【マリア】

Last-modified: 2024-10-23 (水) 18:55:38

概要

DQに登場する人名の一つだが、現実世界でもキリスト教圏などでしばしばみられるメジャーな名前。
聖母マリアの印象もあって、ヨーロッパで一般的に女性につけられる名前(【マリー】【メアリー】等の派生も含む)であるが、複合名(例: ディ・マリア等)としては男性につけられる場合もある。
日本でもほぼ女性名として通っており、マリア、マリヤなどという表記が見られる。

DQ2

【ムーンブルクの王女】にこの名が与えられることがある。サマルが「コナン」、ムーンが「マリア」という名前になっているPTは人気があるようだ。
変な名前がほとんど無いムーンはいいが、サマルは【すけさん】【トンヌラ】があるのでこのオシャレネームの組み合わせになれば万々歳。

DQ5

元々は【光の教団】で働いていた女性。
英語版での名前はそのままMaria。
 
教祖【イブール】の大事な皿を落として割ってしまったことが原因で怒りを買い、教祖の身辺で働くというそれなりに良い扱いから一転、奴隷の身分に落とされる。皿だけにイブールの器の小ささが伺える。
この出来事により、奴隷達がどれだけ大変な目にあっていたかを知ることになるが、同時に教団が信者達に奴隷の扱いについて嘘を言っていたことも判明する。
【工事中の神殿】で、【ムチおとこ】の足の上に石を落としてしまったことが原因で作業中に鞭打たれる。
どうにもかなりの【おっちょこちょい】なようで、このようによく物を落として大変な目にあうので【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】でもネタにされていた。
DS版ではマリアが奴隷になった原因と、ムチおとこの怒りを買った原因がそれぞれ「奴隷の子供を庇った」「ムチおとこ達の靴に泥を浴びせてしまった」ことに変更されている。
 
鞭で打たれていたところを【主人公】【ヘンリー】に助けられる。
そして彼女の兄【ヨシュア】の助力を得て、主人公、ヘンリーと共に神殿脱出に成功する。
脱出方法は奴隷の死体を入れる樽に3人で入り、その樽を流すための用水路経由で海に出るというかなり無謀なものだが運よく無事だった。
 
偶然樽が流れ着いた場所が【修道院】だったため、そこで神殿に残った人々に祈りを捧げるべく修道女になることを決意。
リメイク版では主人公が修道院で目覚めた直後に、彼女が教会の洗礼を受けるイベントが追加されている。
旅立つ前に話しかけると、兄から預かったという1000Gをくれる。話しかける前に旅立ってしまうと貰えなくなるので注意。
設定ミスなのか、SFC版ではこの1000Gを貰ったというフラグが【モンスターじいさん】に1度会ったというフラグ(仲間モンスターを勧誘可能になる条件の1つ)と重複している。これはリメイク版では修正された。
また、【神の塔】に行く際にはパーティに同行し、扉を開ける鍵の役割を果たす。
【ラーのかがみ】入手後もそのままラインハットまで同行し、【ニセたいこう】討伐後にヘンリーと同時に離脱する。
 
偽太后事件解決後は修道院に戻ったようだが、白馬に乗って修道院へ訪れたヘンリーからのプロポーズを受け入れて結婚し【ラインハット】へ移住。数年後には息子【コリンズ】を出産し一児の母となった。
 
ちなみに主人公のことは「○○さん」、ヘンリーのことは「ヘンリーさま」と呼ぶ。
ヘンリーへの呼称は仲間入りしてから判明するが、彼の身分についてどのタイミングで知ったのかは不明。

容姿

SFC版では奴隷時代は黒髪(他の一般奴隷女のグラフィックの流用)、脱出後は金髪になっている。公式イラストを見る限りでは金髪が正しいカラーリングのようである。黒髪は髪が汚れている表現という見方もできる。
なお、このマリアのドット絵のデザインはもともと【フローラ】に使う予定であったイラストをアレンジしたものである。フローラの容姿は後に正式な公式イラストが設定されることを想定して簡略化されることになったが、せっかくのデザインを活かしたいというイラストレーターの思いから流用されることになったのだ。
 
リメイク版では服装と髪型が大幅に変更された。SFC版ではガチの修道女ルックに巻き毛から、リメイク後はロングワンピースかつストレートヘアとなった。
奴隷時代も専用のグラフィックを与えられ、ちゃんと(薄汚れて黒ずんだ)金髪になっている。
 
【知られざる伝説】には、巻き毛かつドレス姿の挿絵も掲載されている。

オープントレイ技を使用した場合

PS2版では【オープントレイ技】によるバグを用いることで、ヘンリー共々最後まで連れて行くことができる。ただし彼女を最後まで帯同させるには少々複雑な手順が必要なので、詳しくは項目を参照。
これにより、本来はマリア離脱後に入れなくなる神の塔に自由に出入りが可能。アイテムの取り忘れがあってもいつでも回収を行えるし神の塔で勧誘も狙える。
まぁゲーム的なメリットはそれくらいだが、この技を使ってマリアを残留させるようなプレイヤーにとってはメリットがどうとかよりも「マリアがパーティーにいること」そのものが大事なので問題ない。
 
ちなみに【デモンズタワー】にある【ドラゴンの像】の炎がマリアに当たったり、【バリアー】【毒の沼地】に入ったりすると、なぜか馬車内で一番上にいるキャラが代わりにダメージを受けてしまう。馬車内に誰もいないと【フリーズ】するので要注意。
またこのときマリアのグラフィックが全身真っ赤になり、マップを切り換えるまではそのままというさらなるバグが併発する。
その姿はどう見ても【スーパーハイテンション】

小説版・CDシアター

小説版では元々は敬虔な光の教団の信者であったが、神殿で働かされている奴隷達の姿を目の当たりにし、教団に疑問を抱くようになる。
その直後、姉妹のように信頼していた信者仲間に裏切られ式典用の皿を割ってしまい、奴隷へと身を落とすことになった。
CDシアターでの声優は久川綾。【ゆきのじょおう】と兼役。

天空物語

番外編にてヘンリー・コリンズと共に登場。
ヘンリーによると、出会った当初は主人公のことが好きだったらしい。

DQ7(漫画版)

原作にも登場している【エリー】の妹である【フォロッド城】の王女の名前になっている。
エリーの妹であることからエリーと同じ命の配列、魂の形をしていると【ロイド】は考察しており、マリアの命を使ってエリーを蘇らせるために誘拐されている。
ロイドの作った共振装置によって彼女の魂を奪われてエリーが蘇ったが、エリーは自ら共振装置を使用して元のからくりに戻りマリアの魂を戻している。
そして無事にマリアはアルス達に救出されている。

DQ9

【エルシオン学院】に在籍する生徒。
 
…とは世を忍ぶ仮の姿。
外見は低学年の女生徒にしか見えないが、実はブーメラン担当の教師である。
 
ブーメランスキル100のクエスト(【それいけ! 洞くつ探検隊】)を出題する。
「敵が持っている巻物を3つ集めろ」という、一見ごく普通のクエストなのだが、そのドロップ確率が異様なまでに低い上、最後の1つはヒントに当てはまるモンスターが複数おりどのモンスターが落とすのか分かりにくい。
なんとかクリアすると「皆子供扱いするからわざと難しくしてやった」などと言い放ってくる。なんたる鬼教師…
チャチャばりに、なるだけ関わり合いになりたくないと思ったヒトもいるのではなかろうか。
 
ちなみに【マルチプレイ】中にゲストとして話しかけると、「先生だって言っても信じてもらえない」と悩みを打ち明けてくる。
…あえて生徒として振舞ってるんじゃなかったのか?

DQM1(GB版)

【????系】の♀の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出てくる候補の1つ。