青魔法・敵の技/【死の宣告】

Last-modified: 2023-10-01 (日) 10:01:11

シリーズ作品のいくつかに登場する青魔法もしくは敵の技
かけた相手の頭上に数字が表示され、この数字が0になった瞬間に即死する。
シリーズ作品の中には、
「倒すのに時間がかかるがほとんどの敵にかけられて、あらゆる手段を用いても解除できない」
ものがあり、なかなか有用である。


逆にいえばこっちがくらった場合は、即死耐性がない限り、
カウント0になる前に敵を全滅させるか逃げるかしか解除方法がない。

  • FF8では即死耐性があっても戦闘不能になるが、魔法やアイテムで解除可能。
  • 一人パーティーの縛りプレイで敵に使われたらもう最悪である。
  • FF6だと即死耐性があってもカウントが出るので焦りがちだが0になっても死なない。

特技/【死の宣告】アビリティ/【しのせんこく】バトル/【死の宣告】魔法/【死の宣告】


FF5

青魔道士が、青魔法としてラーニング可能。
消費MP10で敵単体を死の宣告状態にする。
必中であり、ボス属性でしか防ぐことができない。リフレクも貫通。

  • 必中・リフレク貫通・ボス系耐性で防げるのは予言士の「せんこく」全般にも言えるが、予言士の「せんこく」はそれぞれの属性や耐性によっては防がれてしまう。あくまでも必中であるというだけ。

アンデッドにも有効。つまり味方がボーンメイルを装備していても死亡する。
一人旅などをしている人は第二世界エクスデスで泣くことが多い。


最速ラーニング方法は、第二世界のエクスデス
もし失敗したならピラミッドの宝箱に入っている呪われしものエーテルを使ってMPを回復させ、操ろう
それでも失敗したなら孤島の神殿でエンカウントするのでラーニングしよう。
大海溝に出現する正体不明(骸骨)も頻繁に使ってくる。
アポカリョープスも通常時およびエアロガラーニング中に死の宣告を使用する。


死の宣告で倒したモンスターの経験値は入らないという特徴がある。
デメリットに聞こえるが低レベル攻略でプチチャリオットを倒す(ガルキマセラ放つ)などに使える。

  • 例外として、どくろイーターに「祝福のキッス」を使った上で「死の宣告」を使って倒すと、何故か経験値が入る。
    ギルと併せて5体分貰えるので、どうやら魔法で増殖させた上で倒した扱いになっているらしい。
    これは旧スマホ版とピクセルリマスター版を除くSFC版・PS版・GBA版の全てに共通の現象。
    • ピクセルリマスター版では死の宣告で倒しても普通に経験値が入るようになったためか、祝福のキッスの強制バーサク状態中に死の宣告でどくろイーターを倒しても、単体分の300経験値が入るだけである。iOS版、家庭用版で確認。

低レベル攻略の場合、うっかり接触してしまったアスピスを始末する際にこの特性が役立つこともある。


同時にこの技で倒した敵からは「敵が落とすアイテム」を絶対に落とさなくなるという罠もあるので注意しよう。


「敵単体を死の宣告状態にする」ところまでがこの技の効果であるため、頭の上に数字が出た時点でラーニングの要件は満たしている。
つまりカウントが終わる前に戦闘を終了させてもラーニング可能なので死ぬ必要はなく、一人旅でも問題なく覚えられる。


発動時の数字は、通常だと30、ヘイスト状態だと15、スロウ状態だと60から始まる。
呪いの指輪の場合、カウントは49から開始する。


仕様として、ヘイスト状態にしたならカウント半分、スロウ状態にしたならカウント2倍になる。
初期のカウントが違うのはこのせい。
また、これらの状態にしたときにカウントが変更されるので、

  • 敵にならヘイスト→ディスペルでカウントを速め、
  • 味方にならスロウ→ディスペルでカウントを引き伸ばすことが可能。

実用性はない。

  • ディスペルとスロウのカウント2倍を繰り返してカウントを増やし、3ケタ以上にすると表示がバグる。

クイック中、他者の死の宣告のカウントはストップする。


ラストバトル時のエクスデスがHP30000を切ると使用するが、ネオエクスデス戦に移行しても効果は持続する。
ネオエクスデス左下、雑魚なんかに有効だが、あまり使う人はいない。
そんなことしてる間にオーディンでも召喚しているだろう。


「ふっふっふっふっ ひゃっひゃひゃひゃひゃ」と死神が嗤うSE。
グラフィックは暗黒回帰に似ている。

FF5(GBA版以降)

予言士のアビリティである「せんこく(宣告)」でも使う事が出来る。
特技/【死の宣告】


追加敵のハーデスが使用する。
神竜改みだれうちへのカウンターで使用する。


GBA版でもスロウ/ヘイストでカウントが変化するが、数字の上限が99となっており2桁以上のバグ表示にならなくなった。

FF5(iOS/Android版)

ヘイストやスロウがかかってもカウントが変わることがなくなった。ただしヘイストやスロウの状態に応じてカウントダウンは加速/減速する。


ゲーム全般の仕様としてクイック中クイック使用者以外の時間も進行するようになったため、死の宣告のカウントもストップせず進行する。


スマホ版ではどくろイーターに「祝福のキッス」を使った上で「死の宣告」で倒しても、通常通り経験値は入らない。スマホ版全般の仕様としてバーサクではカウンターが封じられないので、魔法剣スリプル+狙うなどで無力化してから死の宣告を使わないと、青魔法へのカウンターで増殖してしまうため注意。

FF6

ストラゴスおぼえたわざ。ひゃひゃひゃひゃひゃ。
消費MP20で敵単体を死の宣告状態(初めの数字はランダム)にする青魔法
必中だが、即死耐性で防げる。全てのおぼえたわざ(青魔法)共通の特性だが、リフレクを貫通する。


最速ラーニングは封魔壁への洞窟で遭遇したドラゴンゾンビであばれた場合。
敵からの最速ラーニングは魔大陸のネラパ


敵に使った場合、命中したとしてもカウントダウンの数字は表示されない。
命中しなかった(耐性で防がれた)場合には「ミス!!」の表示が出る。
本作ではこんなものをかけてる暇があったら、「石つぶて」でも投げている。
しかもFF6ではアンデッドには無効。デスと同じく完全回復して復活する。


バニシュデスが可能なSFC・PS版でも、バニシュによる耐性剥がしはできない
(以下すべて即死耐性持ち)

  1. 敵に死の宣告
    「ミス!!」の表示が出て無効。
  2. 敵にバニシュ→死の宣告
    エフェクトは表示され、「ミス!!」の表示も出ないが、いつまで経っても倒れない。
  3. 味方に死の宣告(敵にしかターゲットできないため、混乱技を利用)
    「ミス!!」の表示が出て無効。
  4. 味方にバニシュ→死の宣告
    カウントダウンの数字が表示されるが、カウントがゼロになると同時に「ミス!!」の表示が出て無効。
    さらに、同じ戦闘中の二回目以降の命中ではカウントダウンの数字自体が表示されない。
    カウントダウン中に再度バニシュをかけても、「ミス!!」の表示が出て無効となる。透明も解除されない。

FF6(GBA版以降)

追加モンスター勢ではカイザードラゴン(毒属性弱点時)、プレイグ(スケッチ使用時含む)が使用。
アーモデュラハンは通常行動時には使用せず、スケッチか操る時に使える。

FF6(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版で初めて敵に使用した時もカウントが表示されるようになった。


即死耐性のある敵に発動が成功した場合、カウントダウンが表示され0になった時にミス表示となった。
スカルドラゴンやキングベヒーモス(通常)におぼえたわざの死の宣告を使用して確認。従来はこのやり方ではカウントダウン自体が発生せず、すぐにミス表示だった。

  • 従来も死の棘やガンマ線などの物理攻撃扱いの死の宣告や、装備品による死の宣告は「カウントは出るが、即死耐性があると0になっても作動しない」という仕様。

FF7

コマンドマテリア『てきのわざ』をマテリア穴にセットしていると使える。
消費MP10で、敵単体を死の宣告状態にする。属性は無属性。リフレク貫通。
ギ族の亡霊」「ステルシーステップ」「バウンドファット」からラーニングできる。


強力な攻撃手段が豊富な本作では縛りプレイでもない限りそうそう使う機会はないだろう。
敵に使われる場合「には」嫌らしいという典型的な類のもの。
むしろ味方であるティファオーバーソウルマスターフィストの強化目的でもっぱら使われる。
それも呪いの指輪が手に入れば御役御免になるが、それまでは短期決戦ならば使う価値は十分にあるほどに強い。
…が、呪いの指輪はステータス補正が非常に優秀なので、単に死の宣告だけでは上記の武器の真価を発揮したとは言いがたい。
やはり不遇…。

FF9

クイナのアクションアビリティ『青魔法』で使える魔法。
消費MPは12で、敵単体を死の宣告状態にする。基本命中率25%。
アーリマン」「アッシュ」をたべると修得できる。


修得できるのは早くてもイプセンの古城から。
FF9の青魔法の中では修得できるタイミングの発生が一番遅い。


効果がある敵にはマスタードボムブレイズのどちらかが通用することが多い
消費MPや基本命中率を考えると、使いどころはまったく無いと言えるだろう。


エフェクトは、巨大な鏡が出現し、対象のキャラを合わせ鏡状に映した後に死神の姿が現れ、
死神の目が赤く光った瞬間に鏡が割れるというホラーチックな演出である。


FF9では即死系への対策は全くないため、これを多用してくる上に基本命中率がやけに高いダンタリアンがかなり鬱陶しく感じられるだろう。

FF10

キマリのオーバードライブ技『敵の技』で使える技。
動作時間は3で、射程は無限大。敵単体を死の宣告状態(発生率254%)にする。
ゴースト」「ビラン=ロンゾ」「レイス」に竜剣を使うと修得できる。


ボスや訓練場モンスターも含めて、10でこれを無効化出来る敵はほとんどいない。
しかし、それらの敵は大抵200カウント以上も待たなければならないので、実用的とは言い難い。


スフィア盤封印攻略などではこれを利用し、「リレイズ」で耐え続けるという戦術もある。

  • この場合、魔法のリレイズは習得できないので、調合でリレイズ状態にすることになる。

ちなみに、ラスボス兼イベントボスであるエボン=ジュに使用した場合のカウントはたったの3…。


エボン=ドームまで進めると、
同じ効果を持つ命のロウソクザコ敵からホイホイ盗めるため、出番が無くなってしまう。

FF14

青魔法。マスクカーニバル20の制覇で「死の宣告」のブルートーテムがもらえる。
敵単体に死の宣告を付与する。15秒後に即死する。
死の宣告を付与する成功率は低い。

  • 戦術上即死が要求される場面では、より成功率の高いレベル5デスが利用されることが多い。

FFTA2

対象1人を死の宣告状態にする青魔道士の『青魔法』。デスサイズが使ってくる。


消費MPが低く命中率も悪くないので、ダメージ上限系のロウがあるエンゲージや属性吸収で回復する敵を相手にする時には意外と使える。

FFRK

ストラゴスの初期必殺技。