「修理!?レッジが言ってたな。『修理に、リサイクルに、再利用だ』。!」
日本語版タイトル | ダックのがっこう |
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英米版タイトル | School of Duck |
脚本 | リー・プレスマン |
放送日 | ・2018年8月6日(イタリア) ・2018年9月17日(英国) ・2018年9月18日(オーストラリア) ・2018年10月14日(カナダ) ・2018年11月11日(メキシコ) ・2018年12月3日(米国) ・2018年12月10日(ドイツ) ・2019年1月5日(ニュージーランド) ・2019年5月12日(日本) |
この話の主役 | ダック、デクスター |
日本話数 | 第524話 第12話(シーズン内) |
英国話数 | 第523話 第11話(シーズン内) |
シーズン | 第22シーズン |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ゴードン、トビー、ダック、エミリー、デイジー、ジュディとジェローム、ハンナ、デクスター、レッジ (振り返りセグメントのみ:アニーとクララベル) |
登場キャラクターB | スリップコーチ |
登場キャラクターC | ジェームス、パーシー、ニア、アニーとクララベル、トレバー、ジャック |
登場キャラクターD | ヘンリエッタ(言及のみ) |
登場キャラクターE | (デクスターの妄想内のみ登場 : テレンス(キャタピラーのみ)、ブッチ(車輪のみ)) |
登場人物A | 子供達、ブロンド髪の男の子 |
登場人物B | ナップフォード駅長、作業員、白と水色のストライプ服の少年、緑色の服の少年、ブロンド髪の女の子、灰色のベストを着た女の子、学生服の女の子 |
登場人物C | ダックの機関士、ジェム・コール、初老の男性、ジンジャー髪の男の子、ウェルスワース屑鉄置き場の作業員、白髪の男性、黄土色の服の女性、先生、青い服の黒人女性、紅色の帽子を被った女性 |
登場人物D | デイジーの整備員(言及のみ) |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ハーウィック駅 ・ハーウィック学校 ・ナップフォード駅 ・ウェルスワース屑鉄置き場 ・ウェルスワース駅 ・デクスターの操車場 ・ソドー整備工場(言及のみ) ・カレン城(言及のみ) ・ナップフォード学校(言及のみ) ・ゴードンの丘(導入のみ) ・ヴィカーズタウン駅(振り返りセグメントのみ) |
あらすじ | ・嵐の影響でハーウィック学校が壊れてしまい、子供達はデイジーに乗ってナップフォード学校へ行かざるを得ない状況に。 ・ダックは、子供達を乗せる事に躊躇するデイジーの代わりになる客車を捜しに出るが、見つかったのは車輪が壊れて走れないデクスターという客車だった。 |
メモ | ・デクスター初登場*1。 ・ダック、第18シーズン『ダックとスリップコーチ』以来の主役回。 ・英米版タイトルはギタリストの主人公が音楽の才能を持つ学校の子供達とバンドを組み、ロックバトル出場を目指すアメリカの映画『School of Rock「スクール・オブ・ロック」』のもじり。 ・ダックが主役、デイジーや今シーズンから準レギュラー化したエドワードとトビーに台詞がある一方、今シーズンから新しくスチーム・チームの仲間入りを果たしたニアに台詞が無く、レベッカは出番が無いことから出演者の面でクラシック・シリーズ的要素が強い。 ・ダック、初めてレッジやハンナと会話する。 ・ダック、エドワードとは第3シーズン『ゴードンとゆうめいなきかんしゃ』、トビーとは第6シーズン『トビーとこひつじ』、ゴードンとは第12シーズン『Gordon Takes a Shortcut』以来、久々に会話する。 ・ダック、エミリーと会話するのは今回で3回目となる。 ・トビー、今シーズンの中で喋るのは今回が初*2。 ・エドワード、初めてスリップコーチを牽引する。 ・ダック、初めてジュディとジェロームを牽引する場面が見られる。 ・ニアに台詞が無い最初の回でもある。 ・なぜか救援客車を連結していないジュディとジェローム。 ・大人の男性に台詞が無いエピソード*3。 ・あの時の教訓を全く学んでいないハンナ。 ・前回に引き続き、ロージー以外のキャラクター並びに人間キャラクターを演じる望月久代さん。 ・三宅健太さんと根本圭子さんは今回2役担当。 ・ジェシカ・ハーン、チャーリー・バーナード、ミア・ホープ・ガイウッド、ホーリー・ハゼルトン、インニス・ロバートソン・ピンネール、デーモン・デントン・スネープがボイスキャストに参加。 ・デイジーは第24シーズン『はつめいかのルースさん』まで、スリップコーチとハンナは現時点でこの話以降、台詞と出番は無い。 ・ジュディとジェローム、この回以降台詞は無い。 |
台詞 | ・トーマス「やあ、みんな。古くなった物や壊れた物は捨てちゃうことが多いよね。だけどね、修理やリサイクルをすれば、また使えるようになるんだ。このお話を見ればわかるよ。さあ、大冒険に出発進行!!」 ・ナレーター「『ダックのがっこう』と言うお話。」 ・トーマス「ふう…早く車庫に入らなきゃ!!よし!急ぐぞ!!ああ、この嵐で大きな被害が出なきゃいいんだけど。」 ・ナレーター「次の日の朝、嵐は収まった。幸いにも、みんな無事だった。でも、ハーウィックの学校が大きな被害を受けて、修理が終わるまで子供達は校舎を使えなくなってしまった。」 ・デイジー「ゆっくりお願いね!押し合わないの!ああ、もううるさくしないで!!」 ・トーマス「ありゃりゃ~。どうしたの、デイジー?」 ・デイジー「はぁ、ハーウィックの学校の生徒達は、今ナップフォードの学校に通ってるのよ。それであたしが、今朝子供達を送ってきたって訳。」 ・ダック「楽しそうな仕事じゃないか。」 ・デイジー「『楽しい』?!!綺麗な座席にはゴミを落とすし!ピカピカの窓をベタベタの手で触るし!!自慢のバネもきっと傷んでしまってるわ。はぁ、午後はあなたが迎えに来てよね、トーマス。あたしは整備士のとこに行くから。」 ・トーマス「え、ちょっと。ねえ、デイジー!僕は支線の仕事で忙しいんだよ!!」 ・ダック「僕がやるよ、トーマス。楽しそうだからね。貨車をスクラップ置き場に運んだら、客車を探しに行くよ。」 ・レッジ「やったあ!まだ使えるものを見つけちゃった!!やあ、ダック!」 ・ダック「どうも、レッジ。古い車のタイヤだけど、そんなに嬉しいの?」 ・レッジ「フフッ。君にはただのタイヤだろうけど、これに鎖を付ければ、子供達が公園で遊べるブランコになるんだぞ。修理、リサイクル、再利用だ。アハッ。これも脚を1本付ければ、新品同様に生まれ変わるぞ!」 ・ダック「もっとお喋りしたいけど、今日はちょっと急いでるんだ。失礼。」 ・レッジ「ああ、そっか。じゃあね~。ブ~ッ!こりゃ駄目だ。でもリサイクルをすれば、素敵な花瓶として使えるぞ。」 ・ダック「さーて、客車はどこにあるかな?良かった。ハンナがいたぞ。丁度暇そうだ。君に特別な仕事があるんだ、ハンナ。学校の子供達を迎えに行こうよ。」 ・ハンナ「イェーイ!やったー!!ねえ、スピードを出せる?子供達は速いのが好きでしょ?」 ・ダック「ねえ、ハンナ。何にでも2つのやり方がある。グレート・ウェスタン流と、駄目駄目流。」 ・ハンナ「早く、ダック!!もっと早く~!お願~い!!」(最後の台詞) ・トビー「ハンナは僕の客車!!ダック!待ってー!!停まってー!!ごめん、ダック。ヘンリエッタが整備工場にいる間、ハンナが必要なんだ。」 ・ダック「ごめんよ、トビー。僕は、他の客車を見つけるとしよう。」 ・ナレーター「でも、簡単には見つからなかった。」 ・ダック「やあ、エドワード。今日の午後、そのスリップコーチを使う予定はある?」 ・エドワード「ああ、ダック、その予定だ、ごめんね。」 ・エミリー「ごめんね、ダック。私達、カレン城で仕事なの。もう行かなきゃ。じゃあね。」 ・ダック「あの、ゴードン。」 ・ゴードン「断る!!」 ・ダック「だよね…。はぁ、どうして必要な時に使える客車が1台も無いんだろう…。」 ・デクスター「もしもし!誰だい?客車を探しているって?」(初台詞) ・ダック「はっ、誰が喋った?」 ・デクスター「こっちだよ、そうこっちだ。客車を探しているなら、僕がここにいるよ。デクスターって言うんだ。」 ・ダック「僕はダックだ。あの、どの位ここにいるんだい?」 ・デクスター「あちこち故障して、何年も前に運ばれてきた。仕事は何?力になるよ。」 ・ダック「うーん、それはどうかなあ。」 ・デクスター「ほら、早くして!出発するからここから出してよ!」 ・ダック「まあ、客車は客車だしな。ぬっ、ぬっ、んー!」 ・デクスター「そうだ、その調子!あともう一息!」 ・ダック「はあ、ごめんよ、デクスター。僕、客車を探していたのは確かだけど、牽いて走れないと駄目なんだ。」 ・デクスター「僕は役に立てるよ。車輪が必要なだけさ。どんなのでもいいから。何でもいいんだ。スピードレース用の車輪だ!ピュー!モンスタートラックの車輪だ!ハッハッ!特殊なキャタピラーだ!どこにだって、行けるぞー!はあ。」 ・ナレーター「ダックはデクスターの事を可哀想に思った。だけど、車輪が動かないから、どうする事も出来なかった。」 ・デイジー「ダック?どこに行くの?今日はあなたが子供達を迎えに行くって聞いていたけど。」 ・ダック「ごめん、デイジー。そうしたいんだけど、使える客車が見つからないんだ。残念だけど、子供達を迎えには行けそうもないな。」 ・デイジー「でも、あたしだって無理なの。それに、学校の修理には、何か月もかかるのよ。」 ・ナレーター「その時、ダックにいい考えが浮かんだ。」 ・ダック「修理!?レッジが言ってたな。修理に、リサイクルに、再利用だ!」 ・デイジー「ねえ、どうしたのダック?」 ・ダック「今まで、ずっと客車を探していたけど、別の解決策が有りそうだぞ。じゃあね、デイジー!」 ・トーマス「子供達を乗せる客車は見つかったかい、ダック。」 ・ダック「実はね、それ以上に良い物を見つけたんだ。」 ・デクスター「あはっ、ダック!」 ・ダック「やあ、デクスター。ジュディとジェロームだよ。」 ・ジュディ「初めまして、デクスター。」(最後の台詞) ・ジェローム「そこから出してあげるからね。」(最後の台詞) ・デクスター「それって、また走れるようになるって事?」 ・ダック「えっと…そうじゃないんだ。だけど絶対に、役に立てるぞ。」 ・デクスター「有難う、ダック。又皆の役に立つ事が出来て、本当に嬉しいよ。」(最後の台詞) ・ダック「いつも言ってるんだ、デクスター。何にでも二つのやり方が…。」 ・ナレーター「車輪を修理して貰う事は出来なかったけど、デクスターは学校の教室として、新たに生まれ変わった。」 振り返りセグメント ・トーマス「まだまだ使える物を遂々捨ててしまう事ってあるよね。レッジは、古くなったスクラップを再利用するのが大好きなんだ。ある時、レッジはスクラップからクリスマスツリーを作った。ダックも上手なリサイクルの方法を思いついた。ハーウィックの学校が嵐の被害を受けたとき、子供たちを迎えに行く客車を探していた。そして、側線に放置されていたデクスターを見つけた。ダックが動かない客車を教室に変えるアイデアを思い付いたおかげで、デクスターはまたみんなの役に立てるようになったんだ。だから皆も、何かを捨てようとした時は、こう考えてみてよね。『レッジならどうするか』って。もしかしたら、修理やリサイクルで再利用が出来るかも知れない。」 ・クララベル「行きましょうトーマス!!」 ・アニー「出発の時間よ!」 ・トーマス「それじゃあまたね!!」 |
英国版CV | ・トーマス/ナレーター:ジョン・ハスラー ・エドワード/ゴードン:キース・ウィッカム ・トビー:ロブ・ラックストロー ・ダック:スティーブ・キンマン ・エミリー/ジュディ/ブロンド髪の男の子:テレサ・ギャラガー ・デイジー:トレイシー・アン・オーベルマン ・アニーとクララベル:テレサ・ギャラガー ・ハンナ:ルーシー・モントゴメリー ・デクスター:マーク・モラガン ・ジェローム/レッジ:ティム・ウィットノール ・子供達:ジェシカ・ハーン、チャーリー・バーナード、ミア・ホープ・ガイウッド、ホーリー・ハゼルトン、インニス・ロバートソン・ピンネール、デーモン・デントン・スネープ |
米国版CV | ・トーマス/ナレーター:ジョセフ・メイ ・エドワード/トビー:ウィリアム・ホープ ・ゴードン:ケリー・シェイル ・ダック:スティーブ・キンマン ・エミリー/ブロンド髪の男の子:ジュール・デ・ヨング ・デイジー:トレイシー・アン・オーベルマン ・ハンナ:ルーシー・モントゴメリー ・アニーとクララベル:テレサ・ギャラガー ・デクスター:マーク・モラガン ・ジュディ:テレサ・ギャラガー ・ジェローム/レッジ:ティム・ウィットノール ・子供達:ジェシカ・ハーン、チャーリー・バーナード、ミア・ホープ・ガイウッド、ホーリー・ハゼルトン、インニス・ロバートソン・ピンネール、デーモン・デントン・スネープ |
日本語版CV | ・トーマス/ナレーター:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ゴードン/レッジ:三宅健太 ・トビー:坪井智浩 ・ダック:鈴木清信 ・エミリー:山崎依里奈 ・デイジー/ハンナ:根本圭子 ・アニーとクララベル:吉岡さくら ・デクスター:酒巻光宏 ・ジュディ:大井麻利衣 ・ジェローム:秋吉徹 ・ブロンド髪の男の子/子供達:望月久代 |
シリーズ前回 | オーストラリアのトーマス |
シリーズ次回 | トラでトラブル |
振り返ったエピソード | 第18シーズン『レッジのクリスマスプレゼント』 |