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アイラ
し、失礼します~……。
え、エリスさ~ん……。 やっぱりご迷惑ですよ。 あんな騒動を起こして、居候までするなんて。
エリス
あら、王子ならこの子を見捨てたりしないでしょ?
アイラ
いえいえいえ、そんな! こうして保護していただいて、おいしいご飯もいただき、 さらに今後もご厄介になるなんて! だ、ダメですよ!
エリス
なんて言ってるけど、他に行くあてもないみたいよ。
アイラ
そう言われると弱いですけど! うぅ、エリスさんのいじわる~。 そこまではっきりと言わなくてもぉ!
……あ、あの、本当に良いんですか? こんな、落ちこぼれデーモンの私なんかを。
エリス
王子はそういうの気にしない人よ。 魔神憑きに、妖怪、あなた以外のデーモンもいるわ。
アイラ
そ、そうなんですか? それは、ぜひお会いしてみたいです!
で、ですが、本当によろしいのですか? きっと、いっぱいいっぱいご迷惑をおかけします。
それでも許してくださるのなら、 私はここに、住まわせていただきたいです!
--っ!! ありがとうございます! 未熟な私ですが、どうぞよろしくお願いしますです!
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