攻撃属性/火災

Last-modified: 2024-05-21 (火) 17:05:47

最終更新日(2024/5/21) v4.0.6

 

概要

Fire_01.jpg
火災はv.4で追加されたダメージ属性。
火炎放射器またはレーザーもしくは焼夷弾頭を搭載したアドバンスドキャノン、CRAMまたはミサイルの着弾地点に時間経過でスリップダメージを与える火災セルを発生させる。
瞬間的なダメージこそ小さいものの、燃料が続く限り延焼によって破壊範囲が広がるため、無駄なくダメージを与えやすい。

ダメージの特性

火災は、以下の3つのステータスを持つ。

  • 燃料(Fuel)
    大きいほど火災によって与える総ダメージ量が大きくなる。
  • 強度(Intensity)
    大きいほど時間あたりのダメージ量が大きくなる。また耐火性によるダメージ軽減を防ぐことができる。
  • 酸化剤(Oxidizer)
    通常火災はセルが水中に沈むと鎮火するが、酸化剤がある場合は一定時間水中でも燃焼が続く。また、火災による装甲値(AC)の低下量を増大させる。

また、火災の実装に伴い各ブロックに以下の2つのステータスが追加された。

  • 可燃性(Flammability)
    この数値が0よりも大きい場合、燃料を消費する毎に可燃性を乗じた量の燃料が新たに追加される。(火災によって受ける総ダメージが増加する。)
  • 耐火性(Fire Resistance)
    耐火性の数値が火災の強度を上回る場合、ダメージを軽減することができる。

各ブロックの可燃性および耐火性はインベントリ画面で確認することができる。
Flammability_and_Fire_Resistance.jpg

基礎ダメージ

基礎ダメージ=燃料

燃料1が燃焼するごとに1の基礎ダメージを与える。

燃料燃焼速度

各火災セルにおける燃料の燃焼速度は下のとおり。

燃焼速度[/s]=1.5 x 強度

耐火性によるダメージ軽減

ブロックの耐火性が火災の強度を上回る場合、下の式に従った係数で火災ダメージが減じられる。

耐火性によるダメージ軽減率= (強度 - 耐火性 × 0.15) / (耐火性 × 0.85)  ただし、耐火性>強度

例えば、強度20の火災が耐火性50の軽合金にダメージを与える場合……。
(20 - 50 × 0.15)/(50 × 0.85) ≒ 0.29
であるため、与えられる火災ダメージは基礎ダメージの0.29倍となる。

可燃性ブロックによる燃料の追加

可燃性ブロックが燃焼した場合に追加される燃料量は、下の式のとおり。

追加燃料量 = 燃焼燃料量 × 可燃性 / 100

また、追加される燃料の強度は下の式のとおり。

追加燃料強度 = 耐火性

例えば、80%の可燃性と10の耐火性を持つ木材ブロックが100の燃料と50の強度を持つ火災で50の燃料を消費してダメージを受けたときに残る燃料量は……。
(100 - 50) + (50 × 80 ÷ 100)
=50 + 40 = 90となる。
また、追加される燃料の強度は木材ブロックの耐火性に等しいため、残る火災の強度は……。
(50 × 50 + 40 × 10)/90 ≒ 32.2となる。

ビークルの速力によるダメージ増加

速力が20m/sを超えるビークルは火災によって受けるダメージ量が増大する。
ダメージ増大率は下の式のとおり。

ダメージ増大率 = 0.005×速力(m/s)+ 0.9 ただし、速力>20m/s

下図はビークルの速力とダメージ倍率の関係をグラフに表したもの。
Fire_damage_Velocity2.jpg
速力120m/sで静止時の1.5倍、220m/sで2倍の火災ダメージを受けることになる。

窒息

規模が大きな火災は、ダメージ効率が低下することがある。
具体的にはクラフト上の火災の合計セル数が5,000以上で燃料消費量あたりダメージが減少し始め、最小で30%まで低下する。
とは言え、よほど多数または大規模な火災を発生させない限り、セル数が5,000を超えることは稀。

火災による装甲値の低下

火災によってダメージを受けたブロックは、ダメージに応じて装甲値(AC)が低下する(最低で1まで)。
火災ダメージを受けたブロックのACは下の式で求められる。

ダメージ後AC = 通常時AC × (最大耐力 - 火災で受けたダメージ)ただし、最低1

また、酸化剤の消費中はACの減少量が2倍となる(下限AC1は変わらず)。
つまり、酸化剤消費中は火災によって受けたダメージが最大耐力の50%以上でACが1になる。

酸化剤

通常火災は、セルが水没すると鎮火してしまうが、酸化剤を追加することで水中でも燃焼が続くようにできる。
Fire_in_Water.jpg
強度20の火災が水中または水上で消費する酸化剤のベース量は、下の式のとおり。

ベース酸化剤消費量(水中) = 燃料消費量 / 2
ベース酸化剤消費量(水上) = 燃料消費量 / 4

また、火災の強度が20から10増える毎にベースの1/2ずつ酸化剤の消費量が増大する。
例えば燃料100、強度40の火災が水中で消費する酸化剤の量は……。
100 / 2 + (100 /2 ) × 2 × 1 / 2 = 100となる。

延焼

火災ダメージによってブロックが破壊された場合、またはセルあたりの燃料量が10,000を超える場合、火災は隣接するマスへ延焼する。
火災はスピンブロック、ピストンまたはターレットでの接続部以外でもブロックが隣接していれば他のコンストラクト上のブロックにも延焼する。

 

コメント

  • 新ページ作成。 -- araki? 2024-05-21 (火) 17:05:47