【ビュートデストリンガー】

Last-modified: 2023-03-23 (木) 03:00:13

DQMSL

新生【ミストバーン】の専用特技。
先制且つ【毒】【混乱】【マ素】特効を持った多段ヒット系体技。

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する【ミストバーン】の技。
魔力で鋼鉄の指(爪)を超高速で伸ばし、敵を貫くことができる。
技自体は単純なものだが、左右10本の指を同時に伸ばすこともでき、地面に張り巡らせたり伸ばした指で相手をからめ取り、締め上げることも可能など使い方に応用が利く。
また、威力も高く、【鎧の魔槍】で身を固めた【ヒュンケル】を鎧を貫き怪我を負わせたりもした。
 
さすがにオリハルコンを砕くほどの威力は無いらしく、ヒムには通用せずに逆に爪が砕けてしまった。
ただし、その時のヒムは光の闘気に目覚めた後で、全身を覆う闘気によって通常のオリハルコン兵よりもさらに防御力が上がっていたと考えられる。
実際、自身の闘気拳の威力を上乗せしたヒュンケルのカウンターパンチを受けても胸部にヒビが入っただけだった。
対して、マキシマムの配下のポーンはただのパンチにカウンターを合わせられただけで胴体が吹き飛んで即死している。
よって、普通のオリハルコン兵にならダメージを与えられた可能性はある。
 
並の戦士相手なら十分な必殺技だが、ヒュンケル級の実力者相手だと、すぐ見切られて迎撃されてしまう。
しかし、たとえ伸ばした指を斬ったとしても、ミストバーン本人にはダメージが無い上すぐ再使用が可能であり、戦闘中も乱用していた。
また、指を揃えて伸ばし、剣状にすることで、【デストリンガー・ブレード】にすることもできる。
 
なお、「肉体を預けて保管させている」というミストバーンとの関係から【真・大魔王バーン】もこの技やデストリンガー・ブレードを操れそうに見えるが、使う事は無かった。
【凍れる時間の秘法】の掛けられたバーンの肉体は一切傷つかない性質があるため、伸ばした指を幾度か破壊された描写のあるこの技はバーンの肉体を延長させる技ではない可能性がある。
ミストバーンも【闇の衣】着用時にしか使っていない。攻撃シーンが詳細に描写された新アニメだと分かりやすいが、ミストバーンの手は全て金属製の装甲に包まれた手袋状になっており、その装甲ごと伸びるという形になっていた。
バーンの手は完全な素手であるため、これ自体が鎧状にした闇の衣の一部、あるいは伸縮再生する鎧のようなアイテムとの合わせ技と考えれば、凍れる時間の秘法の特性を持たないことや、いくらでも再生できるのも頷ける。これなら指も隠せるので、バーンの肉体を一切他人の目に晒す恐れもないと言える。
 
名前の由来は「ビュート(創作物で鞭の名称にしばしば使われる単語。項目を参照)+デス(死)+ストリング(糸)」か。