【呪いをとく研究にはげむ老人】

Last-modified: 2022-07-02 (土) 18:16:20

概要

【ロトシリーズ】に共通して【ラダトーム】に住んでいる、【呪い】を解く能力を持つ、あるいはそれを学んでいる人物。
3作共通して同じ場所に住んでいるが、同一人物なのか子孫なのか、あるいは血の繋がりの無い他人なのかは不明。
各作品ごとに百年やそれ以上の間隔が開いているとみられる事から我々の通念上ではそれほどの長い時間生き続けている事は考え難いが、【アレフガルド】にはこの人物の他にも【ラダトーム城の老人】などのように、同様に作品を跨いで同じ場所で同じ役割を担い続ける人物が存在するため、彼ら共々遥かな時を生き続けている可能性も否定はできない。
…しかし、その全て同一人物と仮定すると、3作に渡って皆勤しているこの人物はDQ2に至っては一体何歳になっているのだろうか(DQ3の時点で【老人】の姿であるラダトーム城の老人よりは若いかもしれないが……)。

DQ1

ラダトームの町の東寄りの家にいる【老人】が、呪いを解いてくれる役割を持つ。
普段は話しかけると

*「もし そなたが のろわれたなら ここに くるがよい。

と言う。呪いのことは【取扱説明書】にも書かれていないので、初見では意味のわからなったプレイヤーもいただろう。
 
彼が役立つのは【のろいのベルト】または【しのくびかざり】を使用して主人公が呪いにかかってしまった時。
その状態で話しかければ

*「のろいをといて しんぜよう。

の言葉とともに呪いが解け、呪いのアイテムは消滅する。この時お金はかからない。
DQ1には【教会】【シャナク】【おはらい】も無いので、この老人が呪いを解く唯一の方法である。
しかも2種類の呪われたアイテムを身に着けていた場合、2個同時に消してくれるのでなかなか高性能である。
もちろん身に着けていないで持っているだけの呪いアイテムが消えるようなことはない。
また呪いのベルトを複数持っているときに解呪してもらった場合、無くなるのは1個だけで済む。
…などと、FC版やMSX版の頃は独特な仕様があった。
 
竜王討伐後には汎用台詞を返すようになり、呪いを解いてもらえなくなる。
しかし呪われたままでもエンディングまで進めることは可能なので、問題ないだろう。
 
リメイク版では「呪いを解く魔法を研究している」という設定が加わっている。
スマホ版では呪いを解いたアイテムは消滅しなくなり、装備から外れるだけになった。

DQ2

【ラダトーム】の町部分の前作と同じ家に相当する場所に、やはり

*「もし そなたが のろわれたなら ここに くるがよい。

と言う老人がいる。
しかし実際に呪いのアイテムを【そうび】した状態でここに来ると、

*「なんと! これは あたらしい タイプの のろい じゃな。
*「わたしには とけぬ。ゆるしてくだされ。うくく。

と言われてしまい、役立たず爺さんと化している。
本作で本当に呪いを解くには、【教会】で寄付金を払って【のろいをとく】をしてもらうしかない。

DQ3

DQ1と同じ場所に

*「ぼく のろいをとく べんきょうを してるんだよ。

と言う【男子供】がいる。
彼の学んだことが、後の世に生かされていくのだろうと思われる。
しかしやはりこの時点では呪いを解く能力は無く、【教会】【シャナク】が必要である。