エクスカリパーと同じ発想で生まれたと思われる自己パロディモンスター。
FF7で初出して暫くの間は偽物ゆえか本家より弱く設定されていたが、FF10以降は徐々に本家の上位モンスターとして登場する場合も出てきている。
FF7
コレルプリズンの砂漠地帯に極稀に出現するサボテンダーそっくりのモンスター。
跳び蹴りで攻撃してきて、食らうと100以上のダメージを受ける。しばらくすると逃げて行ってしまう。
サボテンダーと同じく回避率が非常に高いが、倒せば経験値1とAP1と10000ギルを入手できる。
時として一部のリミット技すら回避する事がある。
- HPは200しかないが素の防御力も非常に高いので、普通の攻撃では歯が立たない。
ステータス異常耐性は鉄板で、属性も炎・冷気・雷・土・重力・水・聖属性を無効化する。
そんな中、チョコボ&モーグリなら効果を発揮する。
海外版では、あろうことか本家サボテンダーの英語名である「Cactuar」をこいつが名乗っている。
BCFF7
17章フリーモードと21章エピソードに出現する。
炎・氷・雷・土・水・重…と殆どの属性が無効(アルテマ等の無属性魔法は有効)。
サボテンダーと見分けがつかないため、戦闘開始後のマテリアの付け替えが面倒。
特に17章フリーモードではお邪魔モンスターでしかない厄介な敵。
CCFF7
ミッションのみの登場。ザポテンダーと同様に、同一名で2種類存在する。
- 【サポテンダー(A)】
サマーソルトキック・針千本を使用し、たまに逃走する。
銅の腕輪か銀の腕輪が盗めて、APの魔晄石か銅の腕輪を落とす。
ミッションの「ジェネシス軍を倒せ!>侵攻!ジェネシス軍>コピー軍団を倒せ!」ではGイレイサーのシンボルを避けて壁際を進んでいくと、袋小路でぴょんぴょん跳ねている。
これを倒すと「世界の謎」のサボテン系ミッションが発生する。 - 【サポテンダー(B)】
「世界の謎を求めて>サボテンダーの秘密>発見?サボテンダー」に出現するサポテンダー。
パラメータがちょこちょこ上がっている以外は基本的に(A)と同じ。
大きな違いは(A)と同じくカンスト近い体力を持ちながらも、HPが4倍になっていることだろうか。
銀の腕輪か金の腕輪が盗めて、運の魔晄石か銀の腕輪を落とす。
通常版だとAとBの違いがわからないが、北米版だとAは「Kactuar」、Bは「Kactuer」となる。
FF10
サボテンダーの亜種で、雷平原のモンスターを地域制覇すると訓練場に出現。
サボテンダーの格好をしているが能力は本家を大幅に上回り、固定10000ダメージの「はりまんぼん」やダメージがカンストする『はり99999ほん』を使ってくる。
はりまんぼんはあらゆる行動に対するカウンターでも使用してくる。
チョコボの羽やリッチなサイフを普通に盗んでも飛んでくるのが鬱陶しい…。
HP限界突破なしだとカウンターで確実に倒されるため、オートフェニックスは基本的に必須と言っていい。
この手が通用する敵は多いので上手く活かそう。
固定ダメージであることを有効活用する手段として、ドライブをAPにに憤怒や修行と組み合わせてこいつの攻撃を受け続けると、大量のAPを獲得できる。
ただし、ターゲットを固定化できない分、獲得者に偏りが出てしまうことが多い。
しかし、ドライブをAPにの仕様が変更されたインター版ではコイツに頼んだ方が効率的。
- モンスターを狩り尽くしていると、ドン・トンベリのみんなのうらみで確実に99999を受ける方がAP稼ぎとして安定する。
こちらはターゲットがランダムのサポテンダーと違い、あらゆる行動をしてきた相手だけに向けてカウンターしてくるというのも安定感がある。
元が雷平原のモンスターだからなのか、口の形は「?」のほうと同じ。
エクスカリパーと同じような名前のせいもあり、こちらもサボテンダーの偽者感がある。
戦闘が長引くといずれ逃げてしまう。
- 精密には16回目の行動以降いずれかのターンで「逃げる」を使用する。
死の宣告を使った戦法は通用しない。
ついでに聖属性含めて全属性無効。
回避も240とカンストまではいかないものの異様に高く、ほぼかわされる。一方で運は15しかないので、運を強化しているなら命中は初期値でも当たる。
HPは100000、オーバーキル判定も10000と少ないので、必中+防御力無視の攻撃でさっさと倒そう。
アタックリールでカンストするならダメージ限界突破がなくても12連撃で倒せる。倒すだけならこれでいい。
オリジナルモンスターの中には、一部のパラメータがカンストしているモンスターがいるが、その中でもこいつは、攻撃力・魔力・魔法防御がカンストしている。
3つのパラメータがカンストしているモンスターはこいつだけである。
もっとも、こいつにとって攻撃力と魔力は死にステータスだが。
余談だが、インターナショナル版のヘレティック・アニマは魔力・魔法防御・命中がカンストしている。
海外名では「Cactuar King」という名前である。
サボテンダーのパチモノではなく、紛れもない上位種という扱いになっている。
倒すと聖なる魔石3個(オーバーキルで6個)と、物理攻撃+%が複数付いた武器か物理防御+%が複数付いた防具を落とす。
まとまった数を手に入れられるのは地味ながらありがたい。
FF13
頭にお花が咲いている。サボテンダーとともに群れで登場。
- 12のモブで登場した「花サボテン」のオマージュだろうか。
見た目は可愛らしいが、ガ系魔法を連発してくる。HPは少ないので速攻で片付けよう。
レアでリボンをドロップしたり、CPを一体につき7500得られるので狩られる運命に。 - おいとまダンス?中にブレイクしたりするとまたこんどで逃げる。
FF13-2
天候が晴の時のアルカキルティ大平原に出現する。
仲間にしたときのロールはヒーラー。
FFL
闇の章3 踊り子編のカクラム砂漠に出現する、「サボテンダーじゃない」方。
全域に出現するが、オアシス北東の何もない空間での出現率が高い。おそらくしっぽモンスターのダミー。
- よく見ると、その「何もない部屋」はサポテンダーの形になっていたりする。
行動パターンは本家と似たようなものだが、若干防御力が低い代わりに、HPが111ある。
針千本なんて高尚な技は使わず、普通の「はり」でだいたい500ダメージほど与えてくる。
盗む・ドロップで「サポテンダーの針」がもらえる。
今のところはイベント用で一本は必要であるが、無限に入手できるため他の用途があるのかもしれない。
ちなみにこの編でも、カクラム砂漠の西にある巨大な島の砂漠では本家が出没する。
FF零式
サボテンダーの亜種で、旧ロリカ地域に生息している。
ステータス自体はそれほどサボテンダーと変わらないが、攻撃方法が「はりせんぼん」から「はり9999ほん?」に変化しているので危険度は増している。
一度に4連射してくる所にも注意。
行動はサボテンダーと同じで対処法も同様だが、攻撃を食らうと間違いなく死ぬので注意する事。
またこれとは別にシンボルモンスターとして「Lv.99サボテンダー」もいる。
旧ロリカ地域にいるのは同じだが、コイツはフィールドで見えるサボテンダー。
逃げるように動くのでチョコボで追うといい。
倒し方は通常のサボテンダーと同じく。
ただレベル差があると一桁なので、スタンさせてブレイクサイトを発生させること。
普通のと違い、口の形が微妙に違う。
- 口の横幅が微妙に本家より太い。
WOFF
Sサイズのミラージュ。灯の森に稀に出現する。
見た目では本家との区別がつかないような…
技のほうも「針せんぽん」と微妙にパチモンっぽさが増している。
上位にジャポテンダーが存在。
図鑑の説明文に「ボなのかポなのか字が潰れて見えない」とあるが、もしかして自虐か。
本家サボテンダーと同じくよく逃げる。
ミミックなど逃走不可?をもつミラージュをつれていくべし。
同ダンジョンにはおあつらえ向きに逃走不可持ちのクローレフト?が出現するので、先にコイツを捕獲してレベルを上げてから挑みたい。
WOFFMM
イベント「サポテンダーの禍夢」に出てくるサポテンダーNMを倒すとまれに仲間に入る。
サポテンダーNMは回避がとても高く、半分の確率で回避がされる。
また針の数を数えており一定のダメージを与えると、針が増えた→針が折れたと状態が変わる。
「針ンーぜんぽーん」で味方全員に1000ダメージを与えてくる。遠距離ミラージュはこれでほぼ壊滅する。
そのほか「針せんぽん」「針いっぽん?」「いやしの針?」などを使う。
いい針が生えますよ~に! ぽん!
レア3、サボテン属。森属性Sサイズ、近距離こうげきのミラージュ。
素早さが高く、連続攻撃を得意とする。
ノセノセでパーティ全体の素早さをかなりあげることができる。
Lサイズのミラージュが遅い傾向があるので、それのフォローがしやすい。
PFFNE
AREA5-1の5戦目に4体、AREA21-9の1戦目に2体登場する。
DFFOO
サボテンダーの頭に花が咲いた姿で登場。
当初はスプリングキャンペーン等期間限定の登場だったが、現在は常駐している。
サイクルクエストの最終Waveに低確率で登場、その際には曲がボーカル付きになる。
倒した時の報酬はとても多く、経験値の面なら(極み+経験値×2対象で)Lv50~60間でも2、3は上がるほど。
- 通常のサボテンダーに比べて体力が大幅に上がっている(確認したところ、Lv50でHPは16000程度)。
更になんと配信初期のサボテンダーのように素の状態で攻撃を回避することがある。
手間は少しかかるが、その分経験値とクリスタルは多めにもらえるので頑張って倒そう。
チョコボの不思議なダンジョン
1stダンジョンから登場するサボテンダーの下位モンスター。
容姿が他の作品とは全然異なっており、寸胴で頭にサボテンの花みたいなのを付けている。
また体の色も黄色くなっている。
ゴブリンと同様にステータスは全般的に低く使ってくる攻撃はニードルただ一つのみ。
サボテンダーとは違い毒は持っていない。
普通にチョコボを成長させていれば簡単にノックアウトできる相手である。
なおサボテンダーみたいにギルは落とさないが稀に識別のカードを落とす事が有る。
チョコボの不思議なダンジョン2
サボテンダー種の最弱種。黄緑色の体色に黄色い花を咲かせている。
チョコボが離れていると、ギルを投げつけて攻撃する。使い切ると普通に攻撃してくる。
ギルを投げきる前に倒せばギルを落とす(最大400ギル)。
上位種は四方にギル投げが出来るが、コイツは前方にしかギルを投げられない
- この系統全般共通で、通常攻撃でも所持ギルが半分ずつ減って行き、ギルが無くなるとアイテムを落とす可能性が出る。
戦利品は毒よけのクラ、木の実類(ナッツ?,元気の実,元気のない実)。
木の実はハズレも含まれるので、出来れば識別しておきたい。
採取できるエキスは植物のエキス。
合成で毒関連の付与、飲むとごちそうの実と同等以上の効果があるので有用。最大400ギル入手と天秤にかける価値は十分ある。
植物のエキスはサポテンダーの持つ所持金よりも高く売れる。
空のボトルが必要なもののHPの調整はしやすく、空のボトルは店売りポーションの50ギルで量産出来るので差し引きでも600ギル。
序盤の金策はこちらを狙った方が効率がいい。
チョコボのふしぎものがたりではサボテンダー、サボテキーラの三兄弟「サボテンダーブラザーズ」の末っ子として登場。
チョコボ達が皆でファズチョコボを探しに行く最中、雪山を抜けた所にある洞窟の中で兄弟皆で彼の誕生日祝いで賑わっていたが、チョコボがうっかり身に付けた不幸の首輪の厄災に巻き込まれ、モーグリやチョコボ共々兄弟揃って様々な災難に見舞われた。
誕生日祝いのケーキを潰され、住処を滅茶苦茶にされた挙句に
次男のサボテンダーがうっかり飲んだ爆発薬で大爆発に巻き込まれた。不憫…。