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【トンヌラ】

Last-modified: 2019-08-20 (火) 11:24:07

概要 Edit

人名の一つ。
珍妙な響きだが実はフランス語圏には実在する姓で、スペルは「Tonnelat」。
 
ドラクエ世界では複数の作品にわたってよく見かける名前だが、いずれも別人同士であるため、ドラクエ世界では一般的な名前であると推測できる。

DQ2 Edit

全ての元凶(根源)。
【サマルトリアの王子】の名前の1つの候補がコレである。
その「意味は全く分からないがとにかく間抜けな響き」に当時の少年少女に絶大なインパクトを与えた。
主人公を自分の名前にしてみたらサマルの名前がコレになってしまい、泣く泣く別の名前にした子供もいた事だろう。
「トンヌラ」と【すけさん】を回避し、【アーサー】とか「カイン」あたりになったら万々歳である。
【ローレシアの王子】を「まさひこ」にすると【ムーンブルクの王女】が「あきな」になるのは有名な話だが、その場合サマルの名前はコレになる。一人だけモロに仲間外れのようで気の毒だ。まあサマルの名前で平仮名はこれまた悪名高い「すけさん」のみなだけに仕方ない面もあるが「としひこ」や「よしお」あたりを用意できなかったものだろうか・・・
ちなみに、リメイク版ではローレシアの王子の名前を「エニクス」にするとサマルはこれになる。
 
一応サマルの名前を変える方法は存在するものの、
FC/MSX版においては、この方法で入力した名前は保持されないため、一度電源を切るとまた「トンヌラ」に戻ってしまう。
SFC版以降のリメイクでは、変更後の名前もちゃんと冒険の書に記憶されるようになった。
 
DQ2のプレイヤーキャラの名前としては【もょもと】と並ぶ知名度を持つ伝説的な名前。
四コマ漫画劇場でもしばしばサマル王子の名前として採用されていた。
これ以降、「トンヌラ」はDQ有数のマヌケな名前として、
多くの作品でパロディに、そしてDQ自身の手でセルフパロディに用いられる事となる。
 
他の名前は大体どこかで聞いたことのある名前である。
「カイン」なら旧約聖書に登場する兄弟の弟。
「すけさん」は水戸黄門の家臣「佐々木助三郎」の愛称。
「コナン」はイギリスの作家コナン・ドイル、または1978(昭和53)年にNHKで放送された「未来少年コナン(日本アニメーション)」の主人公からだろう。因みに現在なら大抵この名前で真っ先に連想するであろう「名探偵コナン」は1994(平成6)年に誕生した作品で当時は存在しなかったので無関係。
「パウロ」は新約聖書の著者の一人。
「クッキー」はお菓子(同じく【ムーンブルクの王女】の名前に「プリン」がある。ただこれは1979(昭和54)年にNHKで放送された人形劇「プリンプリン物語」に由来している可能性もあり)。
「アーサー」ならアーサー王や1986(昭和61)年にカプコンから発売された「魔界村」の主人公の騎士などは有名。また上述のコナン・ドイルのフルネームも「アーサー・コナン・ドイル」である。
そんな中、トンヌラは唯一完全なオリジナルネームということもあって、もしかしたらこれが彼の公式名なのかも知れない。
まあマヌケな響きが災いしてネタ以外では定着しなかったのだろうが……。

DQ5 Edit

オープニングで【パパス】が我が子(【主人公】)につけようとする名前。
幸い【マーサ】が別の名前(=プレイヤーが入力した名前)を考えていてくれたお陰で、
主人公は「トンヌラ」にならずに済む。
その後の【○○○○か……。 どうも パッとしない名だな。】というイマイチ納得していない態度が印象深い。
ついでに言うとマーサが「いさましくてかしこそうで」と一旦は褒めるのも印象深い。
 
…と聞くと、悪知恵のはたらく人はこう考えるハズだ。
「では主人公の名前を予めトンヌラにするとパパスは何というのか?」と。
いざ実行してみると、パパスが「サトチー」という名前を提案する特殊な会話が発生するというなかなかこった演出がある。
どうせなら仲間モンスター等と名前がかぶったときにも同様の処理をしてくれれば良かったと思うが、さすがにそこまではできなかったらしい。
ちなみにリメイク版では「アベル」という名を提案する。
 
かくして、全国の「悪知恵のはたらく人」並びに、そのウワサを聞きつけた人によりDQ5の主人公の名前はしばしば「トンヌラ」にされる事になってしまった。
遠回りをしながらも最終的に息子に自分の思い通りの名前をつける事に成功したパパスは中々の知恵もの。パパスの掌の上で踊らされていたというのか。

DQ6 Edit

【牢獄の町】の反乱軍のリーダー。姿は農民。
とうとう王族でなくなってしまった。
英語版での名前は、なんと【ロト】と同じ【Erdrick】である。
 
「オラはトンヌラっていうだよ」といった感じの田舎風なしゃべり方。そんな彼にこそこのお名前がよく似合う。
実は妻子持ちなのだが、家族揃って狭間の世界に取り込まれたのだろうか。
 
元々前に住んでいた世界でチカラの出る種の研究をしていたらしいのだが、【牢獄の町】に入れられてからはろくに休むことも許されずにその種の研究をさせられていた。
兵士の姿で話しかけると「研究途中でこの世界に閉じ込められたのだから、そう急かしてもすぐにはできない」と言ってるが、実際には開発に成功していたようで決戦前になると【ちからのたね】を4つも渡してくれる。
彼がDQ9の世界にいたら【錬金大成功】のためにものすごくありがたがられただろう。
基本的にシリーズ通して能力の限界を超えてアップさせる種は非売品であり、世界樹の葉同様に人間が狙って生産することはできないしろものであるため、見た目に似合わず…というか生粋の農民であるがゆえにドラクエ世界内でも特殊な技術を尖らせていった人物であると言え、そのために魔界に狙われたのだろう。
似た境遇の人物に【メダル王】【エンデ】がいる。
 
【ゴン】【ルイ】、道具屋の店主らと共に秘密裏に反乱計画を立てていたのだが、肝心の【アクバー】を倒せる実力を持った人間が居ないということから、計画は棚上げになっていた。
しかし、不思議な声で皆を励ましてくれていた【シスターアンナ】の身がいよいよ危うい状況になり、また主人公たちが敵の兵士たちに抗ってみせたことに勇気づけられたこともあり、ついに反乱を開始する。
ちなみに、反乱に際して兵士たちを眠らせた睡眠薬入りのぶどう酒は彼が作ったもの。
反乱が始まった後はゴンや【ソルディ】らと共に敵の兵士相手に奮闘していた。
前作のマーサが言っていた「勇ましくて賢そう」というのは、まさに彼に当てはまる。
もしかすると彼の所業が歴史に残りパパスは彼をリスペクトしたのかもしれない。
 
彼の存在により、【命名神マリナン】に頼んでも仲間の名前を「トンヌラ」に変更することはできない。
が、なぜか最初に主人公の名前を「トンヌラ」にする事はできる。どういうことなの…

DQ7 Edit

移民として出現する【旅の商人】の名前。
【ダーマ神殿】に固定出現する。
放っておいてもいつまでもここにいるが、逆に一度街へ案内すると二度と追い出せない。
最初はスルーしておき、商人が必要になったら呼ぶといいだろう。

DQ11 Edit

【最後の砦】で、赤子を抱いた女性(PS4版では若い女性、3DS版ではおばさん)がいるが、この赤子は焼け落ちた【デルカダール城下町】で一人泣いていたところを保護され、母親代わりとなった女性がどういう名前にしようか悩んでる。
そして【屍騎軍王ゾルデ】を倒した後で話すと「勇者さまみたいに強く優しい、いい男になってほしい」という理由から主人公にちなんだ名前をつけてもいいかと女性に問われる。
「はい」を選択すると女性が好きな物語の主人公と合わせて「◯◯◯◯・トン・ヌラリア2世」と名付けることになる。◯◯◯◯には主人公の名前が入る。
ちなみに「いいえ」を選ぶと「ネルチョイ」になるが、この時に「どうもパッとしない」とセリフがある辺り、元ネタは間違いなくトンヌラのことであろう。

DQM1(GB版) Edit

【鳥系】の♂の名前を付ける際に何も入力せず決定すると、候補としてこの名前が出て来る場合がある。
「とんぬら」と平仮名表記。

余談 Edit

  • 「メタルマックス2」では、キャラクターの特殊命名法則の一つとして、
    主人公の名前を「トンヌラ」にすると仲間のメカニックの名前が「サトチー」に(その時はソルジャーの名前は「ビアンカ」になる)、
    主人公を「サトチー」にするとメカニックが「トンヌラ」になる(その時はソルジャーの名前は「フローラ」になる)。
    (なお、メタルマックスシリーズの作者である【宮岡寛】 はロトシリーズのシナリオアシスタントであった)
  • 「半熟英雄4」には「トンヌラ」という名前の将軍が登場する。これはDQシリーズからの友情出演扱い。
    ちなみに出典はDQ2となっている。つまりサマルトリア王子版。
  • 一説では、ゲルマン地域での有名な雷神の名がドイツ語訳→フランス地方に渡る際、発音の関係でトンヌラになった(これが英訳→日本語訳ルートだと「トール」になる)とも言われる。ちなみにDQ2の時点ではベギラマはの呪文である。そして雷神トールは農耕の神でもある。