか逆に変なクセがついてしまうそうでエアピストルの練習としてコレを使う人はほぼ見なくなりハンドライフル愛好家のみとなっている
ユニットはそのままエアピストルなので威力も同様、武器として使えるような代物ではない

エアライフル/Air rifle