【砂漠のバザー】

Last-modified: 2023-11-13 (月) 10:27:28

概要

DQ4に登場する、【砂漠】に設けられた期間限定の市場。
なおアニメ【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】では似たような市場として【闇のバザール】が登場するほか、DQ10では【砂の都ファラザード】に常設のバザールがある。

DQ4

第二章で訪れることができるバザー。
【フレノール】から南西の砂漠にある。
FC版ではオアシスの隣の茂みに行くと入ることができるが、リメイク版ではテントのシンボルになっている。

二章

教会以外の一通りの施設がある他、アリーナたちは利用できないが食堂や骨董品店もある。
骨董品店の壷から伝説のアイテム【うまのふん】を入手することができる。もう1つの壺の中身は力の種。
これらは第二章のうちに回収しないとバザー会場ごと消失する。
 
ここで【兵士】からお城(【サントハイム】)へ戻るように伝えられ、イベントのフラグが立つ。
この兵士は縦横2マス以内に近付くと向こうから近付いて話しかけてくるが、伝言を終えると何故か【トム】じいさんのように押すことができるようになる。恐らくはプレイヤーキャラクターを追尾するNPCということで、念のためキャラハメ防止のために【ペスタ】やバトランドの爺さんなどと同じ処理を施された名残と考えられる。しかし結果的に、この兵士の場合はそれらとは違って永続的には追尾しないばかりか、追尾する周辺2マスにハマるような地形も存在せず、しかも追尾中にアリーナ一行は動かせないようにもなっており、変な場所で通路を塞がれる可能性は無くなっている。
この伝言を聞いた後にサントハイムの2Fへ行くと、階段近くにいる兵士から【サントハイム王】の異変を聞くことができる。と言うか、無視しても近くを通った際に勝手に話しかけてくる。
砂漠のバザーの兵士を押すことができるのは、この2Fの兵士の台詞を聞くまでの間だけである。サントハイム2Fまで行ったとしてもその兵士には近付かず、王様の異変を知らずに引き返せば、何度でも砂漠のバザーの兵士を押すことができる。しかしサントハイム2Fの兵士に近付かなければ王様のところまで行くことができないので、遅くともさえずりの蜜を使うときには必ず話を聞く必要がある。
王様の一大事を聞いた後はこの兵士は普通のNPC住人と化して押せなくなり、王様の様子を心配して様子を聞いてくるようになる。章エンディング中も同様であり、サントハイムの大事件(神隠し)は知らない様子。
 
ちなみに、この一連のイベント解決のためには【とうぞくのカギ】が必須なので、先にフレノールのイベントを終えている必要がある。
リメイク版ではフレノールのイベントを終えていないと、上記のイベントの発生自体が起こらない。
イベントの進行順序そのものは変わらないが、これにより複数の事件が一度に発生しなくなったので、RPGに不慣れな人には優しい仕様となった。
ここから西に行ったところにある【さえずりの塔】の頂上には、王の声を治す【さえずりのみつ】が取れる花畑がある。
また、ここでは【モーニングスター】(FC版のみ。PS版以降は【ホーリーランス】)や【どくがのナイフ】といった強力な装備を購入できる。
さえずりの塔はかなりの難関ダンジョンなので、レベルが不十分と感じるなら、この周辺でレベルを上げて装備を整えるとよい。
 
ここの商人たちはバザーを開きながら世界中を周っているらしいが、ゲーム中ではここ以外でバザーが開かれる事はない。
五章では【コーミズ】【宿屋】に、ここのバザーのメンバーだったという商人が宿泊しているが、それ以外の商人はまったく登場しない。

ゲームブック

【ブライ】によれば、インチキな商品ばかり売っている場所らしい。
ここで【ほしふるうでわ】を入手できる。

五章

五章ではバザーは終了してしまい、FC版ではバザーがあった茂みに行っても何も起こらない。
入ることすらできなくなるというのは、シリーズを通して珍しい。
二章にあった2つの有人施設が機能しなくなったということになる。
あれだけ賑わっていたのに、【廃墟】とは違った形で寂しさを感じさせる。
 
リメイク版ではバザーが終了した旨を示す看板が跡地に立てられている。
【まほうのカギ】入手後に来ると【ホフマン】がこの場所に移民の町を作ることになる。
ノーヒントで気づく人もいるかもしれないが、一応、【キングレオ城】の兵士などからこの町に関する情報は聞ける。
「サントハイムの砂漠に新しい町ができた」いうヒントだが、まだ何もできていないうちからフライングで言う。
 
以降の詳細は【移民の町】を参照のこと。