【ガーゴイル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:08:36

概要

コウモリの翼を生やし、頭に角がある飛行型の悪魔(ただし、DQ8以降の作品ではたいてい鳥系に分類されている)で、片手に剣を持つ。知性もそこそこ高いのか、特技や呪文も使いこなす。
色違いに【ホークマン】【ソードフライヤー】【ブラックゴイル】【イーグルデビル】、亜種に【死のカラステング】がいる。
 
本編ではただの雑魚敵だが、不思議のダンジョンシリーズでは【ガーゴイルの店】を営んでおりアイテムの売買をしてくれる。ただしちょっかいを出したり【泥棒】したりしようものなら無茶苦茶な戦闘力で返り討ちにしてくることでも有名。詳細はこのページのトルネコ2、トルネコ3、少年ヤンガス、リンク先のガーゴイルの店の項目を参照。
店主がやたら強いというのは【風来のシレン】から続く伝統であるが、本編と不思議のダンジョンでここまで扱いが違うモンスターも珍しい。
 
元々のガーゴイルは建物の雨どい(屋根の雨水を一ヵ所に集めて流す設備)の流し口にグロテスクな悪魔や怪物の彫刻を施したもので、ゴシック期の教会建築において発達。魔除けとしての意味合いを持つとされ、日本の鬼瓦に相当すると言えそうだ。
なお一部作のまめちしきで「うがい」に言及されるのは、ガーゴイルという言葉自体はうがい薬等の「ガーグル」と語源が同じで、水がガラガラ、ゴボゴボと泡立つ擬音語からの派生語であることによる。
 
ファンタジーRPGの世界では、侵入者に反応して動き出す石像として扱われ、ゴーレムの一種とされる。
イメージとしては【ストーンビースト】の系統が近い。現に英語版ストーンビーストは"Arrghgoyle"と呼ばれ、色違いにもそのような名前が多い。
しかしDQでは上述のホークマンと同じ系統で、違ったものに名前だけ借りてきた感じになっている。
トルネコ2で【宝物部屋】に配置されているのは、役割としては一般的なガーゴイルに近いと言えよう。
また、DQ6には登場しない(【ベビーゴイル】はいるが、こいつも彼と同じく名前だけ借りてきている)が、SFC版ではコイツをかたどったと思われる【ゴイルの像】が重要な役どころで登場する。

DQ2

一部の海上や【満月の塔】の上層、【ロンダルキアへの洞窟】中層に出現。ただしプライドが高いのか、基本的に本人は単独でしか現れない。
【ローレシア】から行ける【南東の島のほこら】周辺~【デルコンダル】にかけての海上にまれに単独で出現し、低レベルのまま訪れてしまった勇者の子孫達を恐怖に陥れる事も。
 
実力はかなりのもので、攻撃力は85もあり【くびかりぞく】(82)をも上回る。
海上の敵の中では一番攻撃力が高く、【マホトーン】を唱えてくる。素早さも高いので、先制で呪文を封じられないよう、戦う際にはなるべく【まよけのすず】を装備させておきたい。
【きんのカギ】の早期入手を企むプレイヤーにとっては、【バピラス】と並ぶ要注意モンスター。
海上では【スモーク】、バピラス、ガーゴイル、【リザードフライ】の4種がこの順で0~数匹の組合せで出現する。
そのため、スモークやリザードフライが出る海域は危険信号である。バピラスと一緒に現れたりすると相当危険である。
ただし、HPは思ったよりも高くなく、2回攻撃も無いので単体相手なら恐れる事は無い。
 
特筆すべきは、2363Gで売れる【てつかぶと】を1/8という非常に高い確率で落とす事。
とにかく中盤以降の装備にお金が掛かる今作において、他に高額で売れるアイテムを落とすモンスターは同じく鉄兜を落とす【メタルスライム】(1/16)と7500Gで売れる【ふっかつのたま】を落とす【はぐれメタル】ぐらいで、あとは【ロンダルキアへの洞窟】以降でないと出現せず、はぐれメタルはそもそも倒すのが困難なので、それまでの資金稼ぎとして非常に重要な役割を果たす。
特に満月の塔では、最上階付近で【ゴールドオーク】とセットで頻繁に出現するので、報酬としても戦利品としても2度おいしい。
ロンダルキアへの洞窟では【オークキング】と組んで現れるが、【ひかりのつるぎ】【いなずまのけん】の打撃一発で倒せるので大して怖くない。
 
海上ではダントツに攻撃力が高いため、FC版では【トヘロス】を使って海上を探索しているとコイツにしか会わない、という時期が結構長く続くことになる。
バピラスとの攻撃力差は10だが、トヘロスの計算式から換算するとローレの攻撃力で20ポイントもの差に相当する。
今作は海がやたら広いうえにヒントがアバウトで海上をくまなく探索する機会が少なくなく、コイツが印象に残ったプレイヤーもいるだろう。

リメイク版

呪文耐性はほぼ据え置きなうえ、守備力が31→51へ増加と多少強化されており船入手後に出会うと1匹でも危険。
また、満月の塔最上部では2匹同時に出るようになった。1匹×2グループで出るので厄介である。
バランス面でテコ入れが入ったリメイク版において、数少ない逆に強化されたモンスターの1匹である。
 
また、カラーリングが白から黒っぽい色に、角やくちばしの色は青から黄色に変更された。
まるで暗黒の力で強くされたような色の変化である。
近い時期にDQ5が発売されたことから流用ではなく意図的に変えたのだろうか?

小説版

海上及び満月の塔で王子2人を襲撃した。

DQ5

【天空への塔】の屋内(2階以降)と【封印の洞窟】の最深部に出現。
本作で上段に配置される6種属のうちの1種。
空を飛んでいるくせになぜか狭い場所にしか出ない。
【ラリホー】を唱える他、身を守って同種の仲間を呼び、呼ばれた仲間はそのターンの内に攻撃を仕掛けてくる。
ランダム行動(偏向型)で確率はラリホー>通常攻撃>通常攻撃>ラリホー>防御(仲間呼び)>通常攻撃の順。
通常攻撃以外はすべて【制限行動】になっている。
 
天空への塔ではそこまで警戒する敵ではないが、封印の洞窟では最下層で【レッドイーター】【ブルーイーター】共と同時に出ることがあるので危険。
【おたけび】【ニフラム】でイーターたちを消す戦術をこいつのラリホーが崩してくることがある。
もちろんイーター対策ができていない状態でラリホーを受けて眠ったらご愁傷様。
マホトーンが効きやすいので、安全を見るならまず呪文を封じてやればある程度放置できる。
名前からして堅そうだが、どちらかというと守備力は低く、ダメージ系呪文もすべて弱耐性以下で効きやすい。ニフラムも弱耐性で有効。
バギ系が素通しなので、主人公がいるならバギクロスの出番。高乱数1発で倒せる。
落とすアイテムは【スネークソード】

DQ8

サザンビーク国領(南西部全域、東部・北部の平原、南北海岸部)に出現。南海岸部を除いていずれも昼間限定。
終盤は出現率が概ね下がり、国領北部には出現しなくなるが、国領南西部だけは高出現率を保っている。
南海岸部は元々出現率が低いが、昼夜の出現率が逆転するに留まっている。
 
ホークマンと比較すると攻撃力が100を超えている。
【しんくう斬り】急降下攻撃を使う。ホークマンと違い呪文は使わない。
しんくう斬りはたいしたこと無いが、ホークマンと同じく急降下攻撃が危険(気づきにくいが、ダメージ平均値がホークマンより僅かに高い)。守備力無視で70程度食らう。
頭が良いモンスターであり、こちらの守備力が高いと、特技ばかり使うように設定されている。
 
落とすアイテムは通常枠が【上やくそう】(1/8)、レア枠が【はがねのつるぎ】(1/256)。
通常枠とレア枠の確率差が大きく、【討伐モンスターリスト】完全コンプにおいて地味に障害となる。

DQ10オフライン

Ver.2より登場。偽りの【リンジャハル海岸】に生息する。
通常ドロップは【こうもりのはね】、レアドロップは【せいじゃのはい】
【勇者姫アンルシア】の回想シーンにも登場する。

DQ10オンライン

どうぐ使い職業クエストでは偵察兵として登場するほか、1000年前のグランゼドーラでも戦うことになる。
【不思議の魔塔】では不思議のダンジョンシリーズ同様、よろず屋の店主をしている。
詳しくはこちらを参照。

キャラバンハート

魔獣系のBランクで、重さは3。
【キメラ】【しりょうのきし】【ドラゴン】【ひとくいサーベル】【マロンマン】の、
いずれか2つの心を与えると転身できるほか、ランク転身も可。
習得特技は【いなずまぎり】【ぶきみなひかり】【ちからをためる】
 
また、シナリオ中ではキャラバンハートにおいて初めて対するボスでもある。
弱い者たちが押し寄せるのを嫌がった【バルバルー】がローラの門を閉ざし、その扉を開くためのバルバルーのかぎを【湖の洞窟】に隠し、配下の彼に守らせていた。
 
この戦闘ではバギとボミオスを使用してくる。HPも攻撃力も高く、ここまで転身をしていないと苦戦するだろう。
本作は【ホイミ】の習得レベルが10とシリーズ屈指の遅さであり、この時点では余程入念に稼ぎを行わない限り覚えられないのも苦戦する要因。通常攻撃で30以上のダメージを与えてくるのでデクソンのいのりだけでは回復が追いつかず、【やくそう】【アモールのみず】をたくさん持ち込まないと厳しい戦いになる。
眠りがそこそこの確率で効くので、ラリホーや【ねむりこうげき】を覚えさせれば楽になる。他には、スカラかスクルトで守りを固める戦法も有効。
転身せずに倒したいなら、ガードモンスターのレベルを成長の限界まで上げる作業と、スラロンのルカニは必須。
スラロンでルカニを効果がなくなるまで連打し、ガードモンスター達とアレクスやアンの打撃でひたすら攻撃しよう。
もっとも、ここまでするくらいならさっさと転身したほうがいいのは言うまでもない。
 
勝利すると彼はバルバルーが望んだ強者の出現に対する喜び、役目を終えた満足感、最期にバルバルーに一目会いたいという悲嘆を語り死亡し、ガーゴイルの心を落とす。救われない最期であり、同情した人も多いのではないだろうか。

ジョーカー1

8に出演していたからか、続投。
魔獣系のCランク。【レガリス島】の北に出現する。
スキルは【フェザーウインド】
【みかわしアップ】の特性を持ち、耐性はマインド無効。
【レッサーデーモン】と魔獣系の配合で作ることができる。

ジョーカー2・2プロ

【遺跡】(昼)、【遺跡地下】【魔界】に出現。
特性やスキルは変わらず。マインドと斬撃封じを無効化する。
無印では【レッサーデーモン】×【ヘルコンドル】の配合で手に入る。
 
プロフェッショナル版での特性はみかわしアップに加えて【ベタン系のコツ】【いきなりマホトーン】、最強化で【AI1~2回行動】が増えた。
配合方法も【レッサーデーモン】×物質系で作ることができる。ようやく悪魔像要素の配合になった。

テリワン3D

野生個体は【ほろびの扉】【しれんの扉】に出現。
特性は【スタンダードボディ】【みかわしアップ】【ベタン系のコツ】、+25で【ときどき黒い霧】、+50で【AI1~2回行動】

イルルカ

基本的には前作と変わらず。
今回は野生では出現しない。レッサーデーモンと物質系の配合でできるのも変わっていない。
【新生配合】【受け流し】【メガボディ】化で【ねむりブレイク】【ギガボディ】化で【呪いブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で全ガードブレイクを習得。
ライブラリでは石像に化けるとも書いてある。そっちのガーゴイル要素もちゃんとあるようだ。

ジョーカー3・3プロ

魔獣系Eランク。ホークマンの下位種となり、この系統では最下位に。
【アンデッドガーデン】の入り口で待ち構えているがそのじっとした佇まいはまるで石像のよう。
珍しくガーゴイルっぽいガーゴイルである。
因みに、待ち構えている時はライド攻撃が効かない状態になっている。プロ版で3枠以上のモンスターのライド攻撃を利用して突然変異を狙う場合は一旦こちらに気付かせてから攻撃する必要があり、地味に面倒。
アンデッドガーデンの内部にも出現する。こちらの個体は普通に飛び回っている。
野生個体は【バギ】【真空斬り】を使用する。
【マスターズロード】の個体はバギが【バギムーチョ】に変更されている。
特性は【ノーマルボディ】【みかわしアップ】【風ブレイク】
+25で【ときどき黒い霧】、+50で【AI1~2回行動】、+100で【闇系のコツ】
更にMサイズ化で【ねむりブレイク】、Gサイズ化で【呪いブレイク】、超Gサイズ化で【武神】が解禁。
スキルは【風の使い手】
プロフェッショナル版での合体特技は【闘魔爆炎斬】、合体特性は【超みかわしアップ】

DQM3

魔獣系のランクD。野生では【鉄鋼砦の魔界】・上級の夏(落雷時以外)に出現。
ドロップアイテムは【まほうのせいすい】、レアドロップは【革のチョーカー】
魔獣系と悪魔系の系統配合、【ホークマン】【キメラ】の系統配合で生み出せる。
 
特性は【ファイターズハイ】【ぼうえいほんのう】(Lv20)、【ときどきスカラ】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【ねむりブレイク大】(Lサイズ)、【いきなりスカラ】(LサイズLv60)。
所持スキルは【しんそく】

トルネコ2

HP500、攻撃力200、防御力50、経験値1(レベル1のステータス)。倍速2回行動。
先述の通り、ダンジョン内で店を営んでいる。なお、トルネコシリーズではこの系統単独出演である。
 
戦闘力はラスボスどころか全モンスターひっくるめて最強クラスだが、危害を加えない限りは安全。
HP攻撃防御あらゆるステータスが高いので、たとえ互角に戦えても倒すのは一苦労である。
さらに、店主という特別扱いが原因なのか、苦労して倒しても経験値は1しか貰えない。
【泥棒】時等、万が一戦わなければならない状況に陥っても、可能な限り無力化してやりすごそう。
 
危害を加えたり泥棒すると襲いかかってくるが、これがめちゃ強い。
盾が強くないとまず死ぬ。倍速2回攻撃なのでアイテムを使わないと逃げることも出来ない。
盾が強ければ猛攻は凌げるが、HPが500もあり防御力も高いので、無理矢理倒すにも時間がかかりすぎる。
トリ系なので【ウィンドスピアー】【バギ】系呪文が有効だが、これも焼け石に水である。
どうしても倒したい場合は爆風等、ダメージに関係無く即死させる手段を用意しよう。
泥棒した途端、フロア中にこいつが溢れかえるのだからたまったものではない。泥棒は計画的に。
 
ちなみに、ガーゴイルに危害を加えず、なおかつ店の商品にも手を出していない状態で、【ドルイド】が使った【ドルイドの杖】等の効果でガーゴイルが店を出た場合、敵対状態にはならない。
この時話しかけると「ありがとうございました。」といつも通りに対応してくれる。
 
またダンジョン内の【宝物部屋】に配置されている場合もあり、これらのガーゴイルは宝に乗った時点で動き出す性質がある。
不思議のダンジョン30階の【アイスソード】の宝物部屋などが該当する。
「拾う」のではなく「乗る」と反応するため、足元に【聖域の巻物】を置きたい時には「道具がいっぱいで宝が拾えないし足元に聖域の巻物が置けない……」なんてことがないように気を付けること。
迂闊に宝に乗ると危険だが、大抵は部屋の構造も特殊なので泥棒よりは安全である。
つるはしで攻撃はできないが投擲できるスペースを作ったり、遠投状態にしたりしてちまちま削ったり、【火薬壺】を投げ込んだりすれば対処できる。
複数いるので【バーサーカーの杖】【バーサーカーのたね】【めつぶし草】で同士討ちも狙える。
ただこの方法ではガーゴイルが最高でLv9まで上がるので、うっかりするとどんな盾も貫通して瞬殺される。
 
PS版には、番人としてガーゴイルが登場する階の前で【中断】し、リセットしてロードすると、宝に乗っても何故か敵対しなくなるというバグが存在する。
宝に乗ると起き上がりはするもののこちらには近づかず、店があるわけでもないのに店番のような態度を見せてくれる(プレイヤーが攻撃しようとするとガーゴイルが「ありがとうございました。」と喋る)。
ただし、ロード直後の一回目は敵対しないとはいえ、【やりなおしの巻物】を使うと二回目からは敵対するので注意。
 
GBA版では杖による場所替え効果とワープ効果を5ダメージに変換する能力を持ち、より厄介になった。
ただし無効化するのは杖だけで、【ルーラ草】を投げたり呪文【バシルーラ】を唱えたりする分には有効。
これは彼なりの手加減なのか、それとも単なる設定ミスなのか。
 
ちなみにPS版のオープニングアニメにも他のモンスターに混ざって登場しているが、上記の通り、ゲーム中でヤツと戦うシチュエーションはイレギュラーである。
ゲーム中ではものすごく印象に残るモンスターなので、アニメに登場させるのはわかるのだが……。
 
HPは全モンスター中ダントツだが、攻撃力と防御力に関してはそうでもない。
攻撃力は【ダースドラゴン】(600)、防御力は【はぐれメタル】(197)に負けている。
倍速を加味するとガーゴイルの攻撃力は実質400だが、それでもダースドラゴンに及ばない。
【試練の館】21F以降はガーゴイルを超える攻撃力のモンスターが大量出現するので、肝に銘じておこう。

トルネコ3

HP200、攻撃力180、防御力150、経験値1(レベル1のステータス)。
倍速2回行動。系統は【浮遊系】【剣系】
特技は【剣に力を込める】攻撃で、固定50ダメージ。
浮遊系ではあるが、PS2版での待機モーションは明らかに足が地面に着いている。
 
引き続き、ダンジョン内で【ガーゴイルの店】を営んでいる。
今作でもLv1ステータスからして非常に強く、多くのモンスターのLv99時の能力を上回る。
トルネコ2よりHPと攻撃力は減少し、場所替えもワープも効くようになったが、防御力が大幅に上がっている。
相変わらず経験値はたったの1しかなく、トルネコで倒す価値は皆無である。
ちなみに、仮にLv99のガーゴイルを倒したとしても経験値はたったの50。
 
倍速を加味すると、攻撃力は実質360という反則的な強さ。【ジャスティス兄】Lv1の4.5倍の攻撃力を誇る。
盾を装備していない状態のトルネコやポポロなら、2発合計で500ダメージ以上受けることもあり、例えHPを最大値(500)にしていても1ターンで即死させられる場合がある。
さらに特技によって、盾の強さに関係なく固定50ダメージを与えてくるので、【ロトのたて】+99を装備していても安心できない。
 
なお、【不思議の宝物庫】の51F以降では周辺の攻撃・特殊と同レベルのガーゴイルが出現し、最高でLv10。
とは言え、元々のステータスが高いので多少レベルが上がってもあまり違いはないし、そもそも店主としてしか登場しないので、あえて敵に回そうとしなければ関係のない設定である。

仲間として

仲間にすることも可能だが、【クロウアンドレア】を装備し、なおかつLv73以上でないと仲間にならない。
これらがあっても確率は低く、仲間になる確率はポポロLv99、クロウアンドレア装備で2.7%となっている。
泥棒をすれば無限に湧き出てくるので、他の低確率モンスターよりは試行回数を増やしやすいのが幸いだろうか。
事故でやられてクロウアンドレアを失うと泣くに泣けないため、失敗してもやり直せるノーセーブダンジョンのうち、比較的店が出やすい【邪悪な風穴】で泥棒し勧誘するといいだろう。
 
狩るにはまず階段のある部屋に大量の【ザオラルの巻物】を敷き詰め、部屋の出入口は1つを除いてあらかじめ【聖域の巻物】で封鎖。
そしてポポロは部屋の出入口、ガーゴイルはザオラルの効果を受けられない部屋外になるよう陣取り、ガーゴイルの方から部屋へやって来るのを迎え撃とう。
万が一ザオラルが発動しなかった時の保険として【世界樹の葉】を何枚かと、誤って部屋に入り込んでしまった敵モンスターを追い出す用に【バシルーラの杖】【ドルイドの杖】)も持っておけばより安心。
ガーゴイルはかなりタフなので、倒すには【もろはの杖】を駆使したい。どの道ザオラルの巻物で何度も復活することが前提となるので、HPが激減するデメリットも気にならない。
ちなみに泥棒するとガーゴイルがフロア中に大量発生するが、部屋の入口周辺でガーゴイル同士がぶつかりあうと双方が動かなくなり、さらにそこに集まったガーゴイルも動かなくなる、大規模な渋滞が発生してしまうことがある。特にPS2版だと起きやすい。
ザオラルの巻物を敷いた部屋で、ガーゴイルが来るのを待ち構えて狩るポポロにとっては地味に厄介な仕様。フロアに出現するモンスター数には限界があるので、こうなるといくら待ってもガーゴイルが来なくなる。
そんな時は、仲間の【ドルイド】【レムオルの杖】で透明状態にして、【かってにしてね】で放流すると詰まりを解消してくれる。【げんじゅつし】は金縛り状態にしてしまうのでNG。
 
仲間になった際のデフォルトネームは「ガイル」で、成長タイプは【防御・晩成】
高い初期ステータス、倍速行動、優秀な特技を有する、【攻撃・特殊】組と並ぶ規格外の実力の持ち主。
Lv1の時点でLv99のトロルキング(=このゲームの最大攻撃力)に殴られても悪くて15ダメージまでしか受けず、また普通に育ててもLv1の攻撃・特殊組を2~4ターンで倒せるのでドーピングしなくても全く問題ない。
当然HPと攻撃力をフルドープすれば最強クラス。倍速2回攻撃+固定50ダメージにより、たとえ【マージマタンゴ】の超強力な毒攻撃を受けても攻撃手段が残るのが恐ろしい。
 
ただし、天敵がいないわけではなく、例によって【こうてつまじん】系列は苦手。
……封印攻撃。とにかくこれがキツイ。最大の武器である倍速2回攻撃と防御力貫通の固定50ダメージを封印されてしまう。
加えてスカラまで唱えられると、例えフルドープしていても倒せなくなる。この2つによってガーゴイルは完全に封じられると言っていい。
封印状態はフロアを降りるまで自然解除されないため尚更タチが悪い。
また、【ランガー】等のように【裏切り】を封じる術を持たないので【いっしょにいてね】を命じるのはオススメできない。彼に裏切られたらまず助からない。
【かってにしてね】でフロアの敵を殲滅してもらおう。
 
話しかけると、店員をしていた時の丁寧な口調ではなく気さくな感じになっており、ポポロをお客さんと呼ぶ。
「へっへっへっ。ガッポリ もうけさせて いただきますぜ。」や「あたしゃ 商売人ですよ。 なのに こんなケガするとは……。」など、根っからの商人的なキャラ付けがされている。
「お客さん 強いんだもんな~。 まいっちゃうよ。」と、この強敵を仲間に出来たプレイヤーへの賛辞ともとれるセリフも発する。
 
余談だが成長タイプ・倍速2回攻撃・系統・翼・青色といった点が、【ドッグスナイパー】とよく似ている。
ゲームでの立ち位置や攻撃手段は全く違うし、それがどうしたと言われると困るが。

少年ヤンガス

最大HP300、ちから200、まもり70、経験値5(店主として出てきた時のステータス)。
店主の個体の攻撃力はまさかの【ミルドラース】と同値の200。
 
やはり店主をしているが、本作では店主を仲間にすることは出来ない。
仲間にするには【ホークマン】同士で配合する必要がある。そのホークマンも捕獲が難しい、まさにレアモンスター。
敵の時の鬼のような強さは仲間になっても変わらないので、とても頼もしい仲間となる。
ただし、スキル枠が4つしかないうえに、その内2つは特性の「ふゆう」と「しゅんそく」で埋まっているので、スキルは2つしか習得できないのが難点。
更にコイツを作れる頃になると、他にやることがもう僅かで、活躍の機会がほとんどないという問題もある。
仲間にすると♀は姉御のような口調でしゃべるが、♂はツンデレな口調でしゃべる。
 
今作でも経験値が少なく、倒して貰える経験値はわずか5。
うま味もへったくれもないが、ゲーム後半のダンジョンで装備と仲間が充実してきたら腕試しにちょっかいを出してみるのも一興かも知れない・・・が負ければ即地上へ送還されるので計画的に。
 
2マス攻撃できる【てつのやり】【ウィンドスピアー】を装備している場合、うっかりガーゴイルを攻撃に巻き込まないように注意。
 
トルネコシリーズでも言えることだが、店の売り物の中に未識別のアイテムがあっても安易に使ってはならない。
「代金払えばいいや」とかではなく、読んだ巻物が【イオの巻物】だった、飲んだ草がルーラ草だった場合即戦闘開始である。
店に壁がない(床がないもしくは水路に囲まれている部屋)の場合はさらに気をつける必要がある。なぜなら、その階層に【げんじゅつし】などの杖持ちモンスターがいて尚且つ店の商品を持っている場合、死角からバシルーラされて強制的にドロボー扱いされるからだ。
 
更に理不尽なのが、今作では「ヤンガスが店の外にいる時に何らかの原因で店の商品が無くなった場合、どのような理由であれヤンガスが盗んだことにされる」という仕様になっている点。
例えば、店のあるフロアで【ようがん石】などの爆発するアイテムを敵に盗まれ、盗んだモンスターがそれを店に置いた時に爆発して店の商品が消えた場合なども強制的にドロボー扱いされてしまう。【しゃくねつの大洞くつ】では【マドハンド】に注意。
不可効力なのにドロボー扱いされるのはイラっとするが、その時は全力で逃げよう。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ

ダンジョン内の店が存在しないため、普通の雑魚モンスターとして登場。
倍速で移動し、【急降下】【しんくうぎり】で攻撃してくる。
HPや防御力はそこそこ高いものの、攻撃手段が物理オンリーなので【マヌーサの杖】があれば完封できてしまう。

ソード

鏡の塔の外観に出現。本作では武器が大きな刃の槍となっている。
ジグザグに飛び回り攻撃を回避しようとしてくる。
攻撃を盾でガードした後に隙が生まれるため、パーフェクトを狙う場合慎重にいきたい。
なお、上位種に【ブラックゴイル】なる新種が登場したが、
作中で名前を見ることが出来ないため凄まじく知名度が低い(後にモンパレ、ジョーカー3に登場したが…)。

バトルロード2

第2章から登場。
ステータスはHP:617 ちから:56 かしこさ:83 みのまもり:50 すばやさ:95。
技は「バギマ」と「滑空突き」。
前者は風属性呪文、後者は会心率が少し高めの単体打撃攻撃。
また、戦士と組む事で、バギマが「しんくう斬り」に変わる。こちらは打撃と風属性の全体攻撃になる。
 
飛行、悪魔の2つの系統に分類されるため、相性は組みやすいが特効技で落とされやすいので、あまり使えないのが現実。

バトルスキャナー

第9章から登場。
技はきりつける→ラリホー斬り→トリプルソードの順で変化していく。
上位種ともども、すばやさを筆頭に、Mサイズとは思えないほどの高いステータスを持つ。
ただし、HPは低く状態異常には弱い。
最後の技「【トリプルソード】」は口笛で【なかまをよぶ】を行い、3体で敵全体を斬りつけるユニークな技。
この系統のモンスター3匹をスキャンすることで連携「そらとぶあくま」が発動。
味方全員のちからとすばやさがアップする。
 
強化版であるガーゴイル+も登場。
基本ステータスはHP:734 ちから:728 すばやさ:193 かしこさ:183 みのまもり:661。
相性が最高に良い性格は【でんこうせっか】
技に変更はないが、ステータスはさらに高くなった。もはやMサイズの数値ではない。
とはいえ【バズズ】をはじめとしてLサイズの能力値もインフレしてきている9章ではこれでも普通に見える。

ヒーローズ1

中盤から最後まで幅広く出現する。
普段は空を飛んでおり、こちらを見つけるとバギマとマホトーンを空中から打ってくる。
バギマは当たると大きく吹っ飛び、マホトーンは言わずもがな厄介なので手早く倒したいところ。
幸い体力は高くないためすぐに倒せるが、空中モンスターの例に漏れず回避率は高い。
仲間にもすることができ、呼び出すとマホトーンを唱えながら現れ敵の特技を封じてくれる。
終盤では強力な特技を使うモンスターが増えるためありがたい。マホトーンを唱えたあともその場に残り、持ち場を守ってくれる。
 
【魔扉の番人】の1種にも選ばれている。空中に居るため、ほかの番人より倒しづらい。

ヒーローズ2

やはり中盤~終盤にかけて登場。
行動パターンは前作とあまり変わらない。放置するとやはり厄介なので早急に倒したい。
仲間にするとやはりマホトーンで援護してくれる。特技が厄介な敵との対決で有効活用したい。

ビルダーズ1

3章の旅のとびら・緑の大地で色違いのホークマンとともに出現。
遠くからだとパッと見ホークマンと区別がつかない。
 
ラリホーと力溜めからの突進の他、周囲の敵のHPが減ると回復まで行うが、なんと言ってもラリホーが嫌らしい。
ラリホー使いのモンスターはいくらかいるが、コイツほど嫌なヤツはいないだろう。
かなり離れた場所からでもこちらをサーチしてくるが、距離が空いているとその場から動かずほぼ確実にラリホーを使ってくる。
ラリホーは地形の影響を受けず射程も実質無限なので、一度発見されると常にラリホーが来る危険性がある。
ほとんどのモンスターはこちらを発見すると自分から寄ってくるのに対し、コイツはしばらく動かずこちらとの距離に応じてラリホーを使うか接近して戦うかを判断する。
臨機応変な戦術を心得ていると言えば聞こえはいいが、やられる側からすれば嫌らしいことこの上ない。
 
堅実にいくならラリホー対策として【目覚ましリング】は必須。無くてもなんとかなるが。
しかし引き連れているあらくれ達には状態異常への耐性を持たせることができないのが困ったところ
もっとも、コイツの出てくるところまで進められたならもう主人公1人でも十分と言えば十分。
視界外からの不意打ちは仕方ないが、もし見かけたら確実に始末すること。
結構しぶといのだが接近戦では基本ホークマンと変わらないので強くはない。とにかくラリホーの不意打ちが鬱陶しいだけ。
 
落とすアイテムは【あまつゆの糸】だがドロップ率は低い。

ビルダーズ2

ハーゴン教団所属のモンスターとして登場。
 
物語中盤、【ウゾーン】軍からの逃避行で航海をする最中、主人公たちの船は運悪くガーゴイルたちの乗るハーゴン軍の船に激突。
この時に初めてガーゴイル数体との戦闘があるが、それほど戦闘力は高くない。【少年シドー】もいるので倒すのに苦労はしないだろう。
撃破するも隙をついて【ヤス船長】を人質に取って形勢逆転。3人はその場で捕縛され、【かんごく島】に連行されることになる。
 
その後、【ムーンブルク島】にて【飛行兵団】の兵士として出現するようになり、本格的に対峙することになる。
【獣魔兵団】撃破後に飛行兵団からの刺客として突如現れ、ムーンブルク城の兵士二人を殺害。折角作り上げた城壁や兵器を軽々と飛び越え、こちらの攻撃が届かない上空から攻撃を仕掛けてくるなど、飛行兵団の厄介さを遺憾なく発揮しその脅威を見せつけてくる。
 
このイベントを終えると、飛行兵団を撃破するまでの間、ガーゴイルを含む飛行兵団が定期的に拠点に襲ってくるようになる。
最初の襲撃同様に、城壁を飛び越え、上空の届かない場所にとどまって攻撃を仕掛けてくることがあるが、オブジェクトを破壊する能力はない。
また、しばらくすると攻撃が届く場所に降りてくるようになるので、襲撃のたびに高い位置に上る手段を講じたりする必要はない。
飛行兵団共通の弱点として、突風に弱く、【バギバキューム】の罠にかかると地上に墜落して行動不能に陥ってしまう。
 
ムーンブルク島では他にも野良モンスターとして出現。届かないほど高い位置にいることはないので、フィールド上にいる他の雑魚敵と同じ対処が可能。
ドロップはなく、【そざい島】にも姿を現さない。ちなみに、色違いの【ホークマン】も同じ地域を巡回している。
 
【破壊天体シドー】の住人としても登場。
箱舟建築終盤の鐘の音を聞いて3体現れる。箱舟に驚愕し、事情を知らずに攻撃を仕掛けて来ようとするが、【グリムン】【キラーG】に力押しで説得されて素直に仲間に加わることに。
箱舟の仲間に加わったガーゴイルの1体が偶然【光はなつ大眼】の在り処を目撃しており、素材に困窮していた最中、彼の話をもとに光はなつ大眼を入手しに行くことになる。

ライバルズ

第2弾「解き放たれし力の咆哮」収録の共通のノーマルカード。

4/4/3
おうえん ねらい撃ち

第10弾では「飛翔のガーゴイル」名義で再登場した。魔法使いのノーマルカード。

4/3/4
おうえん ねらい撃ち
召喚時:自分の手札に特技があるならこのユニットにさくせんを出す

第2弾と同様に4コストでおうえんとねらい撃ちを持っている。攻撃力とHPが入れ替わっており場持ちが良くなっているほか、条件を満たせば作戦で強化される。第2弾のガーゴイルと比べて、カードパワーのインフレを感じさせるような性能である。

ウォーク

メインストーリー7章9話のボスとして登場。8章7話から9章6話までときどき見かけるモンスターとしてフィールドに出現する。バギマ(ボスはバギクロスも)、マホトーンを唱え、痛恨の一撃まで放つ。
 
こころの色は赤でコストは98。体技ダメージと呪い耐性が上がる。

タクト

自然系Bランク。レギュラースカウトSPで排出されるモンスターであるため、どのスカウトを回しても入手できる可能性がある。
ぼうがいタイプ。【さみだれぎり】、「マジッククラッシュ」、【ねむりこうげき】を覚える。
 
耐久力は同ランク内でも最低クラスだが、その代わりに攻撃力と素早さがBランク内でも非常に高い。Bランク故にスカウトを引いた時に出てくることもそれなりに機会があるため凸もしやすく、ステータスがどんどん上がっていく。
本作最大の移動力4と高い素早さで先制で敵に近づき、眠り攻撃で黙らせるなかなかえげつないモンスター。
今作は状態異常系の攻撃の成功率は耐性に大きく左右されるので、眠り超弱点の相手には効果てきめん。
呪文封じに弱い相手になら、マジッククラッシュも大きな切り札となり得るが呪文を封じた相手が目の前にいる守備力の低いガーゴイルに何をしてくるかはわかりきっているため、残りHPには気を配っておきたい。
さみだれ斬りで大ダメージを狙うことも可能だがさみだれ斬りは命中率が低い為期待値よりもダメージが下回ることが多い。
無属性のとくぎしか使えない為、どこでも使えはするのだが弱点を突けない点が火力面において裏目に出ることもあるので使用するクエストに合わせて物理とくぎを覚えさせるのも良いだろう。

ダイの大冒険

【ハドラー】の親衛隊のモンスターであり偵察隊として登場。【ダイ】が初めて戦った魔王軍の敵でもある。
声は旧アニメ:川津泰彦&田中一成、新アニメ:相馬康一&中村源太。妙に筋肉質。
複数存在しており、原作及び新アニメでは、出てきたガーゴイルの額と上着には英文字が書かれている(旧アニメでは省略されている)。
ハドラー復活後、【デルムリン島】にも襲撃したが【マホカトール】に阻まれた。
一匹は【ポップ】【メラゾーマ】で瞬殺されその師である【アバン】の育成能力の高さを知らしめた。もう一匹はポップにマホトーンを当て無力化したが【由緒正しき勇者の剣】(アバン談)を使ったダイに敗れた。
 
その後もC以降のアルファベットが割り振られた個体が登場している。

初登場役割など
A勇者の家庭教師!!の巻ダイによって一刀両断された
Bポップにメラゾーマで燃やされた
C大冒険への旅立ち!!の巻度々出番があり最も目立っている
最後は【バルジ島】決戦に参加し【グランドクルス】で吹き飛ばされる
Dパプニカを目指せ!の巻Cと共に番人をしていた
同じくバルジ島決戦に参加して【ダサイ爆弾】の爆発は生き延びる
消息不明 ※後述
E大冒険への旅立ち!!の巻出番は「6つの軍団とは…すなわち!!」の1コマのみ
新アニメではバルジ島決戦に参加
F超高熱の死闘!!の巻バルジ島決戦に参加しグランドクルスで吹き飛ばされる
G火を吹く最終闘気!!の巻ダサイ爆弾の爆発を生き延びた内の一体だがグランドクルスで吹き飛ばされた
新アニメでは【キルバーン】初登場シーンでハドラーたちの側にいる
Hアバン流最後の奥義の巻運び込まれたハドラーの死体を見ている
その後生き返ったハドラーを見て驚愕している
新アニメではキルバーン初登場シーンでハドラーたちの側にいる
I
Jマァムの決意の巻キルバーン初登場シーンでハドラーたちの側にいて一コマだけJの文字が確認できる

なおDは「激突!!ヒュンケル対ハドラーの巻」まではいた(ダサい爆弾を生き延びた)のだが次話の「火を吹く最終闘気!!の巻」ではなぜか確認できない。この時ハドラーから生き残った数を聞かれた【アークデーモン】が「私を含めて7人です!」と答えているのだが、アークデーモン4体とガーゴイル3体(C・F・G)が描かれているため、Dが消息不明となってしまった。単なるミスだと思われるが、ハドラーが負けたと思って驚愕しているコマがあるので、この直後~次話の間に逃亡したため生き残りから除外されたと解釈できなくもない。
 
新アニメでは第17話AパートでC・D・E・Fがバルジ島決戦にいるのが確認でき、その後第18話に登場する(ダサイ爆弾から生き延びた)のはEとFになっている。
このためGはバルジ島の戦いに未参加、またHとIは登場シーンをカットされてしまったが、その後3体揃って第21話に登場している(代わりにJが描かれていない)。
 
ハドラーが【超魔生物】となってからは【ハドラー親衛騎団】に役割を取られたため、Jより後は登場していない。もっとも、修行前のダイに一対一で負け、バルジ島では全く活躍しなければ肉壁にすらなれなかったこいつらが既に戦力外なのは疑う余地もないだろう。
 
他、劇場映画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 ぶちやぶれ!!新生6大将軍」に登場したオリジナルキャラクター【べグロム】もこの種族。

クロスブレイド

第一弾でカード化。

漫画版

第2話でホークマンと共にダイを引き付け、残る【勇気】【メイロ】【ダムド】が呼んだ【ハドラー】が担当。
ハドラーは消滅させられたが、この二人は頭部を怪我し、縄で縛られるだけで済んでいる。

アベル伝説

【バラモス】軍の一般兵的な立ち位置で、物語序盤から終盤まで満遍なく登場。
剣ではなく、骨の棍棒や骨の斧を使っている。他の【宝石モンスター】と違い普通に言葉を発せることもあり、ボーン族の里【ルイーダの村】を襲った際はリーダー的な立ち位置を担っていた。
【メラ】程度の呪文は扱えるようだが、所詮は一般兵。
【アベル】一行の前では終始やられ役である。

トルネコ一家の冒険記

シルバーデビルやギガンテスとチームを組み、旅するトルネコ一家を長きにわたり妨害する悪役として登場する。
初代トルネコの時点ではシルバーデビルチームで唯一ゲームに登場していないモンスターだが、
ダンジョン内に店を出す構想はあったようなので、ガーゴイルが主要キャラとして登場するのはその名残かもしれない。

その他

ミクシィの『モンスターストライク』、およびガンホーの『パズル&ドラゴンズ』ではともにダイの大冒険コラボでユニットの一種として登場した。

  • モンストでは飛行、アンチ魔法陣の特性を持つ。
  • パズドラではスキル「マホトーン」を所持する(効果はDQとは異なる)。
    ダンジョン「バルジの島の戦い」ではバトル4の敵として2匹で登場する。A・Bといったアルファベットは付いていない。