21号対空電探

Last-modified: 2014-03-03 (月) 11:09:40
No.030
14.3.03 21号対空電探.png21号対空電探大型電探
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+4
対潜索敵+4
命中+2回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
「うずしお」での被害を軽減
初の実用艦載電探です。
対空用ですが、対水上電探としても使用可能です。
13号電探と混載することも可能で、基本的にこの21号は大型艦に搭載されました。

ゲームにおいて

  • これが初電探の提督も多いだろう。略称「21号」 通称「五十鈴電探」
  • 駆逐艦・揚陸艦は装備できないが、それ以外の艦にとっては13号対空電探?の上位互換。
    • 見方を変えれば、大型電探の中では最低性能でしかない。しかし「うずしお」の被害を抑える効果は健在なので、無いよりはずっと良い。
    • ただこの電探の上位互換である14号対空電探は電探の中では一番のレア度を誇るため、対空電探は21号がメインの提督も多いだろう。
  • 開発でも手に入るが、より簡単に確実に手に入る方法は五十鈴?をLv12まで上げて改造することである。そうすれば五十鈴改?がこれを持ってくる。
    • 開発で出そうとした場合、電探レシピにおける電探の出現率の問題も大きいため、思ったより出ないという印象を抱くかも知れない。
  • 対空電探と称されているが、水上艦艇に対する命中率も上がると言われている。
  • 「対空電探は艦隊防空に効く」との運営公式発言あり。「艦砲の対空値」と「電探の対空値」とでは内部処理が違う模様。
    • 提督たちの検証によれば、(46cm三連装砲?を除く)主砲の対空補正は+20%、高角砲は+35%、対空電探は+40%であるとされている。
    • 詳細はココ
      2013/10/26現在、艦隊防空における具体的な効果(高角砲等との同時装備によるシナジー効果など)は不明。
おすすめの組み合わせ方
  • 10cm高角砲(2.45)+10cm高角砲(2.45)+21号電探(1.6) 6.5(防空ボーナス6)
    • 軽巡を防空巡洋艦化する際におすすめの組み合わせ

  • 20.3cm砲(0.6)+12.7cm高角砲(1.4)+12.7cm高角砲(1.4)+21号電探(1.6) 5.0(防空ボーナス5)
    • やや火力が物足りないがバランスが良い重巡向けの組み合わせ。装備の入手も容易である

  • 20.3cm3号砲(0.8)+15.5cm副砲(0.6)+三式弾(3.0)+21号電探(1.6) 6.0(防空ボーナス6)
    • バランス型の重巡向けの組み合わせ。3号砲が要るため敷居は高め

  • 12.7cm高角砲(1.4)+12.7cm高角砲(1.4)+三式弾(3.0)+21号電探(1.6) 7.4(防空ボーナス7)
    • 火力を犠牲になかなかの防空力を発揮できる組み合わせ
    • 8cm高角砲x2があれば防空ボーナス8も可能。阿賀野型を持て余している場合は検討の余地あり

  • 46cm砲(1.25)+46cm砲(1.25)+三式弾(3.0)+21号電探(1.6) 7.1(防空ボーナス7)
    • 対空重視の戦艦定番の組み合わせ。14号電探搭載時に比べ無駄が少ない。
    • 三式弾を外しても+4はあるので、22号電探なりを積んでで命中確保も悪くない

  • 46cm砲(1.25)+46cm砲(1.25)46cm砲(1.25)+21号電探(1.6) 5.35(防空ボーナス5)
    • 戦艦向けの超火力とそこそこの防空力を実現する組み合わせ。カットイン構成なので長門・伊勢型向け
    • とはいえこの構成であれば防空よりも命中を重視した電探を積んだ方が無難だろう。

小ネタ

  • 元ネタは、日本海軍の「二式二号電波探信儀一型」で、略して「21号電探」と呼ばれていた。
    • ちなみに「X号」の番号で何用の電探かがわかる。「二号」の場合は艦載見張用電探である。
  • 史実での性能は、単機の航空機なら70~80km、編隊を組んだ航空機なら100km先まで探知可能で、水上艦艇も20km先まで探知可能。出力5kw。
  • そしてみんなが想像するように、21号電探は艦橋上に搭載されレーダーみたくグルグル回る。いやまぁレーダーなんだけど。
    • 但し、自動で旋回し続けるわけではなく、モーターなどを介して手動で見たい方向に向ける
      こいつの画面は“Aスコープ”方式と言って、レーダー波の強弱がギザギザ線で表示される(オシロスコープみたいな感じ)というものだったので、手動で見たい方向に向けて、その都度ギザギザ線の強弱を読むという迂遠で素人に優しくない方式だった。
    • 前述の読み取り方式だった為、プロ以外が反応を読むことは難しかったそうな。その代わり、プロが読むと単なるギザギザ線から機種や機数まで読み取ったというから、脱帽である。
    • なお、アメリカさんは戦争の途中から“PPIスコープ”方式という、画面内で針が回転して二次元的に状況が把握できる画面(レーダーと言われて想像するアレ)を採用していた。
  • 公試中の武蔵に搭載されたときは従来の倒分像立体視式十五米二重測距儀(日本光学工業=ニコン製)の方が精度が高く、あげくに46cm砲発砲の衝撃で壊れてしまったそうな。
    • 因みにプラモデルになった場合、マストとともに破損パーツの筆頭株…と、思いきやスケールによってはこの網目構造の再現に限界があり、埋まってる場合もある。
      強度が上がるよ!やったね21号ちゃん!
  • 本格的な運用開始は1942年6月頃、つまりミッドウェー海戦の直後である。ミッドウェー海戦のとき、伊勢で試験的に搭載されて有効に働いたために制式採用されるに至った。
    その後最初にこれを載せたのは翔鶴飛鷹?隼鷹?と言われている。
  • 欠点は、非常に重いことである。重量840kgの電子機器を搭載するのって割と大変。まぁトン単位で重いわけではない分マシではあるが…。
    大和艦橋トップの両脇に鎮座しているのが印象深い。巡洋艦以上の大型艦や、駆逐艦としては大柄な秋月型駆逐艦に搭載された。
    • その後、小さくて軽量でなおかつ優秀な性能を持つ13号対空電探?に主力対空電探の座を明け渡した。

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