DQ4
【バトランド】の城下町で登場。【城】を見上げている【老人】。
王宮の【戦士】に憧れており、 【ライアン】に同行を申し出る。
なお5章でも同じ反応を見せるので、厳密にはライアンである必要はなく、人間キャラなら誰でもよい。
OKすれば先頭キャラの後を追ってくるのだが歩くのが遅く、再び話しかけると息を切らせながら「やはり無理」と言い出す。
【岩】やトムじいさん同様、押して動かすこともできる。
DQシリーズ初の「(同行せずに)パーティを追尾する住民」であり、(前作のバグ技を除けば)初の「押して動かせる人間」でもある。
後ろから押して城下町から出してみようとしてもエリア端で華麗に回避するし、避けられるマスのない右下端から押し出そうとしても結局踏みとどまるので押し出せない。
またあまり意味は無いが、この老人を【防具屋】の内部に連れていくことで、防具屋の商人の例の特殊な動きを阻害することもできる。
このときに限ったことではないが、FC版では隊列の並び替えを行うとNPCが素通りして移動の阻害が解消される仕様もあるので、パズル感覚でいろいろ試してみるのもまた一興。
ちなみに隊列の並び替えを行うと老人の台詞も何故か初期のものに戻る。しかしここで「いいえ」と答えてなおしても、引き続きこの老人は付いてくるし押すこともできる。
その特殊性ゆえか、FC版【公式ガイドブック】では【フレア】や【トーマス】同様、イラスト付きで紹介されている。
また4コマ漫画にもたびたび出演していた。
とはいえ個人名も無く、イベントに関わるわけでもない、言ってみれば「ちょっと特殊な行動をするモブキャラ」に過ぎない。
しかし、下記の関連商品では謎の厚遇(?)を受けることになる。
ちなみに夜になるといなくなる。バトランド城下町で老人は右下の民家にもいるが、昼でもいるので別人だろう。また状況からして城の内部で寝泊まりしている関係者とも考えづらいし、イムルなど近隣から旅をしてくる体力があるとも思えない。一体どこで夜を過ごしているのやら。
ゲームブック
「クス老人」という名前が付いており、展開次第では彼の作ったイカダで【湖の塔】に乗り込むことになる。
大格闘技場
【カードゲーム】である同商品にて、「バトランドのじいさん」名義でカード化されている。
なぜよりによってこの人物が選定されたのかは謎。
どのモンスターにも勝てない最弱のキャラクターという設定で一見いらないカードにも見える。
だが、同商品は持っているカードから勝敗数を予測するゲームであり、どのモンスターにも必ず勝てる【エスターク】と対をなしている。
その上、条件次第ではエスタークに勝てるカードに化けられるという特殊カードでもある。
説明書でも【老師(わし)】が、このカードによって勝敗数を読み違えて敗北するという例を見せている。