【ガンガディア】

Last-modified: 2021-09-18 (土) 17:13:45

勇者アバンと獄炎の魔王

【ブラス】【バルトス】【キギロ】同様、魔王時代の【ハドラー】の部下で彼の側近の1人。
種族名は「デストロール」といい、【トロル】系統の突然変異種として書物などのみに残されていた幻の魔物であるらしい。
耳が尖った巨漢で巨大な【こんぼう】を装備しているのはトロルと共通しているが、袈裟のような衣装を身にまとい丸眼鏡を装着しており、まるで知的な僧侶のような出で立ちである。
 
粗暴なトロル一族の中でも珍しい慧眼を持ち、ハドラーの参謀のような立ち位置にある。ハドラーからの伝聞だけで【アバン】の人となりをほぼ正確に解析し、戦闘経験を積むため【カール】を出奔して武者修行の旅に出ることを予見している。その一方で「私でもそうする」と発言しながら自身の身体をパンプアップさせており、単なる知性一辺倒ではない、トロルらしく戦闘に対する強い欲求も持ち合わせていることが読み取れる。
 
【ヨミカイン遺跡】の図書館を占領していた【エビルマージ】の上司でもあり、自身にとって図書館は知識欲を満たしてくれる憩いの場だったという。
トロル一族が原始的な武器で暴力を振るうことしか能が無い醜く粗暴な種族であることやそれと同類であることを快く思わず、身体を絞り込み勉強で知識を高め、図書館を占拠したのも学習の為である。故にデカブツ等と言われるとキレる。
アバン一行を凌ぐほどの怪力と様々な呪文を使いこなし、【マトリフ】に「(トロル族の)元々の超パワーに器用な呪文が加わっているのでまだ戦っちゃいけない」と評されるほどの戦闘力を持っており、一行が止めを刺すに至らなかったほどである。
 
図書館編で敗北した上に本を燃やした部下のエビルマージを始末する形で初めてアバン一行の前に姿を現し、前述の性能で一行を追い詰めた。しかしマトリフの策にはまり、彼に罠の本からの解放を許してしまい、挑発に乗ったことで自身が痛めた床に誘導されて【ベタン】を受け、そのまま地の底まで叩き落とされた。
その後【トベルーラ】 で脱出したが彼の危険度を察知し、これ以上古代呪文を利用されないようにと自身に最適な最強呪文の本を一冊確保した後に図書館を沈めて撤退した。
 
「同族の粗暴さを嫌い知的に振る舞うことを志しながらも、実際には熱しやすく誰よりも暴力的」と言う設定は、【三条陸】【稲田浩司】のダイ大原作コンビによる「冒険王ビィト」に登場する敵キャラクター、深緑の智将グリニデを連想する読者も多い。セルフパロディであろうか。
なお、グリニデの部下にはキギロ同様の植物魔人・フラウスキーがおり、そちらはキギロと「体質を活かした弾丸を飛ばす遠距離攻撃」「種のような本体さえ無事なら実質不死身」と言う能力が共通している(性格はあまり似ていない)。