【ベタン】

Last-modified: 2022-08-13 (土) 18:03:00

・ベタン系呪文

【ベタン】―【ベタドロン】【ベタロール】【ベタランブル】

【ベタナマータ】

概要

元々はダイの大冒険に登場するオリジナル呪文。重力を操り敵を圧殺する。
名前の由来は「ベタン」と対象を押し潰す様子の擬音語からだろう。呪文のアクセントは「ベ」に置く。
後にDQMJ2、DQ10へと逆輸入された。効果内容はブレはあるが、ターゲットのHPを参照してダメージを与える。
重力を利用するからか、イルルカで【ジバリア系】が登場するまでは【大地斬】【天変地異】等の「地」を象徴する属性として使われた。

DQ10

【スカーレットナイト】と、同じ姿のエンドコンテンツ限定モンスターが使用。
敵一体に対し、最大HPの3/4前後のダメージを与える。詳しくはこちらを参照。

DQMJ2~

敵一体に対し、残りHPの1/4相当のダメージを与える。
分かりやすく言えば、DQ版「グラビデ」。
消費MPは12と【メラゾーマ】【ドルモーア】よりも高いのがネック。後発の作品では多少軽減されている。
敵全体に残りHPの1/6分のダメージを与える【ベタドロン】という呪文もある。
 
ダメージが敵の残りHPに依存するため、開戦直後の元気な敵やHPが高い強敵ほど消費MPあたりの威力が高くなり、弱った相手やHPの低い敵ほど与えるダメージも減っていく。
呪文会心でダメージが上昇するので、耐性によっては残りHPの100%分のダメージ(=即死)を叩き出す事もあるが、基本的には与えるダメージとMPの燃費を見て他の攻撃に切り替えると良い。
HPが高くなりやすいギガボディや超ギガボディのモンスターにとっては、自慢の打たれ強さを逆手に取られる呪文になるため対策が必須になる。
 
効率よく使うにはプレイヤー自身の計算が必要な呪文なのだが、簡単に強烈な威力を出す場面もいくつかある。
すれ違いで出てくる専用敵「謎の盗賊団」や大会初日の公式チーム、勝ち抜きバトルなどの明らかに異常なHPを誇る敵の一部が、この呪文を通してしまうのだ。何も考えずに撃った最初のベタンでいきなり2000以上のHPを奪えるのは爽快というしかないだろう。スタンダードキラーやギガキラー、ベタンのコツとブレイクでダメージはさらに増大する。
この呪文と適当な行動を繰り返すだけでHP9999の敵が数ターンで落ちるのは圧巻。猛毒でも同じ事が言えるが、ベタンは刺さる相手が多く、その場でダメージが入るのが強み。
ただし、イルルカの錬金鍵のボスなどの特別な敵には通じない。
 
DQMJ2P以降はドラゴン系がこの属性を弱点としている。
後述の漫画でのエピソードの再現か。
 
ちなみに【スラ忍シルバー】は亡者発動中に確定で呪文会心を出すため、超ガードブレイクと○○キラーを積んだ彼女のベタンは激減以上でないと問答無用で死ぬ。
しかも相性のいいブオーンのスキルで覚える。
イルルカSPでは超ガードブレイクで耐性を4段階も下げることが可能になってしまったので、激減でさえも死ぬ。

DQMJ3

与えるダメージが敵1体に残りHPの1/8と大幅に減少。その代わり、消費MPは2とかなり少なくなった。また、この作品から【ベタン系】の呪文は4段階になった。

DQH

パーティキャラは使えないが、ラスボスの【闇竜シャムダ】が使用する。

ダイの大冒険

「重圧呪文」。物語中盤のポップの必殺技で、逆輸入となったDQMJ2と効果が異なる。
標的を中心とした地上に直径10~20m程度の超重力場を瞬時に作り出し、効果範囲内の敵を強烈な力で押しつぶす攻撃呪文。
作中での術者は【ポップ】だが、この呪文の元祖は大魔道士【マトリフ】
詠唱は「大地に眠る力強き精霊たちよ…いまこそ我が声に耳を傾けたまえ ベタン!」。
 
その威力は【ドラゴン】数匹や【竜騎衆】が騎乗するドラゴン(【ガメゴンロード】【ダースドラゴン】クラスの竜)を一撃で倒すほどだが、MPの消費量も激しい。
習得直後のポップが初披露した際は1発(+僅かな時間の【トベルーラ】)だけで全魔法力を使い果たすほどだった。
 
バーンパレスで戦っている頃の本人曰く【メラゾーマ】なら20発以上は余裕らしいが、ベタンは5~6発が限度らしいので、消費MPは少なく見積もっても50以上という計算になる(因みに【メドローア】は2~3発が限度なのでその倍)。
ちなみにメドローアの項目でのメドローアの消費MPは80~100ぐらいと推測されている。
また、場所によって威力にムラがあるのか、初回は同じように呪文の範囲に巻き込んだにも関わらず倒せなかったドラゴンもいた。
竜騎将【バラン】と最初に対峙した時は足止め程度にしかならず、それどころか呪文を破られ逆にパーティごと吹き飛ばされたが、後にバランは「見た目によらず強力な呪文を使う」とポップを評しているため、この場合は相手が悪すぎたといえる。
竜騎衆の【ラーハルト】【ボラホーン】に対しても奇襲で使用、2人にはダメージらしいダメージを与えることはできなかったが、彼らが騎乗していた上級ドラゴン達を全滅させている。竜騎衆が【ドラゴンライダー】としてドラゴンを操れば軍団長に匹敵する戦闘能力があるとされていることを考えれば、先手でドラゴン達を撃破できただけでも十分な成果が出ていると言える。
なお、この時潰されたドラゴンの中にはガメゴンロードが混ざっている。
ガメゴンロードと言えば【マホカンタ】使いで有名だが、そのまま倒されている。ダイ大のガメゴンロードはマホカンタが使えないのか、不意を突かれたため間に合わなかったのか・・・あるいは、もうひとつの大作RPGの地震魔法のように、例外的に跳ね返せないのかもしれない。
 
ダイ大の初出呪文として有名、かつ単行本9巻という比較的早い時期に初登場しているが、実は作中では不発を含めても計4回しか使用されていない。しかもその全てが所謂バラン編での出来事である。
使用されなくなった理由で考えられるのは、燃費の悪さ、味方を巻き込みかねない効果範囲、飛行可能な敵には回避されやすい辺りだろうか。
バランや竜騎衆のような強敵相手ではほとんど効き目がなく、効果範囲の広さを利用してザコの始末に使うにしても消費が大きすぎる。
竜騎衆に放った時には流石にこれ1発と少しの呪文で全魔力を使い果たさなかったが、燃費が極悪である上に【メドローア】以外が効かない【ハドラー親衛騎団】が出てくるとあっては出番も無くなるだろう。

勇者アバンと獄炎の魔王

開発者である【マトリフ】【ガンガディア】に対して使用。
巨体の彼を行動不能にしてかなりのダメージを与え、さらに戦闘で傷んだ床をぶち抜いて一気に図書館の下層まで叩き落とした。倒すには至らなかったものの、これほど強力な呪文を使えるマトリフの存在をガンガディアは警戒、お気に入りの場所であった【ヨミカイン遺跡】の図書館を沈める決断をさせた。
マトリフ曰く「敵がでけえほどこの呪文は効く」。
本編でポップが使った時に、体格が大きいドラゴンに特に効果的だった理由が説明された。
 
続く海底宮殿編では【海波斬】を編み出すべく、アバンはマトリフによってベタンの力がこもったペンダントを着け自身に重力負荷をかけて訓練。
そして【オトギリ姫】との戦いでマトリフに呪文を解除してもらい、飛躍的に向上した身のこなしで技を完成させた。

DQウォーク

ダイ大コラボイベント中の2020年12月に登場した「ポップ・マァム装備ガチャ」で登場する【マジカルブースター】でレベル30に強化すると使える。
助っ人で登場するポップも4章2話クリアで修得する。
 
重圧で敵全体に呪文特大ダメージを与える効果。消費MPは41。
他の攻撃呪文とは違い無属性であるため、弱点を突いての大ダメージが望めない一方で、敵の耐性を気にすることなく使えるので、レベル上げ周回に役立つ。
なお、無属性とはいうがさすがにメタル系には効かないので注意。

モンパレ

【メーダ】【スライムダーク】が初期とくぎとして覚えているほか、Aランク以上のモンスターをスカウトしたときにまれに初期とくぎとしてLv10で覚えられるようになっていることがあった。
消費MPは12で、DQMJ3より前の作品と同じく敵単体の残りHPの1/4ダメージを与える呪文。
あまり知られていなかったが、【マホカンタ】【だいぼうぎょ】も貫通できる。
 
やはり高HPを持つ敵との戦闘で輝く呪文で、特に有効なのは数百万ものHPを持つキャラバン連盟試練(レイドバトルのようなもの)のボス。
その威力は一回で数十万ダメージを叩き出す…とはもちろんいかず、大抵のボスは「呪文割合ダメージ軽減」という特性でどんな状況でもベタンのダメージは2500にまで軽減してしまう。
とはいえ2500ダメージという数値は相当育てたモンスターでもない限り容易に超えられるダメージ効率ではないため、十分に戦力が整っていないキャラバンマスターにはこれらのイベントを優位に進める特技として愛用された。

魂の絆

ガチャで輝きの杖を引き当てる事で修得できる【ポップ】の奥義として採用。
言語切り替え時の英語表記は「Donk」。
遠距離広範囲に打属性魔法ダメージで4回攻撃し、一定時間「打属性耐性ダウン」の効果を与える。
重力で地面に叩きつけるので打属性、ということだろうか?