帝国大戦 第六陣

Last-modified: 2025-07-18 (金) 02:10:17

イベント概要

※過去開催分については帝国大戦を参照

  • 開催期間(2023/09/28~2023/10/12)
  • ミッションで集めた「闇水晶」を交換所に期間限定で登場するユニットやアイテムと交換できる!(帝国大戦)
  • 白の帝国属性ユニット」の出撃コスト30%減少
    • 白の帝国属性ユニットが使役するトークンもコスト減少の対象となる

帝国編成ボーナス

  • ミッションクリア時に編成されている「属性:白の帝国ユニット」の数に応じて「闇水晶」の入手量にボーナスが発生する
    • 最大8体まで適用され、ボーナスによる増加量は8体編成時で26%となる
    • 委任出撃時はチーム編成にかかわらず、所持している帝国ユニットの最大数を編成しているものとして計算する
  • 以下の場合はボーナスが発生しない
    • 闇水晶のドロップがないミッション
    • 闇水晶のドロップ数が3個以下のミッション(小数点以下切り捨てのため)
    • ドロップコンプリート報酬の闇水晶
    • ★4チャレンジ報酬の闇水晶

★4チャレンジ

  • 第四陣以降の神級ミッションを★3でクリアすると、「★4チャレンジ」が解放される
  • ★4チャレンジについて
    • 初期ライフ1に加え、ミッションごとにステータス強化などの固有のルールが設定されている
    • ユニット、アイテムのドロップなし
    • ★3クリアすると初回のみ報酬として「闇水晶100個」を入手できる

交換所

任務(期間限定)

データ

ステージデータ

ステージ名★1の
目安
カリ
スマ
EXPG(★3)ライフ敵の数ドロップ1ドロップ2ドロップ3ドロップ4★4チャレンジ
初期コスト出撃数
前:帝国大戦 第五陣
第六陣 封鎖階層神級90360210010122闇水晶x5
判定3回
プラチナアーマー魔水晶x2帝国10連召喚チケット
(コンプ報酬)
敵のHPアップ
敵の攻撃力アップ
108
第六陣 死者の国の砦
<広域戦闘:敵味方の射程減少>
神級9036021001077闇水晶x5
判定3回
侍剣士イロハ[9]魔法剣士カシス[9]白金の聖霊敵の防御力アップ
敵の移動速度アップ
108
第六陣 死を背負う者
<広域戦闘:敵味方の射程減少>
神級150620300070109闇水晶x5
判定5回
砲兵パーシス[10]山賊頭モーティマ[10]-敵の移動速度アップ
208
以下後半戦で追加
第六陣 皇帝の器
<冥界:HPに継続ダメージ>
<広域戦闘:敵味方の射程減少>
神級9036021001073闇水晶x5
判定2回
闇水晶x3槍騎兵エレイン[9]聖霊女王敵のHPアップ
108
第六陣 古の帝国騎士団
<冥界:HPに継続ダメージ>
<広域戦闘:敵味方の射程減少>
神級9036021003588闇水晶x5
判定3回
魔術師パレス[9]帝国重装歩兵ドワイト[9]プラチナアーマー敵のHPアップ
108
第六陣 骸帝
<冥界:HPに継続ダメージ>
<広域戦闘:敵味方の射程減少>
神級150620300060104闇水晶x5
判定5回
猫魔女ネーニャ[10]技強化の聖霊-敵の攻撃力アップ
敵の射程アップ
108
  • ドロップするユニット横の[]内は入手時のLv
  • 全アイテム・ユニット初回確定ドロップ

新規敵ユニット

仮称行動タイプ
弱点特効
攻撃
属性
HP攻撃力防御力魔法
耐性
攻撃間隔
(30f/秒)
備考
対処法
スケルトンソルジャー部隊
5ef68f8ad7392e488688d9c06ba6884c.png
近接
アンデッド
物理180009006600全体
発生
亜神ヘリューズ
6ce0aa65fb9411ba2d7eff36bd58ebf2.png
遠距離
魔法
範囲
86000140020020全体
弾発生
移動
時間経過で攻撃力が増加
(最大で元の3倍まで増加)
敵アンデッド系の攻撃力と防御力を50%増加
ヘリューズの眷属
67709aed38281b5fb8d15cc6dadf1d0e.png
-
飛行
アンデッド
-10000-1500-HPが0になると自爆
攻撃を行わない
一定範囲内のユニットに継続ダメージ
(8ダメージ/0.033s=秒間240ダメージ)
遠距離
飛行
アンデッド
魔法
範囲
1000全体-
弾発生
移動-
自爆時
自身の周囲にダメージ
古の帝国騎士
f9c6339ca5c0b6e5bec2b9ed58231508.png
遠距離
人間
物理
同時
210001400100010全体
弾発生
移動
3体まで同時に攻撃
自身のHPが徐々に減少
骸帝の部隊
5d7bac5f3b3424ca8c96052395886049.png
遠距離
人間
1:物理
2:貫通
同時
1240001500x2200010全体
弾発生
移動
3体まで同時に攻撃
自身のHPが徐々に減少

その他敵ユニット

仮称行動タイプ
弱点特効
攻撃
属性
HP攻撃力防御力魔法
耐性
攻撃間隔
(30f/秒)
備考
対処法
スケルトンサイクロプス
542a61270ee294a8decb626d8b7d26d6.png
近接
巨人
アンデッド
物理12000050008000全体111
発生22
リッチロード
1291f556d0ebdc848889d8de7ef93ce1.png
遠距離
アンデッド
魔法
単体
30000100040030全体73
弾発生16
移動30
射程が長い
セグナンド(黒炎)
a67c7a8960a1d86bd4b3daf6f2d7c932.png
遠距離魔法
単体
70000120025050全体75
弾発生16
移動45
通常時
HP75%以下 攻撃力1.5倍
HP50%以下 攻撃力2倍
HP25%以下 攻撃力3倍
通過した配置マスを占領状態にする
遠距離魔法
同時
600x10全体-
弾発生-
移動-
特定地点到達時
HP75%以下 攻撃力1.5倍
HP50%以下 攻撃力2倍
HP25%以下 攻撃力3倍
攻撃後、周囲の配置マスを占領状態にする
ダークエルフアベンジャー
c31b3aefe5a378d066ee1af46e2e0fb1.png
近接物理600030015050全体77
発生13
HP50%以下で攻撃力が
(7-10*現在HP/最大HP)倍
(最小2倍~最大7倍)
ダークエルフナイト
b7f0772fa185446677aeddfdda9e6f4f.png
近接
アーマー
物理8000800100020全体326
発生14
攻撃に対して反撃
(200の貫通属性ダメージ)
ダークエルフドルイド
cf8062814afa87aaab8759d0c1070bc9.png
無差別物理
単体
800070020050全体58
発生20
移動30
毒付与攻撃
攻撃を受けると毒状態になる
(5ダメージ/0.5s=秒間10ダメージx10)
状態異常を無効化する能力で無効化可能
ダークエルフ部隊
(アベンジャー)
86fedc4875f95178ba562a46e018c167.png
近接物理2400035015050全体77
発生13
HPが50%以下で攻撃力が
(7-10*現在HP/最大HP)倍
(最小2倍~最大7倍)
貴族騎士
190fcda392b0c6835e7b13091dc76b96.png
近/遠
人間
近:物理
遠:物理
単体
18000近:1200
遠:500
60010近:全体120
発生16

遠:全体43
弾発生28
移動15
貴族騎士部隊
7a4336024c46d18c9a2ae44e0a23e0e2.png
近/遠
人間
近:物理
遠:物理
単体
46000近:1800
遠:650
60010近:全体120
発生16

遠:全体43
弾発生28
移動15

 
補正
表記や補正についての説明は敵ユニットのページを参照

NPC

最初から配置済み・撤退不可・編成アビリティ無効・出撃可能人数にはカウントされない(撃破されても出撃可能なユニット数は空かない)。
上記以外は味方ユニットと同様に回復や士気高揚など有効。
倒されるとミッションの☆(味方ユニット死亡数0)を落としてしまう。

第六層 封鎖階層
名称LvHP攻撃力防御力魔法
耐性
ブロ
ック
コストクラス特性備考
帝国歩兵ディルク
帝国歩兵ディルク
5010302401580242体までの敵を足止めできる同能力のNPCが3体配置
スキル名効果再動初動
援軍要請I出撃コストが5回復20秒20秒
第六陣 死者の国の砦
名称LvHP攻撃力防御力魔法
耐性
ブロ
ック
コストクラス特性備考
前線拠点
前線拠点
110000000?1-
第六陣 死を背負う者
名称LvHP攻撃力防御力魔法
耐性
ブロ
ック
コストクラス特性備考
前線拠点
前線拠点
110000000?1-
第六陣 古の帝国騎士団
名称LvHP攻撃力防御力魔法
耐性
ブロ
ック
コストクラス特性備考
ダークエルフの野営地
ダークエルフの野営地
125000000?0-同能力のNPCが2体配置
第六陣 骸帝
名称LvHP攻撃力防御力魔法
耐性
ブロ
ック
コストクラス特性備考
ダークエルフの野営地
ダークエルフの野営地
125000000?0-同能力のNPCが2体配置

会話

ネタバレ注意
1:封鎖階層
1:開始前

レオナ

……ダークエルフの少女、だと?
脱走兵――いや、亡命を求めているということか?

???

うぅん、あれはどちらかというと、助命嘆願かな。

レオナ

……不可解だな。
冥界の亜神、ハイドースに与した勢力が、
なぜ今更になってそんなことを。

???

それもあの子は、自分の命だけじゃなくて、
部族すべての命を救うために、
ここまで「交渉」に来たみたい。

レオナ

ジェニー、お前がそう分析したのなら、
そこに嘘はなさそうだな。
良いだろう、その交渉のテーブルについてやろうじゃないか。
 
……かつて白の帝国が支配下に組み入れ、
この時代に至って、とうとう牙を剥いた部族の娘、か。

レオラ

レオナちゃん、あんまり顔色、良くないわよ?

レオナ

…………歴史の清算、だからな。
白の帝国が積み上げてきた功罪、
その一端が、もうすぐここに来るというんだ。

ルーテ

――失礼します。
ダークエルフ族長、セグナンド氏のご息女、
イルヴィ様をお連れしました。

イルヴィ

…………失礼する。
お初にお目にかかる。
戦士セグナンドが娘、イルヴィだ。

レオナ

あまり、時間もなさそうだ。
単刀直入に事情を聞かせてもらおう。

イルヴィ

……そうだな。
我々に残された時間は、それほど多くない。
 
あれを……いや、あの化け物を倒せるのは、
きっと、貴殿らしかいないはずだ。
だからこそ、私はここへ来た。
 
――どうか、私の家族たちを助けてほしい。
あの、人の形をした災禍、
死してなお荒れ狂う、三代目白の皇帝を殺してくれ。
1:開始時

イルヴィ

――この先だ。
冥界第二層で、私の部族は匿ってもらっている。

レオナ

匿って……?
いったいどういうことだ。
まさか冥界の勢力同士で内乱でも起きたのか?

イルヴィ

……そう、だな。
これは内乱と言っていいのかもしれない。
こちらからすれば騙し討ちに等しいが。
 
ハイドース様は今、ある儀式を進めている。
それゆえに、冥界の勢力はそれぞれが、
戦力を整えているところだった。
 
だが、ハイドース様が動けぬその隙をつき、
奴が現れ、私の家族たちを虐殺し始めたんだ。

ティルト

三代目、白の皇帝――骸帝か。
それでお前たちは、この封鎖階層に逃げ込んだんだな。

ディアナ

封鎖階層?
冥界にも、天界のオリュンポスのように、
複数の階層があるということですか?

ヘカティエ

……私から説明しましょうか。
念のために言っておくのなら、
世界の実験場たるオリュンポスとは別物よ。
 
冥界第二層、通称ヘルヘイムは、
天界を追放された亜神、ヘリューズのために、
わずかな領域を割譲したものなのよ。

ハリンヘイム

ヘリューズって、
あの昔話の、反逆者ヘリューズですか!?
 
遥かな未来、アスガルドに災禍をもたらすと予言され、
冷たき世界へと追放されたという、
…………亜神イコルの、妹。

ヘカティエ

……あなたのイコル嫌いは筋金入りね。
でも、正確にはその伝承は間違い。
彼女は追放されたのではなく、自ら追放を選んだのよ。

ティルト

それは、どういう――

???

――話はそこまでですの!
あっちから逃げてくるの、我が軍の斥候ですの!!

斥候兵

へ、陛下ッ!
あいつは、化け物です……!

レオナ

何があった!
――骸帝と、遭遇したのか?

斥候兵

いえ、あれは……あれは王でも、剣士でもなく……。
魔女……いえ、もっとおぞましい何か……。

イルヴィ

魔女……?
まさか、ヘリューズ様が……?
いや、でも私が出発するときにはまだ正気を保って……。

レオナ

…………心当たりがありそうだが、
その話はあとで、徹底的に詳しく教えてもらおうか。

白の皇帝

……全軍、戦闘準備。
アンデッドを蹴散らし、この先へ向かう。

レオナ

――はっ!!
斥候は下がれ。その傷では戦えないだろう。

アウローラ

負傷兵はこちらへ。
みなさん、彼らの護衛もお願いします。
1:戦闘中
味方の帝国兵は倒されると
★の評価に影響します。
1:終了時

???

いやーな臭いがしますの。
腐って、停滞しきって、澱んだ臭いが……。

ジェニー

パラベルは鼻がいい。
さっきの斥候たちを見れば分かるよ。
この先に待っているのは、人が遭遇しちゃいけない何かだ。

ヘカティエ

この先に待っているのがヘリューズだとして、
彼女がダークエルフたちを守るために、
戦うことを選んだなら……そうね、こうなるはずよ。
 
アスガルドに災禍をもたらすという予言。
それは、彼女という存在が、
あまりに死に近すぎるために生じたもの。
 
生命が死んでいく様を余さず感じ取ってしまうから、
彼女はその嘆きから目を背けるために、
自らひとりぼっちになることを選んだのよ。
 
そんな彼女が、死の蔓延する戦場に飛び込めば、
きっと正気を保ってはいられないでしょうね。

イルヴィ

……そんな。
私たちのために、あの人が、そこまで。

ティルト

なぜそこまでして、ダークエルフを匿ったのでしょう。
ひとりでいたいなら、そんなことをする必要は……。

ヘカティエ

魔界の同族とも、物質界の同族とも相容れない、
セグナンドたちの部族に、
何か思うところがあったんじゃないかしら?

ハリナ

先を急ぐとしよう。
そんな頭の悪いお人好し、
長く苦しませるのは酷だろう?
2:死者の国の砦
2:開始時

白の皇帝

――古い砦だな。
冥界にこんなものがあるとは、
死者の国にも、穏やかでない時代があったのか。

ヘカティエ

ヘリューズが築いたものかもしれないわね。
ひとりぼっちの居場所を守ろうとしたのか、
あるいは、他に何か目的があったのか……。

パラベル

自分と同じ境遇の者がいたときに、
守ってあげるため、とかですの?

ハリンヘイム

…………反逆者に、
そんな目的があったとは思えません。

ジェニー

ハリンヘイムは、本音を隠すのが下手。

ハリンヘイム

なっ……何を言うんですか!

ティルト

宿敵の妹だからと毛嫌いする必要はない。
いや、毛嫌いするフリ、か?

ハイデマリー

ティルトも素直になるまで、
すごーく時間がかかったけどね。

ティルト

むっ……ハリンヘイムほどじゃ……。
こほんっ。ともあれ、ここを野戦陣地としよう。
正気を失った亜神と、陣地なしに戦うのは難しいだろう。

カーナ

――報告!
無数のアンデッドが砦に接近中!

レオラ

規模は? 亜神らしき者はいるかしら?

カーナ

いえ、スケルトンサイクロプスの影は見えましたが、
ほかは雑兵ばかりです。

白の皇帝

戦い慣れた相手といえど、ここは敵地だ。
兵に油断するなと伝えろ。

レオナ

はっ。前線拠点の守備を厳となせ!
広域戦闘となるぞ!
2:戦闘中
前線拠点は倒されると
★の評価に影響します。
発光するマスに配置した
ユニットは射程が
上昇します。
2:終了時

???

――悲しみが聴こえます。
ただただ、悲哀が、嘆きの音だけが。
 
私の可愛い子どもたち、
どうか泣かないで、死とはただ怖ろしいものだけれど、
せめてその瞬間を、少しでも遠ざけましょう。

レオナ

……来たか、亜神ヘリューズ。
陛下、どうなさいますか。

白の皇帝

亜神ヘリューズ、言葉は届いているか。

ヘリューズ

……死の音色。
どれだけの命を、奪ってきたのでしょう。
あなたの背後には怨嗟の声ばかりが響いています。

イルヴィ

ヘリューズ様! 私だ!
セグナンドが娘、イルヴィだ!

ヘリューズ

私は、守らなければ。
行き場もなく、ただ悲しみを抱いたあの子らを。
死を抱くあの子らが、せめて安寧の内に逝けるように。

白の皇帝

……どうやら、話は通じていないようだな。

ヘカティエ

戦いの中に身を置いたあの子は、
死の亜神というより、半ば戦神に近い存在になるのよ。
 
全ての者の、死の痛みが分かってしまうから、
せめて楽に殺してあげようと、
あまりに優しすぎて、そう考えてしまうのね。

白の皇帝

……話をするには、戦いを止めさせねばならないか。

レオナ

骸帝と激突する前に、
まさか亜神との決戦が待っているとは……。
 
急ぎ補給を済ませろ!
決戦まで、あまり時間はないぞ!
3:死を背負う者
3:開始時

ヘリューズ

(――魔界へ逃げることもできず、
さりとて、物質界で賊のように生きることもできず)
 
(誇り高き戦士でありながら、
強き者に敗れ、長く苦しい日々を生き続け……)
 
(亜神であることを捨てられなかった、
私とどこか似た、ダークエルフの戦士たち……)
 
(かの暴虐の骸帝より、
私が、あの子らを守ってあげなければ)

王子

…………。

白の皇帝

どうした王子。
王国軍は下げておけ。
ここでお前の軍を消耗させたくはない。

ヘリューズ

(……おや? 人の子よ、
もしや、私の声が、聴こえているのですか?)

王子

…………(こくり)

白の皇帝

……王子?
まさか、奴の声が分かるのか?

ジェニー

……嘘は、言ってなさそう。
隠し事の上手そうな顔だけど、
本当に、あの亜神の言葉が分かるみたい。

白の皇帝

女神アイギスの加護か、あるいは――
いや、考えるのは後にしよう。
 
王子、お前なら、
あの亜神の目を覚ましてやれるか。

王子

…………。
………………(こくり)

ヘリューズ

死を背負い、嘆きを背負い、
されどその音色はどれも、
あなたを後押ししているように聴こえます。
 
どれだけの悲しみを背負ってきたのですか。
どれだけの嘆きを、その胸に抱いてきたのですか。
 
それでもなお、進もうとする、なんて。
どうか、おやめなさい。
あなたの歩む道は、あなたを苦しめるばかりです。

王子

――俺の苦しみは、どうでもいい。

白の皇帝

…………。

ヘリューズ

…………そう、ですか。
ならば、私が代わりに泣きましょう。
あなたのために、あなたの痛みのために。

アンナ

王子、亜神ヘリューズの軍勢が来ます。
前線拠点の防衛指揮、お願いします!
3:戦闘中
亜神ヘリューズがいる間は、
全てのアンデッドの攻撃と防御が
アップします。
 
       (1/2)
亜神ヘリューズは
一定時間が経過するたびに
攻撃力がアップします。
※最大で3倍までアップ
 
       (2/2)
亜神ヘリューズの眷属は
一定範囲内のユニットに
継続ダメージを与えます。
 
また亜神ヘリューズの眷属は
倒されると
自身の周囲にダメージを与えます。
3:終了時

ヘリューズ

……私は、何を……ここは……?

ヘカティエ

ヘリューズ、ようやく正気に戻ったようね。
守る者がいるとはいえ、
死の蔓延する最前線にでるなんて。

ヘリューズ

ヘカティエ……?
ああ、また暴走してしまったのですね……。

ヘカティエ

わざと、じゃないの?
アスガルドに災禍をもたらすほどの魔力を、
暴走させてでも、骸帝を倒そうとしたのでしょう。
 
そんなことをしたら、
また自分が、悲哀と嘆きの音色で苦しむことになるのに。
お人好し自己犠牲引きこもり亜神なんだから。

ヘリューズ

えへ……褒められると照れますよ。

ジェニー

……褒めてな……うぅん、確かに褒めてるね。

パラベル

亜神ってめんどいですの……。

白の皇帝

……どうやら、話は通じるようだな。

ヘリューズ

あなたは、白の皇帝ですね。
骸帝と少しだけ似た音色を感じます。
 
それから、そっちはセグナンドの娘さん。
良かった、無事に戻って来られたのですね。

イルヴィ

はい、ヘリューズ様。
家族は――私の部族の皆は無事だろうか!?

ヘリューズ

えぇ、大丈夫。
第二層は封鎖階層ですから。
 
ハイドースの築いたこの封鎖結界を破るのは、
冥神たるハイドースそのものに反旗を翻すのと同じ。
骸帝とて、そんなことはできないでしょう。

レオナ

……いや、待て。
結界を破ること自体は、可能なのか?

ヘリューズ

強大な魔力と、
結界を抜けることによる苦痛に耐えられる精神があれば。
……いえ、まさか……そんな者がいるはずが。

レオナ

亜神ヘリューズ、
ダークエルフたちの居場所へ案内してくれ。

パラベル

…………嫌な予感は、当たるもの、ですの。
4:皇帝の器
4:開始時

セグナンド

なぜ、こんなことをする。
ダークエルフの居留地を焼き、
戦士でない者まで殺し、ついにはこの封鎖階層まで……。
 
ハイドース様に反逆するつもりか?
まさか、冥界軍を乗っ取るつもりで――

骸帝

――反逆?
どうやら勘違いしているようだな。
 
我が上に立つ者など、最初からいるはずがなかろう。
皇帝こそ世界の全て、あらゆる命の上に立つ者だ。

セグナンド

裏切ったのではなく、最初から仲間ではなかったと?
だが貴様を崇める国など、この時代のどこにもない!
国家なき皇帝が、いまさら何のつもりだ!!

骸帝

分かりきったことを……。
貴様は、あの腑抜けきった当代の皇帝を見たか?

セグナンド

――は?

骸帝

我が国を受け継いだ男が、
英雄王の子孫如きに絆され、
牙を抜かれ、まるで子犬のような有り様だった。
 
弱き皇帝に、民は従わぬ。
冥界対帝国の、反逆ごっこがまさにそれを示している。
皇帝が偉大でなければ、民は思い上がり、つけあがるのだ。

セグナンド

我らの誇りをかけた戦いを、ごっこ遊びだと……!?

骸帝

事実だろう。
それゆえに、こんな人質を取られただけで、
その剣を振るえなくなっているのではないか?

セグナンド

…………ッ。

骸帝

故に、貴様らは贄となってもらう。
死ぬ気であの小童を殺しに行け。
見事首を刈り取ってくるといい。

セグナンド

……奴を殺せば、皆を助けてくれるのか。

骸帝

ああ、そこで死ぬのなら、奴はそこまでの男だからな。
貴様らも死力を尽くした褒美として見逃してやろう。
 
あやつには、罪なき無力な民が、
必死に武器を振りかざして己を殺しに来るという、
心踊る経験が足りていないと見える。
 
そして、その無力な民を薙ぎ払い、
血の丘で美酒に酔いしれる、
あの得も言われぬひとときの味わいも、な。

セグナンド

……愚かな。

骸帝

お前の部族が全滅すれば、
皇帝としての器を手に入れた奴と戦える。
そうでないのなら、再び骸帝の時代が始まるだけ。
 
クク……楽しいなァ。
そうだろう、セグナンド。
楽しめ、笑え、笑いながら死にに行け。

セグナンド

(――すまない、イルヴィ。
我が娘よ、どうかお前だけでも、生き延びてくれ)

 
イルヴィ

――皆、こっちだ!
あの氷原の向こうに、私たちの野営地がある!

トゥーダ

イルヴィ、嬉しそうですね。

ジークリンデ

命がけで冥界を抜けて、助けを求めに来た後なんだ。
家族との再会も、一層嬉しくなるというものだろう。

ヘリューズ

そんなに急ぐと転びますよ?
ただでさえ冥界に縁のない者は体力を削られるのに、
そのうえ、凍結した川の上は滑りやすいのですから。

イルヴィ

なに、むしろ素早く滑って移動できるというものだ!
早く皆のところへ――んっ……なんだ、あれは……?

ヘリューズ

私の館が……燃えて、いる……?
それに、あの砦にいるのは――

セグナンド

…………来てしまったか、イルヴィ。

イルヴィ

父上! いったい何が……皆は――

セグナンド

白の皇帝、貴様の命を貰い受ける!
これは我が部族、我が父祖の血、
そして我が剣の誇りをかけた決闘だ!!

カーナ

――やられました。
陛下、ダークエルフの野営地は、
骸帝の配下と思しき部隊に占拠されています。

白の皇帝

……人質をとられたか、セグナンド。
だが、こちらも大人しく
首を差し出すわけにはいかない。
 
野営地を解放するぞ。
そうすれば、あの男も戦う理由がなくなるだろう。

レオナ

はっ! 総員、陣形を整えよ!
敵は……もう、兵たちにも隠す必要もないだろう。
我らが血に濡れた過去の象徴、骸帝の軍だ!!
4:戦闘中
      【冥界】
・味方ユニットのHPが徐々に減少
 
※このダメージは風水使いなど
 地形効果を軽減する能力を
 もったユニットを配置することで
 軽減可能です。
敵に占領されているマスは、
占領している敵を倒すことで、
使用可能になります。
マスを占領している敵には、
旗のマークがついています。
黒炎のセグナンドは
自身が通過したマスを占領します。
 
占領されたマスに
配置していたユニットは、
撤退をしますが
再出撃が可能です。
黒炎のセグナンドは、
特定の地点に到達すると
攻撃と同時に周囲のマスを
一気に占領します。
    悪天候:猛吹雪
 
・敵の『移動速度』減少
・敵味方の『射程』減少
・一部の味方の性能上昇
・一部の敵味方は影響を受けない
・影響を受けない敵の『攻撃力』上昇
ダークエルフナイトは
ダメージを受けると
攻撃したユニットへ反撃を行います。
ダークエルフドルイドから攻撃を
受けると「毒」状態になり、
一定時間継続ダメージを受けます。
 
複数のダークエルフドルイドから
攻撃を受けた場合、
継続ダメージ効果が重複します。
      (1/2)
ダークエルフドルイドの
毒によるダメージは、女神の加護や
攻撃の無効化の影響を受けませんが
状態異常に対するユニット能力で
軽減や回復、無効化が可能です。
 
      (2/2)
4:終了時

セグナンド

……白の皇帝。

白の皇帝

……こちらへ降れ、セグナンド。
これから先の帝国は、民のための国になると約束する。

セグナンド

信じよう。
イルヴィを匿ってくれた、それが十分すぎる証拠だ。

イルヴィ

父上……良かった……。
そうだ、皆は……?

セグナンド

……犠牲者は、多い。
だが、我らも父祖の誇りを継ぐ者だ。
まだここから、やり直せる。

ヘリューズ

私の館は……燃え尽きてしまいましたけどねー……。

ヘカティエ

……ここが戦場になった以上、
もう封鎖階層にいる理由もないでしょう?
あなたも物質界に移住すればいいのよ。

ヘリューズ

そうしちゃいましょうかねぇ。
幸い、波長のあう者もいるようですし……。

王子

…………?

レオナ

よし、ダークエルフたちの救出は完了した。
ミュレとフォーラの部隊に連絡しろ。
ここまでの通路をこじ開けて撤退するぞ。

骸帝

…………。
嘆かわしい。
 
――ここまで、堕ちたか。
仇を討つでもなく、強き者との戦いを望むでもなく、
ただ尻尾を巻いて逃げる算段を始めるとは。
 
白の帝国は、もはや名ばかり……。
ならば、その首すげ替えてしまおうか。

白の皇帝

第三代、白の皇帝……骸帝……!
5:古の帝国騎士団
5:開始時

骸帝

――弱い、弱すぎるぞ。
それでも白の帝国の名を継ぐ者たちか?

レオラ

失礼ねぇ。
現陛下は亜神とすら斬り結ぶお人よ?

骸帝

それがどうしたというのだ。
強さとは畏怖と恐怖をもたらすものだ。
だというのに、今の帝国はどうだ?
 
力で抑えつけるべき者どもに反逆され、
一国ではそれを鎮圧することもできず、
英雄王の子孫と馴れ合いとは。
 
――もう、気付いているのだろう?
今の帝国は、既に限界なのだと。

白の皇帝

…………。

骸帝

ハハハッ、分かっていても、
兵の前では同意しない程度の気概はあるか。
 
こちらにも、可愛くも愚かな後継者に、
自ら引導を渡すくらいの慈悲はある。
剣を抜け、帝国全軍をもって相対してみせよ。
 
――この冥界にて蘇りし、
最も強き時代の帝国軍にて、今の帝国を終わらせよう。

マルゴット

あの鎧……あの構え、まさか……。

ディアナ

古い構えです。
今では誰も使わない、基礎教練で学ぶだけの。
 
しかし、そんな古い構えを、
今の時代でも伝承しているのは、
重要な意味があるから。
 
――あれは古の、帝国騎士団。
骸帝が編み出した剣技を担う、我々の先達です!

白の皇帝

……剣をとれ。
敵が誰であろうと、関係ない。
 
俺たちには、守るべき者がいる。
新たに、共に歩む道を模索しはじめた、
ダークエルフたちを殺させてはならない。

レオナ

野営地の城壁を活用しろ!
敵を身内だと思うな、あれは我らの、
忘れてはならない、だが祓うべき呪われた過去の亡霊だ!
5:戦闘中
ダークエルフの野営地は
倒されると★の評価に影響します。
古の帝国騎士は体力が
徐々に減少していきます。
5:終了時

メーア

……やーな感じですね。
あのご先祖様軍、皆笑いながら消えていきますよ。

メフィスト

嬉しいんだろうね。
身内だからと遠慮することなく、
全力で殺しにかかってくれる、今の帝国軍の存在が。

クリスタ

なんですの、それ。
せっかく死んだ後にも自我を保っているなら、
楽しく仲良く生きる道を選べば良いのに。

ハリナ

未来の子らを任せられる、
その事実を喜んでいるのだろう。
己の死は、そのまま子孫を守る力の証明になる。

フィリーネ

……では、骸帝の目的は?
まさか、本当に帝国の未来を憂えて……。

レオラ

本気、だと思うわよ?
ただその本気は、本気で今の帝国軍を潰し、
再び自分が統治すべきだ、と考えているみたいだけどね。

レオナ

今のうちに陣形を立て直せ!
敵はこちらの戦術の基礎を作った者たちだ、
隙を見せれば食い破られるぞ!

ゲオルグ

ちっ……どうしたもんかね、こいつは……。

ディルク

――で、伝令! 伝令ッ!!
左翼歩兵部隊、被害甚大!
再編成が間に合いません、至急増援を!

セグナンド

……我々が行こう。
ダークエルフが誇りを胸に抱く者たちよ!
死氷の亜神、白の帝国の恩に報いるぞ!!

レオナ

馬鹿な……!!
やめろ、死にに行くようなものだぞ!?

セグナンド

皇帝――いや、陛下、そして王子。
未来の子ら、イルヴィを頼むぞ。
未来の恩は、今ここで先に返しておく!

イルヴィ

父上――ッ!!
 
父、上……。
5:終了後

フォーラ

――出撃命令だ。
……いや、でも行き先は封鎖階層って言っていたよな。
 
亜神ヘリューズと、亜神ハイドースが紡いだ、
結界をぶち抜くなんて、可能なのかな……?

ミュレ

その点は、事前にヘリューズ様と
打ち合わせ済みらしいですよ?

フォーラ

ああ、領域の主に結界を解除してもらえば、
こっちの「重機」でも突破可能か……。
 
しかし、よくもまぁ撤退ルートの構築に、
冥界をぶち抜くトンネルを作ろうなんて思いつくものだね。

ミュレ

前例もありますし?
帝国製の掘削機械は、冥界の大地すら
ゴリッゴリのギュルルルルが可能だと!

フォーラ

……そのトンネルの中を突っ切って、
アレを飛ばして兵員輸送しようっていうんだから、
前回以上に大事なんだけどね?

ミュレ

まぁまぁ、冥界にずっといたら大変なことになりますし、
大規模兵員輸送の実現手段は、
どうしても必要なんですよ。

マレブランケ

ふたりとも、準備はできた?
あっちは大変なことになってるらしいし、
全力全開で頼むよ!

フォーラ

よし、それじゃあ――

ミュレ

機関始動!
ドリドリドリルでズガガガガーンっと!
6:骸帝
6:開始時

骸帝

よく耐えている。
しかし、誰が守るための戦いなど言い伝えたのか……。
 
戦え、剣を取れ、殺し続けよ。
我が帝国は血河の上に建つ城なのだから。

セグナンド

確かに、そう伝え聞いていた。
帝国は我が父祖の大地を踏みにじる巨悪だと。
 
だが、今代の皇帝は約束したぞ?
民と共に歩いていく、それが未来の帝国の姿だと。

骸帝

ほざけ、負け犬ごときに国家の何が分かる。
人質を取られた程度で動けなくなる貴様に――
 
――いや、訂正しよう。
そうか、セグナンド、貴様も戦士の顔になったな。
どうやら覚悟を決めたとみえる。

セグナンド

……そうか、ようやく分かった。
骸帝、お前の覚悟とは、殺し、殺される覚悟か。
 
その身は既に死したも同然、
奪い、蹂躙し、莫大な富を築くその覇道は、
己が命を賭け続けたがゆえの産物なのだな。

骸帝

貴様、良い王の器となったな。
惜しい、本当に惜しいものだ……。

セグナンド

死の覚悟ある者こそ良い王の器だというのなら、
そんなものは願い下げだ。
 
ただ、良き父として、
未来を子らに残す族長として、
俺はここに、命をかけて剣を取っただけなのだから。
 
さぁ、負傷者は早く撤退しろ!
そう長くは――いや、格好つける意味もないか。
稼げても数秒だ、急げ!!

骸帝

いや、その誇りに敬意を払おう。
貴様の首ひとつで、その者らは見逃してやる。
 
今代の帝国軍が我が首を狙いにかけつけるまで、
ここに留まり、待つことを誓おう。

セグナンド

ああ……そいつは、助かる。
お前の約束なんて、信じちゃいないがな。

 
ハイデマリー

…………むごい。
誰も、生き残ってないじゃない……。

サザンカ

これも、ある意味じゃ慈悲なのかもね。
苦しまないようにしたんだと思うよ。

ハイデマリー

それにしても、酷すぎるよ。
……ッ、あれは、あの姿は――

ヘリューズ

セグナンド……最後まで、戦士として生きたのですね。

骸帝

――存外、早かったな。
しかしこの男の時間稼ぎも、意味があったか。
 
我が古の帝国軍も、その数を大きく減らした。
首ひとつで戦況を変えるとは、大したものだ。
 
さて、では今の皇帝はなにができる?
何をもって我らに対抗せんとする。

白の皇帝

――この場に、言葉が必要か?

骸帝

ククッ……ハハハハハッ!!
良い、最上級の答えだ、我が後継者よ。
 
さぁ、殺し合おう。
帝国の未来を、この目に見せてみよ!!
6:戦闘中
骸帝の部隊は体力が
徐々に減少していきます。
6:終了時

骸帝

…………さぁ、殺せ。

白の皇帝

……ああ。
我が先達よ、貴様の帝国は、もはや存在しない。
 
これより先、未来の帝国は、
迷い、選び、それでも立ち止まらない、
力強く歩み続ける――民のための国となる。

骸帝

…………見届けよう。
我が覇道が、間違いであったと、証明して、みせよ……。

レオナ

……陛下。

白の皇帝

決着はついた。
帝国の未来を決めるのは、今を生きる者だ。
過去の亡霊などではない。

エルミラ

――ッ、な、なに? なんだか地面が揺れてるような!

ヘリューズ

……私がこの地を離れることを決めたから、でしょうか。
封鎖が解け、
冥界の、元の位置へと戻ろうとしているのかと。

ハイデマリー

……大地がそんな急に移動したら、
その上にいるの、危ないんじゃないの!?

レオナ

総員、撤退準備!
負傷者の回収急げ!!

メーア

で、でも、どうやってここから離れるんですかー!?
結構入り口から歩きましたよね!?

レオナ

問題ない。
こういう時のために、わざわざ準備をさせたんだ。

ミュレ

――ギュララララーっとぉ!
大規模隧道、貫通完了ー!!
 
ふふふ、穴掘りと同時に補強もしちゃう、
帝国式隧道掘削術のお披露目いかがで――

フォーラ

ミュレ! 重機どけて!!
飛空戦艦突入するから!!

ハイデマリー

はっ、えっ、えぇ……?
トンネルに……飛空戦艦飛ばしたの……?

レオナ

これなら、誰ひとり残さず収容が可能だ。
さぁ呆けていないで撤収を急げ!

フォーラ

格納庫は空っぽにしてある。
全員乗れるから慌てず、奥まで詰めて!

ミュレ

はい詰めて詰めてー!
こっちの大型掘削機にも乗っちゃってください!

イルヴィ

…………。
 
――さようなら、父上。

 
???

…………。
 
………‥甘いものだ。
骸帝も、現皇帝も。
 
さて、この報告を聞いたとき、
あいつはどんな顔をするだろうか……。
6:終了後

レオナ

――ダークエルフ居留地だが、
ひとまず、東の森を開墾することとする。
 
そして、まだ流動的ではあるが、
これは保護ではなく、
将来的には割譲されるものと考えてもらって構わない。

イルヴィ

割譲……?
いや待て、そう簡単に国土を切り分けていいのか?
 
国民も黙っていないだろう!
その地に住まうものだって――

レオナ

……言い方を変えよう。
あの森は、元よりダークエルフたちの住んでいた場所だ。
 
悪い噂も多々あってな。
帝国の民は、怖がって近付かない場所でもある。

ディアナ

……建前と、形式が必要なのです。こういうのは。

イルヴィ

つまり、父祖が生きた地を、返してくれるということか……?

レオナ

奪ったのは我々の先祖だ。
つまりこれは、帝国が解決すべき問題といえる。
 
細かな調整は必要となるが、
これは未来に向けた実験的措置でもあって――

イルヴィ

恩に着る。
これで、父上も……報われる……。

白の皇帝

その恩なら、もう返してもらった。

イルヴィ

……そう、か。そうだったな。

レオナ

それから、ヘリューズ様の件だが――

ヘカティエ

私が預かっておくわ。
――預かった後、どこに貸し出すかは決めていいわよね?

ディアナ

……建前と、形式ですね。

ヘリューズ

なんだか私、宝物みたいな扱いされてませんか?

ヘカティエ

実際、貴重な存在よ。
――あなたが味方についてくれて、心強いわ。

ティルト

……ヘカティエ様が誰かを褒めるなんて、珍しい。
友だち、いたんですね……。

ヘカティエ

ティルト、何か言った?

ティルト

今日もお美しいなと言いました!

イルヴィ

……ふふ、賑やかな国だ。
 
父上、どうか、見守っていてくれ。
きっと未来は、良いものになるはずだから。

編集

攻略

第六陣 封鎖階層

神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)

イルヴィの案内で冥界の封鎖階層に向かう同盟軍にアンデッドが襲い来る。兵士たちを守りつつ敵を撃退せよ!

第六陣 封鎖階層

第六陣 死者の国の砦

神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)

古い砦を利用し、陣地を構築した同盟軍に再びアンデッドの群れが襲い来る!!
広域戦闘:敵味方の射程が減少

第六陣 死者の国の砦

第六陣 死を背負う者

神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)

守るべき者の悲哀や嘆きを聴き、暴走している亜神へリューズを止めよ!
広域戦闘:敵味方の射程が減少

第六陣 死を背負う者

第六陣 皇帝の器

神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)

人質を取られたセグナンドが襲い来る。
冥界:HPに継続ダメージ>(0.3秒毎にHPが10ずつ減少)
広域戦闘:敵味方の射程が減少

第六陣 皇帝の器

第六陣 古の帝国騎士団

神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)

蘇った古の帝国騎士が同盟軍に牙を剥く。
冥界:HPに継続ダメージ>(0.3秒毎にHPが10ずつ減少)
広域戦闘:敵味方の射程が減少

第六陣 古の帝国騎士団

第六陣 骸帝

神級(★1獲得の目安:平均CCLv50)

骸帝と雌雄を決するべく総力をもって抗え!
冥界:HPに継続ダメージ>(0.3秒毎にHPが10ずつ減少)
広域戦闘:敵味方の射程が減少

第六陣 骸帝


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