【まんげつそう】

Last-modified: 2020-08-08 (土) 08:24:53

概要

【麻痺】を治療する回復アイテム。
麻痺が初登場したDQ3から登場した。
ごく序盤を除いた殆どの町の【道具屋】で販売されており、販売価格も30Gで統一されている。
ただ、いずれの作品でも最序盤の30Gは結構痛い出費になる事と【麻痺攻撃】を使用するモンスター自体が少ないのですぐ購入される事は稀だが、
シナリオも序盤から中盤に差し掛かる頃、特に【やけつくいき】を使用してくるモンスターが出始めた頃に大量に購入する事になるだろう。
【よろず屋】等のお店で購入する以外にもシナリオ中盤ともなれば各地の【宝箱】【樽】等から発見できたり、【しびれくらげ】を筆頭に麻痺を仕掛けてくるモンスター等がドロップアイテムとして落とす事がある。
 
効果は「麻痺を治療する消耗品」で一貫され変わっておらず、【キアリク】の道具版といった感じ。
但しキアリクの呪文【眠り】を治療する効果が加わったDQ6ではこちらは麻痺だけしか治療できないのに対し、DQ7とDQ8では眠りも治療できるなど作品毎で若干の差異がある。
また、見た目も一貫して「蕪(かぶ)」そのもの。食べるとピリリと辛そうな感じである。
 
いまのところ満月と麻痺の関連性は不明。
しびれくらげ→くらげ→海月、ということだろうか?
ともあれ後年のDQでは【つきのおうぎ】【クレセントエッジ】等、月=麻痺の図式が増えてきた。

DQ3

初登場作品。
今作では麻痺が「戦闘中自然回復せず、戦闘終了後回復までに何歩か移動が必要、全員かかると全滅」という状態異常であるため、キアリクを唱えられなかったり満月草がなかったりすると危険極まりない。
FC版ではアイテム欄事情が厳しかったので、キアリクを覚える【僧侶】【賢者】は必須と言えたが、【ふくろ】が登場したリメイク版では満月草を買い貯めしておくという手段もとれるようになった。
麻痺攻撃を扱う敵は少ないが、それでも序盤から終盤まで使い手が存在するため、いざという時のために他の職業に予備として1つか2つ持たせておくのがベターである。

DQ4

今作以降、キアリクが「対象が全員、消費MP2」という効果に改善された事を理由に、麻痺状態はまんげつ草よりもキアリクで治した方が良くなった。
但し、肝心のキアリク習得者が【ミネア】1人しかいないので、万一の事態に備えて持ち物に1個は持っておくと安心だろう。
【馬車】メンバーとの入れ替えで誤魔化せてしまう場合が殆どだが、それができないダンジョンでは備えておくに越した事は無い。

DQ5

今作ではキアリクは使いやすい全体仕様で、尚且つ多数の習得者がいるので、SFC版では満月草の存在意義は薄かった。
加えて、やけつくいきの使い手が少ない上に基本命中率も低く、大抵は馬車がある場所ばかりで出るため麻痺による全滅のリスクも低い。
しかも、青年時代後半には、無限に使える【ストロスのつえ】があるため、満月草をわざわざ持ち歩く価値はほとんどない。
馬車を連れていけない【ボブルの塔】【ゲマ】戦で、麻痺完全耐性がないメンバーで臨む場合は、全員に麻痺回復手段を持たせた方がいいので、一応持っていく価値はあるかも、という程度。
一応、SFC版は馬車外の戦闘参加メンバーが3名までなので、弱耐性以下の面子だけで馬車不在の場所だと他作品よりも一斉麻痺による全滅に陥る確率は高いのだが。

リメイク版

オリジナル版と違い、ある意味DQ3以上にまんげつそうが重視される。
敵モンスターが使用する【やけつくいき】の命中率が飛躍的に上がっており、完全耐性で無ければかなりの確率で被曝する仕様となっている。
キアリク習得者に麻痺完全耐性持ちはおらず、【男の子】【コロプリースト】が辛うじて強耐性という状況。
焼けつく息1発でキアリク習得者が全員麻状態になってしまい意味が無い、という状態に陥る確率が結構高い。
 
しかも、一品物の【ストロスのつえ】【ジャハンナ】に到達するまで入手できなくなった。
仕様変更によるゲームバランスを考慮してか流石にボブルの塔のゲマは焼けつく息を吐かなくなったが、
【エビルマウンテン】では遠慮無く吐いてくるモンスターが多数出現するので、保険としてマヒ完全耐性の【仲間モンスター】に、まんげつ草を持たせておいた方がよいだろう。

DQ6

麻痺の仕様がちょこっと変わって、戦闘終了と同時に無条件で回復するようになったため、「移動中の治療」と言う使い道が消えた。
 
また、転職システムの登場によって誰でも任意にキアリクを習得できるようになってしまった。
よほど急ぐプレイヤーでもなければ複数人に経験させるであろう基本職の【僧侶】(しかも★4)で習得するため、殆どの場合でキアリクで間に合ってしまうようになり、まんげつそうの出番はほとんど無くなってしまっている。
ちなみに、本作では眠りを解除できるキアリク・解除できないまんげつそうとシリーズで唯一効果自体に差がある。
もし、眠りを解除できたら【あやしいひとみ】を使う【ムドー】の強さも多少下がったかもしれない。
この違いを「むしろ序盤の大ボス戦にふさわしい難易度になった」と肯定するか、「おかげでムドーになかなか勝てなかったじゃねぇか!」と憤るかは個人次第。
 
【ふくろ】が登場した事によりアイテム欄の空きを気にする必要がほぼ無くなり、大量に買い溜めしていく事が可能になったという有利な変更点もあるのだが、【やくそう】のようにはいかなかったようだ。

DQ7

麻痺の仕様が大きく変化。
戦闘中に自然回復するようになり、それに伴い全員麻痺での全滅も無くなった。
打撃のショックで目覚めない眠りと同じような状態異常になってしまい、治療の緊急性が大きく薄れた。
ただ、重大な致命傷に繋がったり味方が無防備になるデメリットは当然大きく、麻痺を解除する必要性は大いにある。
 
DQ6と同じく転職で誰でもキアリクを習得できるが、本作では僧侶ではなく【船乗り】★6での習得に変更されている。
船乗り以外の職業では習得できない上に最大でも4人パーティーなことから、DQ6とは違いキアリクが無い(もしくは1人しか覚えていない)状態になっていることも十分ありうる。
また、あまり知られていないが冒頭にある通りこの作品ではまんげつそうで眠りを解除することができる。
本作では眠りを発生させてくるボスは多く、中には麻痺を発生させてくるボスもいるため、キアリク等が揃っていない場合は持たせておくと保険になる。
 
PS版のみ移動中限定であるが【呪い】を解除できる効果がある。

DQ8

DQ7同様に麻痺と眠りを解除するのに加えて、なんと「味方全体に効果がある」という歴代最高の治癒効果を持ったまんげつ草となっている。
【主人公】【ククール】はキアリクの【呪文】を早期に覚えるので不必要だが、キアリクの呪文を覚えない他の2人に持たせておけばいざという時に役に立つ。
【サヴェッラ大聖堂】の道具屋で販売している他、【ポルトリンク】【野草売り】のお姉さんから10Gでランダムで購入する事もできる。
シナリオ序盤に市販品の1/3の値段で手に入る場合があるのは嬉しい。
敵では【ポイズンキラー】【エビルスピリッツ】【モビルヘッド】【しびれくらげ】(1/32)、【ドラキーマ】【ナイトウォーカー】【ヘルホーネット】【マジックリップス】【影の騎士】【ヘルプラネット】【リビングデッド】(1/16)が通常枠で
【リップス】(1/64)、【バブルスライム】(1/32)がレア枠で落とす。
 
今作からは錬金素材と言う別の使い道が生まれた。レシピは以下の通り。

まんげつ草+【上やくそう】【きつけ草】
+やくそう+やくそう
+まんげつ草+まんげつ草【月のめぐみ】
+やくそう+【どくけし草】【おかしな薬】

上位アイテムとも言える品々や、おかしな薬の様な変り種の品が作成できる。
特に【上やくそう】よりもHPを回復できる利点がある月のめぐみを【錬金釜】でたくさん作成して、中ボス戦で活用したプレイヤーは多い事だろう。
金策にも活用できるので、錬金釜で特に武器や盾等を作るものが無い時等、余裕があれば1つでも多く作っておきたい。

DQ9

前作に引き続いて錬金材料として活用可能。作れる物も8の時と同様。
とりわけ今作では重要度はDQ8の頃以上に上がって最強装備を作成する為の末端になっており、【道具屋】にて意外と購入する事が多いと思われる。
(ばんのうぐすり→【超ばんのうぐすり】【げんませき】【しんかのひせき】
 
ちなみに眠りを解くアイテムとして【めざめの花】が登場している。

DQ10

【ツッコミ】で麻痺を治せるので、本来の目的よりも、装備に麻痺ガードの効果を付与する錬金素材としての用途が多い。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【魔竜ネドラ】戦では持っていた方が便利だがそれ以外はと言うとおり……。
モンスターでは【しびれくらげ】(強含む)【ズッキーニャ】が通常枠で落とす他、【リップス】がレア枠で落とす。
【ふしぎな鍛冶】の素材にもなり、作成できる装備品は以下の通り。麻痺ガードのついたアイテムの素材としては【つきのめぐみ】【ばんのうぐすり】シリーズも存在する事から、作れるアイテムは少なめ。

まんげつそう×1+まじゅうの皮×1+イエローアイ×1【まんげつの首輪】