出現条件
楽曲前石碑
- 左:愛の実存を疑ったままでは踏み込めない領域がある。本心では誰も信じてない彼を、信じてあげる人間が必要だと思った。たったヒトリだけでも…
- 右:私の人生に寄り添い、孤独を促し続けたのは誰?共依存を愛と錯覚するなら共犯意識も甘美な陶酔、けれどそれは健全な関係ではない。私はもう気付くべきなのです、あの男の本当の姿に…
登場人物
あらすじ
月人が逮捕され、留置場の面会室で姫子と会話する。自分は時を越える力もやり直す力もない、平凡で「親切(6人の参詣者に対しても何らかの干渉をしたかのような内容)」な男であると語る月人。「本当は生きていて愉快だと思ったことなんて一度もなかった」
それでも寄り添おうとする姫子に、月人は「聖母ぶるのはやめろ。君はもうボクの生徒じゃない」と告げて去る。
踊り手
備考
- 廻壱拾漆夜 若しくは…にて上演。
- 曲名の読みはおそらく「しんせつなおとこ」
- 曲名の「祝い酒」は、他の楽曲の内容から姫子と杵瀬命の婚姻を指すのではないかと思われている
- 姫子父の退院祝いに贈った酒説もある
- 「寄り添うのが愛だというのなら 私は…」で姫子が立ち上がる。その後月人の返答を受けてすとんと椅子に座り、暗転後もしばらく動かない
- 別件逮捕から殺人容疑への変更だったようで、月人本人は不服な様子。
- この曲により、須久奈は母方の旧姓であることが明らかとなった。警官から「苗字を変えても所詮あの父親の血だな(意訳)」と詰られる