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【修道院】

Last-modified: 2019-01-03 (木) 10:14:27

概要 Edit

【教会】よりも大規模な宗教施設であり、修道士たちが共同生活を送る施設。
ドラゴンクエストではDQ5で初登場。他シリーズではDQ7の【ギュイオンヌ修道院】、DQ8の【マイエラ修道院】、DQ10の【モガレ修道院】【孤島の修道院】がある。
本頁では主に、単に「修道院」と呼ばれるDQ5の修道院について記述する。

DQ5 Edit

【ほこら】の一つ。海辺にある名も無き修道院。あまりにも目と鼻の先に海があるので、リアルに想像したら満潮や嵐が来た時にエライ事になりそうな場所ではある。
【ルーラ】で来ることができるが、習得後に一度再訪問しないとリストに登録されない。
 
修道女や各地から修行にやってきた女性たちが、神の教えを学びながら、厳格な戒律のもと、自給自足、身の回りの衣類や道具などもすべて手作りでまかなうという、質素な暮らしをおくっている。
 
【工事中の神殿】を脱出した【主人公】【ヘンリー】【マリア】が流れ着く場所で、主人公一行はここの修道女たちに介抱されることになる。
長年の厳しい奴隷生活から脱出してここへ辿り着くと、BGM【聖(ひじり)】もあいまって主人公のみならずプレイヤー自身も深い安息感を覚える。
旅立ちの前に【シスター】達が語りかけてくれる言葉も、今後自分の力で行く道を決めねばならない主人公、そしてプレイヤーに染みわたる物が多い。
旅立ち前には1000ゴールドを貰え、1/4までカットされた持ち金の事実上の補填となる(幼年期【ゲマ】戦とイベントでの【パパス】の死で2回全滅した判定になるため)。
ここで、改めてヘンリーが仲間に加入することになるが、断ろうとすると「よく覚えてないけど、お前は俺の子分になったんじゃなかったけ?」と昔の話を持ち出して、結局断ることはできない
マリアはここで主人公たちと別れ、修道女として神に奉じる決意をする。但し、結局すぐに結婚する事となるのだが。
 
修道院を出て北に向かうと、青年時代前半における拠点として使える町【オラクルベリー】に到着する。
晴れてここから「自由」になるわけだが、自由は自己責任と裏腹であり、ここでアドバイスを無視して東側へ出歩いてしまうと、よほどレベルが高くない限りはさきほどの安息感を吹っ飛ばすほど強敵にボコボコにされるだろう。
 
また、ラインハットで【デール】に会った後は【ラーのかがみ】のある【神の塔】に入るため、ここからマリアを連れ出すことになる。
 
と、ストーリー上でも結構重要な地点なのだが、この修道院にはもっと重要な点がある。
それはズバリ、【タダ宿】。寝室のシスターに話しかければ無料で休むことができてしまうのだ。
本作では仲間モンスターが多くいるため、装備費などの関係から金欠になりやすく、宿代ですらも節約したいとうプレイヤーの声に応える施設と言える。
そんなわけで、ルーラ習得後もレベル上げ、金稼ぎ後の休憩地点にする人もいるとか。
仲間モンスターも連れてダンジョンと修道院を何度も何度も往復する主人公。修道院もいい迷惑である。
とはいえ、入口から宿泊所までの距離が遠くてやや面倒なのが欠点。
しかも、ルーラで行ける町の宿屋は入口からすぐの立地であることが多く、最大の8人で泊まってもせいぜい数十Gと、一回の戦闘の収入でおつりがくるほど安いので、いちいち気にするほどのメリットではなかったりする。
どちらかというと、セーブポイントが比較的入口に近いという利点があるためセーブ&ロードの拠点としての利用価値の方が高く、タダ宿はおまけ要素といったところ。
ただし、【ネッドの宿屋】に行けるようになれば、明らかにそちらの方が便利である。
 
青年時代前半は昼夜を問わず入れるが、後半になると夜は「女ばかりで無用心だから」と門前払いされてしまう。
昼間に入って中で泊まるのはいいのだろうか?謎だ。
また、青年時代後半になるとめっきり人が減る。しかし、【迷いの森】の情報を教えてくれる人物がいる。
 
実際の修道院とは、神に一生をささげる覚悟で出家して修行に励む施設であり、男女問わず、生涯独身を貫くのが一般的である。修道女にプロポーズするがいたり、修道院で「花嫁修業」という名目の修行をしたりするのは、本作独特の世界観である。
【サンタローズ】のシスターもそうだが、本作のシスターは俗っぽい感性の人が多いので、この世界ではこれが普通なのかもしれない。
 
また、フローラの場合、修道院へとやってきた理由は、実は花嫁修業ではなく、ある理由のためであった事が、後に判明するため、その実情は「精神を強くするための修行」であったと思われる。

リメイク版 Edit

リメイク版での名称は「海辺の修道院」。【フローミ】を使うと「海辺の修道院」と表示され、こちらが正式名称となった。ただしルーラの飛び先リストは「しゅうどういん」で変わらない。
DS版以降での英語版での地名はHeaven’s Above Abbey。
 
漂着した主人公が目を覚ますとマリアの洗礼式が行われるほか、シスターから名産品【きぼりのめがみぞう】が貰える。
建物の構造が若干変更され、入口からタダ宿までの移動距離が多少短くなって利便性が上がった。
 
【フローラ】が6年という長い間、花嫁修業をしていた修道院がここであることが明言されている。しかし、この設定のために物語上に若干の矛盾点が出るようになってしまった(【うわさのほこら】参照)。フローラを連れてくると、【会話システム】で修道院時代の思い出話などが聞けるようになったが、顔見知りであるはずの修道女たちは誰一人フローラに気づいてくれない。なぜ?
修道女たちが寝起きする部屋とは別に、修業にやってくる女性たちのための個室が用意されており、フローラもその部屋を使っていたと語られる。とはいえ、比較的広めではあるものの、ベッドと机と本棚があるだけという簡素な造りで、建物の北の端に位置しているという、若干日当たりの悪そうな部屋である。
修道女の台詞によると、かつては様々な家から花嫁修業の希望者を受け入れていたようだが、やはり魔物が出現するなど物騒になったためか、その数もめっきり減ってしまったようである。上述の通り、そもそも修道院とは花嫁修業をするための施設ではないのだが、自給自足の質素な生活を送る場所であるため、料理、裁縫、掃除などのスキルが自然と身に付くという意味ではうってつけかもしれない。
 
フローラの父【ルドマン】が商売やカジノ経営で得た収益で各地の教会などに寄付活動を行っており、この修道院にも多額の寄付をしたと語られる。しかし、フローラ自身は特別扱いされないよう、他の方と同じように扱ってもらえるように、自らマザーに頼んだそうである。
修道院で物資などが必要になった際は、オラクルベリーまで買い出しに行くとの事である。修道院の雰囲気とは真逆の猥雑な町ではあるが、やはり距離が近いためであると思われる。
また、フローラを【ラインハット】で暮らしているマリアのもとへ連れてゆくと、在籍時期や期間こそ違えど同門の出身ということもあってか、親近感をおぼえている台詞を口にする。
 
ちなみに数少ない仲間モンスターだけで入ることのできるエンカウントなし施設である。
通常プレイではあまり意味はないが、「町に入るたびにいちいち自動で並び替えされるのが煩わしい」というプレイヤーなら回復施設として利用価値があるかも知れない。
ただし、その煽りで主人公の自動蘇生(リメイクでは無料)が行われなくなっているという地味なデメリットがあるので注意。
とはいえ人間キャラを使わない縛りプレイでは重宝し、むしろ主人公死にっぱなしをキープできるメリットとも言える。
仲間モンスターだけで入ると一部のシスターの台詞が変わるが、主人公の味方であることは解っているようでうろたえる素振りは全く見せない。
寝室のシスターも、大広間の階段上にあるシスターも通常通りに対応してくれる。
再開しても入ったメンバーそのままからのスタートになる。
モンスターの大群を見ても動じなかったり、修道院出身者から、王族に嫁ぐ女性が二人も出たり、勇者一行のタダ宿として世界平和に大いに貢献したり、なかなか未知なるポテンシャルを秘めたすごい場所だといえる。
なお同様にモンスターだけで入れる場所に【ジャハンナ】があるが、元モンスターばかりが集まる町であるそちらと違ってここにいるのは普通の人間の女性だけのはずである。
やはりここには一般人には計り知れない何かがあるのかも知れない。