【時空の裂け目】

Last-modified: 2020-11-23 (月) 14:45:30

概要

DQMJ3のシステムの一つ。リアクター拡張パーツγを入手してブレイクワールドを歩いていると「リアクター反応あり」の通知が入り、【リアクター】で周囲を見回すと?マークがあり、これをサーチすると時空の裂け目が出現する。
時空の裂け目が出現するタイミングはランダムだが何処に出るか分からないというものではなく決まった場所に出現する。また、既にクリアした大陸でないと出現しない。
ちなみにリアクター拡張パーツγ入手前でも時空の裂け目のポイントをサーチすることは可能。
詳しい場所は攻略サイトなどを見てほしいが大体ルーラで降り立った場所に出現しやすい。
この場合、ルーラポイントから2,3歩歩く程度の距離に出るのでこれで時空の裂け目を探しつつ周回が可能。時空の裂け目を出現させる(入る必要なし)事で得られる称号もあるので活用しよう。
なお、時空の裂け目を複数発見した状態でいずれかの裂け目に入ると、他の大陸にルーラした時と同様に時空の裂け目の位置がリセットされる。
仕様は異なるが内容はテリワン3Dのスペシャルフロアのようなもの。
BGMはなく、テリワン3Dの遺跡の屋内マップの悪天候時と同じ環境音が流れる。
なお、突入する際のエフェクトは三種類ある。銀の光より金の光、金の光より虹色の光の方がその先にいいアイテムやモンスターが存在する。
光あふれる地や魔王の空間は虹色の光の時に出やすいが、あくまで可能性の問題なので極低確率ではあるが金の光で魔王が出るなんて事もある。
メタルエリア、光あふれる地を除き、空間の構造自体は全て共通(同じマップの色違い)であり、水中ライドや空中ライドでないと入れないエリアもある。この空間は【公式ガイドブック】では「時空の遺跡」という名称になっている。
空間の種類は無印版では実際に中に入らないと分からないが、プロ版ではスカウトQで貰える拡張パーツγをリアクターに搭載する事で時空の裂け目に照準を合わせると内容が分かるようになった。これによってマラソンがしやすくなったと言えるだろう。
以下、空間の種類について。

アイテム

空間の色は緑。ゴールドや素材やタネ、スキルの証がある。この空間のランクは三段階あり、高ランクである緑色の宝箱の場合は○○ガードEXの証などレアなアイテムが入っていることもある。アイテムを全て回収し終えると強制的に外に出される。

モンスター

空間の色は黄色。野生にはいないモンスターが出現する。
【カラーフォンデュ】もここで入手できる。稀に【ゴールデンゴーレム】が出てくることもある。
ストーリーを進めるにつれて出現する可能性のあるモンスターが増える。大半のモンスターは最初から出現する設定になっているものの、種族毎にどの位置に出現する可能性があるか決まっており、水中or空中ライドを使わないと行けない場所にしか出現しないモンスターが多い。
空中ライドでないと行けない所に出現するモンスターの中にはどう見ても飛べないモンスターもいるが、いったいどうやって到達したのだろうか…?
シンボルに触れたモンスターだけが登場し、お供は一切付かない。また、モンスターのレベルは全て10と低いためスカウト率がかなり上がりやすく、たとえGサイズでも【ほねつきにく】1個でスカウト率が100%になる。一方で貰える経験値、ゴールドは少ないので倒すメリットはほぼない。
とは言え、通常のストーリーの世界に出現するレベル10前後のモンスターと比べるとかなり強く、1体あたりの経験値・ゴールドも多い。【崩落都市】到達直後のパーティだと返り討ちに遭いかねないので注意。
空間内にいるモンスターとの戦闘を全て終えるor(ちょっと可哀想だが)ライド攻撃で落とすorドローンで脅かす(プロ版のみ)と強制的に外に出される。
プロ版では一部のモンスターがストーリーの世界に出現するものと入れ替えられた。また、カラーフォンデュが必ず出現するようになった。

【メタルエリア】/【光あふれる地】

該当のディスクの有無に関わらず、その経験値の稼ぎ場にいける。
光あふれる地へはクリア後でないと行けず、メタルエリアはストーリーの進行状況によって行ける場所が限られる。

モンスターマスター

空間の色は青。今までの【他国マスター】と同様のシステムで、本作では【ノチョーラ】族のマスターが登場。
空間内ではセーブができないためリセットマラソンはイルルカ同様できない。
ピンクのノチョーラはイルルカの商人、黄色のノチョーラはイルルカの船乗り、紫色のノチョーラはイルルカの盗賊に相等する。
青色のノチョーラは元気玉、ふしぎなタンバリン、あやしいくすり、せかいじゅのはを各3個くれる。
緑色のノチョーラは種を、黒いノチョーラはスキルの証を1個くれる。
ちなみにここにもアイテムがいくつか落ちている。バトルを終えると勝ち負け関係なく強制的に外に出されるのでノチョーラと勝負する前にまずはアイテムを全て回収しておく必要がある、もっとも低ランクのアイテムしか落ちてないので大抵のプレーヤーは即座にノチョーラに挑むだろうが…。

プロ版でラー機能を付けた後はこのノチョーラも見破ることで見習い神獣になり、彼の修業につきあう形でバトルになる。この場合、相手のパーティが見習い神獣(【メガボディ】の場合あり)+モンスター2匹という組み合わせになり、勝つと元のノチョーラの色に関係なく神獣石1個が貰えるがスカウトできない。BGMもマスター戦の物ではなくボス戦に変わる。
見破らなければ通常のバトルになるので神獣石が欲しいか、スカウトや小さなメダルが欲しいかを自身の需要と相談してラー機能を使うと良い。

異世界の魔王

空間の色は紫。歴代(1~9)のラスボスのうち1体が待ち構えており、戦闘となる。
戦わず引き返すことも可能。10ラウンド以内に倒すとその魔王が仲間になる。
この時仲間になる魔王は最初から+値がカンストしていたりするので通常のスカウトや仲間加入イベントよりはお得である。
どこも総じて出現率が非常に低いが、【黒鉄の監獄塔】は他より若干出やすい。
それぞれの魔王に戦闘前と戦闘後の台詞が用意されており、非常に熱い展開となる。
なお、戦闘曲は【強敵に挑む】
 
この魔王たちはいずれも強敵で、【ダグジャガルマ】をなんとか倒せる程度のパーティではあっさり全滅してしまうだろう。
一方で、【つねにアタカンタ】に突っ込んで自滅したり、【メタル系】に属性攻撃をしたりと無駄行動も取るので、耐性を埋めて守りを固めれば一方的な展開になる事も。
他にはこちらに効かない状態異常を撒こうとするケースもある。
 
また、現在所持している魔王は裂け目に出現しない。
所持している魔王と戦いたい場合は、その魔王を配合するか、逃がす必要がある。
このため、一度仲間にした魔王でも配合するか逃がせば再度出現し仲間にできる。
これを利用して自分が欲しい魔王を出現させることもできる。
(例:エルギオスが欲しい場合は1~8の魔王を全て手持ちに入れればよい。)
 
プロ版では【ドーク】【魔戦神ゼメルギアス】が追加された。それなのに【冥獣王ネルゲル】はプロフェッショナル版でも追加されなかった。さらに今回から前座のボス(ハーゴンなど)が復活したが彼らも出現しない。
また、無印版と比べて異世界の魔王が出る確率が非常に低くなった。そのため、「【神獣石】集めのついでに出ればラッキー」程度に考えた方がいいだろう。
細かいことだが仲間加入時の+値も0になってしまい、地味になってしまった感覚は否めない。
と言っても、ドークやゼメルギアスを作るのは物凄く手間なので、I~IXの魔王を無印から連れてきてここで狙う方がやはり手っ取り早い。特にゼメルギアスは配信モンスターが必要になる関係上、配信を受け取る環境がない人はここで狙うしかない。
拡張パーツγを搭載すれば空間をサーチする時に出現する魔王を教えてくれる。