概要
DQ6とモンスターズシリーズに登場する羊のモンスター。【ちんもくのひつじ】と【ラリホーン】の色違い。
体色は黄色と白。あまり「ダーク」っぽくは見えない。ひょっとしたら「黒い(つまりダークな色の)角」という意味だろうか?スーパーライトでは亜種に王様の格好をした「キングホーン」がいる。
英語版では"battering ram"という、「破城槌」を意味する名が付けられているが、それは、破城槌が本来牡羊の頭をモチーフにしているからである。
どーでもいい事だが、「ちんもくのひつじ」や「ラリホーン」といった洒落たネーミング揃いの同族の中で唯一
捻りのない名前だったりする。ちょっと残念 (?) 。
DQ6
ちんもくのひつじとラリホーンの上位種で、系統の最上位に当たるモンスター。
【マホトーン】を唱えたり、角を突き出す強化攻撃を繰り出す。
耐性やパラメータは結構高く、バギと岩石系は効かない。この系統の例に漏れず眠りも無効。
イオ系には弱いので、【イオラ】や【いなずまぎり】が有効。補助系なら【メダパニダンス】や【やけつくいき】を使おう。
【マドハンド】に呼ばれてくる事もあるが、なぜかリメイク版ではマドハンドはダークホーンを呼ばなくなってしまった。
マドハンド一族との間に何があったのだろうか?
1/256の低確率で【まふうじのつえ】を落とす。
SFC版では仲間にもできる。
下の【クリアベール】周辺でマドハンドが呼び出したり、【ゼニスの城】周辺、【フォーン城】周辺、下【アモール】西方、【不思議な洞窟】に出現するので探してみよう。
装備可能な武器・防具に若干癖はあるものの、 特に攻撃力に優れ、メラ系と冷気ブレスに耐性があるのがよい。
但し、【はぐれメタル】を仲間にするときは邪魔になる場合も。
ちなみにリメイク版【ベストドレッサーコンテスト】のランク7の特別審査員の【デドロン先生】はこいつ。
DQM1・DQM2
DQM1では【まよいのとびら】の主として登場。また、モンスター牧場にも個体がいて「メェ~」と鳴いている辺り、やはり羊の一種なのだろう。(下位種にもしっかり、ひつじと名前についているので間違いない)
【マホトーン】で呪文を封じ、肉弾戦を挑んでくる。DQ6で登場した時と同じような戦い方である。回復役にマホトーンが効いてしまうとかなり苦戦するだろう。【ハッスルダンス】や【ひかりのはどう】があればフォローできるが。
不安なら【せかいじゅのしずく】をいくつか持ち込んだり、モンスターにマホトーンでの阻害を受けない【めいそう】を覚えさせておくとまず負ける事はないだろう。
一度でも【スクルト】を唱えていれば楽に勝つことが出来る。
GB版なら、ぜひとも【しもふりにく】を大量に与えてこいつを仲間にしよう。
後述の通りコイツ自体上位配合の素材となっており、ここでもし取り逃がすと後々非常に面倒くさい。
残念ながらコイツは他国マスターは出してくれないので、基本的に配合で生み出すしか入手手段が無いからである。
肉を与えまくれば大抵は起き上がってくれるが、所詮は確率なので、起き上がらない事ももちろんある。
もし仲間にできなかった時のために、たびのしおり等で事前セーブもしておいたほうが良いだろう。
ちなみに仲間に出来た場合の名前は「ダクホン」で性別は♂。アンクルでもダマリンでも無いのか…もちろん変えることも出来る。
PS版では肉を払いのけられてしまうためGB版のように仲間にすることは出来なくなったが、
アイテムでHPを回復してやる・毒状態を回復してやることを繰り返すことで、面倒ではあるが仲間にすることが可能である。肉に比べて確率は下がるが、狙ってみるのも悪くは無い。
習得特技は前述してあるマホトーンの他、【ラリホー】と【きあいをためる】。
配合は【獣系】×【????系】。作りにくいのに、こいつを使う配合は多い。ただし、【お見合い】を使ってこちらが獣系、相手側が????系を出せばこちらがダークホーン、相手側がお見合いに出した????系が生まれ変わるだけなので、お見合いをすると効率が良い。
また、PS版では最高ランクの【他国マスター】が出してくる【ラーミア】や【かくれんぼう】を仲間に出来るようになっていたり、【よるのていおう】×【アンクルホーン】で作れるので結構楽になった(ルカ編のみに出てくる【じげんりゅう】はレベルの都合上、配合できない)。
テリーだとクリア後に関してだが追加された組み合わせは別に楽とは言えない。野生で出現するモンスターはGB版に準拠しており、DQM2から登場したモンスターであるよるのていおうが野生で出てこないためである。(各素材をまだ仲間にしたことがないという状態ならまた話は別だが)
【バラモス】とこいつで【ムドー】、悪魔系とでは【アンクルホーン】が生まれる。
PS版DQM1とDQM2では2系統最強モンスターと関連しており、【デュラン】と掛け合わせると【悪魔系】最強の【タイタニス】が生まれる。
また、【やまたのおろち】か????系を相手にすると獣系最強の【ヘルゴラゴ】になる。
お見合いをすれば効率良くこのモンスターを生み出せる。特に【デスピサロ】と【キングレオ】ならばデスピサロ側は【エスターク】になり、キングレオ側はダークホーンが生まれるため、特技を充実させるのにかなり有効。DQM2ならばバラモスとダークホーンの配合でバラモス側はムドー、ダークホーン側は前述のヘルゴラゴが生まれる。
DQM2では他国マスターが連れていることがあるほか、ふしぎなかぎの異世界でも出現する可能性がある。ローズバトラーら他の最強種と比べてレア度が低いため、鍵のランクが低くても出現する可能性がある。
配合で作るには????系が必要になり、手間が掛かる上に固有配合に必要な個体数が多い為、DQM2においては野生や他国マスターの個体を狙ったほうが良いだろう。
それにしても6本編では普通の雑魚モンスターだったのに、何故コイツがここまで配合の素材として上位扱いされているのかは謎である。見た目がいかついからだろうか?同様に雑魚モンスターだった【さそりアーマー】にも同じことが言える。
因みに成長の速度は他の獣系と同じく早い方であるので、能力に不満がある場合は、配合を繰り返して強化に持って行きやすい。
1ではぬしの個体を仲間にしたら、後々の配合のために同種配合を繰り返して強化しておくといいだろう。
だが配合で生み出すのに手がかかる割にはあまりステータスに特筆して強い部分があるわけではないので、強くする気でいるなら根気よく配合を繰り返そう。
DQM2のNPCとしては【天空の世界】でフントの村近くの門で通せんぼしている。「怪しい奴は通さない」と豪語するが、【へんげのつえ】で魔物の姿になっていれば通してくれる。しかもこちらを通した後は居眠りしてしまう(それも永遠にである)。居る意味あるのか?その後のセリフや動向を考えていなかったのだろうか。
DQM1の対戦では使わない攻撃呪文耐性、強化しても強耐性止まりになってしまう混乱耐性に穴があるものの、主要耐性はほぼパーフェクトなので候補に挙がる。実際、当時の対戦攻略本【DRAGON QUEST MONSTERS FINAL EDITION】においては、【ゴールデンスライム】、【ダークドレアム】、ダークホーンがエニックス公式大会ルールにおける最強のパーティとして紹介されていた。
ジョーカー2プロ
久々に登場。魔獣系のランクD。
【コサックシープ】×悪魔系で誕生するほか、【雪山】にも生息。いざないの扉周辺でうさぎ跳びをしている。
特性はときどきマホトーン、呪文会心でやすい。
強、最強化すると、マホトーンブレイク、くじけぬ心を習得していく。
呪文関係の特性ばかりだが、最終ステータスも賢さ>攻撃力で、どちらかというと呪文攻撃が得意なモンスター。
所持スキルは【コールドスリープ】。
【バッファロン】、【アイアンブルドー】、アンクルホーンの材料にもなる。
テリワン3D
まよいの扉が【バザーの扉】と場所を替え序盤になったことでボスとしては弱体化した。
また、肝心のまよいの扉でも自分が主であることを忘れて森で迷っているだけという情けないことになっている。
撃破後にはここから連れ出してほしいという理由で必ず仲間になってくれる。
こいつ4体の4体配合で【バッファロン】が、【あばれこまいぬ】との配合でアイアンブルドーが、
バッファロンとの配合でアンクルホーンが生み出せる。
イルルカ
位階236、魔獣系のDランク。
魔獣系としては【キラーパンサー】の一つ上、【モーザ】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は槍と杖。所持スキルは【コールドスリープ】。
特性は【スタンダードボディ】【呪文会心出やすい】【いきなりインテ】。
+25で【封じブレイク】、+50で【くじけぬ心】、【新生配合】で【ときどきスカラ】。
さらに【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化でジャミングブレイクが付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-4。
呪文会心出やすいといきなりインテで呪文攻撃を強化し、
封じブレイクによる妨害もこなせ、くじけぬ心とときどきスカラで粘りも見せる。
おおむね悪くないが、若干の器用貧乏感もただよう。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:440 MP:130 攻撃力:299 守備力:357 素早さ:206 賢さ:355
- ステータス上限の基準値(新生配合済み・スタンダードボディ)
HP:1640 MP:498 攻撃力:995 守備力:1200 素早さ:732 賢さ:1170
守備力と賢さが高い重魔法使い。物理攻撃も充分いける。
上限基準値はかなりの高さだが、低素早さと封じブレイクが噛み合わないのが玉に瑕。
位階配合でも作れるほか、特殊配合での作り方が【コサックシープ】×【レッサーデーモン】に変わった。
配合先は既存の組み合わせの他に、【あくましんかん】を混ぜれば【ルバンカ】が作れる配合が追加された。
GB版DQM2同様、フントの村近くの門で通せんぼしている。今回は魔物の着ぐるみを着て来れば通してくれる。
その後は近くの壁の落書きに憤慨している。居眠りしたオリジナル版よりはマシになったか。
もちろん着ぐるみを着ていなくても呼び止められる事はない。
ヒターノの町の宝を3つ集めると入れる家にもいる。
曰くヒターノの町長だったが、新しい魔王が登場したことによって家の隅に追いやられてしまったらしい。
ライバルズエース
真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」にて実装。共通のレア。
4/3/4
召喚時:ユニット1体を封印する
スタンダードパックのカード【サイレス】のHPと攻撃力が入れ替わったもの。
あちらに比べて場持ちがよくなっている。
環境次第では採用される可能性があるカード。
ちんもくのひつじに続き、この系統は封印する効果を持って実装されている。