FF4
一部の敵がイベントで使用する技で、「暗黒回帰」は内部上の技名で実際には表示されない。
効果はゼロムスが使うとエフェクト表示無しでHP全回復、その他の敵が使うと通常の戦闘不能時と同様のエフェクトで自滅するというもの。
FF4にはファイナルアタックのシステムがないため、代わりにHPが一定値以下になるとメッセージを表示した後この技を使い自滅することで、「辞世の句」「断末魔の叫び」を再現している。
ゼロムスが一定ダメージを与えると形態変化するのも、内部上はこの技を使用してHPを全回復すると共に行動パターンを変化させることで実現している。
行動パターンを変化させているが、HPが回復しているだけなので入れ替わりではない。
- ゼロムスは完全暗黒物質なので暗黒回帰によって復活するというわけか。妙に細かい設定である。
ゴルベーザが使用したクリスタルの力は、暗黒に回帰してしまって無効だった。
「暗黒の道を歩んだお前が クリスタルを使おうが 輝きは戻らぬ…
ただ…暗黒に回帰するのみ… 死ねっ!」
正体を現す前のゼロムスは、無敵状態であるが、ダメージを受けるとカウンターでこれを使用する内部処理がある。
ゼロムスの形態変化もその他の敵の擬似ファイナルアタックもカウンターとして処理されるが、SFC版・PS版ではリフレク状態で反射した魔法にはカウンターしないため、リフレクで魔法を反射してダメージを与えることで、「断末魔の叫び」を喋らせずに倒したり、ゼロムスを形態変化させずに倒したりすることが可能。
この方法でゼロムスを倒す場合、HP回復が起きないため、内部データ上のHP分のダメージ(16ビットなので65535以下)で倒すことが可能。
WSC版以降はこの仕様は修正された。
ピクセルリマスター版では目に見えて処理が行われているが、やり方がかなり雑。
FF5
一部の敵が使用する技で、この技を使った敵は「死の宣告」と同じエフェクトで死亡する、という自滅技。
主に石像・石版系・ゴーレム系(幻獣のゴーレムには効かない)の敵に金の針を使うと発動されるほか、アルキュミアは3ターン目の行動が複数回行動となっており、「クルルルル!」を唱えたあとセットで暗黒回帰が発動される。
石版系モンスター
ゴーレム系モンスター
金の針で発動するこの技はいわゆるカウンターなので、行動不能(バーサク含む)状態だと発動しない。
調合「竜の口づけ」や「ライフシールド」により、ボス系耐性や即死耐性を付与しても無関係に自壊させる。
アダマンゴーレムなんかは石ではなく金属で出来ているはずだが、鉱物、すなわち鉱石だから石扱いということか。
そして石像等ならわかるが、何故にアルキュミアも死ぬのだろうか。
- 暗黒回帰という事から暗黒の世界にゲートを開いて帰っていくとも考えられる。アルキュミア等は用が済んだので退散するために使うのではないだろうか。
- アルキュミアの暗黒回帰も自分の意志で発動しているわけではなく、命を犠牲に捧げて蛙の封印を解く儀式を行った結果ということなのかもしれない。
この話はクレセントの女性からも聞くことが出来る。
石のような魔物は「きんのはり」に弱いんですって。
おじいさんが、昔、言ってたわ。
- 同時期に行けるイストリー周辺に出現するストーンゴーレムはこのセリフの試し打ちを想定したものと思われる。名前もわかりやすい。
ボッボッボッボ ヒョッヒョッヒョッヒョ
FF5(iOS/Android版)
スマホ版では暗黒回帰後金の針使用がオートターゲットされるよう修正され、石像狩りがより効率的になった。
またゲーム全般の仕様としてバーサクではカウンターが封じられなくなっている。
SEは死神の笑い部分は既存のものだが、炎がほとばしる部分は滑らかなアニメーションになった都合上、「ズゴゴゴゴ…!」と凄みあるものになった。
FFL
踊り子編にてアシュマダイが使用する最強クラスの防御技。
自らの姿を完全に消し、自分への全ての攻撃を無効化するチート技。
レンジャー編にてフレイに無敵の瘴気を突破され、自分の姿を消せば今度こそ無敵になれるとでも考えたのだろう。
FFRK
公式の攻略サイトの敵のページにあるが使用条件は一切不明。