90式戦車

Last-modified: 2022-07-24 (日) 11:41:05

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仕様

重量:   約50トン
寸法:   全長9.76m、幅3.43m、高さ2.34m
最高速度: 70㎞/h
エンジン: 水冷2サイクルV型10気筒ディーゼル
武装:   120mm戦車砲×1、12.7mm重機関銃×1、74式車載7.62mm機関銃×1
乗員数:  3人

概要

90式戦車は1990年に制式化された戦車。
乗員数は74式戦車より1人少ない3人となり、70km/hもの高速で走れる。
また、いわゆる殺人ブレーキと呼ばれる異次元の急ブレーキが可能で、仮にゾンビが車体に張り付いてもこの殺人ブレーキで引きはがせるだろう。
 
主砲は高火力の120㎜滑腔砲。
徹甲弾を使用した際の貫通力は74式から大幅にアップしており、しかも自動装填装置が追加されたことで砲弾を撃ったら自動でリロードすることが可能になった。
高性能なFCS(火器管制装置)も有しているので、ある程度なら目標を自動で照準してくれたりと攻撃力の面では74式を大きく上回る。さらに74式と異なりAT車なので操縦も比較的容易となった。(詳細な操縦方法等は戦闘車両の操縦方法とかを参照)
 
重量は50トンと自衛隊戦車で一番重い。日本全国を走れるが、その重さ故に74式戦車や後継の10式戦車よりは走れる道路や橋が少なくなっている。
また、ほとんどの車両が北海道に集中配備されており(上富良野、北千歳、東千歳、北恵庭、南恵庭、鹿追の各駐屯地)、それ以外には本州の茨城県土浦駐屯地と静岡県御殿場市にしか配備されておらず、北海道以外での入手は難しいので注意。

 
 
※出典:陸自調査団(https://rikuzi-chousadan.com/soubihin/sensya/90mbt/90tk_12.jpg