Jailbreaker from the graveyard

Last-modified: 2022-07-26 (火) 23:27:45

工事中


分類:T-01-44
PE-BOXES:35
攻撃タイプ:BLACK(?-?)
リスクレベル:ALEPH
脱走する恐れあり
職員が変異する恐れあり
職員がアブノーマリティ化する恐れあり
被害が部門/施設へ拡大する恐れあり
施設に恩恵を与える可能性あり
上機嫌範囲:24-35
通常範囲:12-23
不機嫌範囲:0-11
クリフォトカウンター:3



生き物はいずれ死ぬ。
それがもっと未来のことであるべきと願うのは、紛れもなく私のエゴだ。
Creatures will eventually die.
It is undeniably my ego that wishes it should be more in the future.
- Jailbreaker from the graveyard


Jailbreaker from the graveyard(墓場からの脱獄者)は、白骨死体の姿をした人型アブノーマリティです。

彼は髪の毛と皮膚で出来た腰布と、金色の錠前を身につけており、身体の一部には人肉がこびりついています。
それらは錠前を除いて生前の彼の身体のパーツに由来しており、酷く腐敗して悪臭を放っています。

ある程度の意思疎通を可能としていますが、彼は発声器官を持たないために、その手段は筆記等に限られます。


特殊能力
"Jailbreak guide(「脱獄の手引き」)"
Jailbreaker from the graveyardは、複数の独立した特殊能力を持ちます。
以下の条件を満たすと、特殊能力が発動します。
クリフォトカウンターが0になる
命令を実行する

クリフォトカウンターは以下の条件を満たすと増減します。
①.作業結果が悪い:1つ増加
②.作業結果が良い:1つ減少
③.命令を実行する:1つ増加
④.命令を三回実行する:0に減少
⑤.職員が5名死亡する:1つ減少
⑥.職員がアブノーマリティ化する:1つ減少

特殊能力が発動すると、収容違反を起こします。
脱走中の彼は3000ポイントの高いHPを持ち、特定の対象に作業を実行するために施設内を歩き回ります。
発動条件によって作業対象・行動パターン・パラメータが変わります。
脱走状態(①~⑤)・脱走状況の詳細は以下の通りです。

①.条件②でクリフォトカウンターが0になった
彼は40ポイントの低い移動速度を持ち、収容室内にいる対象を除く、最も残りHPが少なく、かつ最も自分の収容室に近い対象に向かって移動します。
対象は職員だけでなく、アブノーマリティも含まれます。
移動中に攻撃を加えられても反撃を行うことはありません。
対象に接触したとき、彼は対象を謎の力で毎秒2~6ポイント、継続的に回復させます。
対象のHPをある程度まで回復させたとき、彼は新たな対象を捕捉し、再び施設内を歩き回ります。
②.条件④でクリフォトカウンターが0になった
基本的には脱走状態①と同じですが、彼は全てに対して敵対的となり、回復の代わりに4~8のBLACKダメージを与える攻撃を行います。
ただし、移動中に攻撃を受けた場合、攻撃を行った対象を優先して攻撃します。
対象は収容室内に入ることで攻撃対象から外すことができます。
命令の実行回数のカウントは命令の実行以外による収容違反を起こす度にリセットされます。
③.条件⑤でクリフォトカウンターが0になった
彼は55ポイントの移動速度を持ち、収容室内にいる対象を除く、自身の収容室から最も近い職員の死体に向かって移動します。
対象に接触したとき、彼は死体の『蘇生』を試みます。
『蘇生』が成功すれば対象は復活しますが、失敗すれば対象はPrisoners in the graveyard?に変異し、施設内を徘徊して職員やアブノーマリティを攻撃します。
変異した職員によって死亡した職員もまた、Prisoners in the graveyardに変異し、施設内を徘徊して職員やアブノーマリティを攻撃します
アブノーマリティの場合は、鎮圧時と同様に収容室へと戻されます。
④.命令を実行する
Jailbreaker from the graveyardに作業指示が可能な場合、職員は本能作業の代わりに命令を実行できます。
実行すると対象となる職員またはアブノーマリティを最大5つ指定できます。
実行時点で収容室内にいる対象は指定できません。
彼は50ポイントの移動速度を持ち、自身の収容室に最も近い指定された対象の元へ向かい、作業を開始します。
命令による収容室の抜け出しは脱走の判定が生じません。
指定された対象が生きている場合は回復を、生きていない場合は『蘇生』を行います。
⑤.条件⑥でクリフォトカウンターが0になった
他のどの脱走状態であっても、これは優先されます。
彼は70ポイントの移動速度を持ち、現在地から最も近い変異した職員に向かって移動します。
対象に接触した時、彼は対象に10~14のBLACKダメージを与える攻撃を対象が死亡するまで行います。
対象が死亡した時、新たな対象を捕捉し、再び施設内を歩き回ります。

収容違反は一日を終える、または対象を捕捉できない状態が15秒間続く、または鎮圧されるまで続きます。


由来
彼の起源は明らかになっていませんが、元々は人間であり、墓場から脱走してきたようです。


詳細
Jailbreaker from the graveyardは、愛着洞察抑圧本能の順に作業を好みます。
 愛着にはその作業レベルに関わらず最高の反応を示します。
 洞察抑圧にはその作業レベルに関わらず最低の反応を示します。
 本能命令に置き換わるため、マルクト戦以外では行うことはできません。

他のアブノーマリティと同様に、エネルギー生成量は作業終了時のPE-BOXの数によって決まります。

Jailbreaker from the graveyardの作業結果は、悪い・普通・良いの3つのセクションに分かれています。
作業終了時のPE-BOXが0~11個だと悪い、12~23個だと普通、24~35個だと良い結果になります。
作業終了後の待機時間は約15秒で、クリフォトカウンターの初期値は3です。


解放可能な情報


観測レベル


ストーリー
・「生き物はいずれ死ぬ。
それがもっと未来のことであるべきと願うのは、純然たる私のエゴだ。
墓場というのはつまらない。
暗くて狭くて、そしてずっとずっと孤独だ。
そんなところが落ち着くという人もいるだろうけれど、それでも私はそんなところに誰も行って欲しくないんだ。」
・筋肉が無いにも関わらず自律移動する白骨死体。
生前は黒髪黒瞳の男性だったと考えられている。
この場所に現れる前、彼は墓守の孤児であり、とある村の親切な老夫婦によって面倒を見られていた。
彼は他者への奉仕を至上の喜びとしているが、それと同時に圧されることを嫌っており、愛情に執着している。
彼が常に身につけている焦げ茶色の腰布は、彼の皮膚を髪の毛で縫って作ったものであり、腐敗して悪臭を放っている。
彼は他者の死を認めず、それを先延ばしにする強い意志と、その意志を実行しうる力を持っている。
彼はそれを職員からの「命令」という形で実行する。
この行動は結果的に管理プロセスに役立つため、会社はそれを活用することを推奨した。
※下記内容は全クラスの職員の必読条項である
彼の死の先延ばし行為は時折失敗する。
先延ばしに失敗し、変異させてしまった職員たちを見る度に、彼は酷く落胆し、そして悲憤する。
自分に対して、そして"死"に対して。


フレーバーテキスト
・墓の中を知れる人間は存在しませんが、彼はその限りではありません。
・彼は慈愛に満ちています。その慈愛は時に裏目に出ます。


余談
・Jailbreaker from the graveyardは不機嫌時にクリフォトカウンターを増加させる唯一のアブノーマリティです。
・分類は「T(トラウマ)」であり、Claustrophobia(閉所恐怖症)から生まれたアブノーマリティである可能性を示しています。