【闇の衣】

Last-modified: 2024-07-08 (月) 08:07:36

概要

DQ3の【ゾーマ】を始めとした一部のボスが纏うバリアのこと。
これを纏っている間は能力や耐性が上がるなどして敵が大幅に強化されるため、纏った状態で倒すことは困難。
あるいは一切の攻撃を受け付けず、勝てなくなるパターンのものも存在するが、
大抵の場合、特定のキーアイテムを使用することによって衣を剥がすことができる。
敢えて衣を剥がさない状態で倒すことは一種の縛りプレイとなる。
 
リメイク版DQ3など存在する同名の胴体部防具【やみのころも】を参照。
ジョーカー3プロフェッショナルに存在する同名の特性は【闇の衣(特性)】を参照。もちろんゾーマが所持する。

DQ3

初出。ゾーマが戦闘開始時から纏っている。
リメイク版で本人は後述の方法で剥ぎ取られた際に、バリアと呼んでいる
 
これを羽織っている状態のゾーマは通称「闇ゾーマ」とも呼ばれ、スーパーライトでは闇の大魔王ゾーマというゾーマの転生先モンスターとして登場している。
ゾーマが闇の衣を纏うとステータスが大幅に向上し、【耐性】も激増、回復呪文や【やくそう】も通用しなくなる。
【竜の女王】から授かった【ひかりのたま】でのみこれを打ち破ることができる。
ただし、FC版ではひかりのたま使用後の方が耐性が高い。
DQ4の【デスピサロ】やDQ8の【暗黒神ラプソーン】の持っていた結界と異なり、一旦破っても全滅して再挑戦するときには再生している所を見ると、常にひかりのたまで照らし続けなければ無力化できないようだ。
FC版では闇の衣を纏っている時はカラフルな色で、光の玉を使った後は青白くなっていたが、SFC版では逆に青白ゾーマ→カラフルゾーマになっている。以降のシリーズではこちらが適応されていることが多い。
ただ、なぜか戦闘前のマップ上のグラフィックではカラフルだが……。
戦闘開始と同時に身に纏っているのだろうか?

DQ10オフライン

Ver.2で【魔勇者アンルシア】【獣魔将ガルレイ】【魔剣士テグラム】【大魔王マデサゴーラ】が使用。
本作では特技としての使用で、纏うと与ダメージが2.5倍、被ダメージが0.1倍になり、一部を除いた状態異常が効かなくなる。
言うまでもなくそのまま極めて危険。効果時間は永続だが【勇者姫アンルシア】【勇者の光】で剥がすことができる。
剥がした後は2ターンの間耐性を無視して行動不能となり、被ダメージが上昇する状態になる(アンルシアも1ターン動けなくなる、通常時と同じ)。
動けるようになると再度使う可能性があるので、動けない間にダメージをガンガン与えよう。
前述の通り効果時間中はほとんどダメージを与えられないので、この間は補助と回復に徹して準備を整えるといいだろう。
効果中はアンルシアは行動順が回ってくるたびにテンションが上がるようにもなるが、【ティンクルバトン】などで援護したい。

DQ10オンライン

アンルシアとの共闘でない敵が使う場合は一定時間経過で解除される。
詳しくは【闇のころも】を参照。

DQ11

【邪神ニズゼルファ】が戦闘開始時から纏っている。被ダメージを軽減する効果を持つ。
軽減量は機種によって異なり、PS4版では1/2、3DS版では1/5にまで軽減する。
【勇者のつるぎ・真】主人公が道具として使用することで剥がすことができる。
その後はゾーマと同じようにニズゼルファの台詞が入り、BGMが【勇者の挑戦】になる。
尚、闇の衣をまとっている間はターン終了時にその旨を示すメッセージが逐一出る。

イルルカ

【狭間の闇の王】とその配下の滅びの使者である【しん・りゅうおう】【ジェノシドー】【アスラゾーマ】【サイコピサロ】が身に纏っているバリア。
全ての攻撃を無効化する性質があるらしく、異世界の主でさえも、闇の衣を纏った滅びの使者には歯が立たない。
闇の衣に対抗するため、大魔神像を完全体にすることが目的となる。

ヒーローズ1

原作同様にゾーマが纏っており、【ガゴラ】からひかりのたまを使うかどうか問われる。
あえて使わずに戦闘することも可能。

ヒーローズ2

【ゼビオン】戦で本性を現した【双子の王】が聖杯の闇の力によって魔物たちに纏わせた一切の攻撃を無効化するバリア。
これをまとった状態は文字通り無敵であり、【必殺技】であろうともダメージを与えることはできない。
この状態の敵が大量に襲ってくるので、ゴール地点までひたすら逃げ続けなければならない。
取っ払うには【光のしずく】が必要であり、それを使ってようやくゼビオンの奪還が可能となる。

バトルロードシリーズ

ゾーマが纏っており、【HP】を12500に引き上げる効果を持つ。【スペシャルカード】の光の玉を使うことで剥がすことができ、HPを7000まで減らせる。
バトルロード2では真ゾーマが纏っている。

バトルスキャナー

JF2017のスペシャルステージで先行登場。同じくゾーマが纏っており、バトルロードの時と違いゾーマの目が赤くなり色が変色している。
HPが増えるだけでなく、与えるダメージを増やし受けるダメージも減らす模様。

DQMSL

【ゾーマ】【創造神マデサゴーラ】【ミストバーン】が持つ特性。
戦闘開始から3ラウンドの間、耐性に関わらず状態異常を受けないバリアを展開する。
カウントダウンや継続ダメージなど一部のものは無効化できない他、ステータス低下は通るので注意。
通常の【いてつくはどう】などで剥がすことはできないが、【神のはどう】などの上位波動に属している特技なら剥がすことが可能。
対戦はもちろん、高難易度クエストでも開幕で剥がされることもあるので、過信は禁物。
 
前述のモンスターたち以外にも、主に魔王級のモンスターが「○○の闘気」といった個性に合わせた名称で同様の効果の特性を持つことが多いが、
オルゴ・デミーラや真・災厄の王、ネオ・ドークなど元から状態異常に優れた耐性を持っている魔王については、
「つねにマインドバリア」や「つねにマインド・封じ無効」で代替していることも多い。
 
それ以外としては特殊クエスト「不思議の塔」でも、この効果を得られるお守りが出ることがある。
便利だが、前述の防げない状態異常については警戒すること。

ライバルズ

スタンダードパックにて初期より実装されていた共通レジェンドレア、ゾーマが召喚時に自身に纏う(【ザオラル】【邪神官ハーゴン】などの効果で、召喚=コスト通りのMP消費を省略して出てきた時は纏わない)。
 
効果はズバリ「あらゆる効果を受けない」。単純明快、理不尽の極み。
効果と言うのはダメージはもちろん、【たまねぎマン】のような弱体化効果、【ザキ】のような確定除去なども含まれ、【サイコロン】等のランダムヒットや【ダークドレアム】のような範囲効果も、【ステルス】等と違って当たりはするが完全無効化するという強烈なものである。
その分【はめつの使者】等のメリット効果も受けられないデメリットがあるが、あまりに強烈な戦闘能力と耐性の前にはあってないようなものだろう。
 
闇の衣はゾーマの召喚時に相手のデッキトップに置かれる光の玉を使うことでのみ解除可能だが、1ドローテンポロスを余儀なくされた上、使用にあたって4MPを犠牲にする必要がある。
光の玉を【ワルぼう】や手札溢れ等で破棄するとゾーマは完全無敵となる。

タクト

「ゾーマ」と「大魔王マデサゴーラ」の特性として登場。表記は「やみのころも」。
「戦闘開始時 ダメージを20%軽減する 効果3ターン」
さらに上位の特性として
「ゾーマ」の才能開花特性「とこやみのころも」が登場。
「戦闘開始時 ダメージを30%軽減する 効果10ターン」
 
「いてつくはどう」で消されないのが特徴。

ダイの大冒険

【ミストバーン】の纏う“何か”のこと。新アニメ88話のサブタイトルでもある。
最初にミストバーンが【鬼岩城】を破壊されて我を忘れた時に、本気の力を出す際に使われている。
【バーン】の許可無く脱いではならない闇の衣を自ら剥ぎ取りダイたちを始末しようとしたが、【キルバーン】に忠告され思い留まった。
また【ロン・ベルク】も、ミストバーンの本気の力の封印されている“何か”として表現していた。
実際に闇の衣という名称は衣服や仮面のことを指したわけではなく、ミストバーンの真の力を封印する何かを表現した言葉である。
正確に言うと、【凍れる時間の秘法】で保存されているバーンの肉体に纏わりついている暗黒闘気のことであり、「ミスト」自身でもある。
本来は許可無く脱いではならないものであるが、非常時には自ら剥ぎ取りバーンの肉体の中に入り込み不死身の最強戦士と化す。
本編では闇の衣を纏っていた方が強かったが、こちらは逆に脱いだ後の方が強い。
 
ちなみに、攻撃呪文を吸収・増幅させて跳ね返すという【マホカンタ】の上位互換のような性質を持っており、【ポップ】の放った【ベギラマ】【ベギラゴン】級の威力で跳ね返していた。