ダックのがっこう

Last-modified: 2023-04-21 (金) 11:04:42

「修理!?レッジが言ってたな。『修理に、リサイクルに、再利用だ』。!」
ダックのがっこう

日本語版タイトルダックのがっこう
英米版タイトルSchool of Duck
脚本リー・プレスマン
放送日・2018年8月6日(イタリア)
・2018年9月17日(英国)
・2018年9月18日(オーストラリア)
・2018年10月14日(カナダ)
・2018年11月11日(メキシコ)
・2018年12月3日(米国)
・2018年12月10日(ドイツ)
・2019年1月5日(ニュージーランド)
・2019年5月12日(日本)
この話の主役ダックデクスター
日本話数第524話
第12話(シーズン内)
英国話数第523話
第11話(シーズン内)
シーズン第22シーズン
登場キャラクターAトーマスエドワードゴードントビーダックエミリーデイジージュディジェロームハンナデクスターレッジ
(振り返りセグメントのみ:アニークララベル
登場キャラクターBスリップコーチ
登場キャラクターCジェームスパーシーニアアニークララベルトレバージャック
登場キャラクターDヘンリエッタ(言及のみ)
登場キャラクターE(デクスターの妄想内のみ登場 : テレンス(キャタピラーのみ)、ブッチ(車輪のみ))
登場人物A子供達ブロンド髪の男の子
登場人物Bナップフォード駅長作業員白と水色のストライプ服の少年緑色の服の少年ブロンド髪の女の子灰色のベストを着た女の子学生服の女の子
登場人物Cダックの機関士ジェム・コール初老の男性ジンジャー髪の男の子ウェルスワース屑鉄置き場の作業員白髪の男性黄土色の服の女性先生青い服の黒人女性紅色の帽子を被った女性
登場人物Dデイジーの整備員(言及のみ)
登場スポットティッドマス機関庫
ハーウィック駅
ハーウィック学校
ナップフォード駅
ウェルスワース屑鉄置き場
ウェルスワース駅
デクスターの操車場
ソドー整備工場(言及のみ)
カレン城(言及のみ)
ナップフォード学校(言及のみ)
ゴードンの丘(導入のみ)
ヴィカーズタウン駅(振り返りセグメントのみ)
あらすじ・嵐の影響でハーウィック学校が壊れてしまい、子供達デイジーに乗ってナップフォード学校へ行かざるを得ない状況に。
ダックは、子供達を乗せる事に躊躇するデイジーの代わりになる客車を捜しに出るが、見つかったのは車輪が壊れて走れないデクスターという客車だった。
メモデクスター初登場*1
ダック第18シーズンダックとスリップコーチ』以来の主役回。
・英米版タイトルはギタリストの主人公が音楽の才能を持つ学校の子供達とバンドを組み、ロックバトル出場を目指すアメリカの映画『School of Rock「スクール・オブ・ロック」』のもじり。
ダックが主役、デイジー今シーズンから準レギュラー化したエドワードトビーに台詞がある一方、今シーズンから新しくスチーム・チームの仲間入りを果たしたニアに台詞が無く、レベッカは出番が無いことから出演者の面でクラシック・シリーズ的要素が強い。
ダック、初めてレッジハンナと会話する。
ダックエドワードとは第3シーズンゴードンとゆうめいなきかんしゃ』、トビーとは第6シーズントビーとこひつじ』、ゴードンとは第12シーズンGordon Takes a Shortcut』以来、久々に会話する。
ダックエミリーと会話するのは今回で3回となる。
トビー今シーズンの中で喋るのは今回が初*2
エドワード、初めてスリップコーチを牽引する。
ダック、初めてジュディジェロームを牽引する場面が見られる。
ニアに台詞が無い最初の回でもある。
・なぜか救援客車を連結していないジュディジェローム
大人男性に台詞が無いエピソード*3
あの時の教訓を全く学んでいないハンナ
前回に引き続き、ロージー以外のキャラクター並びに人間キャラクターを演じる望月久代さん。
三宅健太さんと根本圭子さんは今回2役担当。
ジェシカ・ハーンチャーリー・バーナードミア・ホープ・ガイウッドホーリー・ハゼルトンインニス・ロバートソン・ピンネールデーモン・デントン・スネープがボイスキャストに参加。
デイジー第24シーズンはつめいかのルースさん』まで、スリップコーチハンナは現時点でこの話以降、台詞と出番は無い。
ジュディジェローム、この回以降台詞は無い。
台詞トーマス「やあ、みんな。古くなった物壊れた物は捨てちゃうことが多いよね。だけどね、修理やリサイクルをすれば、また使えるようになるんだ。このお話を見ればわかるよ。さあ、大冒険に出発進行!!」
ナレーター「『ダックのがっこう』と言うお話。」
トーマス「ふう…早く車庫に入らなきゃ!!よし!急ぐぞ!!ああ、この嵐で大きな被害が出なきゃいいんだけど。」
ナレーター「次の日の朝、嵐は収まった。幸いにも、みんな無事だった。でも、ハーウィックの学校が大きな被害を受けて、修理が終わるまで子供達は校舎を使えなくなってしまった。」
デイジー「ゆっくりお願いね!押し合わないの!ああ、もううるさくしないで!!」
トーマス「ありゃりゃ~。どうしたの、デイジー?」
デイジー「はぁ、ハーウィックの学校生徒達は、今ナップフォードの学校に通ってるのよ。それであたしが、今朝子供達を送ってきたって訳。」
ダック「楽しそうな仕事じゃないか。」
デイジー「『楽しい』?!!綺麗な座席にはゴミを落とすし!ピカピカの窓をベタベタの手で触るし!!自慢のバネもきっと傷んでしまってるわ。はぁ、午後はあなたが迎えに来てよね、トーマス。あたしは整備士のとこに行くから。」
トーマス「え、ちょっと。ねえ、デイジー!僕は支線の仕事で忙しいんだよ!!」
ダック「僕がやるよ、トーマス。楽しそうだからね。貨車スクラップ置き場に運んだら、客車を探しに行くよ。」
レッジ「やったあ!まだ使えるものを見つけちゃった!!やあ、ダック!」
ダック「どうも、レッジ古い車のタイヤだけど、そんなに嬉しいの?」
レッジ「フフッ。君にはただのタイヤだろうけど、これに鎖を付ければ、子供達が公園で遊べるブランコになるんだぞ。修理、リサイクル、再利用だ。アハッ。これも脚を1本付ければ、新品同様に生まれ変わるぞ!」
ダック「もっとお喋りしたいけど、今日はちょっと急いでるんだ。失礼。」
レッジ「ああ、そっか。じゃあね~。ブ~ッ!こりゃ駄目だ。でもリサイクルをすれば、素敵な花瓶として使えるぞ。」
ダック「さーて、客車はどこにあるかな?良かった。ハンナがいたぞ。丁度暇そうだ。君に特別な仕事があるんだ、ハンナ。学校の子供達を迎えに行こうよ。」
ハンナ「イェーイ!やったー!!ねえ、スピードを出せる?子供達は速いのが好きでしょ?」
ダック「ねえ、ハンナ。何にでも2つのやり方がある。グレート・ウェスタン流と、駄目駄目流。」
ハンナ「早く、ダック!!もっと早く~!お願~い!!」(最後の台詞)
トビーハンナは僕の客車!!ダック!待ってー!!停まってー!!ごめん、ダックヘンリエッタ整備工場にいる間、ハンナが必要なんだ。」
ダック「ごめんよ、トビー。僕は、他の客車を見つけるとしよう。」
ナレーター「でも、簡単には見つからなかった。」
ダック「やあ、エドワード。今日の午後、そのスリップコーチを使う予定はある?」
エドワード「ああ、ダック、その予定だ、ごめんね。」
エミリー「ごめんね、ダック。私達、カレン城で仕事なの。もう行かなきゃ。じゃあね。」
ダック「あの、ゴードン。」
ゴードン「断る!!」
ダック「だよね…。はぁ、どうして必要な時に使える客車が1台も無いんだろう…。」
デクスター「もしもし!誰だい?客車を探しているって?」(初台詞)
ダック「はっ、誰が喋った?」
デクスター「こっちだよ、そうこっちだ。客車を探しているなら、僕がここにいるよ。デクスターって言うんだ。」
ダック「僕はダックだ。あの、どの位ここにいるんだい?」
デクスター「あちこち故障して、何年も前に運ばれてきた。仕事は何?力になるよ。」
ダック「うーん、それはどうかなあ。」
デクスター「ほら、早くして!出発するからここから出してよ!」
ダック「まあ、客車は客車だしな。ぬっ、ぬっ、んー!」
デクスター「そうだ、その調子!あともう一息!」
ダック「はあ、ごめんよ、デクスター。僕、客車を探していたのは確かだけど、牽いて走れないと駄目なんだ。」
デクスター「僕は役に立てるよ。車輪が必要なだけさ。どんなのでもいいから。何でもいいんだ。スピードレース用の車輪だ!ピュー!モンスタートラックの車輪だ!ハッハッ!特殊なキャタピラーだ!どこにだって、行けるぞー!はあ。」
ナレーターダックデクスターの事を可哀想に思った。だけど、車輪が動かないから、どうする事も出来なかった。」
デイジーダック?どこに行くの?今日はあなたが子供達を迎えに行くって聞いていたけど。」
ダック「ごめん、デイジー。そうしたいんだけど、使える客車が見つからないんだ。残念だけど、子供達を迎えには行けそうもないな。」
デイジー「でも、あたしだって無理なの。それに、学校の修理には、何か月もかかるのよ。」
ナレーター「その時、ダックにいい考えが浮かんだ。」
ダック「修理!?レッジが言ってたな。修理に、リサイクルに、再利用だ!」
デイジー「ねえ、どうしたのダック?」
ダック「今まで、ずっと客車を探していたけど、別の解決策が有りそうだぞ。じゃあね、デイジー!」
トーマス「子供達を乗せる客車は見つかったかい、ダック。」
ダック「実はね、それ以上に良い物を見つけたんだ。」
デクスター「あはっ、ダック!」
ダック「やあ、デクスタージュディジェロームだよ。」
ジュディ「初めまして、デクスター。」(最後の台詞)
ジェローム「そこから出してあげるからね。」(最後の台詞)
デクスター「それって、また走れるようになるって事?」
ダック「えっと…そうじゃないんだ。だけど絶対に、役に立てるぞ。」
デクスター「有難う、ダック。又皆の役に立つ事が出来て、本当に嬉しいよ。」(最後の台詞)
ダック「いつも言ってるんだ、デクスター。何にでも二つのやり方が…。」
ナレーター「車輪を修理して貰う事は出来なかったけど、デクスターは学校の教室として、新たに生まれ変わった。」

振り返りセグメント
トーマス「まだまだ使える物を遂々捨ててしまう事ってあるよね。レッジは、古くなったスクラップを再利用するのが大好きなんだ。ある時レッジはスクラップからクリスマスツリーを作った。ダックも上手なリサイクルの方法を思いついた。ハーウィックの学校が嵐の被害を受けたとき、子供たちを迎えに行く客車を探していた。そして、側線に放置されていたデクスターを見つけた。ダックが動かない客車を教室に変えるアイデアを思い付いたおかげで、デクスターはまたみんなの役に立てるようになったんだ。だから皆も、何かを捨てようとした時は、こう考えてみてよね。『レッジならどうするか』って。もしかしたら、修理やリサイクルで再利用が出来るかも知れない。」
クララベル「行きましょうトーマス!!」
アニー「出発の時間よ!」
トーマス「それじゃあまたね!!」
英国版CVトーマス/ナレータージョン・ハスラー
エドワード/ゴードンキース・ウィッカム
トビーロブ・ラックストロー
ダックスティーブ・キンマン
エミリー/ジュディ/ブロンド髪の男の子テレサ・ギャラガー
デイジートレイシー・アン・オーベルマン
アニークララベルテレサ・ギャラガー
ハンナルーシー・モントゴメリー
デクスターマーク・モラガン
ジェローム/レッジティム・ウィットノール
子供達ジェシカ・ハーンチャーリー・バーナードミア・ホープ・ガイウッドホーリー・ハゼルトンインニス・ロバートソン・ピンネールデーモン・デントン・スネープ
米国版CVトーマス/ナレータージョセフ・メイ
エドワード/トビーウィリアム・ホープ
ゴードンケリー・シェイル
ダックスティーブ・キンマン
エミリー/ブロンド髪の男の子ジュール・デ・ヨング
デイジートレイシー・アン・オーベルマン
ハンナルーシー・モントゴメリー
アニークララベルテレサ・ギャラガー
デクスターマーク・モラガン
ジュディテレサ・ギャラガー
ジェローム/レッジティム・ウィットノール
子供達ジェシカ・ハーンチャーリー・バーナードミア・ホープ・ガイウッドホーリー・ハゼルトンインニス・ロバートソン・ピンネールデーモン・デントン・スネープ
日本語版CVトーマス/ナレーター比嘉久美子
エドワード佐々木望
ゴードン/レッジ三宅健太
トビー坪井智浩
ダック鈴木清信
エミリー山崎依里奈
デイジー/ハンナ根本圭子
アニークララベル吉岡さくら
デクスター酒巻光宏
ジュディ大井麻利衣
ジェローム秋吉徹
ブロンド髪の男の子/子供達望月久代
シリーズ前回オーストラリアのトーマス
シリーズ次回トラでトラブル
振り返ったエピソード第18シーズンレッジのクリスマスプレゼント

*1 今の所この回のみの登場。
*2 それと同時に準レギュラーになってから初めて喋る事になる。
*3 また、トップハム・ハット卿は今回は登場していない。