地名・地形/【エスタ】

Last-modified: 2021-11-21 (日) 15:37:54

FF8

FF8に登場する国家。ゲーム開始時は鎖国状態。通称「沈黙の国」。
ゲーム中盤、ガルバディアガーデンでの魔女イデアとの戦いの後、
意識不明から回復しないリノアの治療のため、スコールがリノアを背負って、
単身フィッシャーマンズ・ホライズンから線路を徒歩でエスタへ向かう。
(結局仲間たちに追いつかれ、大塩湖からは魔女イデアも同行することになる)
高度な科学力で偽装された入り口を抜けた先で、一行を待っていたのは、
(機動兵器等あるにしても)現代的な世界観から一気に飛躍した大規模な超科学都市だった。
月の涙発生後は敵が出現し、あちこちで大惨事となっているが、その後どうなったかは定かではない。


透明度の高い曲線パーツを多用した高層建築物が整然と立ち並び、さながら未来都市の景観を作り出している。
街路や建物の床は国民服として定着している長衣の裾がまったく汚れないほどの清潔さを保っており、パイプ内を浮遊移動するプレートリフターが交通手段として利用されるなど、高度な科学技術が日常レベルにまで浸透している。
現在、国の内情や領土の位置も不明となっており人の出入りがほとんどなく、外部から進入するための有用な交通手段もない。
空路を除けばホライズンブリッジを徒歩で渡り入国するのが現実的とされる。現在まで続く徹底的な封鎖状態は高い科学技術の漏洩によって世界的混乱を招きかねないというのが公式的見解だが、実際は現大統領の多忙と情報公開の煩雑さが原因と言われている。
(アルティマニアより)


施設が充実しているが、後半は月の涙によってモンスターが出現してしまうので、「エンカウントなし」があると便利。
また、自動販売機にはシークレットショップが含まれており、一定確率で買い物が出来る。
トンベリのアビリティ「ショップ呼び出し」があると1度呼ぶと再利用可能なので、
一度くらいは顔を出しておくこと。
店の中にはプレゼントがもらえるブースがあり、一定確率でロゼッタ石が1個だけもらえる。
一定時期には確実にもらえることがあるので、
バハムートのアビリティとアルティミシア城で手に入る分を含めると、
最低でも3人分の「アビリティ×4」が確保できる。

  • 因みにルナティックパンドラ接近時に、上記のロゼッタ石が貰える店に顔を出すと、100%の確率で貰える。(どちらにせよ1個だけだが)
  • ラストダンジョン突入前に3人分必要であれば、監獄のカードゲームで手に入れる必要がある。
    • 呪いの爪100個を集めて精製もできる。ラグナロク入手後ならこっちのが楽かも。
  • 第一接触ポイントからルナティックパンドラに侵入したい場合、ショッピングモール経由では時間的に厳しいので、イベント前にロゼッタ石を入手しておきたい。

かつては魔女アデルが君臨し、西の大国ガルバディアをもはるかに凌ぐ軍事力を持ち、世界中を相手に戦争(第二次魔女戦争と呼ばれる)を仕掛けていたが、
17年前に第二次魔女戦争の終結を一方的に宣言、以後鎖国に入る。
時を同じくして世界規模で原因不明の電波障害が発生した。
ラグナ編(第二次魔女戦争の時代)では敵として、全身を異星人のような戦闘服でかためたエスタ兵や
ゲスパー、インビンシブルなどの生物のように動く高度な機械兵器が登場する。
日常会話をこなせる程度の機械兵士も存在し、いずれ国民を兵役から解放すると期待されている。


トラビア渓谷以南のエスタ大陸のほぼ全土を国土とし、偽装フィールドで囲っている。
海岸が無いのでバラムガーデン、チョコボでの侵入は不可能。
首都エスタシティには「大統領府」、飛空艇の発着場「エアステーション」、オダイン博士の研究拠点「オダイン魔法研究所」といった施設があり、
シティの外には「エスタ国立魔女記念館」、「ルナティックパンドラ研究所」、そして「ルナゲート」が存在する。
ルナゲートは宇宙にある「ルナサイドベース」への行くための施設。
この国は他国に先駆けて宇宙をも活動範囲にしている。
「ルナサイドベース」は宇宙空間に追放したアデルセメタリー
(魔女アデルを封印した装置で世界規模の電波障害の原因)の監視をしている。
この他に、次回の「月の涙」の降下予測地点「ティアーズポイント」もエスタ国内にある。
 
現大統領は魔女アデルを封印した英雄で、自ら宇宙に赴き、アデルの封印をチェックする等、精力的に活動している。


アデル時代は邪悪な国であったが、大統領が生まれてからは割かし暢気な国風を持つようになる。
特にラグナ編では不気味な兵士であったが現在では割りと気さくな様子。

  • 街の内部のBGMはかなりへんちんくりん。ゼノギアスのソラリスのよう。
  • 現大統領は勉強熱心らしく、いつも大量の本を購入して部下を呆れさせている。

ニーダ曰く「世界の問題児」。
さらにはシュウも「エスタ兵は気味悪い」などと言っている。

  • 実際のところ、外部との接触を遮断したのは魔女支配の終了による共和制移行時のゴタゴタを狙った軍国主義ガルバディアからの侵攻を防ぐ意味合いがあったようだ。しかしそのためにガ国の更なる軍国化と魔女支配の再来を招く結果となってしまった。

全くの余談だが、大統領官邸にある部屋(最初に意識のないリノアを預けた部屋)の入り口の扉の上には、ウィンヒルと思しき風景画が掛けられている。大統領によるものだろう。


座って移動するところがある。

  • エスタ市内での移動手段は徒歩、リフターの3種類が確認できる。
  • 普段はリフター用のパイプの中に徒歩で入ることはできないが、ルナティック・パンドラが市街地を通過するイベント中(ゼル操作時)のみ、パイプの中に徒歩で入って移動することができる。

“なぜ大統領官邸前にセーブポイントを設置しなかったのか”
という疑問を抱いたプレイヤーは多いと思われる。
「ブリザドのドローポイントなんかよりセーブポイント!」
と思わず叫びたくなるような、そんな大規模都市である。


レンタカーもありますよ

街の出入り口付近にいる兵士から聞けるのだが、どこで借りれるのか一切教えてくれない。
街を出るエレベータ横の操作盤に気づかず、エスタを駆けずり回ったのではないだろうか・・・。
初回訪問時にはこの後ルナゲートに行く事になるが、エスタ郊外にあるルナゲートは徒歩で行くとかなり遠く、エスタ大平原にはモルボルが生息しているため、レンタカーを利用した方が良い。ちなみにガルバディアとは異なり、鉄道網は存在しない。


英語表記は「Esthar」。thを「タ行」で発音する珍しい語。