【ガメゴンロード】

Last-modified: 2024-09-10 (火) 08:24:02

概要

DQ3で初登場したモンスター。同種属に【ガメゴン】【ガメゴンレジェンド】がいる。
ガメゴンの上位種族であり、ガメゴンの群れを率いるらしい。その割にガメゴンとは別行動を取っていることが多いようだが…。
ナンバリング作品では、高い火力と堅牢な守備力を誇り、呪文に対しては【マホカンタ】を駆使して対抗する難敵として立ちはだかる。
素早さは作品によってまちまちで、亀のくせに高速で動き回り回避率も高い場合もあれば、普通に亀らしく鈍重な場合もある。

DQ3

【ネクロゴンドの洞窟】の上層階や、のちに【岩山の洞窟】にも出現する。最大で2匹で登場する。
 
ガメゴンと同じく守備力が200と非常に高く、攻撃呪文に対しても軒並み強耐性。
下位種のガメゴンとは異なり、【ルカニ系】に対する耐性は皆無だが、【マホカンタ】を唱えてこれを妨害してくる。
カメのくせに【すばやさ】も90と高く、上の世界では【はぐれメタル】(150)、【ミミック】(100)に次ぐ俊足である。
さらに、【わらいぶくろ】【おどるほうせき】と同等の回避率「1/16」を誇り、鈍重そうな見た目に反してこちらの攻撃をひらりひらりと避けまくる。これ以降も【アイアンタートル】【エビルタートル】といった亀のモンスターが登場しているが、守備力に加えて高い回避率も持つのは歴代でもこいつだけ。
高い守備力と先手を打ってのマホカンタで防備を固めた後は35ダメージ前後の【ほのお】(リメイク版では【かえんのいき】)で猛烈に攻め立ててくる戦巧者。
逃げてやり過ごそうにも【モンスターレベル】が36もあるため、適性のレベルではなかなか逃がしてくれず、その間中位の炎で結構なダメージをもらいがちになる。
【トロル】(【痛恨の一撃】)や【ホロゴースト】(【ザキ系】)あたりに比べると強烈なインパクトがないように思えるが、HPも120と高守備力の割には高く、攻撃力も113と高めで、走攻守に亘って隙がない。
 
まともに戦うと相当な難敵なのだが、道具として使うと【ルカナン】の効果がある【くさなぎのけん】があったことがガメゴンロードの運の尽き。
道具による効果はマホカンタではね返されないので、ルカナンが100%突き刺さる。守備力を限界まで下げてしまえばもはや敵ではなく、打撃だけで簡単に倒せるようになる。
ついでに言うと、【マホカンタバグ】でMPの補給源にも利用できてしまう。
 
だが、草薙の剣をうっかり【預かり所】に置いてきてしまうと、逃げるしかないほどの強敵として立ちふさがる。草薙の剣にルカナンの効果があること自体を知らないプレイヤーであれば、預かり所どころか売り払ってしまい二度と手に入らない可能性すら起こり得る。
【ドラゴラム】で焼き払うのも1つの手だが、そこまでレベルが上がっているなら通常攻撃だけでも強引に倒せるだろう。
  
なお、内部データでは【スクルト(強)】を持っているのだが、実際に使ってくることはない。
仮に使われたらどうなっていたか?という話はリメイク版の方で。
 
手強いだけあって経験値1420に120Gと報酬も多いので草薙の剣を持っているなら積極的に倒していきたい。
落とすアイテムは【ラックのたね】
 
FC版の【格闘場】では、世界樹周辺~ネクロゴンド地区のモンスターとの対戦が多い。
【ばくだんいわ】【メガンテ】にも耐えることもある自慢の鉄壁ぶりで勝ち残る場合もあるが、【トロル】【グリズリー】による【痛恨の一撃】を喰らえばあっさり撃沈する。

リメイク版

本当にスクルトを唱えてくるようになり、ただでさえ高い守備力を底上げしてくる。但しこのスクルトは、グループ単位で守備力を上げる弱い方になった。
それでもFC版と同様にルカニ系への耐性は皆無なので、草薙の剣を使ってやれば簡単に守備力を下げられる。
また、リメイク版では【ねむりのつえ】が追加され、これを使えばさらに楽に倒せるようになる。パーティーに【盗賊】がいるなら持たせておくといい。その際には、【ふくろ】に入れっぱなしのまま、なんてことにならないよう気を付けよう。
すばやさは90と高いままだが、イメージに反して高かった回避率はなんと削除された。

モンスター物語

【キメラ】族の誕生経緯を描いた『合成魔獣異聞』の冒頭で合成魔獣の一例として挙げられている。
ドラゴンと大海亀を掛け合わせて攻撃力と守備力の両立を図ったが、亀の母体のせいで動きが非常に鈍い魔物になってしまったと語られた。
上述の通り、ゲーム本編では「動きが非常に鈍い」どころか、かなりすばやいモンスターなのだが。

DQ5

【エビルマウンテン】の周辺とその内部、リメイク版では【謎の洞窟】の一部にも出現する。
集団で現れることも多く、SFC、PS2版では4体、DS版では最大5体で現れる。
 
通常攻撃のほかに、【いなずま】、マホカンタ、【ベホマ】(自分のみ)、【アストロン】を使用する。
相変わらずの強敵で、DQ3の頃に比べて素早さは下がったが火力が上がっている。
通常攻撃以外はすべて【制限行動】だが、ランダム行動(偏向型) で、稲妻のスロットが2個あり、その選択率は40%を超える(1グループにつき、2発まで)。
【判断力】は高く、自分のHPが減っていなければベホマを、全員にマホカンタがかかっていればマホカンタもキャンセルし、その分だけ稲妻を使ってくる確率が上がる。
稲妻は味方全員に50以上の手痛いダメージ。軽減手段がほとんど無いこれを連発されるとパーティーが半壊しかねない。
すばやさは「63」とそこまで高くないが、【不意打ち】などされてしまったら、稲妻に対しての耐性が無いと甚大な被害を受ける。
 
相変わらずの守備力自慢で「260」もあり、これは雑魚モンスターとしては謎の洞窟の【メカバーン】に次ぐ数値である。
そのメカバーンと同じく、戦闘開始の時点で【マホカンタ】がかかっていることもある。
ルカニ耐性皆無なのは相変わらずだが、無闇に【ルカナン】を唱えると跳ね返される可能性が高い。2体以上に跳ね返されると、逆にこちらの守備力が0になってしまう。
 
頻度は6%程度と高くはないが、アストロンも使う。基本的に向こうが動けなくなるのであまり気にしなくてもいいが、SFC版だと単体攻撃がアストロン中の個体に集中して無駄に終わりがちになるので要注意。その間に他の個体から稲妻の集中砲火を浴びるリスクを考えたら、ここは集団戦法の出番である。
ただ、SFC版では【どくばり】【デーモンスピア】による即死効果がアストロン中の敵にも発動するので、使われたら全員で突っつく手もある。
 
呪文で攻めるのであれば、まずは【てんくうのつるぎ】による【いてつくはどう】でマホカンタを解除しよう。アストロンもいてつくはどうで解除できる。
その後はルカナンで守備力を下げたり、【イオ】【ヒャド】【デイン系】(いずれも弱耐性)で攻めよう。
DQ3と同じく【ラリホー】が効くので、【いてつくはどう】で引っぺがしてから眠らせよう。
【マホトーン】も効きやすいが、うかつに使ってしまうと、【ネーレウス】の時と同じく稲妻連発地獄を招くことになる。
なお、【ニフラム】に耐性を持っておらず、確実に効くので、危険と判断したら消してしまおう。DS版なら【ふうじんのたて】を使えばまとめて消し飛ばせる。
 
仲間モンスターによる特技で攻めるほうが戦いやすいだろう。稲妻に耐性を持つ仲間モンスターを活用するといい。
【かがやくいき】があれば、守備力やマホカンタを気にすることなく大ダメージを与えられる。【ブリード】【シーザー】を連れているのなら、入れ替えて攻撃させるといい。
【あまいいき】を習得している仲間がいるなら、直接吐いてみよう。【やけつくいき】も有効。
とにかく、集団での稲妻連発がただただ脅威なので、有効な手段を使ってすばやく一掃しよう。
 
リメイク版では実力を評価されたのか、謎の洞窟にも出現するようになった。
【たたかいのドラム】さえ手に入れれば打撃でも倒しやすくなるので、早めに入手しに行きたい。
 
落とすアイテムは【まほうのせいすい】

DQ9

【閉ざされた牢獄】【宝の地図】の洞窟(水)に出現する。
DQ5と同じくいなずまで全員にダメージを与えてきたり、【痛恨の一撃】を放つこともある。守備面も相変わらず強く、【やいばのぼうぎょ】で通常攻撃を、マホカンタで呪文を跳ね返してくる。
 
氷属性やザキ系呪文が有効だが、前述の通りマホカンタを使うので跳ね返される危険性もある。
使うのなら【まふうじのつえ】で封じるか、杖による攻撃でMPを吸収してマホカンタを封じよう。
ルカニは効きづらいのでマホカンタを使われる前に手早く倒してしまいたいところ。
落とすアイテムは通常枠が【べっこう】、レア枠が【竜のうろこ】

DQ10オンライン

Ver.3.1より登場。ガメゴンレジェンドはこいつの【転生モンスター】
全身を甲羅の中に引っ込めて回転しながら炎系ブレスを振りまく【火炎放射】を使うようになった。
詳しくはこちらを参照。

ジョーカー3

ドラゴン系Aランク。【時空の裂け目】のマスターが持っていることがある。
一般配合でも作れるほか、【トリカトラプス】×【海のまもりガメ】の特殊配合でもOK。
また、こいつに海のまもりガメを配合すれば【ガメゴンレジェンド】ができる。
 
特性は【メガボディ】【くじけぬ心(特性)】【ギャンブルボディ】【じどうHPかいふく】
+25で【ライトメタルボディ】、+50で【いきなりスカラ】、+100【いきなりバイキルト】
ギガボディ化で【暴走要塞】、超ギガボディ化で【いきなりシャッフル】を習得。
スキルは【ドラゴフォース】

DQM3

ドラゴン系のCランク。野生では【煉獄峠の魔界】・上級の冬に出現。
ドロップアイテムは【特やくそう】、レアドロップは【雷のうでわ】?
【ガメゴン】【だいおうガマ】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【ヘロヘロボディ】【ぼうえいほんのう】(Lv20)、【いきなりスカラ】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【ときどきスカラ】【癒しの大力】(Lv60)。
所持スキルは【フレア】
 
【ダースリカント】との配合で【やまたのおろち】が生み出せる。

スラもり

【カラカラ水源】のボスとして登場。詳細は【ロードン】の項を参照。

ライバルズエース

真3弾カードパック「星降りの決戦」にて実装。魔法使い専用のレア。

5/4/6 ドラゴン系
におうだち
召喚時:自分の場か手札に攻撃力4以上の他のドラゴン系がいるならメラミ1枚を手札に加える

少々重いが、ドラゴン系デッキであればお手軽に【メラミ】を獲得できる。メラミの使い勝手の良さはライバルズプレイヤーなら周知の事だろう。
【リーズレット】などのメラ系を入れない条件はあくまでデッキになければよいのでそれらとの併用も可能。
におうだちも持っているため、攻めにも守りにも活躍が期待できる。
 
カードイラストはDQ10で見られた火炎放射を使用しており、まるで某怪獣映画である。

ウォーク

2023年8月3日よりほこらのボスとして登場。討伐推奨レベルは上級職レベル85、特級職レベル40。
ドルマ系が最も有効で、次いでバギ系とジバリア系が有効。ギラ系が等倍で他は耐性持ち。メラ系は無効化する。
これ以外に呪文全般に30%軽減の耐性があるが、後述の理由から呪文を使う事自体が非推奨。
 
同種2体で出現する。HPは54000程度。
最初のターンには必ずマホカンタを使う。影縛りで動きを封じても次のターンで使う。
その後はあまいいきやラリホーで眠りを誘い、回転攻撃やメラゾーマ、火炎放射と多彩な攻め手を持つ。
ただ、最も威力の高い攻撃でも280~300程度のダメージ(メラゾーマ、火炎放射)なので、
同レベルのグラコスと比べれば楽なほう。呪文以外の方法で一気に攻め切るのが良い。
混乱・幻惑・魅了の状態異常が有効なので、攻略が難しければこれらも交えるべき。
 
こころは黄色でコストは144。力と攻撃魔力のバランスが良い魔剣士向き。耐久も補完できる。
高グレードでは斬撃・体技ダメージと呪文ダメージが両方とも増加し、ドラゴン系へのダメージの増加やドルマ系、混乱の耐性、ガード率の増加がつく。
攻魔複合スキルで斬撃・体技ダメージと呪文ダメージが両方活きるので、攻魔複合スキルの使用に属性問わず最適といえる。

タクト

2020年7月16日サービス開始時から登場。レギュラーSPスカウトでも入手できるモンスターで、現在どのガチャからも排出される。
ドラゴン系Aランク・ぼうぎょタイプ
リーダー特性は「体技威力+5%」
使用とくぎは「かみつく」【しんくうは】「冥界の穴」
覚醒スキル 10Pで「いどう力+1」を習得できる。
2021年6月1日に才能開花。
才能開花で才能開花とくぎ【アビスハンド】
才能開花特性「まれにマホカンタ」「ドルマ属性体技のコツ」等を習得できる。

ダイの大冒険

「天下無双の力」の持ち主であると自称する海戦騎、【ボラホーン】が跨っていたのがこいつ。
単身現れた【ポップ】【ベタン】で他の【ドラゴン】ともどもあっさり潰された。
さらに持ち主から投げ捨てられた挙句「ひ弱」と言われてしまう。
したがって本編のようにマホカンタを使う描写もなく、使えるかどうかも不明。ちなみに本作のマホカンタは作中で大魔王【バーン】しか使えない激レア呪文なので、もし使えたらかなり目立つ存在になりえただろう。
ちなみにボラホーンのキャラクター説明で海竜ガメゴンロードと紹介されているが、当時のドラクエ本編で海に出現したことはなく、見た目も陸ガメタイプである。下位種のガメゴンは海にもいるのだが。
ようやく海に登場できたのは、DQ10オンラインにまでなってからになった。

アベル伝説

【バラモス】が妖精の村に差し向けた【宝石モンスター】
体の配色がガメゴンと同じになっているため間違われるが、炎を吐くため、実はガメゴンロードである。
硬い甲羅は【ヤナック】の呪文を弾き大いに苦戦させたが、【アベル】の得た【ふぶきのつるぎ】の力で難なく倒された。