「俺は新入りだ...今までに石炭を積んだ事が無いから、どんな物か知らないんだ...だから石炭をつまれたくなかった...とっても怖かったんだ!!」
日本版タイトル | ヘクターってこわい | ||
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英語版タイトル | Hector the Horrid! | ||
脚本 | サイモン・スペンサー | ||
放送日 | ・2007年9月5日(英国) ・2007年9月23日(米国) ・2008年4月3日(ドイツ) ・2009年5月27日(日本) ・2010年5月26日(ハンガリー) ・2011年9月16日(オーストラリア) | ||
日本話数 | 第270話 第8話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第267話 第5話(シーズン内) | ||
この話の主役 | ヘクター | ||
シーズン | 第11シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、ジェームス、ビルとベン、ロージー、貨車達(石炭の貨車)、ヘクター | ||
登場キャラクターB | エドワード、ロッキー | ||
登場キャラクターC | 無し | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、給炭所の責任者 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、給炭所の作業員 | ||
登場人物C | 無し | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ナップフォード操車場 ・給炭所 | ||
あらすじ | ・トーマスは、給炭所で貨車の入れ替えをしていた。その中に、貨車のヘクターがいた。ヘクターは、『怒鳴り屋ヘクター』と呼ばれるほど怖くておっかない奴だった。ヘクターは入れ替えられるのを嫌がって、トーマスに向かって怒鳴った。トーマスは我慢できなくなり…。 | ||
メモ | ・タイトルに「○○って」がつくのは第9シーズン『ゴードンって すごい!』以来となる。 ・公式サイトではエピソードタイトルが『こわいヘクター』と紹介されている。 ・ヘクター、初登場+初台詞*1*2。 ・トーマス、ビルと初めて会話する*3。 ・ロージーを怖がらせたヘクターに体当たりするトーマス。 ・エドワードとロッキーは今回は台詞無し。 ・ビルは日本版では第17シーズン『クレーンきかんしゃハーヴィー』まで、英国版では第17シーズン『パーシーのおまもり』まで台詞無し。 ・ヘクターを脱線させた件でトップハム・ハット卿から責められる事は無かったトーマス。 ・のりスタ放映版では、ビルがトーマスにヘクターの名前を教える前に、ヘクターの名前のテロップが表示された。 | ||
台詞 | ・ナレーター「トーマスは楽しそうに貨車達を入れ替えている。トーマスは他の機関車達より早く強く体当たりする事が出来た。貨車の入れ換えは大好きな仕事の1つだった。或る朝、トップハム・ハット卿から大事な発表があった。」 ・トップハム・ハット卿「今日は特別編成で、石炭の配達をしてもらう。トーマスは給炭所で貨車の入れ換えだ。ジェームスとエドワードは午後にその貨車を運んでくれたまえ。」 ・ナレーター「トーマスはとても嬉しかった。丁度その時、ビルとベンがやって来た。彼等の真ん中で大きくて黒い貨車が体当たりをしていた。」 ・トーマス「君達は何をしているんだい、ビル?」 ・ビル「給炭所にこの貨車を運ぶ所だよ。」 ・トーマス「貨車1台を運ぶのに、どうして機関車が2台も必要なの?」 ・ベン「だって、この貨車、全然言う事聞かないんだもん」 ・ナレーター「ベンが言った。」 ・ビル「名前はヘクターって言うんだよ、僕等は『怒鳴り屋ヘクター』って呼んでる。」 ・ナレーター「ビルが不機嫌そうに言った。そして、彼等はヘクターを連れてゆっくりと走り出した。」 ・ジェームス「随分と面倒臭そうな奴だねぇ…。」 ・トーマス「僕には何て事無いさ!僕ならあの貨車をしっかりと入れ換えれるよ!」 ・ナレーター「その後、トーマスは給炭所へ向かった。そこにはあのヘクターがいた。他の貨車達がくすくす笑う。」 ・貨車A・貨車B「大きい悪い、怒鳴り屋ヘクター、こ~わい♪」 ・ナレーター「トーマスはヘクターに近づく。」 ・ヘクター「近寄るなぁ!!!!!」(初台詞) ・トーマス「ビルとベンが言ってた事は本当だなぁ。本当に怖くてそれに嫌な奴だ。」 ・ナレーター「トーマスはヘクターから離れる事にした。午前中、トーマスは他の貨車達を入れ替え、石炭を積み込んだ。その間、トーマスはずっと、ヘクターに見られてるように気がした。責任者がトーマスに会いに来た。」 ・給炭所の責任者「もっと多くの石炭が必要になんだ。ロージーが君の手伝いに来るから、貨車を入れ替えて、ヘクターに石炭を積み、ジェームスの貨車の後ろに繋げてくれ。」 ・ナレーター「すぐに、ロージーがトーマスの所にやって来た。ロージーはヘクターを見た。」 ・ロージー「あの大きな貨車を入れ替えて石炭を積めばいいのね、トーマス。」 ・トーマス「そうだよ…。だけど、入れ換えられるのが嫌がっているんだ。彼は…」 ・ナレーター「トーマスが言いかけた時、ヘクターが今まで一番大きな声で怒鳴った。」 ・ヘクター「近寄るなぁ~!!!!」 ・ナレーター「ロージーはびっくりして震えだし、その場から一目散に逃げ出してしまった。トーマスは腹を立てた。ヘクターはビルとベンに強く体当たりをし、トーマスを怒鳴りつけ、更にはロージーを怖がらせたのだ。これでは配達の準備が中々終わらない。ヘクターは後ろに下がると、とても怒った。」 ・ヘクター「近寄るなぁ!!!!!!!!!!」 ・トーマス「嫌だね!!君は皆を困らせ仕事を遅らせてる!!酷い奴だ!!」 ・ナレーター「そしてもう一度、強烈な体当たりで、ヘクターを車止めの後ろへと突き飛ばした。ヘクターは脱線した。それを見たトーマスは悪い事をしたと思った。引っ繰り返すつもりは無かった。トーマスはヘクターに近よった。ヘクターは悲しそうに横たわってる。もう怖そうに見えなかった。」 ・トーマス「強く体当たりしちゃってごめんよ、ヘクター。でも、どうして入れ替えられたくないんだい?」 ・ヘクター「だって…怖いんだもん…。」 ・トーマス「どうして?」 ・ヘクター「俺は新入りだ…今までに石炭を積んだ事が無いから、どんな物か知らないんだ…だから石炭を積まれたくなかった…とっても怖かったんだ!!」 ・ナレーター「トーマスはビックリした。すぐにロッキーと作業員達が到着し、ヘクターを線路に戻した。トーマスはヘクターを助けたかった。」 ・トーマス「何か新しい事をする時は時々、心配になるけど…石炭は、怖くなんかないよ。」 ・ナレーター「ヘクターはトーマスが石炭ホッパーに進んで黒くて埃っぽい石炭を積み込むのを見ていた。誇りが収まると、トーマスが笑っているのを見た。」 ・トーマス「ほらねぇ。怖くないだろ!?」 ・ナレーター「胸を張るトーマスを見て、ヘクターはワクワクした。」 ・ヘクター「俺も石炭を積みたくなった!」 ・トーマス「よし!じゃあ急ごう!」 ・ナレーター「トーマスはヘクターを石炭ホッパーの下に連れて行った。ヘクターはすぐに石炭で一杯になる。とても良い気分になった。トーマスは時間通りにヘクターを決められた場所へと入れ替えた。ジェームスとエドワードがその場にやって来た。そこにはすぐ貨車が用意されていた。ジェームスは自分の貨車の後ろにヘクターがいるのを見て、目を丸くした。」 ・ジェームス「やったじゃないか、トーマス!!」 ・ナレーター「貨車はすぐにジェームスとエドワードに繋がれ、彼等はそのまま配達へと出掛けて行った。その後、トーマスが汽笛を鳴らし、声を掛けた。」 ・トーマス「頑張ってね!」 ・ナレーター「でも、それは、ジェームス達への言葉ではなかった。新しい友達、怒鳴らないヘクターへの言葉だった。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ジェームス:江原正士 ・ビルとベン/貨車達(石炭の貨車)A:下屋則子 ・ロージー:望月久代 ・ヘクター:金谷ヒデユキ ・貨車達(石炭の貨車)B/給炭所の責任者:金光宣明 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 | ||
シリーズ前回 (英語) | たいせつなこと | シリーズ前回 (日本) | トーマスとうちゅうせん |
シリーズ次回 (英語) | ゴードンとせんろのしゅうり | シリーズ次回 (日本) | トーマスとしょうせつか |