概要
モンスターズに登場するモンスター。青く細長い身体に【ギズモ】のような雲をまとったワシのような鳥。
強引に例えるなら東洋竜っぽい体型のキメラ。
リメイクでは外見が変わり、【ひくいどり】をそのまま大きくしたような姿の黄色と青の身体の鳥になっている。普通に単語で検索しても同名の電車やら特撮やらしか出てこないので「ドラクエ」を付けて検索すべし。旧デザインの方は「サンダーバード テリー gb」とでも検索しよう。ちなみに画像検索の場合現デザインに混じって少し出てくるが、ピンポイントで旧デザインを絞り込むのは難しい。
スー族などのネイティブアメリカンの部族間に伝わる同名(英語名)の神鳥伝説に由来を発し、現実・フィクション問わずこの名前を冠するものは多く存在する。
北米で見られたというUMA、イギリスで製作された同名の国際救助隊の特撮人形劇番組、北米で生産されていた車などが数えられる。
なお日本アルプスにはライチョウ(雷鳥)という鳥が棲み、信仰対象でもあったが、「自身が雷を使う」ような伝承は無い模様。こちらの英語はptarmigan(ターミガン)であり、このモンスターとも似ても似つかない。
DQM1・2
1では【ちいさなメダル】13枚(PS版では8枚)との交換でタマゴをもらえる。
PS版でははぐれメタルの25枚集めた後、7枚で何体でも交換可能になった。
基本配合のルートは【鳥系】×【????系】だが、これは流石にもったいない。がっつり耐性強化をしたいなら話は別だが。
【ひくいどり】、【ロックちょう】、【ヘルコンドル】のいずれかに【ギズモ】を掛け合わせるという特殊配合パターンを利用するのが楽。
名前の通り、【いなずまぎり】、【いなずま】、【ジゴスパーク】と、雷を利用した特技ばかりを習得する。 意外にも【デイン】は覚えない。
もちろん【デイン系】には無敵で、【バギ系】にも無敵。他の耐性はイマイチだが……。
野生では【あやつりのとびら】の21F以降に出現。ジゴスパークをぶっぱなして棺桶の山を築く……なんてことはなく、1ではいなずまといなずまぎりのみなのでご安心を。
【メタルドラゴン】との配合で【ようがんまじん】になる。
2とPS版では【ライオネック】との配合で【ウイングアサシン】にもなる。
メダル集めを頑張れば最序盤から入手可能だが、雷の特技を持つ魔物ということで【井戸のとびら】を開くのに使ってしまった少年少女は多いと思われる。生贄にしてしまうにはあまりにもったいないので気をつけよう。
配合での入手もそこまでハードルは高くなく、メダル集めをサボっていたとしても中盤あたりには容易に特殊配合用の親を揃えられるようになっているだろう。鳥系の親3種はいずれも優秀なのでなおさら。
成長がとても早く、低レベル帯でのステータスの伸びもかなり優秀なので、ストーリー攻略では大変頼りになる。
具体的にはLv1-16の間、HP・攻撃力・素早さがモリモリと伸びていく。MPは終始伸びが悪く、賢さもこの段階では全然伸びないため特技の習得が遅れがちだが、とりあえず素殴りをしているだけでも火力は出るのでそんなには問題ない。
ただし親の特技を子に隔世で遺伝させたい場合は要注意。特にヘルコンドルから【ベホマラー】や【グランドクロス】を子に受け継がせたい場合、あっちもMPが伸びにくいせいで全然覚えてくれないという状況になりがち。
ストーリー攻略中に配合で作る場合、低レベル帯でMP・賢さを稼ぎやすいロックちょうを親にするのがおすすめ。売りの一つであるジゴスパークも早期に覚えてくれやすくなる。
漫画版の【ドラゴンクエストモンスターズ+】においては有翼族マスターのヴィルトの手持ちとして登場。
名前は不明。ヴィルト自身の登場回数も少ないため完全に空気。
テリワン3D
【自然系】のランクAで復活。なぜか巨大化して2枠モンスターに。
自然系の位階最上位になっている他、ひくいどり×【ホークブリザード】でも生まれる。原作では【にじくじゃく】の配合方法なのに…
素早さが高めで、「みかわしアップ」と「まれにまもりの霧」を持つ為攻撃をかわしやすい。
プラス値25以上でイオブレイク、50以上でビリビリボディも付く。【アクバー】との配合で【デスタムーア】第一形態を作れる。
所持スキルは【ギラ&デイン】。
イルルカ
位階531、自然系のAランク。位階配合最上位ではなくなった。
自然系としては【ロックちょう】の一つ上、【ウルトラキメイラ】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は槍と杖。所持スキルは【ギラ&デイン】。
特性は【メガボディ】、【みかわしアップ】、【AI1~2回行動】、【まれにまもりの霧】。
+25で【イオブレイク】、+50で【ビリビリボディ】、【新生配合】でマヒブレイク。
さらに【ギガボディ】化で【イオ系のコツ】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-15。
イオ系と麻痺系が通じる相手との戦いなら活躍できるだろう。
みかわしアップとまれにまもりの霧で粘りを見せることもある。
しかし【いなずま】系統(ギラ&デイン属性)が得意じゃないのは残念。なぜイオ系得意な設定なのか。
ビリビリボディは新生配合での入れ替え候補筆頭か。
非常に「らしい」特性だが、みかわしアップやマヒブレイクと合わない(ブレイクは乗らない)のだ。
・ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:618 MP:132 攻撃力:361 守備力:329 素早さ:488 賢さ:462
・ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
HP:1720 MP:420 攻撃力:876 守備力:767 素早さ:1051 賢さ:1123
・ステータス上限の実数値(新生配合済み・メガボディ・AI1~2回行動)
HP:2322 MP:567 攻撃力:828 守備力:725 素早さ:993 賢さ:1061
成長率は素早さと賢さが高く、MPはかなり低い。また守備力がかなり晩成。
限界値も傾向はだいたい同じ。素早さの方が賢さより伸びるが、限界値では賢さが一番になる。
耐性面はデイン系で回復するのが特徴。
麻痺と眠りを無効化するのも嬉しいが、総合的にはさほど優秀ではない。
ギラ系弱点なのでいなずま系体技で弱点を突かれる。どういうこっちゃ。
【天空の世界】に野生の個体が出現するほか、ロック鳥×【リーファ】などの位階配合でも作れる。
初期特性は弱いので、ある程度育てないと戦力にはならない。
早期に作ったならともかく、天空の世界まで来た段階で新たにパーティ入りさせるほどの魅力は無いか。
タクト
2022年2月1日開催の「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドイベント」にて、配合で生み出せるイベント限定モンスターとして登場。ひくいどり系の見た目。テリワン3D同様、「ホークブリザードのチカラ」+「ひくいどりのチカラ」で1体生み出すことが可能。
自然系Aランク、まほうタイプ。
リーダー特性「デイン属性威力+5%」
とくぎは【いなずまぎり】/「電光石火」/「いなずまの雨」
覚醒スキル 10Pで「いきなりみかわしきゃく」400P(完凸)で「デイン属性とくぎのコツ」を習得できる。
ウォーク
リメイク版同様の見た目。イベントで以下の「ダバット」という個体が登場。
ダバット
2023年11月24日開始のDQM25周年イベントに登場する特別なサンダーバード。
最強のモンスターマスターと共に戦ったとされる個体。怒りっぽくあちこちに雷を落としがち。
イベントクエストの1章を進めるとフィールドにスポットが出現し、戦うことができる。
倒すと「スカウトした」扱いになり、専用のこころを得られる。専用のこころはスカウトレベルを上げると入手しやすくなり、グレードもC又はB以上になる。
こころは青色でコストは95。能力値自体は低く、効果もデイン系と麻痺の耐性のみ。
ただし、各グレード2個ずつと圧倒的に少ない個数(D換算16個)でSにでき、同様のポジションのスカイドルとのこころ配合で【コアトル】のこころが作れる。これ自体は単なる通過点ともいえる。