【凍れる時間の秘法】

Last-modified: 2021-11-28 (日) 03:30:26

DQ10

Ver.4.0のラスボスが【凍れる時獄の秘法】を使用。
出現する陣の上に乗ると約15秒動けなくなってしまう。

DQMSL

新生【ミストバーン】の特性として採用。
3ターンの間、被ダメージを軽減する。
【いてつくはどう】で解除する事はできない。(上位互換系なら可)

ダイの大冒険

特殊な魔法(秘術)の一種。
『こおれるときのひほう』と読む。
 
皆既日食の時にのみ使用可能とされる秘術で、「対象の時間の流れを"凍結"させてしまう」という効果がある。
この術は対象を時間の流れそのものから切り離す事により、物体であれ生命体であれ「経年劣化・加齢・その他あらゆる変化(破壊・損傷含め)」をシャットアウト。つまり物理的な力だろうが魔力だろうが変化や影響を受けず、完全な【無敵】状態になれるのだ。
 
ただし生物だと思考・生命活動も停止するため一切動けなくなり、術者自ら秘法を解くか次の皆既日食が起こる時までそれが続く。
皆既日食は数百年おきに起きるらしいので、軽く百年単位の長きに渡って効果を発揮するようだ。
このため、凍れる時間の秘法は完璧なタイムカプセルのような保存手段になると同時に、【ゴールドアストロン】のような事実上の拘束封印術としても機能する。
作中では唯一の例外として、【メドローア】の物体消滅効果だけが時間凍結状態の物を損壊させられる。
 
現役勇者時代の【アバン】は古文書からこの秘法の存在を知り、当時魔王として世界を侵略していた【ハドラー】を封印しようと発動させた。
しかし、秘法の難易度そのものが極めて高く、封印には成功するものの力及ばず自分も秘法の効果に巻き込まれ、ハドラー共々封印されてしまったばかりか、僅か1年程で効果が切れてしまっている。
 
本編でこの秘法がクローズアップされたのは、【バーン】とその側近【ミストバーン】の正体に絡む戦闘の中。
ミストバーンは、生物なら確実に壊死による大ダメージを負うはずの【閃華裂光拳】を顔面に受けても痕跡ひとつ残らなかったことから肉体が生命活動をしていないと推理された。
その後、ミストバーンの肉体はバーンが自らの肉体に凍れる時間の秘法をかけ、保管役であるミストに預けていたものだと判明する。
バーンは自らの体を二つに分離し、叡知と魔力を担当する普段の活動用の体を用意することで、「動けなくなる」という欠点を避けつつ、「変化しない」という性質だけを利用して『力と若さを保つ全盛期の肉体』を保存していた。
効力は次の皆既日食までしか持続しないが、次の皆既日食時に再び掛け直すことで半永久的に持続させることが可能であり、バーンはこれを繰り返して、限りなく永遠に近い不老不死を得ようと考えていた。
『全盛期の肉体』は秘法がかかっているため本来まったく動くことはないのだが、ミストバーンの正体である暗黒闘気生物「ミスト」には『相手に取り憑き、魂を一時的に消して肉体を自由に操る』という能力があり、その能力を持ってすれば秘法のかかった肉体すら操ることができる。
それに着目したバーンは脱け殻状態の『全盛期の肉体』をミストに預け、普段は『全盛期の肉体』を彼そのものである【闇の衣】で覆い隠し、緊急時には内部に入り込ませて『全盛期の肉体』の力を使わせて肉体の防衛やバーンの懐刀として利用していた。
この状態こそが「ミストバーン」と名乗っていた者の正体である。
極めて高い忠誠心を持ち、呪文を無力化できる黒い霧でもあるミストが常に肉体を警備、隠蔽、守護しつつ、もしもの時はその能力により、動けないはずの肉体自らが封印を守る護衛戦力にもなるという一石二鳥の手であった。
 
衣を取り払ったミストバーンは秘法の特性が活きたまま動いているため、『大魔王の全盛期の肉体』が『アストロンがかかった状態のまま自由に動く』という反則じみた戦闘能力を持つ。
【ポップ】はメドローアを習得しており、偶然にも秘法の絶対防御を無視して撃破できる可能性はあったが、あらゆる呪文を弾き飛ばせる奥義【フェニックスウィング】によって防がれている。
 
ゲームシリーズのドラクエ世界では【いてつくはどう】【マジャスティス】など、特殊効果を打ち消す技が散見されるが、仮にダイ大世界にもこうした技があったとして、呪文なのか別の手法なのか、原理すら明らかでない凍れる時間の秘法に通じるかは不明なところ。
 
ちなみに【アストロン】を利用してダメージを受けずに戦い続ける裏ワザは、この術式を連想させるためか、「凍れる時の秘法」と通称されることも。