…ニエガは私のすべてよ。あの子がいない未来なんて、考えられないわ。
プロフィール
人物評
「こだまの子」の見聞任務で登場する彫刻職人。
ニエガという子供がいるがアビスとの戦いで彼女が呪いに侵食されてしまい、
ラゾーリは古名を作れる数少ない名鋳り師であったが、この時のショックが元で引退することになった。
名鋳り師の後任は若いシロネンに託し、現在は燃晶名刻のアクセサリーを作るなどして集落で暮らしている。
彼女は見聞任務においてシロネンの先達のような役割を担っている。
シロネンが子供の頃は親に言われてラゾーリの工房へ見学に行くことがしょっちゅうあったらしく、
大人になった今もラゾーリを訪ねては、彼女から手料理を振る舞われるなどの良好な関係を築いていた。
だが彼女の生活に落とされた影は色濃く、任務の後半はアビスの後遺症に苦しむニエガとラゾーリの苦悩が多く描写される。
こだまの子で暮らしている凄いおばさん、というだけでなく、戦争が続くナタの悲哀を描いたキャラクターでもあるのだろう。
終盤では、彼女が「家族愛」を意味する古名を受け継いでいたことが語られる。昔は優秀な戦士だったのかもしれない。
こだまの子の見聞任務は古名作りやそれを取り巻くキャラクターたちの物語だが、
中盤以降はラゾーリ・ニエガの家族を中心とするストーリーが描かれていた。
彼女は半分主人公のような役回りも務め、愛娘のために、古名作りの技術を「悪用」しようとする。
後遺症に苦しんだニエガの記憶を安定させるために、ラゾーリは大霊の承認も無しに簡易的な古名を作ろうとしていたのだ。
その狙いを看破したシロネンは、いけないことをしていると理解しつつも、むしろ乗り気でラゾーリへ協力していくが……。
余談だが、見聞任務に登場する彼女の工房がスレでよく話題に挙がっている。
というのも、個人の工房なのにあまりにも広すぎるため。もはや工房を越えてダンジョンの域に達する広さ・深さにツッコミたくなるボイラたちは多かった。
ニエガについて
同じ見聞任務で登場するラゾーリの娘。
母親の不注意(そのように責めるのもあまりに酷な一瞬の油断だが)によって急襲したアビスの魔物に被害を受け、
ラゾーリがどうにか探し出して救うことはできたが、後遺症によって記憶や精神が不安定になってしまっている。
部族の大人たちは彼女のことを気遣っており、シロネンがラゾーリを訪れる際はニエガ向けのお土産を持参することも。
身体的な事情から家に引きこもることが多く、読書が趣味になっているらしい。
名前だけは早々に登場したが姿を現すことがなかったので、
(もしかしてニエガは実在しないのでは…)とボイラたちに疑われたが、無事に(?)登場を果たした。
体調が落ち着いている時は外出もできる様子。
『勇敢なテクィ』という物語を知ることから、旅人のことを「お兄ちゃん(お姉ちゃん)」と呼んで懐く場面も見られた。
時折いじけた目つきでラゾーリを見るのだが、文句などを言うことはない。
とはいえ、過保護に接してくる母親のことをどこか疎ましく思っていそうな空気を漂わせている。
それもこれも全部アビスが悪いんだぜぇ!
人間関係
- シロネン:ナタで唯一現役の名鋳り師。ラゾーリとは親戚同士で、シロネンは彼女を「おばちゃん」と呼んでいる。
- ニエガ:ラゾーリの娘。アビスの呪いによって記憶を失ってしまったらしい。
それを承知しているラゾーリは、彼女が「お母さん」と呼ぶのも演技かもしれないと疑っている。とても不憫だが、演技だとしてもニエガの気遣いをラゾーリは嬉しく思っている。 - チョウエン:部族で宝石店を営む女性。ラゾーリの燃晶加工技術に注目し、彼女に特別なアクセサリーを作ってもらおうとしている。
- 二ペカ:ニエガと同年代というこだまの子の少女。見聞任務で登場しており、ニエガと名前が似ている。
出番
セリフ
外観
公式動画
画像
その他
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