FF4 
そのタイトル通り、ゴルベーザ四天王との戦闘時に流れるBGM。
FFシリーズとしては初となる、1ランク手強いボスのテーマ曲。
今までのボスとは違う敵の手強さを表すかのように、重々しい旋律が奏でていて、ドラムの音がより緊迫感を出している。
現在でも、根強いファンがいる人気の曲である。
初めて聴ける場面は試練の山。
油断していたら醜悪な姿になったスカルミリョーネにバックアタックされるというシチュエーション。
そして初めて聴くBGM。この演出に戦慄したプレイヤーは多いことだろう。
なんだかこの曲を聴くと手強い敵だなって感じがして闘気が湧いてくる。
- ちなみに最後に聴ける場面はラストバトル直前、ゼロムス誕生の瞬間。
四天王は関係ないけど、迫力ある曲と場面はなかなかにマッチしている。
ゴルベーザ戦(ドワーフの城)やラスダンでの武具守護神戦もこのBGM。
- ドワーフの城では黒竜がいる間までは黒い甲冑ゴルベーザだが、一行のピンチという時に救援に駆けつけたリディアの参加と共にこれが流れる。
その展開に熱く目に焼きついたプレイヤーもいるのでは? - 携帯版はラスダンの武具守護神戦のテーマはバトル2に差し替えられた。
海外版での曲名は"The Dreadful Fight"
FF4(GBA版) 
GBA版では、月の遺跡にあるそれぞれの試練のボスにもこの曲が使われている。
- ルナバハムートを除く。
FF4(DS版) 
ゲリュオン戦でも流れる。
「ゴルベーザ四天王との戦い…!
僕には、とてもじゃないけど…。」byギルバート
確かにギルバートは四天王達と一戦もしてなかったりする。
- 四天王が登場する前に退場したからしょうがない。
ちなみにテラを含めたメインキャラで彼だけが四天王との面識が一切ない。- TAの再生四天王戦でギルバートもようやく出会うことが可能。
オーケストラ風のアレンジ。原曲をそのまま進化させたような良アレンジだと思う。
FF4CC 
インタールードの偽リディア戦でも流れる。
FF4(ピクセルリマスター版) 
オーケストラ風のアレンジだったDS版と打って変わりバンド風のアレンジになった。
オリジナルバージョンより曲一周あたり約6秒遅延する程スローテンポに改変される(SFC版・DS版=約1分31秒 ピクセルリマスター版=約1分37秒)。
- オリジナルバージョンとピクセルリマスターバージョンを同時に流すと後者はすぐにズレて置いていかれ、かなりスローテンポに改変されたことがよく分かる。
- たかが6秒違うだけでこんなにスローになってしまうのか…。
- 陸上競技やレースでタイムが6秒遅くなるととんでもない遅れになるのと一緒。
- たかが6秒違うだけでこんなにスローになってしまうのか…。
- DS版でゼロムス戦のBGM『最後の闘い』がオリジナルバージョンより曲一周あたり約5秒遅延する程スローテンポに改変されたが(SFC版=約1分38秒 DS版=約1分43秒 ピクセルリマスター版=約1分40秒)、あれより短い曲にも関わらずそれを超える6秒差。
- まさか今度はこの曲がスローテンポにされるとは思わなかった…。元々別にテンポが速すぎる曲だと思わなかったので。
- 四天王戦の曲とは逆に『最後の闘い』はDS版よりテンポが速くなってSFC版に近く戻ったり、アレンジの方針がブレブレでよく分からない。
- オリジナルバージョンとは別の曲になったと言っても過言ではない。
- SFC版はテンポが良くてかっこ良いのにノロノロとした曲に変わってしまってガッカリ…。聴いててあまり燃えずテンションが上がらない。
- オリジナルバージョンを正統派な感じに進化させたアレンジのDS版が見直された。
- DS版の方がオリジナルバージョンやFFファンを大事にした良アレンジだったと思う。実際批判があまり出なかった。
- DS版はオーケストラっぽいアレンジでかっこ良かったし。DS版のような方向性でアレンジしてほしかった。
- 某巨大掲示板でもスレが立って話題になり(【FF4Pリマスター】『ゴルベーザ四天王とのバトル』がスローテンポに改悪されてて酷い件【植松伸夫】)、色んなまとめサイトにも取り上げられる事態に。
- ファミ通による時田貴司氏へのインタビュー記事(『FF4』30周年&ピクセルリマスター版発売記念インタビュー。時田貴司氏にリマスターや当時の開発秘話、演出に込めた想いを訊く)で楽曲のアレンジに賛否が生じてる点を指摘される。
- 尚、指摘された時田氏は「思い出補正には勝てない」とプレイヤーの思い出補正だけに問題を擦り付けるような発言をする。
曲一周あたり6秒も遅くなった客観的事実があり、決して思い出補正という主観的な問題だけではないのに…。 - 下記のFF14でのアレンジは、原曲のテンポに戻し尚且つ元の曲のフレーズも取り入れるなど思い出補正に訴求する作りで大好評を博しているだけに、益々皮肉な状況になったようにも感じられる。
- 尚、指摘された時田氏は「思い出補正には勝てない」とプレイヤーの思い出補正だけに問題を擦り付けるような発言をする。
- FF4はこれまでも移植・リメイクの度にバグや改悪など様々な問題があったが、ピクセルリマスター版でも問題点が生まれてしまった。
- DS版でロゴを人気キャラのカインからゴルベーザに交代したり、赤い翼を赤き翼に改変したり、カインの有名なネタ台詞の言い回しを微妙に改変してインパクトを減らしたり、FF4は変えなくて良い部分に余計な手を加えて批判される作品の印象があったが今回の件でより強まった。
- 一応フォローするとテンポに関しては植松氏としては若気の至りで早くしすぎていたとの認識があり、抑えるようにアレンジ担当者に要望を出していたということである。(2021/11/17「スクエニの創りかた」より)
FF4TA 
携帯版公式サイトの右上に描かれている月には、ランダムで何人かの登場人物のうちの一人が浮かび上がる。
この際、特定の人物が浮かび上がるとこの曲が流れる。
分かりやすいといえば分かりやすい伏線である。
- ただしいつから公式HPにこのネタをしこんだのだろうか。早々にしこんだら意味が無いし……
詳しい人は追記をお願いします。 - 他のBGMはDS音源だが、このBGMだけSFC音源。
カイン?戦・集結編のルビカンテ~イフリート連戦・集結編の謎の少女戦・
終章前編の再生四天王戦・終章後編のアルテマウェポン戦で流れる。
前作をSFC版でプレイした人には違和感がある。DS版の流用?
- ちなみに再生スカルミリョーネは1戦目でもこの曲。
FF14 
バルバリシア討滅戦、ルビカンテ討滅戦、ゴルベーザ討滅戦にアレンジ版が登場。ルビカンテ戦の編曲は前山田健一氏。
バルバリシア戦は「ゴルベーザ四天王とのバトル ~禁断の
ルビカンテ戦は「Forged in Crimson ~紅蓮の求道者~」。こちらはコーラスアレンジになっている。ちなみに歌詞原案は時田貴司氏。
ゴルベーザ戦は「ヴォイドの救済者」。少しテンポを落としたオーケストラ&コーラスアレンジで、メインテーマとのメドレーになっている。
FF15 
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
DFF・DDFF 
アレンジされて登場。
原曲以上に出だしがド迫力、だと個人的には思う。
- 出だしが迫力あるために、後半盛り上がりにかけている感じがする
- 個人的には出だしはまだ派手にしない方が好みなんですよね。まぁ個人的な話ですから。
DFFAC 
戦闘曲の1つとして登場。
上記のアレンジ版の他、原曲版も選択できる。
どちらもプレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。
- なお、このテーマ曲の主は未だに参戦していない。
TFF 
原曲が収録されており、BMSとしてプレイ可能。
原作同様にゴルベーザ四天王戦で流れる。
- 背景はバブイルの巨人…だと思われる機械質なフロア。
2012年2月16日のファミ通でもスタッフが難しいと語っていた。
スタッフインタビューによると、収録されている曲(DLCを除く)の中では、この曲の究極が最高難度を誇るようだ。
2012年2月23日のファミ通にファミ通編集者による攻略法が掲載された。
- この曲が一番難しかったのか…個人的にはビックブリッジやブレイズエッジのほうが難しく感じたが…
TFFCC 
今作もBMSとして続投。
流石にやりすぎと思ったのか究極の譜面が前作より少し易しくなっている。
キツいことに変わりはないが。特に召喚ゾーン直後のホールドトリガーラッシュ。
- いくつか存在する、出現するモンスターが完全固定の楽曲のひとつ。
四天王とゴルベーザを退けた6体目には高経験値のマジックポットが必ず出現するため、キャラクターの育成に向いている。
(6体撃破で経験値は基本: 3400、熟練: 6200、究極: 10000ほど)
下記の「時忘れの迷宮」の「リヴァイアサン戦」も、2014年7月2日からBMSとして配信されている。
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 
チョコダン時忘れでは「リヴァイアサン戦」としてアレンジされて使用されている。
THE BLACK MAGES II 
THE BLACK MAGES II のTRACK9にアレンジされて収録。
タイトルは「Battle with the Four Fiends (FINAL FANTASY IVゴルベーザ四天王とのバトル)」
- fiend:魔神、悪魔、鬼、悪鬼
(the) Fiend は魔王という意味であり、Friend(友達)と間違えやすいので注意。
フィーンドといえばわかりやすいか。
中盤~後半にかけてのドラム~ギターと続くソロのアレンジ部分がかっこよい。
実際に演奏するにはかなりスキルがないと厳しいが、バンドでやっても盛り上がること間違いなし、だと思う。