幻獣/【シルドラ】

Last-modified: 2023-10-17 (火) 13:19:59

FF5

FF5に登場する海竜(シーサーペントとのこと)。
昔は海の暴れん坊だった。
ファリスとの出会いによって性格が変わり、以来親友として慕うようになり海賊船の動力として活躍する。


トルナ運河カーラボス戦の際、瀕死のカーラボスの道連れにされ、運河の渦の中へ姿を消した。
辛うじて生き延びたものの重傷を負わされた様子で、その後ウォルスの塔から海へ投げ出されたバッツ達を助ける為に現れるも、そのまま力尽きてしまう。
だが第三世界海賊のアジトへ行くと、シルドラの魂が現れ、召喚獣として共に戦ってくれるようになる。

  • シルドラの死のシーンも、海賊のアジトでのシルドラの魂との再会も「離愁」の調べがプレイヤーの涙を誘う。

ファリスがシルドラと仲良くなれたのは、竜騎士の血の賜物と思われる。
NTT出版基礎知識編39Pに「もし海賊一味がいなくなれば、シルドラは元通り稲妻と嵐を起こす凶悪な海竜に戻っているだろう」と書いてあるので、サンダーストームは幻獣になって新しく身につけた力ではなく、生前から撃てた模様。

  • カーラボスとの戦いの時、サンダーストームを使わないのはファリス達の乗った船を巻き込まない為だと思われる。
    船が離れてからサンダーストームで振り切ったのではないか。

召喚獣としてはLv4召喚魔法に属し、風属性の「サンダーストーム」で攻撃する。基本攻撃力165、消費MPは32。
エアナイフウィザードロッドを装備して属性強化すれば攻撃力247となり、攻撃力250のバハムート並の威力になる。

  • 召喚した際のエフェクトや「サンダー~」という攻撃名から誤解されやすいが、雷属性は付いていない。
    また、NTT出版の攻略本には風・水属性と書いてあるが、水属性はなく『風属性のみ』

属性強化すればバハムートとほぼ同じ威力で消費MPは約半分。戦闘なしで覚えられるのも良い。
リバイアサンの方が威力は上だが、あちらは属性強化が面倒。
ザコ戦では基本シルドラ、水属性弱点の敵しかいない場合は強化無しリバイアサンの方が有効である。


特別なこだわりがある場合を除いてウィザードロッドを捨ててまで装備したい武器もあまりないので、ザコを蹴散らす分にはこれ以上ない戦力となる。
ものまね」を使うなら、二人目以降はエアナイフで代用しよう。

  • 複数ターゲットのラスボス戦でも大いに活躍できる。
  • 召喚士でラストバトルを行った場合、エンディングの「演舞」で披露するのもシルドラである。

ウィザードロッドやエアナイフで風属性魔法が強化されるという仕様は、作中での説明が一切無く、普通のプレイヤーはなかなか気付かない隠し仕様のようなものとなっている。
またサンダーストームが風属性のみの攻撃であることも気付きにくいので、大半のプレイヤーは、そこまで高威力を出せる召喚魔法だとは思わないだろう。


身体の一部が銀色なので、シルバードラゴンから取った可能性も。
余談だが、次々作の町・コスモキャニオンには「シルドラ・イン」という宿屋が登場するが、明らかにFF5へのオマージュだろう。


冒険ガイドブックでは召喚獣としての存在を伏せられている。
「全ての召喚獣がそろったぞ! あれ? こんなところに空きがある!
実は最後の召喚獣は三番目の世界のどこかで手に入るんだ。」と召喚獣攻略の最後に語られ、世界中、“序盤で一度行ってしまってもう用がないと思うところ”であってもくまなく探せと念を押され、最後に消費MPが32である事を説明されて終わる。
この情報だけでシルドラを探し当てたプレイヤーは感無量だったのではないだろうか。
もっとも、全く情報なしで何となく海賊のアジトへ行って偶然見つけたプレイヤーも多かろうが。

  • 魔法のランプを使ってたらシルドラっぽいのが出てきたのでアジトに行ってみたらビンゴでした。

シーサーペントとは言うものも、見てくれはどう見ても首長竜。
UMAでは一緒くたにされていることもあるため、一概に間違いではないのかもしれない。


海外版では「She」と呼ばれている。英語では動物のことは性別関係なく[She]で呼ぶことが多いが、飼っていて家族同然の動物の性を無視してsheと呼ぶことはない。
sheと言ったからにはやはりはっきりメスなのだろう。

  • 船を伴侶に、港を母に例えることもある。全幅の信頼をよせ、憩いと癒しの場であるものへの敬意だろうか。
  • オリジナルの日本版にそのような設定は無い。
    あるとすれば英語版に向けて新たに作られた設定だろう。
    英語圏はもともと日本人が想像するよりずっと男女の別が厳格で、三人称はたいていheかsheを使わなければいけない。

イベント時には、水面から顔だけ出して登場する。

FF5(iOS/Android版)

イベント時に顔だけでなく、首筋もチラッと映るようになった。
このお陰で水中に胴体があることが若干わかりやすくなっている。

  • 飛竜はこれまでとほぼ同じグラフィックで解像度が上がった感じだが、シルドラは大幅にグラフィックが変更されている。

(飛竜もだが)鳴き声がもとの音声の雰囲気を残しつつ変更。

  • 死に際の鳴き声(カーラボスに道連れにされそうになった時やウォルスの塔で助けてくれた時等)も変更されている。
    上記でも触れられているようにオリジナルでも非常に悲しい叫びなのだが、個人的にオリジナルよりも悲壮感が増していて鳥肌が立った。
    なかなかの良SE。

FF14

低地ラノシアのシダーウッド沿岸部で釣れるヌシ。なので正確には幻獣ではなくアイテム扱い。
本物ではないがFF5を由来としている。以下はゲーム内のフレーバーテキスト。

超大型のシードラゴン。その名は、友である女海賊のため、海賊船を牽引したとされる伝説の海竜に由来する

紅蓮のリベレーターCE特典のマウントとしても登場。フライングマウントなので水中のほか、空を飛ぶこともできる。
ドラゴン族のように言葉を発することはできないが、友と認めた者とは心で通じ合うという。

DDFF

新たに召喚石として追加。
「サンダーストーム」を使用し、相手が発動している召喚の効果を打ち消す。
リッチシヴァなどの、発動されると厄介な効果に対する特効薬になる。


知られざる物語ではオメガアルテマウェポンを使うイミテーションが多数出現するため、持っていくと何かと重宝する。

  • 効果が一定時間持続するものには効果的。
    逆にその場で一瞬で終わるものやカウンター発動、封印効果の召喚には無意味なので、
    アスラと使い分けるのがよいか。

これとは別に背骨が素材アクセサリとして登場している。えっ、背骨………?

嵐に負けない強い子に育ちました
  • まぁ原作ではシルドラの遺体は海底に沈んだはずなので、白骨化したそれをファリスたちがサルベージしたのかも知れない。
    ……そんな形見を素材として扱うなって? ごもっとも。

PFF・PFFNE

ファリスプレミアムスキル
チャージ速度は低速、知恵メメント対応。
「シルドラ」を召喚し、敵全体に風属性の魔法攻撃を与える(最大2500ダメージ)
同時にターン終了時に自分のアビリティチャージが回復するようになる。効果は6ターン。

FFRK

レア4の召喚魔法アビリティ。
敵全体に2連続の雷属性魔法ダメージを与える。
生成に必要なオーブ(大)は召喚10個、雷6個、風6個。
最初は単発だったが、バランス調整で他の召喚魔法アビリティ共々2連続に変更となった。


ファリスの一部の必殺技でも演出として登場する。この場合は物理攻撃となっている。


☆5魔石ダンジョン風属性(物理有効)のボスとしても登場。
高い攻撃力とやたら速い攻撃速度を誇り、さらに残りHPが40%を切ると突入する第3フェーズでは、初手で防御・魔防・精神をUPさせ、HP99999回復+ヘイストを同時に行うチート技【乾坤一擲】でさらに強化。
即死級の全体攻撃を高速で連発してくる大量殺戮マシーンと化す。
もはやカーラボスに負ける理由がない。
ちなみに魔石実装直前にはレコードダンジョンでシルドラと死別するイベントが配信されたため、ユーザーの中では『シルドラと戦いたくない』『シルドラ倒すのは可哀想』などの声もあがっていたが、蓋をあけてみれば☆5魔石最難関の鬼畜仕様だったため、一瞬にして『シルドラ強すぎ。むかつく!』『シルドラぶっ殺す!』と手のひら反されてしまった。

魔石

FF5の「シルドラ【V】」がレア5の風属性の魔石となっている。
魔石効果は「バストーン」「マジックアップ」。
魔石スキルは「ミールストーム」「エアロガ」「体当たり」、超魔石スキルは「【契】サンダーストーム」。
召喚時にファリスがパーティにいるとちょっぴり攻撃力が上がったりする。

Gシルドラ

ファリスのリミットブレイク・ガーディアン召喚。
ガーディアンアビリティは「Gエアロストーム」「Gテラソニック」。ガーディアン必殺技は「Gサンダーストーム」。
必殺技が付いている装備は「ブレイブスーツ【IX】」。
2022/2/18、「ラビリンスダンジョン(FFV)」装備召喚第1弾で追加された。

メビウスFF

人間と絆を結び、召喚獣に生まれ変わった海竜です。

召喚のみで入手できるレアカードです。

水のシードと土のシードを生み出します。

アビリティは水属性戦士系の「アイスバースト」。
同じアビリティを持つベイビーモス(☆3)のカードとの合成でアビリティレベル上げが可能。

WOFF

ファリスが操るミラージュとして登場。


1回だけバトルになるシーンがあるが、その時は全く勝ち目が無い
イベント等での登場はその後もあるものの、戦闘での登場はこれっきり。再戦の機会は無い。
それどころか、ヘンシンカ等でこちらが手に入れる機会も無い。


バトル上ではサンダーストームを使用してくるが、その技は色違いの亜種のエラスモルス?に受け継がれている。