状態異常の一種として登場したのはFF6から。
ただし、バトル中に透明化するという設定自体はFF1で既に存在する(詳細は「インビジ」を参照)。
FF6
体が透き通り、物理系攻撃に全く当たらなくなるステータス変化。
代わりに魔法攻撃は確実に当たり、魔法が掛かると解除される。
「バニシュ」「ファントム」「木の葉隠れ」等でなることができ、敵にも同様の技を持つ者がいる。
- 物理攻撃であれば、「なげる」などの回避率無視の必中攻撃でも問答無用で回避する。
- ポーションやスーパーボールなどのアイテムは物理でも魔法でもないと扱われているので、透明でも効果を発揮する上に解除されない。
- 魔石のかけらで発動する召喚魔法も同様に、魔法ではなくアイテム扱い。
参考→モンスターの状態変化系データ(外部リンク。「透」がない敵は透明有効)
バニシュを移動中に使うことはできないが、透明状態のまま戦闘終了すれば透明状態を継続できる。
なお移動中でもケアルなどの魔法をかけると解除される。
- 煙玉やテレポストーンで退却しても解除されないが、魔法のテレポで退却すると術者本人だけ解除される。
- HP満タンのキャラにはケアルをかけることができないので解除できない。
ケアルを全体がけしても解除されない。なおデスペルで解除できる。
発動後、頭から足へヌルヌルっと消えていく様がシュール。
この演出の処理が重いためか、ファントムを使うと一人ずつしか消えていかない。
- 透明になる演出が遅れても、透明の効果はきちんと発揮されるので安心しよう。
回避率を極限まで高めているのではなく強制回避しているからこそ、回避率バグのあるFF6においても、SFC~PS版でも回避効果が機能する。
なんだかバグの話ばかり有名になっているような気もするが、物理攻撃完全回避なので
バーサクや沈黙と組み合わせると相手によっては勝利確定する。普通に強い。
- 難所の魔大陸もこれが使えるとかなり楽に。
- レアアイテム入手にも欠かせない存在。レア枠盗みやラグナロックものまねを繰り返す間、敵の猛攻を無力化する手段の最右翼として大活躍する。
- 制限プレイでは嫌というほど活用される。
どういう訳かノーザンクロスは必中にならない。
ラグナロック(メタモルフォース)の成功率も上がらない。
透明状態になると即死耐性も無効化されるため、
わざと敵にバニシュをかけ、即座に即死魔法で仕留める「バニシュデス」なる裏技が有名になった。
この特性はPS版でも残っていたが、GBA版では修正された。
- リフレク状態でも同様(特に魔法バニシュはリフレク無視)。
透明状態になると、その間だけリフレクの効果が消える。これで常時リフレク状態の魔法レベル90や古代城の敵も怖くない…か?
(自分は魔法レベル90をバニシュデスで倒していたことが…) - 「デス」「バーサク」「ファイガ」などブレイク以外の魔法なら何でも(透明時の)リフレクは無視されるが、「ブレイク」は石化→即死という2段階の内部処理があるので反射される。
本来は「分身」の発展型だったのかもしれないが、
魔法が絶対効くようになるという副作用と即死耐性が無くなるバグが合わさったせいで、バニシュデション・バニシュデスといったバグ技を作り出されてしまった。
そのせいかこの効果での以降のFF作品への登場はなくなった。
バニシュデスと関連がありそうな現象なのだが、レイズやアレイズを透明状態のキャラに使用すると、戦闘不能状態ではないのにHPを回復できるようになる(普通はミスになる)。
これはバニシュデスが修正されたGBA版でも有効である。
- ピクセルリマスター版では修正されており、透明状態のキャラにレイズを使ってもミスになる。
FF9
今作では表記は「バニシュ」。FF6のものと比べて大幅に弱体化。
物理回避率は100%になるが、魔法攻撃必中の効果はない(解除はされる)。
また、攻撃側が「与一の心」をセットしていた場合はそちらが優先されるため無意味。
更に戦闘終了後は自然回復し、次回以降の戦闘にも引き継げない。
今作では青魔法となった「バニシュ」で味方1人にかけられる。
またカーバンクル(ダイヤモンド装備状態)の「ダイヤのかがやき」で味方全体にかけられる。
透明になるが武器はそのまま。
つまり武器だけが浮いているというモロバレな状態に。
道理で物理攻撃完全回避じゃないはずだ…
FF11
詳細はこちら→ステータス変化「インビジ」
「インビジ」というステータス変化で登場。文字通り透明となり視覚感知されなくなる。
同名の魔法やかくれるなど付与手段は多い。
本人の画面上では半透明になるがほかのプレイヤーには完全に見えなくなる。
ただしターゲットすることは可能。足跡や砂埃は視認できるほか、足音も当然聞こえる。
FF12
視覚感知を無効。
アクションのチャージに入るか魔法を受けることで解除される。
持続時間「90+(活力×0.9)」秒。
FF11と違い、聴覚感知を無効化する方法がないため、坑道などの狭いダンジョンでは
どうしてもモンスターの聴覚感知内に入ってしまい、透明になっても効果を十分に発揮できない。
逆に広い屋外では、聴覚感知に入らないようにすることが容易なので、かなり探索が楽になる。
特に視覚感知が広い怪鳥系モンスターがいるエリアでは絶大な効果がある。
ガンビットによってコマンドが入力されても解除されてしまうので、
有効利用したい場合は、ガンビットをOFFにしておくか、エスケープモードにすること。
ナルビナ城塞市街地でバトルメンバー全員に混乱と併用すると面白い事になる。
一部のモンスターにも、出現時に透明状態になっているものが存在する。
急に現れて不意打ちを食らわせてくるので心臓に悪い。
- 中には透明状態で向こうから襲ってこない敵もおり見つけても戦うことができない。
この場合リフレク状態にした味方に魔法を撃ち敵に跳ね返すことで透明を解除できる。
FF12RW
敵に見つからなくなる。
移動以外の行動をしたり、ダメージを受けると解除される。
リュドのバニシガでこの状態になれるが、ごり押す場合は全く使われないと思う。
使用する場合はガンビットの解除を忘れずに!
敵陣奥のマテリアルスポットを掘りにいくのに便利。
FF14
機工城アレキサンダー律動編零式一層のフィールドに抽出される青色の薬品が撒かれるエリアに入ると付与される状態異常。
ギミックのひとつで、敵にターゲットされなくなるのでキマイラがPOPしたときに狙われたプレイヤーが透明になる必要がある。
またボスが踏むと効果が切れるまでこちら側から攻撃できなくなる。
忍者のかくれるや、ギャザラー職のアビリティ「ステルス」などでも透明になることはできる(その際のバフはかくれる・ステルス表記)
FFT
「セッティエムソン」「忍びの衣」や「潜伏」の効果で得られるステータス異常。
敵ユニットから攻撃対象にされなくなり、「精神統一」と同様の回避率無視効果を得る。
何らかの行動を行ってアクティブターンを終了するか、ダメージを受けると解除される。
ちなみに敵ユニットが透明状態の場合は半透明になり、ちゃんと居場所が分かる。
- 透明の最大の特徴は、「敵は透明状態のキャラを障害物と認識する」こと。
見えてないはずなのにわざわざ避けて移動してくれるのはもちろん、
投射系の武器も外れる位置まで移動してから使ってくる。
敵の行動を制御して優位にたつ、テクニカルな戦闘がしたい人はやってみよう。
- FFTの人間ユニットは男性ユニットと『女性ユニット』の区別がある。
- 透明状態は「潜伏」のアビリティだけでなく女性限定アクセサリや女性ユニットは勿論、『男性ユニットも装備可能な忍び衣を装備するだけで永続的に発生する』
- 体装備は衣服の上から装着する鎧装備以外に普通の『服』装備がある。
- FFTのショップには《『試着室』》がある。
…そういえばラムザやムスタディオは10代…。アグリアスやメリアドール、レーゼは20代だったかな…そうか、そうか…。
- 試着室をのぞいちゃダメよ♥
- 10代なら10代のラファに興味持とうぜ
- ラファ相手だとマジで笑えないからなぁ……。
- 10代なら10代のラファに興味持とうぜ
- しかし上記の通り、透明状態が効果を発揮するのは「敵ユニットに対して」のみである。
味方同士では普通に見えている(補助や回復魔法を狙って当てられる)はずなので、これを覗き行為に利用することは(味方同士では)できないと思われる。
FFTA
攻略本では「潜伏」という表記。
スナイパーの「潜伏」のみで発動するステータス異常。
ターゲットにならないが、敵にされるとターゲットにできない。
何らかの行動をすると解除される。
これを看破する潜伏無効も登場した。
FFTA2
「潜伏」「みをかくす」「かくれる」などでなる状態。
敵ユニットから攻撃対象でなくなる。移動以外の行動をすると効果が消える。
影が見えるだけで文字通り透明になるので、見つけにくいこともある。
- 攻撃対象にならないため、マップの隅に透明のキャラで追いやればハメることができる。
- 敵ユニットだけでなく味方の行動対象にもならない。敵味方全員対象技や範囲攻撃の巻き添えすら無効化する。
- ただしトラップにはかかる。トラップが発動した時点で透明も切れるためかなり危険。また、潜伏無効持ちの敵に攻撃されても切れてしまう。相手を選べば完全無敵状態に等しいが、過信は禁物。
攻撃対象にはならなくなるが、敵の行動範囲を邪魔することはできる。○ターン耐えろや侵入を阻止せよといったクエストには最適。
待機時、隣接ユニットが常にいなければならない「一人ぼっち禁止」と
隣接ユニットがいてはいけない「仲良し禁止」をすり抜けられる。
ジャッジにも見えなくなるらしい。
透明になっていると何故か宝箱の開封(や光る場所等マップギミックへのアクション)ができない。
FF零式
味方のみに発生する良好ステータス異常。表記は「インビジ」
大半の敵に見つからなくなり、攻撃対象から外される。
ただし、他の誰かを狙った攻撃が当たる場所にいると巻き込まれて攻撃を受けてしまう。
時間経過で解除される他、敵の攻撃が当たると解除される。
殆どの敵から狙われなくなるため、ミッションをスムーズに進められる。
ただしインビジ状態でない味方を対象とする攻撃に当たるとインジビ状態が解除されるため、流れ弾には注意。
1人旅でなら攻撃を受ける心配がほぼなくなるため、この状態異常を有効に使える。
その場合、攻撃後に発生するタイプのキルサイトは狙えなくなると思った方が良い。
ちなみにボスモンスターはインビジ状態でもいつも通りこちらを狙ってくる。
味方にしか発生しないステータス異常だが、特定のミッションでは透明状態の敵を見かけることがある。
しかし通常どおりターゲットマーカーが表示される他、右上のレーダーにも位置が映し出されるため、
味方サイドのインビジ状態とは異なった状態だと思われる。
特定のアイテム入手後に支援キャラクターとして登場するジョーカーは、
装備したアクセサリ「ステルスローブ」によって永久インビジの効果を得ている。
FFEX
敵から狙われない状態、キャラ自体が透明になり影しか見えなくなる。
- 透明になる前から敵にターゲットされている場合は意味が無い。
また透明状態でも物理攻撃や魔法攻撃は普通にヒットするので回避行動を怠らないように。
敵に攻撃するor時間経過するまで解除されないので、味方を回復したりアイテムを使ったりする場合はこの透明状態で行うのが1番良い。
- ただしCDステルスに限っては攻撃を当てると透明化なので注意。また攻撃を当てた瞬間は解除されるため、その一瞬に狙われるスキがある。
毒や火傷などの継続ダメージでも解除される、それらの地形効果のあるマップは注意。
チョコボの不思議なダンジョン
透明薬を飲んだり、特定の罠を踏むと発動。
敵に見つからずに移動できるようになる。しかし罠には普通に引っ掛かる。
効果は一定ターンで切れる。
チョコボの不思議なダンジョン2
同じく透明薬を飲んだり、透明化の罠を踏むとなる状態。
敵に見つからず、またターゲットにされずに移動・行動はできるが、
仲間が共に居る場合は集中攻撃されるので注意。
また攻撃自体は普通に当たるので、仲間を狙った流れ弾に当たることもよくある。