【ラリホーン】

Last-modified: 2023-03-02 (木) 09:42:08

概要

DQ6に登場するモンスター。
【ちんもくのひつじ】の上位、【ダークホーン】の下位にあたる茶色の羊。
 
名前に【ラリホー】が付くモンスターは、【ラリホーアント】【ラリホービートル】に続いて3匹目。
取って付けたようなネーミングが多い呪文名つきモンスターにおいて、ラリホーとホーンをかけるという微妙にひねった名前が素敵。
色違いたちと違って今のところ本編6にしか出ていないが、中々の厄介さとひねった名前から知名度はそこそこある。
知名度がそこそこあるのに外伝に出られていないのは【マヒャドフライ】に通じるものがある。
ラリホーアントやラリホービートルはモンスターズでも出番があったのに。

DQ6

【ムドーの城】に出現する。
その名の通りラリホーや【ラリホーマ】を連発して、こちらを執拗に眠らせようとしてくる強敵。
こいつが出現する時点ではラリホー系への対抗手段はほぼ無いのが、ムドーの城の厳しさ。
しかも、ムドーの城の雑魚敵の中では最もHPが多く、SFC版ではなんと130もある。
炎の爪の使用効果であるメラミでも、2発は撃たないと倒せない。
見た目通り攻撃力も高いので、不意打ちされて全員が眠らされてしまったら、死を覚悟した方がいいだろう。
上位種みたいに【強化攻撃】してくるわけではないが、それでも十分に痛い。
 
【バーニングブレス】と並ぶ、本気ムドー戦前の最大の難関と言える存在。
3匹同時に出現した場合はもちろん、【デビルアーマー】【カメレオンマン】といった他の難敵と現れた場合も非常に脅威となる。
 
チャモロのマホトーンが効きやすいので、まずは呪文を封じたい。ただし弱耐性なので効かないこともある。
【ストーンビースト】【ようじゅつし】など、他のマホトーン候補と同時に出現することもあるのが嫌な点。
マホトーンが効かなかった個体は、メラミとハッサンの【せいけんづき】で早急に倒したいところ。
キアリクがあれば眠らされた仲間を起こせるが、習得が遅いのでここまでに覚えていないこともある。
使い手のチャモロ自身が眠らされてしまうとどうしようもないので、過信はしないように。
こちらからのラリホーは効かない。こいつに限らずこの系統は全員眠りに完全耐性を持っている。
 
ムドー戦後も【北の山】【洗礼のほこら】まで出現するが、その時点ではさほど脅威ではない。
攻撃呪文には耐性が無く、混乱や休みも効くので、こちらの手段が充実すれば攻め手には困らない。
耐性だけで言えばこいつが系統中最もザルである。
 
落とすアイテムは【まんげつそう】
しかし今作のまんげつそうには眠りを覚ます機能がなく、いまいち使い道がない。
制作段階ではまんげつそうに催眠解除を持たせるつもりだったのだろうか?
リメイクされても変わらなかったので、仕様と考えたほうが良さそうである。

漫画版

漫画版【ドラゴンクエスト 幻の大地】では、北の山へ単身【りせいのタネ】を取りに行った、【ハッサン】の前に立ち塞がり、「ここの大将」と呼ばれている。
モノクロであるため色ははっきりとわからないのだが、出現場所を考えると、ラリホーンであると思われる。