これまで自分は、主に水上艦、特にサメ型船体の船をキャペーンでよく使用していた。
しかし水上艦は戦略移動が遅く、索敵工作輸送機が1万m/sで飛びまわっている中、戦闘用ビークルが30~40m/s程度の速度で配置につくのに限界を感じていた。
移動速度100m/sを超える戦闘用ビークルが欲しい。水上艦では非現実的なため、新たな飛行艦が必要だった。
しかし当時は、飛行艦と呼べるものは2隻しか作っておらず、その飛行艦も型落ちしていた。ノウハウはない。
さまざまな案が作られては消えていく中、とある正面艦主義者の10万級正面飛行艦を参考に作った正面艦が唯一完成までこぎつけた。その名もGlasy。
このビークルはコスト差3倍4倍の様々な敵を撃破できる傑作艦となり、圧倒的なジャイアントキリングを可能にした。
幾度か中身を取り替える大改修が行われて強化された現在の姿はこちらである。
様々な派生型も作られ、数人から設計の参考にされたGlasyだが、大きな欠点があった。
ジャイアントキリングが不可能なほど高いコストの相手に対しては、束になっても勝てないのである。
そのため、メガロドンなどの高コスト相手用に、さらに強力なビークルが必要だった。
そういうわけで、新たな正面飛行艦を作ることになったのである。
第0話 プロローグ
第1話 構想を練ろう
第2話 外殻と装甲を作ろう
第3話 アドキャを詰めよう?
第4話 戦闘試験?
とある正面艦主義者の10万級を讃えよ