15.5cm三連装砲

Last-modified: 2015-09-01 (火) 17:23:16

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No.005
weapon005-b.png15.5cm三連装砲中口径主砲
装備ステータス
火力+7雷装
爆装対空+4
対潜索敵
命中+1回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
高速戦艦は装備不可
最上?,大淀の初期装備
条約下で保有数に制限のあった重巡を、火力を増強した強力な軽巡で補うために開発されました。
初の三連装砲でしたが、射程・発射速度・運用面全てに高い評価を得ることになりました。
後に有名な「大和」型戦艦の副砲としても採用されています。
対空戦にも効果を発揮する傑作砲です。

ゲームにおいて

  • 重巡最上?の初期装備であり、通称最上砲。2014/08/08のアップデートで実装された大淀も初期装備として持ってくる。
  • かつては入手難度の低い20.3cm連装砲?に性能が数値上で劣り、これをわざわざ装備させる理由がなかった。
    しかし、2014/10/24のアップデートで上方修正され、20.3cm砲系列の単なる下位互換ではなくなった。大淀大歓喜
    • アップデートで「火力+5、対空+3」から「火力+7、対空+4、命中+1」に。
      • これにより「副砲版?の劣化」といわれてきた汚名を雪ぐ機会を得ることとなった。
        砲としては同じ物なのだが、改造により性能が異なって(命中+1と引き換えに対空-1)いる。詳細は当該記事。
    • 20.3cm連装砲と比較すると火力-1、対空+1、命中+1と微々たる違いでしかない。
      少しでも命中をあげておきたい場合ももちろん有効。用途に応じて15.2cm連装砲?や各種副砲と使い分けたい。
    • 最上か大淀が居れば改修工廠?にて改修可能。曜日縛りがあるので興味のある人は要チェック。
      • 改修コストは20.3cm連装砲?以上20.3cm(2号)連装砲?以下。改修資材は2個消費とやや重め。
    • Febri vol.20の田中Pインタビューによると20.3cm連装砲?は「軽巡に積むと100%の力を発揮できない」と回答されている。しかし現在、軽巡に装備した場合の負の効果は確認されていない。
      • 20.3cm砲を軽巡に積んだ場合と重巡に積んだ場合で比較した検証で「重巡は約一割ほど夜戦時命中率が上昇した」という検証結果がある。
        おそらく「軽巡では夜戦補正が受けられない」という意味で「100%の力を発揮できない」とされているのだろう。
      • ただし検証も万能ではなく、マイナス補正が働いている可能性を否定するものではない。
        というのも「(補正は)体感でわからないギリギリのラインで調整している」とFebri vol.19の時点で言われており、発見するのが極めて難しいラインで調整されているため、検証で発見しきれない場合がある。
        実際爆雷・ソナー同時装備時の命中率上昇について検証では発見できず、検証参加者の大勢が「(未実装と明言された缶タービンと同じく)爆雷ソナーのシナジーは未実装」と結論付けていたという事例もある。
  • 2015/5/18アップデートで、【軽巡洋艦主砲】のフィットによる命中率等の補正が強化された。
    • 小ネタにあるように史実において15.5cm三連装砲は軽巡用主砲だが、現在実装されているほとんどの軽巡洋艦(天龍型や夕張?はもちろん、55?00?t級??でも)には過大な砲である。
      実際にこれを搭載して活躍した大淀も含め、この砲がゲーム内の軽巡洋艦主砲に当てはまるのかは要検証である。
    • なお、今回は戦艦主砲のような過重量によるペナルティへの言及はされていない。

小ネタ

  • 元ネタは日本海軍の艦砲「60口径三年式15.5cm3連装砲」。最上型軽巡(←誤記ではない)4隻に搭載された優秀な砲であり、傑作砲と当時から言われていた。
    • ロンドン海軍軍縮条約の締結によって、日本は高雄?型に続く重巡の増備が不可能になってしまった。
      そこで残った軽巡の枠を振り分け、「主砲口径15.5cm(6.1インチ)以下が軽巡だから!」と言われたので制限ギリギリの仕様の最上???を作ったのである。
      • 実はこれ砲塔の規模が20.3cm砲と同等以上だった。(ほぼ同時期の利根?型に搭載されたタイプの20.3cm連装砲?:約177t。コレ:約175t*1
        この砲が重すぎたり、船体の強度や復原力が不足していたので改善するため改装した結果、当初予定していた排水量(8500t)を大幅に超えてしまった(11200t)という。
    • 60口径という長砲身で、砲弾は6インチ級砲としては重量がある。三連装砲ということもあって、時間単位の投射弾量は20.3cm連装砲に匹敵する。無駄に重いわけではなかったのだ。
      • しかし、貫徹力と破壊力で20.3cm砲には及ばず(この辺の差異は例えば酸素魚雷?に撃ち込んだ例がわかりやすいか)、条約明けと同時に最上型は主砲を換装することになる。
      • 換装で取り外された砲塔は、大和型の副砲?および大淀の主砲に転用されている。
    • 上に書いたように、史実では最上型4隻の初期装備であったのだが、艦これでの最上型で初期装備としているのはなぜか最上のみである。

  • 各国の巡洋艦用6インチ級砲の比較
    砲身長砲弾重量発射速度(発/分)射程
    三年式15.5cm砲(日)60口径55.9kg5~627.4km(45°)
    四十一式15cm砲?(日)50口径45.4kg5~621km(45°)
    6インチMark 16(米)47口径59kg8~1027.9km(47.5°)
    6インチMark XXIII(英)50口径50.8kg6~823.3km(45°)
    15cm SK C/25(独)57口径45.5kg6~825.7km(40°)
    152mm Model 1936?(伊)55口径50kg4~525.7km(45°)

  • 妖精さんが握っている部分は、アンテナの支柱である。艦首から艦橋上部にかけて通信用のロープ式アンテナが張ってあった。
    しかし、垂れたり振れたりすると危険なので、このように要所で固定していた。
    • 横棒部分は自由回転するので、砲塔が旋回しても大丈夫なようになっている。

*1 測距儀抜きで180tとも。いずれの説に従っても高雄型以前の形式の20.3cm連装砲塔よりは重量がある。