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【ラインハット】

Last-modified: 2019-08-25 (日) 14:33:32

DQ5 Edit

北の大陸の東部にある国。
SFC版の【公式ガイドブック】での英語表記はRainhat。DS版以降での英語版での地名はCoburg。
城と城下町から構成されている。城は正方形で真ん中が中庭になっている形である。
 
城は周囲の堀が大きい上、跳ね橋で入口を管理しており、夜になると渡れなくなる。
この辺は現実での城塞都市と同じぐらいチェックが厳しい。
城の入口でも警備兵の見張りは欠かさず、城砦が無いことを除けばセキュリティは高いほう。
城内でも狭い一本道に兵士を立たせて玉座への守りを欠かさず、避難に使える裏口が複数用意されている。
一方の町並みには、外敵から守ろうとする構造がまったくない。
下記のイベント絡みでなくても、城と町(つまり貴族と庶民)の格差が大きい文化なのかもしれない。
【グランバニア】とは対照的かつ一長一短である。

ちなみに、支配地域のよくわからない国でもある。
【ラインハットの関所】にいる兵士が「ここから先はラインハットの国」という。
しかし、後述の様に青年時代前半には【ビスタ港】を封鎖するなど近隣に対して政治権力を行使する様子も見られる。
関所の東側はラインハットの直轄地で西側は自治区と見るのが素直だろうか。
世界征服を企む【ニセたいこう】がラインハットを統治していた影響もあるかもしれない。

余談ではあるが、SFC版では城下町のテクスチャにミスがあり、昼と夜で木の数や道の長さが違っている。
実は他の城や町と違って、夜専用のマップが使われており、城は画面に表示されていない奥の部分が一切作られていない。

幼年時代 Edit

時代終盤にて【ラインハット王】から主人公の父【パパス】が呼び寄せられたために訪れることになる。
 
城内を回っていると主人公は第一王子【ヘンリー】に言われて宝箱を開けることになるが中は空っぽで、彼の部屋のイスを調べると隠れていたヘンリーが見つかる。
しかし後妻である王妃(後の【太后】)が自分の実子【デール】を次の王にしようとたくらんでおり、ヘンリーは誘拐されてしまう
主人公はパパスの後を追って【古代の遺跡】へ向かうが、そこで待っているのはパパスとの死別という悲劇である。
 
なおSFC版では、このイベント関連で所持金が1/4に減るので、ここで買い物をして所持金を使い切っておけば被害を最小限に抑えられる(後で売却すれば3/4が戻ってくる)。
ただし、ひのきのぼうやとがったほねなどを持ち込もうとすると必然的に持ち込む数が減ってしまう。
一応1/4に減ってしまっても青年期に修道院にて旅の費用として1000Gもらえる。
 
その後、ヘンリー誘拐を理由に太后の指示のもとラインハットの兵たちが【サンタローズ】を襲撃し、壊滅に追い込む。
この襲撃の時期ははっきりとは語られないが、ラインハット王は誘拐事件の1年後に没したらしいので、この襲撃はそれ以降、太后が実権を握ってから行われたと考えられる。
兵士達の中にはこの一方的な決めつけとしか思えない襲撃を疑問視していた者もいたようで、青年期前半にはサンタローズを襲撃した事がトラウマになって悪夢にうなされる者がいる。
EDでの仲間会話ではサンタローズに多くの村民が戻ってきたことに「ひそかに村民を逃がしていた兵士がいたのではないか」との推測が語られている。
 
ここの武器、防具屋には、強力なグループ攻撃武器である【チェーンクロス】
鉄製の防具である【てつのよろい】【てつのたて】【てつかぶと】が初登場。
全て欲しくなるが、おそらくは予算が足りないと思われるので、まずは【チェーンクロス】を購入しよう。
これがないと【古代の遺跡】を攻略するのはかなり厳しい。
なお、SFC版では道具屋の店主が男性なのだが、リメイク版では女性になっている。
これが後述の伏線になっていると誰が予想できただろうか…。
 

青年時代前半 Edit

時代序盤でヘンリーとともに再び訪れる事になり、その時にはデールが国王になっているが実権は母の太后にある。
非常に重い税金を掛けているようで、城下町には金が無くて物乞いをしている女性(姿は奴隷女)と子供まで居る。
この親子にお金(5ゴールド)を渡してやると事情を聞くことができるのだが、それによると彼女の夫は兵士として働いていたが、太后の命によって投獄されて以来行方不明とのこと。
地下水路の牢には鎖に繋がれたままの白骨死体がいるが、まさかこれが彼女の夫の成れの果てだろうか……。
実はその太后は偽者であり、本物はこちらも地下水路に幽閉されている。
 
警備が厳しく、デールに会うには跳ね橋の下に隠された地下水路から潜入するしかない。
城内には偽太后が連れてきたと思しきガイコツや【さまようよろい】がいたり、中庭に放されている犬に近づくと【ドラゴンキッズ】が襲いかかってくるなど、城が魔物に占領されているかのような雰囲気になっている。
潜入してデールに出会えば【ラインハットのカギ】をもらえ、地下にある旅の扉から修道院の南にある【森深きほこら】へ行くことができるようになる。
以降はほこら側からも入れるようになる(当然ながら昼限定)。
 
【ラーのかがみ】を入手して偽物の正体を暴けば【ニセたいこう】との戦いになる。
ニセたいこうを退治すれば国に平和が戻り、城の異常な警備も解除され、正面から入れるようになる。
仲間として一緒に歩んできたヘンリーとはここでお別れだ。
城の入口にある看板の「ラインハット王国に栄光あれ! すべては国王のために」の文章も、
この事件を境に「ラインハット王国に栄光あれ! すべては国民のために」に書き換えられる。
物乞いをしていた2人は城の台所で食べ物を貰えており、地下牢に投獄されていた老人は兵士の詰め所のベッドで手厚く看護されている。
 
また、ラインハットが平和になったとき、どこからともなくバニーガールがやってきて大喜びしているのだが、リメイク版ではこの人は幼年時代に道具屋で働いていた女性で、現在の道具屋店主の姉という設定が追加された。
また、圧政時代にはオラクルベリーに出稼ぎに出ていたらしいが、この人がラインハットに現れたあとも、オラクルベリーにいたバニーガールが減ったりはしない。
なお、このバニーは夜になると主人公に【ぱふぱふ】をしようとする。(これはSFC版・リメイク版共通)
 
なおラインハットのカギは、この城の扉はカギ付きのものを開ける専用のもの。SFC版では一ヶ所開けられない扉がある。
この鍵で開く2階の宝物庫は【バリアー】が張られているが、本作からダメージ床をいくら歩いてもHP1までしか減らないため、ほとんど意味は無い。
リメイク版ではバリアーもないので、そのまま安全に宝物庫の宝を回収できる。
 
【ルーラ】習得後に訪れると、ヘンリーが【マリア】と結婚しており、デールからは【てんくうのたて】の情報が聞ける。
ここでヘンリーに会うことが【サラボナへの洞窟】を抜けるためのフラグになっているので、必ず訪れる必要がある。
このイベントのためか、ラインハットはルーラの行き先リストの一番上に配置されている。
リメイク版では名産品の【きねんオルゴール】が手に入るイベントがある。

青年時代後半 Edit

他の城や町に比べて時間の流れを感じさせる演出がかなり多い。
まず、城入口の警備は再び幼年時代の水準に戻っており、用のない者は入れない。
主人公はヘンリーの友人なのでフリーパスだが、城の警備の厳しさは古くからの伝統かもしれないと思わせるシーン。
 
ヘンリーとマリアの間に【コリンズ】が生まれており、主人公の子供たちを連れて来ると彼と一緒に遊ぶイベントが発生。
一瞬、幼年時代の悲劇の再来を思わせるようなヒヤッとする演出がある。
イベント後はコリンズから【かぜのぼうし】が貰える。
また、城の脇では【カンダタこぶん】が宝箱を守っている。
中身は【まじんのよろい】。商人風の男が鎧を無くしたと言っているのでどうも彼から盗んだらしい。
さらに、主人公専用の優秀な防具【おうじゃのマント】の情報をここで複数の人物が断片的に教えてくれる。
・・・と、このようにアイテムにまつわるイベントや会話が盛りだくさん。
なお【サンチョ】はサンタローズ襲撃の件のことがあり、あまりこの国にいい感情を持っていない。
 
城内部の人々の顔ぶれにもいくつか変化がある。
たとえば、太后がいなくなっている。太后は部屋をヘンリー夫妻に渡した後、ヘンリーの子供部屋に移ったはずだが、そこはコリンズの部屋となり、太后の部屋はない。
すでに他界したのかそれとも出ていったのかは不明。老衰で死ぬような年とは考えにくい。
また、手厚い看護を受けていた老人もベッドからいなくなり、別の兵士が寝ている。手厚い看護を受け、手厚く看取られたのかもしれない。
城の外だと、夜の宿屋(リメイク版では道具屋)には青年期前半だとバニーガールがいたのだが、後半だといなくなっている。リメイク版では道具屋も夜にいなくなるが、昼間は働いている。
 
リメイク版では青年時代前半まで堀にあったボート(イカダ)も無くなっている。(これはSFC版だと事件解決直後からなくなっている。)
おかげで城の地下通路に行くことができない。とは言えこのせいで会えなくなる敵はいない。
【スライムナイト】【インスペクター】は神の塔に、【まどうし】【クックルー】はその周辺に、【くさったしたい】【ガメゴン】はサンタローズの洞窟に、そして【イエティ】はこの城周辺の東側に出てくる。
 
周辺の西側には【ホークブリザード】【へびておとこ】などの凶悪なモンスターがうろつくようになる。
これはいわゆる【エンカウントエリア】(出現エリアのはみ出し)というレベルの話ではなく、堂々と生態系を変えている。
【レヌール城】【アルカパ】【サンタローズ】周辺でも同じような連中がたむろしており、何があったのかと思わせるほどの環境変化である。
幼年時代に「魔物が以前より強くなってきている」と言う戦士がいるが、その約20年後ではもはや比較にならないほど強くなっているのである。
主人公一行といえど青年期前半終了直後の戦力で迂闊に出歩くとあっさりと死人が出る。特にこのラインハット周辺は、城のすぐ西にまで版図を広げているため最も危険。
ここまでモンスターが強力になってこの周辺の町や村が襲われた形跡がないのは謎である。
だが、少し離れた場所にある【ビスタ港】では悲劇が起こっており、着実に影響が出始めているようだ。
 
【エンディング】でも訪問場所の一つとなる。

小説版 Edit

はるか昔にも46人の王子達による後継者争いがあったことが語られ、パパスから骨肉の争いを恐れない血筋と言われている。