「戻れの信号の事を話してたんだ。これは特に気を付けなきゃ!説明しようか?」
日本版タイトル | パーシーとしんごう |
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英語版タイトル | Percy and the Signal |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年10月15日(英国) ・1988年4月26日(オーストラリア) ・1991年1月24日(日本) ・1991年12月19日(米国) ・1998年4月6日(ドイツ) ・2008年1月17日(ハンガリー) |
対応原作 | ・第11巻『ちびっこ機関車パーシー』 (第1話『パーシーと信号』) |
この話の主役 | パーシー |
シーズン | 第2シーズン |
話数 | 第33話 第7話(シーズン内) |
機関車紹介 | ゴードン、ジェームス、パーシー |
登場キャラクターA | ゴードン、ジェームス、パーシー |
登場キャラクターB | トーマス |
登場キャラクターC | エドワード、ヘンリー |
登場人物A | パーシーの機関士、鉄道制服の監督官 |
登場人物B | トップハム・ハット卿、トップハム・ハット卿の付き人、ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手、パーシーの機関助手 |
登場人物C | 乗客、ティッドマス機関庫の転車台の作業員 |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ナップフォード操車場 ・サドリー城 ・エルスブリッジ駅 ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス貨物駅 ・ティッドマス貨物用機関庫 ・客車庫 ・ファークァー機関庫 |
あらすじ | ・パーシーに騙されたゴードンとジェームスは仕返しにパーシーに戻れの信号の事について話す。 |
メモ | ・パーシー、初めてトップハム・ハット卿に説教される。 ・この話のエドワードは初めて終始笑わなかった*1。 ・六話連続でアフレコしている小林俊夫さん。 ・監督官にタメ口なジェームス。 ・第1シーズン『ヘンリーのせきたん』の使い回し映像が有る。 ・ゴードンがジェームスと信号の事を話すシーンで、ジェームスの顔が取れ掛かっている*2。 ・第1シーズン『トーマスとゴードン』以来仕返しを決行するゴードン。*3 ・ゴードンとヘンリーに続いて、仕返しを決行するジェームス。 ・パーシーが笑われているシーンでナレーターは「大きな機関車達は」と言っているが、実際にパーシーを笑っているのはゴードンとジェームスだけである。 ・『おいかけるバーティー』に続いて、リンゴ・スターが米国版のナレーションを担当しない回。 |
台詞 | ・ナレーター「パーシーは大きな駅の操車場で働いている。」 ・(BGM) ・ナレーター「彼は冗談を言ったりするのが大好きだ。でも、冗談の度が過ぎて、時々問題を起こす事も有る。今朝もパーシーは誰かをからかってみたくて仕方が無かった。」 ・パーシー「急いでゴードン!君の客車を引っ張って来たよ!」 ・ゴードン「何!?もう出発の時間か!?」 ・パーシー「あはははっ!嘘嘘!冗談だよー!」 ・ナレーター「パーシーは汚い貨車を見せながら出て行った。」 ・ゴードン「ふん!!生意気なパーシーめ!今に見てろよ・・・!!」 ・ナレーター「次はジェームスの番だ。」 ・パーシー「ジェームス、今日は機関庫に居るようにって、トップハム・ハット卿が会いに来るらしいよ!」 ・ジェームス「そう?!トップハム・ハット卿はきっとこの優秀な僕に特別列車を牽かせるんだな!」 ・ナレーター「ジェームスは勝手にそう思い込み、機関士達がいくら言っても動こうとしなかった。他の機関車達はブツブツ文句を言った。ジェームスの分まで仕事をしなければならなかったからだ。」 ・(BGM) ・ナレーター「とうとう、監督官がやって来た。」 ・鉄道制服の監督官「ジェームス、仕事をしろ!ここにいては困る。」 ・ジェームス「でも、『ここに居る様に』って、今朝トップハム・ハット卿からの伝言があったんだ!」 ・鉄道制服の監督官「そんな筈は無い!トップハム・ハット卿はここ一週間留守なんだから…。」(最後の台詞) ・ジェームス「ええっ!?何だってぇ!?パーシーの奴、騙したな!パーシーは何処だー!!」 ・ナレーター「パーシーはとっくに何処かへ行ってしまっていた…。その後、トップハム・ハット卿が帰ってきて、ジェームスとパーシーのトラブルを知り、『もう二度とこの様な事の無い様に』と2人に厳しく言い渡した。しかし、次の日もパーシーはそのお喋りを改めなかった。」 ・パーシー「ねえねえ皆!これから僕はトーマスの連絡駅まで貨車を牽いて行くんだ。きっとトップハム・ハット卿が僕を役に立つ機関車だと思って特別に選んでくれたんだよ!」 ・ジェームス「ふん!トップハム・ハット卿はお前が邪魔でどっかにやりたいんだろ?!」 ・ナレーター「ゴードンはジェームスに目配せをした。パーシーを騙すつもりなのだ。」 ・ゴードン「今ぁ、俺達は丁度連絡駅で信号の事話してたんだ。信号には十分気を付けんとな。だが、お前みたいに役に立つ機関車には言う必要無かろう?」 ・ナレーター「パーシーは褒められたと思った。」 ・ジェームス「戻れの信号の事を話してたんだ。これは特に気を付けなきゃ!説明しようか?」 ・パーシー「いやぁ結構だよ。信号の事なら全部知ってるもん!」 ・ナレーター「でも、パーシーは少し心配になった。」 ・パーシー「戻れの信号って一体何だろう…?気にしない気にしない、何とかなるさ。」 ・ナレーター「パーシーは煙をわざと貨車に吹き掛けると、少し気が晴れた。やがて信号の所に来た。」 ・パーシー「やーれやれ、『止まれ』の信号だ…。」 ・ナレーター「信号の腕木が上に上がった。これは『進め』の意味だ。でもパーシーはこんな信号は初めてだった。」 ・パーシー「腕木が下を向いてるのが『進め』、横は『止まれ』、すると上はきっと『戻れ』だ!そうか!『戻れ』の信号ってこれかぁ!」 ・パーシーの機関士「パーシー、行くぞ!」 ・ナレーター「機関士が声を掛けた。」 ・パーシーの機関士「あぁ、待てパーシー!!違う!!戻っちゃいかん!!」 ・パーシー「えぇーっ!?だってこれは、『戻れ』の信号でしょ!?ゴードン達が言ってたもん!!」 ・パーシーの機関士「パーシー、お前は騙されたんだよ!」 ・パーシー「えぇっ!?何だ!ゴードン達に見つからない内に、早く行こうっと!」 ・ナレーター「だが、もう遅かった。ゴードンは何もかも見てしまった…。」 ・(BGM) ・ナレーター「その夜、大きな機関車達は、パーシーと信号の話に大笑いをした。」 ・ゴードン&ジェームス「ではっはっはっはっはっは!!!あーっはっはっはっはっはっは!!」 ・ナレーター「パーシーは、いつものお喋りも無く、機関庫に入って行った…。」 ・(BGM) |
原作との相違点 | ・原作では、トーマスとエドワードは登場せず、ヘンリーとゴードンの怒り顔の挿絵は描かれていない。 |
英国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・パーシーの機関士:塩屋浩三 ・鉄道制服の監督官:小林俊夫 |
シリーズ前回 | トーマスのあたらしいともだち |
シリーズ次回 | ダックしごとをもらう |
原作前回 | スカーロイのかつやく |
原作次回 | パーシーとダック |