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No.032 | ||||
---|---|---|---|---|
14号対空電探 | 大型電探 | |||
装備ステータス | ||||
火力 | 雷装 | |||
爆装 | 対空 | +6 | ||
対潜 | 索敵 | +5 | ||
命中 | +4 | 回避 | ||
射程 | ||||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
「うずしお」での被害を軽減 | ||||
高性能な大型対空電探です。 英国のレーダーを参考に開発したため、他の対空電探より高い性能を発揮しました。 空中線が大型のため、基本的に戦艦や正規空母、重巡洋艦などの大型艦への装備が可能です。 |
ゲームにおいて
- 対空電探では最強の電探。だが大型電探のため駆逐艦・揚陸艦には装備不可能。
- 電探の中でもっともレア度が高いためか、32号と同じく開発で出にくい。気長に作っていこう。
- 14年秋イベントでFuMO25 レーダーが実装。こちらもまさかの対空電探であったため、完全下位となってしまった。
- 対空上昇値は驚異の+6。索敵・命中の値も優秀な部類で、対空特化艦には是非とも装備したい。
- 索敵・命中だけなら32号電探(索敵+10,命中+8)の方が上なので、対空が必要かどうかで使い分けよう。
- 全体防空値は2.4と三式弾の3.0より少ないが、これは単体としてみた場合の数値。
- 防空値は全装備の合計(小数点下切り捨て)が使われるので、組み合わせ方次第で三式弾並の全体防空を実現できるはず。
- 三式弾と合わせて装備するのもおすすめ。
3連装副砲は雷巡や総搭載数0の軽巡の連撃装備として、10cm砲架は夕張改等の対空補助装備として活用の道あり。尚、12.7cm連装高角砲等は……
- 10cm高角砲(2.45)+10cm高角砲(2.45)+14号電探(2.4) 7.3(防空ボーナス7)
- 20.3cm3号砲(0.8)+20.3cm3号砲(0.8)+14号電探(2.4) 4.0(防空ボーナス4)
- 艦隊防空が3犠牲になるが、火力は大幅に強化される。夕張改や大淀改ならば4スロ目=自由枠というのが旨み。
三隈砲を持っていない場合、火力-6だが最上の初期装備でも同等のボーナスを得られる。
- 艦隊防空が3犠牲になるが、火力は大幅に強化される。夕張改や大淀改ならば4スロ目=自由枠というのが旨み。
弾着観測射撃可能な艦娘は、副砲から主砲、副砲から偵察機や電探への積替えが顕著となっている。
- 10cm高角砲(2.45)+10cm高角砲(2.45)+水偵/水観 (防空ボーナス5)
- 弾着観測射撃可能な軽巡の場合、原則として14号対空電探等の代わりに水上機を載せることになる。
- 弾着観測射撃可能な軽巡の場合、原則として14号対空電探等の代わりに水上機を載せることになる。
- 10cm高角砲(2.45)+12.7cm連装高角砲後期(1.75)+水観?(0.4)+14号電探(2.4) 7.0(防空ボーナス7)
- 大淀改向けの組合せ。水偵や水上電探を用いる場合は10cm高角×2+水上機+電探で防空ボーナス5以上確定。
- 大淀改向けの組合せ。水偵や水上電探を用いる場合は10cm高角×2+水上機+電探で防空ボーナス5以上確定。
- 20.3cm砲(0.6)+20.3cm砲(0.6)+水観?(0.4)+14号電探(2.4) 4.0(防空ボーナス4)
- 弾着観測射撃実装後、新たに重巡・航巡の定番となった組み合わせ。
- 水観が無く水偵で代用する場合、主砲の片方を3号砲にすれば同じ効果が得られる。
- 主砲を三隈砲×2とし、14号との排他で三式弾を装備した発展系も。
- 20.3cm砲(0.6)+20.3cm砲(0.6)+瑞雲(0.4)+14号電探(2.4) 4.0(防空ボーナス4)
- 航巡向けの水上爆撃機版。瑞雲は六三四空や12型でも結果は同じ。敵空母が居なければ制空権もとれる。
- 試製晴嵐?の場合、3号砲×2で同じ効果。防空ボーナス度外視なら、14号と排他で水上機追加でも良い。
- 46cm砲(1.25)+46cm砲(1.25)+水観?(0.4)+14号電探(2.4) 5.3(防空ボーナス5)
- 弾着観測射撃実装後、新たに戦艦・航戦の定番となった組み合わせ。水偵で代用可。(ボーナスは同じ。)
- 長門等で46cm砲×3とする場合は、水観を優先的に配備したい。尚、伊勢型航戦は瑞雲系で良い。
- 46cm砲(1.25)+46cm砲(1.25)+瑞雲(0.4)+14号電探(2.4) 5.3(防空ボーナス5)
- 対空砲火における対空電探の処理は対空砲火を参照されたし。
小ネタ
- 元ネタは帝國海軍の対空射撃用電探、「仮称四号電波探信儀二型改二」である。少なくとも説明と見た目は。
当然本来は42号対空電探と呼ぶべきものであるのだが…どうしてこうなった。- 四号、とあるので陸上対空射撃用電探である。所謂、レーダー射撃用電探。編隊を組んだ複数機の航空機ならば40km、
単機ならば20km地点で探知できた。出力13kw。
同じ対空電探の13号対空電探?(陸上見張用電探)や21号対空電探(艦上見張用電探)とは用途が違う。 - 名前は41号電探を書き間違えたのではないかとも思えるが、41号が参考にしたのはアメリカ製であり、形状も結構違う。
こっちは重量30トン。編隊機ならば360km、単機ならば250km地点で探知できた。出力100kw。 - また、同じ42号でも初期型と、この改二ではレーダーアンテナの面形状と数が若干違っている。
- 肝心の14号電探、もとい「一号電波探信儀四型」はどうなったかというと…完成前にぶっ壊されてよく分かりません。
図面では全然違う形をしていたらしい、というのは分かっているそうな。
- 四号、とあるので陸上対空射撃用電探である。所謂、レーダー射撃用電探。編隊を組んだ複数機の航空機ならば40km、
- 説明通り英国のレーダーを元に開発したもの。主要なアンテナ構造は13号対空電探と同じ八木・宇田アンテナである。
- なお、資料として手に入れたレーダー関連文書の「Yagi」の意味を帝國軍人が分からなかった、という笑い話がある。
それによると、相手からは自分の国の技術者が開発したのになんで知らないのかと不思議に思われたとされる。*1
当時の海軍では「敵に向けて何かを放ったら感知されてこっちが先に見つかるに決まってるだろ、それより見張り員育成しろよ」*2という有視界索敵主義が主流であったため、
予算の関係もあってレーダーの開発に消極的だったのである。
実際、のちに逆探という技術が生まれたので全くの的外れと言うわけでは無かったのだが・・・ - 誤解されがちだが、何も日本軍全体が電波兵器を軽視していた訳ではない。
『アシカ作戦』(独国による英国上陸作戦)において苛烈な夜間航空戦を繰り広げていた英独両国、そして英国から技術供与を受けていた米国が日本より先んじていたことが太平洋における格差につながったのだ。
- なお、資料として手に入れたレーダー関連文書の「Yagi」の意味を帝國軍人が分からなかった、という笑い話がある。
- 因みに重量は堂々の約5トン。 サイズも&ref(): File not found: "S24-1.jpg" at page "14号対空電探";。
- 一見とてつもなく重く思えるが、現代のレーダーであるSMART-Lとかも6トン以上ある。
レーダーは昔も今も重い。大きく変化したのはサイズである。 - ちなみに数積んでる25mm三連装機銃が1基2.8トン(弾薬も含めると倍以上)ある。
- そんじゃあアメリカはそんなに進んでたのか? っていうとレーダー・ピケットという思想が出てきて駆逐艦にも戦艦並みのレーダー装備をすることになった結果、
それを前提に設計されたギアリング級駆逐艦は2,450トンという当時としてはバカでかい駆逐艦になってしまった。
フレッチャー級の系譜に当たるのだがもはや見る影はない。火力で見れば5インチ砲1門しか増えてないにもかかわらず速度は大幅に低下し34ノットまで落ちた。
それを96隻も作れるアメリカさんなんて豪快! とも思うかもしれないが終戦時で建造を打ち切ってからその後7年間駆逐艦の新造がない。*3
ギアリング級自身もベトナム戦争期までこき使われていたりする。
- そんじゃあアメリカはそんなに進んでたのか? っていうとレーダー・ピケットという思想が出てきて駆逐艦にも戦艦並みのレーダー装備をすることになった結果、
- 一見とてつもなく重く思えるが、現代のレーダーであるSMART-Lとかも6トン以上ある。
- 結局、
32号と同じく実用化が遅れに遅れてしまい、艦載する事が出来ず陸上用になってしまったが、そうする前に終戦になってしまった。