単体に1000ポイントの固定ダメージを与える。
青魔法として使えたり使えなかったり。
相手や自分の能力に依存せず固定1000ダメージという特徴があるため、敵のHP調整に使える。
例えばHP5000の敵であれば「針千本×4→敵にポーション→針千本」とすることで、
HPを50まで確実に削ることができる。
グラビデなどに耐性があるボスキャラなどでも有効なのがメリット。
縛りプレイをするなら知っておいても良い。
当然だが元々のHPが1000以下の敵に使えば確殺。逆に数万など膨大なHPを誇る敵には焼け石に水である。
敵の体力そのものが使い勝手に影響するある意味珍しい技。
- その特性から、敵のHPが4桁に達しない時期に習得できれば強力な切り札となる。
FFシリーズは敵のHPのインフレが急激なため役に立つ期間が短く、習得する時期が重要である。
逆に味方のHPは敵ほどインフレしないため
味方が食らうと終盤でも痛い攻撃となる。
針1本あたりのダメージが1と逆算できるため、1ダメージは針が刺さる程度のダメージとこの技から推測できる。
もちろん針の太さ・長さや当たり所などにも依るだろうから断言はできないが……。
- 1ダメージ固定の攻撃を無数に与えるという攻撃はD&Dにも存在する。クリーピング・ドゥームという白魔法で、無数の小さな虫を呼び出して敵を襲わせる。その虫は防御力や回避率を無視して1ダメージを与えるが、ダメージを与えた虫はミツバチのように死ぬため、呼び出した数=ダメージとなる。(呼び出す数はかなりの数だが、はりせんぼんのように固定ではない。)
余談ですが、ハリセンボンの針の数は、平均で350位だそうです。だから、3ダメージや2ダメージの針が有ると思います。
関連項目:特技/【針千本】
FF5 
効果は単体に1000の固定ダメージを与える青魔法。
最速でラーニング可能な時期は第1世界のロンカ遺跡。
ラミアを操りこちらに使わせるとラーニングできる。
- リフレク反射不可、消費MP25。
消費MPは高めだが、ロンカ遺跡の時点で確定1000ダメージは結構凄いので、ラーニングしておくと良い。
ギルガメッシュ二回目ぐらいまでは使える。
それ以降でも、他に強い技や魔法をセットできない場合のダメージソースとして活躍できる。
第三世界では主力とするのは流石に厳しい。
- 第一世界では、モンスター図鑑用などでまともに戦うにはかなり強いガルキマセラ・ミニドラゴン・ストーンゴーレム・ドルムキマイラ相手に有効。特に後ろ2つは他の方法もあるが。
- 1600ダメージで形態変化を起こすアルケオエイビス戦も固定1000ダメージが非常に便利。
- 後半使うにはMP効率が悪いのも痛い。
例えばファイガの消費MPは25。黒魔法のガ系魔法と消費が同じで1000固定ダメではやっぱり微妙。
無属性・反射不可・必中の固定ダメージ攻撃であり、
登場が早めであるのと同時にダメージ量も非常に覚えやすいため、
相手を問わず繰り出すいわゆる脳筋攻撃手段としては破格の使い勝手と言える。
気になる消費MPに関しても、第二世界中盤のバリアの塔で金の髪飾りが出てくるため、
実際にはちょっとダメージが苦しくなってくる辺りでうまいこと技の寿命が延びる。
確かに「第3世界全体という枠組み」では厳しいが、序盤でのアントリオン相手には効果覿面。
怪音波の連発で弱体化させられ続ける中で安定したダメージソースとなるこれはうってつけ。
- 攻略情報を知らないプレイヤーにとってはメリュジーヌ相手に役立ったなんてこともあるだろう。
- 逃走禁止プレイ中に第二世界封印城クーザーのシールドドラゴン(永続プロテス・永続シェル)とエンカウント。
事前にあやつるをセットするの忘れててリセット確定かと思ったが、この技の存在を思い出してなんとか退けた事があったな。
固定ダメージゆえシェルの影響を受けない。永続シェルの相手にも1000ダメージを与える。
実は操るだの放つだのラーニングだの限定ばかりで能動的に使う奴がブランドラミア一体しかいない。
ラミア系がなぜこれを覚えているのか。どうやって飛ばしているのか。
- どう見ても使ってきそうな見た目のヘッジホッグやカークタースすら使ってこない。
- 無駄にレアなせいかアポカリョープスすら通常は使ってこない。
- ラミアに関しては鬼○郎よろしく髪の毛を針のように発射しているのかもしれない。
平均的なゲームクリア時点でこちらのHPが2000前後、敵のHPはゲーム後半で雑魚5000、6000~ボス数万というバランスなので、敵が使うと強い技になる。
能動的な使い手が少ないのはこちらが半壊する必中固定ダメージを使わせたくないからだろう。
FF6 
ストラゴスの「おぼえたわざ(青魔法)」の1つ。
効果は前作5と変わらず、単体に1000の固定ダメージを与える。消費MP50。
魔大陸のコジャが使用。どこから針を出すのか解らないがラーニングしておこう。
ネラパ戦でストラゴスがいるならこれで攻撃しよう。
それ以降は強力な物理系攻撃や魔法が使えるのでお払い箱になる。
- 単体にたった1000ダメージで消費MP50はちょっと割りに合わない…。
- ドリル装備で進めていると厄介な技。
- サボテンダー相手に使うのも一興。ってか、この技と言ったらサボテンダーと思うのは自分だけか。
- 防御無視必中攻撃が豊富な本作においてプレイヤー側はあまり使う機会がない。順当に進めているとちょうどHPが1000前後になる頃に遭遇するコジャやフンババなど敵に使われると厄介な技。
- そのサボテンダーが使用してくる場合は字幕がちょっと面白い。
「何かを束ねている」とわざわざ表示してくれる。
ただ、同じように字幕で「仕事量を10倍にした!」と出たときは
針千本を10連発してくるので非常に危険。
これが後の「針万本」になったのだろうか。- むしろ束ねないで発射して来る他の敵は、いったいどうやってこの技を使っているのか?
- 事前に束ねてあります。
- そのサボテンダーが使用してくる場合は字幕がちょっと面白い。
- 前作の5では消費MPが25だったのに、今作では消費MPが倍になってしまった…。効果は何も変わっていないのに何故?
「あばれる」では、コジャ、フェイズ、サボテンダーで使用可能。
FF6(GBA版以降) 
追加モンスター勢ではギルガメッシュ、ジャボテンダー(スケッチ使用時含む)が使用する。
特にジャボテンダーのは頻繁に2・4連射する勢いの激しさに加えて、オマケにFAの10連射は凄まじいの一言。
FF9 
クイナの「青魔法」の1つ。消費MPは8。
外側の大陸や忘れ去られた大陸に出現するサボテンダーをたべると覚えられる。
外側の大陸に初めて訪れた時に習得出来れば、しばらくはジタンと並ぶパーティの主戦力となるだろう。
たべるために敵のHPを調整するのにも使える。
コストが低く、入手時期も早い。おそらくシリーズ中で最も優遇されてると思う。
- そうか?この時点でクイナは武器攻撃で1000前後を与えられるようになっているし(カエル取りで銀のフォーク取得で。もちろんムラはあるが)、直後に戦列を離脱するのでやはり微妙だと思う。
- 初見プレイだとクイナは扱いづらいため、安定した攻撃力はなかなか魅力的。
実際の使い勝手はともかくとして、習得時の印象が残りやすい魔法だと思う。
- 初見プレイだとクイナは扱いづらいため、安定した攻撃力はなかなか魅力的。
- 枯れた森では属性強化したレベル4ホーリーの方が使いやすい。
再加入後は敵のHPが高く、上位性能のデッドペッパーが使えるため影が薄くなる。
ダンタリアン戦で使用できればもっと評価されていたはず。
FF10-2 
魔銃士で使用可能な「魔銃弾」の1つ。消費MPは24。
敵単体・または味方単体に1000の固定ダメージを与える。
言わずとも分かるだろうが、サボテンダーからラーニングできる。
10-2ではこれの使用はもはや趣味の領域。習得も趣味の領域。
入手時期があまりに遅すぎる……
- 「えっ、このゲームにもはりせんぼんあったんだ」と思わせるぐらい修得時期遅い。
^せめて「はりまんぼん」にしてほしかった…
FF11 
サボテンダー族からラーニング可能な青魔道士の青魔法。魔法系青魔法に分類される。
自身を中心とした範囲内の敵全てに、合計で1000ダメージを与える。
ただし、敵の耐性やダメージカット、レジスト等の影響を受けてしまうため、
きっちり1000ダメージを与えることはまれ。
消費MPも高く、使えない青魔法となってしまった。
詳細はこちら→針千本
FF14 
青魔法。サボテンダー系からラーニングできる。表記は「針千本」
針を飛ばして自分中心円範囲に1000固定の物理ダメージ。ただし、敵の数によって威力は分割される。
詠唱が長いものの、Lv50辺りまでは十分すぎる火力となる。
FFEX 
青魔法の1つ。サボテンダーなどからラーニング可能。本家シリーズでもお馴染み、相手に複数の針を飛ばし固定1000ダメージ(クリティカル時は2000)を与える遠距離攻撃。